今回は早く投稿してやりましたぜ!
「姫様サッキブリデス」
「スマネェ姫様。アンマ残ンナクテヨ」
「大丈夫大丈夫!島風ちゃんを救えたんでしょ?」
「マァナ。ソレト俺ト島風チャンガ両想イダッタンダ!ヨッシャイ!!!」
「それは...良かったわね」
「リア充メ...末永ク爆発シロクダサイ」
だよね。末永く爆発しろくださいだよね。分かるよヲウカ...!
まぁこれで晴れてレオと島風ちゃんは恋人同士になったわけです。誰か無糖のコーヒーぷりーず。
んなことは置いといてと。
「さっそく気絶させて縛り付けた後に放置した提督じゃない生物がいる防音室もどきのところに行きましょう」
「ヒデェ言ワレヨウダナ!」
「当タリ前ジャナイデスカ。
「ソレモソウダナ...」
ヲウカもレオも相当キてるようです。私もキてます。
多分というか殆どの確率で提督もどきは起きている筈。自白剤を射って自分がした行いを正直に吐いてくれるといいんだけどね。それでも吐かなかったら爪剥がしオンリー。これでいきましょう。
「時雨ちゃんたちの為にも鬼にでもならなきゃ」
「姫様ナニイッテンスカ?姫様ハモトカラ鬼ジャナイデスカ。ホラ、角生エテルデショ?」
「オイオ前ナニイッテンダ殺サレルゾオイ」
「後でヲウカはコブラツイストの刑に処します」
「マジデスカ?ヤッタァ♪」
「ヲウカってこんな性格だったっけ?」
「俺ハコンナヤツ知リマセン、ハイ」
いや本当にこんな性格だったっけ?最初の頃は山城を殺すか殺さないかって聞いてきたけど今になっては...はぁ。
だけど緊張が解けたみたい。さて、最後の仕事をしますか!終ったら時雨ちゃんに褒めてもらうんだ!...あれこれってフラグじゃなかったけ...?まぁいいや。
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「ここが提督もどきを縛り付けた部屋よ」
「アラマァ」
「イイ部屋ジャネェカ」
レオも分かってくれてるじゃない。私マジいいセンス持ってるわ。何言ってるんだコイツって思ったそこの貴方。後でお話があります。提督室に来てください。
「分カリマシター!!!ハァハァ...」
なんでこんな変態な部下持ってるんだろう。
そもそもこの人たち港姫さんの部下さんじゃないですか。付いてきてくれるって言うのは嬉しいけどね。
「それじゃ入るわよ」
「ハイ♪」
「オウ」
そう言って部屋の中を確認すると予想通り目を覚ましていた。
私たちのことを睨みつけているけどあんまりというか全然怖くない。うん。
「よいしょっと」
私は近くにあった机をクソ野郎の近くに置き、録音機、もとい妖精さん特製高性能ボイスレコーダーを起動した。
このボイスレコーダーは水に濡れても録音可能で、普通の銃で撃っても壊れないという正に化け物な耐久性を誇っていると妖精さんが言ってた。
「それじゃ、私たちが来る前までの間にあったこと、洗いざらい吐いてもらうわよ」
どっちも長い間拘束される
だけどやるときにやらなきゃ女じゃないよね。
「まず始めに。ここに居た艦娘に何をした?」
「テメェ等なんぞに口聞いてたまるかってんだよ!」
「そう。なら仕方ないわね。ヲウカ」
「ハイ姫様」
そう返事して持ってきたものはペンチ。
それでクソ野郎の手の指の爪を挟み、
「や、やめろ...!それは、それはぁ!」
「ヤメロト言ッテヤメル生物ハコノ世ニ存在シマセン」
「ギィイ!」
「マズ一枚デスネ。吐イテオケバイイモノヲ」
剥がした。爪を剥がされた指から赤い液体がポタポタと音を立てながら床に落ちた。
「さぁ吐きなさい!あんたは、ここに居た、艦娘に何をした?」
「ハァ...ハァ...」
「だんまり、ねぇ。ヲウカ、もう一枚やってもいいわよ」
「次俺ヤリテェ!ヤラシテクレヨ姫様!」
「間違ッテ殺サナイデ下サイヨ。私モヤリタインデスカラ」
「私もやってみたい!」
悲報か朗報か分からない報告。
みんなサイコ。なんか嬉しくない。
深海棲艦だから故にこんなのが多いのでしょう。きっとそう。そう願いたい。うん、ハイ。
次はレオに任せましょう。
「ンジャコノ指デイッカ」
「やめてくれ!話す、洗いざらい吐くから爪だけはやめてくれぇ!」
「ソウカ。ナラ...」
「ヒギィ!...やめてくれるんじゃなかったのかよ...!」
「剥ガサナイトハ言ッテイナイゼ、ボケナス」
流石レオ。考えがゲスい。
爪を剥がされた指は...右手の人差し指と中指ね。次は薬指いきましょう。
