現代魔法かつて存在したとされる、魔法を科学的に解析しより使いやすくした物である。
この現代魔法が産れた理由だが、魔法事態は十六世紀に起きた魔女裁判で絶えたとされていたがそれは、あくまでも表向きの話で、世界の裏舞台へと隠れただけであった。
しかし、そんな魔法師達が再び表舞台に出なくってならぬ事態が発生した。
二十世紀中期に大規模な寒冷化が起きた。その結果日本を始先進国では、室内栽培で難を逃れたが、先進途上国では深刻な食料難が起きて食料の奪い合いが起きそれが悪化しとうとう第三次世界大戦が勃発したしまった。
しかし、第三次世界大戦は二十年で終結した。二十年で終結した理由は魔法師達の戦争介入による所が大きい、なぜ、四世紀にわたり裏舞台に潜んでいた彼らが表舞台に出てきたのかと言うと、核兵器が使用されそうになったからである、
魔法師達は核兵器の使用で起きる環境汚染を止める為に、世界魔導師協会を設立し世界戦争に介入した。
第三次世界大戦が終結後各国では、魔法の軍事的利用価値に気づき魔法の研究機関を設立や若き魔法師達の育成を始めた。
そして、日本でも魔法研究が行われ二十八人の優秀な魔法師が完成した。
その内の一人国から四葉の苗字を得た魔法師の家族の一人四葉真夜
この物語は後に四葉家当主をなる四葉真夜が少女であった時に降りかかった悪夢のその後の話である
気が付くと私は明りの乏しい部屋の真ん中で椅子に縛り付けられていた。
周りを見回すと中華風の服を着た男と見るからに、路地裏に居そうな薄汚れた服を着た男が数名私の事を見ていた。
(ああ、またこの夢なのね)
中華風の服を着た男が汚い男に何か指示を出て、男達が私を取り囲んだ
(止めて!お願い早く目を覚まして!)
私を取り囲んだ男達の一人が私の服の胸元に手を伸ばして来た。
(いや!もういや!誰か助けて!姉さん助けて!)
「いやー!」
私は眠っていたベッドから飛び起きた。
「はぁ、はぁ、はぁ、」
体中が寝汗でびっしょりで気持ち悪いわね
「真夜様」
声のした方を見ると私専属のメイドが水の入ったコップを私に差し出してきた。
「どうぞ」
私は差し出たコップを受け取って中身の水を飲んだ
「今汗を飛ばします。」
メイドはそう言うとCADを操作して、私の寝汗を吹き飛ばした。
私はメイドに何も言わず再びベッドで眠りに入った。
「お休みなさいませ、真夜様」
視点変更「四葉深夜」
「真夜の容体は?」
私は真夜の部屋から出てきたメイドに問いかけた。
「深夜様、お水お飲みなられましたが」
そう言うとメイドは首を横に振った。
「そう、引き続き真夜の看病を続けなさい」
私はメイドにそう言い自室に戻る事にした。背後から「かしこまりました。」とメイドの声が聞こえた。
視点変更「四葉真夜」
「はぁー、私はいったい何をやっているのよ」
私はつい今しがた姉に酷い事を言ってしまった。
「姉さんは何も悪くないそれどころか、私をあの悪夢から解放してくれた、なのに姉さんに八つ当たりなんかして」
私は屋敷の敷地内をあても無く歩いていた、気づくと応接室の前を歩いていた。
『それでは、これで正式に婚約を解消といたしましょう』
応接室の中から父に代わり新たなに四葉家当主になった叔父の声が聞こえた。
応接室の扉が開くと中から私の婚約者の七草弘一が出てきた。
「弘一!」
あの事件以降会えなかった彼の名前を私は叫んだ
私の声に気づいた弘一はバツが悪そうな顔をしていた。
私は今森の中を一人彷徨っている、どうしてこうなったのか?
「あら、こんな所にお客さんがいるわね?」
声の方を見ると中華風の服を着た女性が従者らしき女性と少女を連れて私の前に立っていた。
「あなた何者」
私は女性に問いかけた。
「うふふ、私は八雲紫、妖怪よ」
これが、私四葉真夜と妖怪の賢者八雲紫との出会いだった。
しかし、この時私達は知る由もなったこの出会いがこの後三十年以上続く腐れ縁になる事を
この話はここで終わります。
今後、魔法科高校×SAOと東方×SAOの話を考えています。
予定は未定ですがね