戦艦棲姫になっちゃったよ。   作:烈華

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今回は内容薄いし短いです。


本土奇襲作戦in時雨ちゃんたちの鎮守府。その12。

時雨ちゃんたちと大広間で寝てから3日たった今日。

憲兵たちがこの鎮守府を視察、もとい悪さをした提督と憲兵を連れていく日だそうだ。

 

港姫さんとほっぽちゃん、レンちゃんに、ヲルカちゃんは大丈夫かな?深海棲艦だからとかいって随伴してる艦娘に攻撃されたりしたらもうヤバいよ私。私自身も危ないけど。...とおもっていたんだけど、

 

憲兵「御協力、ありがとうございます」

戦姫「あれ?え?私たちのこと攻撃しないの?」

憲兵「え?」

戦姫を含む深海棲艦「「「「エ?」」」」

 

あれ?なんで首を傾げるんですか貴方。

私たち敵ですよー?おーい!?

 

「そこは私が説明しよう」

ヲウカ、レオ「「ナニヤツ!?」」

 

そう言って現れたのは白い軍服を着たおじさんだった。

提督ってやつ?

 

憲兵「岡崎提督!」

 

やっぱり提督だった。やっぱ殺られちゃうのかな?私を殺してもいいけど他の人は殺さないでほしい。

 

岡崎T「送られてきた報告書に記載してあったのだ。``姫級の深海棲艦が艦娘ではなく、小峠提督を含む鎮守府在住の艦娘に性的暴力を行った者達を攻撃した''と」

 

岡崎T「私自身も半信半疑だったが来てみるとどうだ。貴女方深海棲艦が艦娘に食事や洗濯、入浴までも手伝っている」

 

嫌なことをやらされて元気のない娘たちに無理なんてさせれないよ。3日連続で50人近くの朝昼晩の食事を作るのは骨が折れたけど、ありがとうって言葉が私自身の心を暖かくするんだよね。

 

岡崎T「まぁ小峠提督やらに関してはやり過ぎだ。足を折るぐらいで静かになるだろう。でも、艦娘たちを救ってくれてありがとう」

 

やっぱりやり過ぎたやん。まぁ仕方ないね。可愛い娘たちをキズものにしたんだから。

 

岡崎T「そこで私、私たちから提案...いや、お願いか。次の提督が見つかるまでここの佐世保鎮守府の提督として活動をしてくれないだろうか」

戦姫「はい?」

 

このおじさんなんつった?

私が提督?深海棲艦の私が?姫級の私が?

 

戦姫「わ、私は何もできませんよ?」

岡崎T「それでも、だ。貴女は艦娘たちに信頼されている。それは異例なことだ」

戦姫「は、はぁ」

岡崎T「それでは頼めるか」

 

うーん。提督になってもいいんだけど艦隊運用だったり食事管理、掃除などの清掃管理もしなくちゃいけないんだよね。提督にならなかったらどうなるんだろうか。考えたくないな。時雨ちゃんたちとも離れたくないし、どうすれば。

 

ヲウカ「姫様、ココハ思イ切ッテ提督ニナリマショウ。ソウスレバ艦娘ニ狙われるコトモナクナルデショウ」

レオ「ソウダゼ姫様。ココハガツント!提督ニナッチャオウゼ?」

 

ヲウカやレオも私に...。でも...本当に大丈夫かな。自信がない。

 

「大丈夫だよ戦姫」

戦姫「時雨ちゃん?」

時雨「戦姫は1人で抱えすぎなんだ。少しは僕達を信用してよ」

戦姫「時雨ちゃんたちの事は信用している!でも...」

時雨「でもは禁止。みんなは戦姫と一緒に居たいと思っている。僕だってそう。離れたくない」

戦姫「時雨ちゃん...」

時雨「僕は戦姫みたいに行動できるわけじゃないけど戦姫を支えることはできる。それだけじゃ、ダメかな?」

 

ダメじゃない。時雨ちゃんたちの事は本当に信頼している。でも考えちゃうんだ。裏切られるかもしれないって。離れていっちゃうって。そんな思いは、絶対にしたくない。

 

時雨「何も深く考えることはないよ。いつものようにご飯食べてみんなで遊んで、一緒に寝る。僕は戦姫といつものように過ごしたいんだ」

戦姫「時雨ちゃん...」

 

ヲウカたちを見てみるとうんうんとうなづいている。

私も時雨ちゃんたちと一緒にご飯食べたいし遊びたい。

 

戦姫「時雨ちゃん。私、最後までできるかな?」

時雨「大丈夫だよ。最後までできる」

戦姫「もしかしたら道を間違えちゃうかもだよ?」

時雨「大丈夫。そのときは僕達が元の道に戻してあげる」

戦姫「ありがとう時雨ちゃん。私、頑張ってみる」

時雨「それでこそ戦姫だよ。一緒に頑張ろう」

 

そう返事した時雨ちゃんは私に抱き着いてきた。時雨ちゃんの温かさが体に染み渡るような、謎の感覚。

 

岡崎T「決まったかな」

戦姫「はい。何もできませんが、頑張ってみます」

岡崎T「そうか。それでは私は鎮守府に戻ろうと思う。長い時間話しているとそこの艦娘たちになにかやられそうだからな」

 

岡崎提督は顎をクイッと動かした先に居たのはここの鎮守府にいた艦娘たち。

 

岡崎T「それでは失礼する」

戦姫「あ、ありがとうございます」

 

そう言った岡崎提督は軍用の車に乗ってどっか行ってしまった。そして

 

艦娘たち「ママ~!!」

戦姫「え?え?え?どうしたのみんな!?」

 

鎮守府にいた艦娘たちが私の周りに集まった

 

時雨「ほら戦姫。みんな戦姫のことを信用しているじゃないか。僕も混ざろっかな」

戦姫「そんなこと言ってる場合じゃないよ時雨ちゃん!大丈夫だからね?ママはどこにも行かないからね?」

ヲウカ「グギギギギ...姫様ァ!ナンテ羨マシイコトヲ!!!私モ混ゼテクダサイ!」

レオ「オ前ハ落チ着ケ」

港姫「あら~楽しそうね♪」

戦姫「ちょっと誰か助けて!ダメだよ皐月ちゃん!私の胸触っちゃ!時雨ちゃんも私のお尻触らないで!」

 

深海棲艦の姫級、戦艦棲姫こと戦姫、佐世保鎮守府の提督になっちゃったよ。

ちょっと心配だけどもう大丈夫。時雨ちゃんたちが私を支えてくれるから。私、張り切って頑張っちゃうよ!

 

 

 

 

 




ども、烈華草です。

最近昼寝をするのが多くなりました。部活で絶賛疲れています。楽しいけど。
これで本土奇襲作戦in時雨ちゃんたちの鎮守府は終わりです。
次回は深海提督様とのコラボを書かせていただきます。

Twitterやってます

@rekkaso0126か烈華草と打つと出てくると思います。

評価、コメント、誤字報告はどしどしどうぞ。
投稿は普通に遅いですが次回もお楽しみに!

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