ポケモンの力を貰った人が異世界から来るそうですよ?   作:ゴロゴロ鼠

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YES! ウサギが呼びました!
第1話


 

「・・・ん?ここ何処?」

 

気が付いたら薄暗い場所に居た。

 

「あれ?何でこんな場所に?・・・」

 

たしか昨日は・・・あれ?

 

「思い出せない・・・」

 

「すみませんでしたー!!!」

 

「!?」

 

気が付くと後ろに20代くらいの青年が土下座をしていた。

 

「すいません!!あなたはまだ生きられたのに私が間違ってあなたを殺してしまいました!!本当にすいませんでした!」

 

「えっと・・落ち着いてください、あなたは?」

 

「はい、・・・すみません、取り乱して・・・私は神です」

 

え!!神様!?

 

「はい」

 

!!・・心を読んでいるし本当みたいだな

 

「本当に神様みたいだな・・・じゃあちょっと教えてくれ、俺の記憶が無いのは間違って殺したことに関係あるのか?」

 

「はい・・・本来は転生の間という所で説明をして転生して貰うのですが今回は無理やりここに連れてきたので一時的に記憶が無くなっているだけです」

 

成程、そういう理由か・・・お!段々思い出してきたぞ。

 

「理由は分かった、この流れ的に俺は転生出来るみたいだけど・・・1つ聞いていいか?」

 

「どうぞ」

 

「なんで転生の間とかじゃ無くてこんな所でなんだ?」

 

普通は真っ白で何も見えないとかのはず

 

「それは今、転生の間は他の神が使っているからです・・・それと」

 

「それと?」

 

「・・・上の神に間違って殺したなんて知られたら後が怖いからです・・・」

 

「・・・・」

 

「すいません!!それとあなたの行く世界は決まっているんです」

 

「ここは自由に『選べられるんじゃないの?』

 

「そこはさくし・・・ゲフンゲフン、いろいろな都合です」

 

「そ、そうか」

 

なぜか聞いてはいけない気がする

 

「それで、どこの世界なんだ?」

 

「それはですね、『問題児達が異世界から来るそうですよ?』の世界です」

 

「分かった、そこならいいや」

 

テレビでちょっと見た程度だけど面白かったからな。

 

「はい、それと特典が決められますけど何か無いですか?」

 

「じゃあ

1.全てのポケモンになれて全ての技と特性(ON・OFF可能・複数同時に使える)が使える

2.あっちの世界で十分やっていける強さ

これくらいかな」

 

「はい、あと名前は?」

 

「ああ、俺の名前は風見大河(かざみたいが)だ」

 

「わかった・・・よし」

 

そういうと上から手紙がおちてきて宛名を見ると

 

『風見大河殿へ』

 

「はい、それを開ければすぐにいけるよ」

 

「わかった、いろいろありがとう」

 

「どういたしまして・・・ああそうそう、僕からちょっとしたサプライズが有るから楽しみにしていてね」

 

神様がそういったのを聞いて俺は手紙を開けた

 

『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる

 

その才能を試すことを望むならば

 

己の家族と、友人と、財産を、世界の全てを捨て

 

我らの箱庭に来られたし』

 

気が付くと僕は上空にいた

 

「え!?」「ニャァァ!?」「きゃあ!?」「うお!?」

 

おお!丁度、十六夜達も落ちてきたな

 

(・・・っと、今はそんな事を考えてないで)

 

俺は直ぐにラティオスに姿を変えて近くに居た三毛猫と春日部を助けて地面に降ろした・・・

 

ズドオォォォォン・・・・

 

そのままにしてきた2人が池に落ちて大きな音を出した・・・・・

 


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