ポケモンの力を貰った人が異世界から来るそうですよ?   作:ゴロゴロ鼠

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第10話

 

あの後ペルセウスとのギフトゲームは十六夜達が見事に力を合わせて十六夜がルイオスとアルゴールの魔王を倒しギフトゲームは〝ノーネーム”の勝ちに終わった。

 

―――――――――――――――――――

 

「「「「じゃあこれからよろしく、メイドさん」」」」

 

「「え?」」

 

十六夜、飛鳥、耀、大河の言った言葉に石化が解けたレティシア、黒ウサギが反射的に返した

 

「え?じゃないわよ。今回のギフトゲームで活躍したのって私達じゃない?貴方達は本

当にくっ付いてきただけだもの」

 

「うん。私は力いっぱい殴られた挙句石になったし」

 

「ルイオスとアルゴールを倒したのは俺だしな」

 

「そもそも挑戦権を持ってきたのは俺のコミュニティだしな」

 

「ていうわけで所有権は3・3・2・2で3は俺と大河だ」

十六夜が喋っていると

 

「お~い、リーダー」

 

「ししし、びっくりした?」

 

いきなりパルキア(人)とフーパがフ―パのリングで部屋に入ってきた

 

「お前ら、何処から入ってきてんだよ」

 

「まあまあ、いいじゃねぇか、それよりも・・・・」

 

―――――――――――――――――

 

三日後

 

大河達は子供達を含めた〝ノーネーム”と〝ポケットモンスター”のポケモン達と水樹の貯水池付近に集まり、歓迎会をしていた。

 

「それにしても、風見君の所は凄いわね」

 

飛鳥が見る先では子供達がひこうタイプのポケモンの背に乗って飛んでいたり調子に乗り貯水池の水を氷漬けにしたポケモンが怒られたりしている

 

「はい、貯水池を凍らされたのはびっくりしましたけど。子供達と遊んでくれて助かっているのですよ」

 

そう言って黒ウサギがポケモン達が作ってくれた料理を食べていると十六夜が

 

「そういえばこれって何の肉を使っているんだ?」

 

「それはシカ肉を使っています」

 

「こっちは子羊の肉を小さくして入れています」

 

十六夜が聞くと近くに居たオドシシとメリープが答えた

 

「そ、そうか・・・・すまん」

 

「「??」」

 

十六夜が謝ると二匹は不思議そうな顔をして子供達の方へ向かった

 

「・・・」

 

「・・・」

 

「・・・」

 

このあと話を聞いていなかった耀(ポケモン達と話していた)以外の3人は少しの間、気まずそうにしていた。

 

 

――――――――――――――

 

皆が食べ終えたころ空を見たら流星群が空を覆い流星群が終わった頃にはペルセウス座が消滅し、十六夜がペルセウス座があった位置を指さし黒ウサギに、

 

「あそこに、俺達の旗を飾る。・・・・・どうだ?面白そうだろ?」

 

「それは・・・・・とてもロマンが御座います」

 

「だろ?」

 

「はい♪」

 

 


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