「コノ爪クッサ!!!マジデ臭ェンダケド!嗅イデミロヨヲウカ!姫様!」
「マジデスカ。...オェエエ!クッサ!マジクッサ!ゲロクッサ!」
「おええええ!マジで臭いわこれ!ちゃんと体洗ってるのかしら!人間と思えない臭さだわ!人類の大発見!」
「「「ハッハッハッハ!!!」」」
「笑わないでくれよ...!自分も気にしてたんだからなぁ...!」
あらあら泣いちゃったよ。クソ野郎自身も気にしていたとかマジウケるんティウス。
今度からこいつのこと爪臭さ郎って呼ぼ。心の中で。
んまぁそんなことは置いといてと。
「さぁ吐いてちょうだい。さぁさぁさぁ!」
「...俺はここに着任したときから、兵器...艦娘に手を出した...」
「ふむふむ。具体的には?」
「...ぶん殴ったり、補給も修復もせずに、出撃させたり...ヤったり、物好きな他の提督に高値で売ったりしていた...」
「ヘェ〜相当クソ野郎ダッタンダナ!テメェハ!!!」
爪臭さ郎が言った言葉に対しレオブチ切れて、
「ギャアアアア!!おでの!俺の指がぁ!」
指を引きちぎった。2本引きちぎった。エグいっすわこの娘。
「それじゃ、引き続き尋問でもしますか」
早く終わらせて時雨ちゃんに甘えたいです。はいもう愛でてもらうように。
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「このぐらいが限界かしらね」
「ア〜スッキリシマシタネ〜」
「思ッタ以上ニスッキリシタワ!マジデアリガトナ姫様」
「最後らへん全部貴女たちがやったじゃない...」
大体のことを吐き出してくれたわ。
まず爪臭さ郎の名前は小峠 正義って言うらしい。どこが正義よ、全然なってないじゃない。
着任するまではただのDQNで親を脅して提督になったとか。こいつの父親が海軍の中将ならしい。お父さんもっちし頑張ろうよ...。
今の今まで稼いだお金は酒、3星以上のレストラン、高級ソープ、パチスロで使っていたらしい。でも少しは貯める習慣ってのがあった様。
大本営から送られた資材は同じクソが運営している鎮守府に売りさばいたり、大型建造で爆死したりしているらしい。今まで成功しなかったそう。その度に艦娘を殴ったり犯したり。クズ野郎め。ぶっ殺してやろうかと思ったわ。
艦娘には暴力を振ったり、売ろうとしたり、補給修復もせずに出撃させたり、ご飯を与えない、寝る場所を与えない、衣服を与えない等としていた。これは見ても分かったわ。売られてたりしたことは高橋さんに聞いたけど。
戦果などは全部でまかせで、大破無し全敵轟沈と書いて大本営に送っていたとほざいていたがどこが大破無しだボケ。大破どころか沈んだ娘たちだっているのよ!私が保護しなければ沈んでいた娘だっていた。どこまでいってもこいつらはクソだ。クズだ。ゴミだ。
あとはこのことを録音したボイスレコーダーとでまかせの書類と時雨ちゃんが撮った写真を大本営に送りつければ、この鎮守府の艦娘たちは救われるであろう。
それで私たち深海棲艦は敵と認識されて連合艦隊で潰されるだろうけど、別にそれはそれで良いかな。救えるんだもの。
「おでを...おでをころじでぐれぇ...!」
そう発したのは全部の爪を剥がされ、引きちぎられた指を地面に落とし、歯を引っこ抜かれ、熱湯を掛けられたクソ野郎の人間。
「あんたは殺さないわ。今までに沈んだ艦娘の気持ちを、苦しみを、悲しみを、怒りを、受け取りなさい。それじゃ、ヲウカ、レオ。時雨ちゃんたちのもとへ行くわよ」
「ソウダナ!島風チャンノ手当モシナクチャイケナイカラナ!」
「私ハ
「はいはい。行ってきなさいな」
「ッシャイクゼェェエエエ!」
「幼女ガ!コノ!私ヲ呼ンデイルッ!」
みんな能天気で良いわね。私もゆっくり時雨ちゃんの、時雨ちゃんたちのもとへ向かいましょうかね。
ども烈華草です。
爪剥がされるってどんな気持ちなのでしょうか。
僕には理解ができないっす。
次回に本土奇襲作戦以下略を終わらせたいなと思っています。
深海提督様とコラボをするので早く投稿しなくては...。
まぁ頑張ります。ハイ。
Twitter始めました。
@rekkaso0126
と打てば出てくると思います。
評価、コメント、誤字報告、できたらコラボしてくれると嬉しいです。
(コラボしたいって言ってるのはいいものの他の皆様の作品を上手く書けれるかが心配です。あ、これ書けないパターンのやつや...)
次回もお楽しみに!