ひょんなことから転生しました   作:雷蛇1942

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ファーストミッション:前編

 

あの身体測定以来特に何もなく数ヶ月が過ぎていった

普通科の授業を受けその後自分の所属する強襲科で訓練を行い寮に帰る

転生前とほぼ変わらない、実単射撃をすること以外はだが

 

しかし世間ではどうもそうではないらしい

武偵殺しがバスジャックを起こすわ

空き地島に遠山キンジが旅客機を緊急着陸させるし

橋の上で夾竹桃とかいう奴がガトリングガンを撃ちまくったり

さらにその姉だという水蜜桃がパワードスーツで暴れたりしたらしい

らしいというのは世間ではタンクローリーの爆発事故という風に処理されているからだ

これだけのことがここ数ヶ月間の間に起きていればそりゃ世間も騒ぐだろうな

 

で、今俺が何をしようとしてるかというとそろそろ何かしら依頼を受けないと生活が危ういからだ

 

「依頼って言ってもな、高額報酬の依頼なんて・・・あった」

 

あった、報酬50万の依頼が

これだけの高額になればおそらく厄介事なのだろうが

依頼の詳細を確認する

 

「えーと、今週水曜に寄港するタンカーの積荷の護衛か・・・」

 

タンカーと聞くとどこぞの海兵隊が開発したRAYを思い出してしまう

積荷の護衛とは言うが詳細がどこにも書かれていないことが余計に不安を掻き立てる

 

「強襲科、探偵科、狙撃科から募集・・・とりあえず受けてみるか」

 

しかしまあ見事に誰も依頼を受けてないことから考えるにめんどくさいんだろうな

依頼書を持ち依頼主へ連絡を入れる

 

依頼主も依頼を入れるよう頼まれただけで詳しいことは知らないと言う

ますます怪しくなってきた

とりあえず護衛はメタくギアRAYで行うことにする

タンカーで何かあってもすぐ行動できるからな

 

 

東京湾

 

午後23:50からRAYでタンカー付近を潜行する

現状の速度を維持していれば明日朝05:00までには港に着くと思われる

水中で対潜、対空、対水上レーダーに目を光らせていると

対水上レーダーに反応があった、タンカーから小型のボートが下ろされたのだろうか

ゆっくりとだがタンカーから離れていく

 

「・・・タンカーには基本的に小型ボートは積載されていないはず、確認してみるか」

 

RAYの潜行する深度を潜水艦で言うところの潜望鏡深度まで浮上させる

 

「見たところタンカーの乗組員のようだが、妙だな・・・」

 

乗組員が途中で船を下りるなんて聞いたことがない

念のため空中に待機させていたキッドナッパーを追跡させその映像を確認する

 

「・・・女?」

 

銀髪の女だ、しかも傍らには剣のようなものまで置いてある

かなり不審だ、追跡にあと2機キッドナッパーを追加しておく

この依頼が終わり次第調べる他ない

 

同日、午後 SSR教員室

 

「その護衛!私たちが引き受けるわ!」

 

ダクトから上半人を出したアリアが星伽白雪の護衛に名乗りを上げる

その様子をダクトの中から嫌そうな目で見る遠山キンジを白雪が見つけるなり

 

「護衛は泥棒ねk、アリア達に任せます。でもキンちゃんも24時間体制で一緒に護衛してくれることが条件です!」

 

誰であろうと白雪を拉致させたりしない、そう心に誓いながら白雪の条件を飲む

ただ、何事もなければいいのだがな




響「さあ始まりました作者の自己満足あとがきコーナー」
作者「やめてくれるかな?そういうこと言うの」
響「事実だし」
作者「そうだけどね」
響「で?いつの間に俺メタルギア使えるようになってたん?」
作者「時系列で言えばキンジが空き地島に旅客機を着陸させたあたりに太平洋沖で」
響「うわぁ・・・助けてやれよ」
作者「描写を考えるのがめんどくsゲフンゲフン、そこらへんは原作重視にしたかったからさ」
響「よし、そこ立て根性叩き直してやる」
作者「やれるもんならやってみろ!返り討ちにしてやる!」
響「言ったな!やってやろうじゃねぇかこの野郎!」
作者「おう言ったよ!・・・あ、ちょっと待って!能力使って自分の攻撃力上げるのやめて!」
響「氏ねやぁぁ!!」
作者「イヤアァァァ!!」

あ、題名はアリアから引っ張ってきました

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