アーカムで思いを叫ぶ者   作:近藤山人

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この小説アーカムが舞台になっている話が一つしかないですね。そして、殆ど本職の描写のない主人公。どうしましょ。


The country rising sun
変化


192X年 X月 X日

〜ベックマン邸〜

「どういうことですか父さん!明日からM&Eに勤めてもらうって。」

「どういうことも何も週末からM&E者に勤めてもらう。」

「困りますよ、私には講演会や勉強会ががかなりありますし、執筆活動もあります。それをどうしようというんですか。」

「その話ならば問題ない。M&E社は私の会社の子会社で、我が家が最大株主だ。それにそう言ったことを抜きにしても経営者のヨハンは私に顔が上がらない。講演会の予定があるときは有休をくれるだろう。それに執筆活動の話ならば今書いてる小説などはひと段落ついているだろう。」

「そうですか。しかし何故会社員になれと?」

「社会勉強のためだ。お前は確かにそれなりの名門大学を卒業しているし、かなりの収入が有る。しかし誰かに雇われる仕事言うなら会社員や事務員などといった仕事に就いたことはない。まあ一言で言えば社会勉強のためだ。」

「いや、まあ確かにそうですが。」

「心配ない最初は新人研修が有る。それにお前の能力なら大抵の仕事はすぐに飲み込めるだろう。これには、そのことに関して事前に知っておくべき事書いてあるから目を通しておけ。ではお休み。」 バタン

そう言うと青年の父ヴィルヘルムは部屋を出て行った。

 

(、、仕方がない資料生を通しておくか。、、、ふーん駐車場があるのかこれなら車で通えるな。、、、っ!)

「誰だ!」

 

青年は窓から何者かの視線を感じて振り返ったがそこには誰もいなかった。

「気のせいか。」

 

・4日後・

「では行ってきます。と言っても今は誰もいないか。」

青年は愛車のエセックスコーチに乗り込み出発した。そして、アーカムを出てボストン近郊にある会社に向かった。

(なんだこの感覚は。誰かに見られている?いやそれなら尾行されていることになるな街で何度か曲がったりしているし一箇所で観察することはできないはずだしな。それにそれらしき車などはないな。)

そのような事を考えながら青年はM&E社に到着した。

 

〜M&E社〜

「本日よりM&E社企画部に就任するエドガー・ベックマンです。宜しくお願い致します。」

「とまあ、今日から一緒に働くことになるエドガー君だ。まだ色々と知らない事もあるだろうからみんな色々教えてやってくれ。」

 

・一ヶ月後・

「エドガー君君に頼みたい仕事があるんだがちょと食堂で話さないかね。」

「構いません。」

〜M&E社食堂〜

「ビーフシチューとコーヒーを頼む。」

「僕はビーフステーキとブドウジュースをお願いします。」

「わかりました。それにしても部長は好きですねビーフシチュー。」

「ハハハ、ここのビーフシチューが美味いからだよ。これは病みつきになるな。」

「ありがとうございます。それでエドガー君は仕事の方はどうだい、何か困ったことはないかい?」

「いえ、仕事仲間の皆さんはとても親切ですし、仕事もあっていたようで結構早く飲み込めていますよ。」

「それは良かったね。優秀な新人が入ってきたと聞いていたけど君のことだったりしてな。ハハ。」

 

「それで部長話というのは?」

「ああ、そうだったな。まず君は対人関係を良くするが得意だっただろ?」

「ええ、一般的な人に比べれば得意だと思いますがそれがどうかしたんですか?」

「いや、今度アジアの方への旅行計画したいだろ?そこのインストラクターになって貰いたいんだ。」

「え?どういうことですか?」

「いや、東洋の方の知識も結構あるそうじゃないか。それにあちらに対する差別感情もないようだし 初めての大きめの仕事にはちょうどいいと思ってね。」

「しかし僕はあちらの言葉を話せませんよ。他にもっと適任がいるんじゃないですか。」

「それなら心配いらないよ現地に詳しい通訳をつけるからね。それなこれはいろんな社会を知るためでもある。君は確か小説を書いているんだったよな、しかもかなり売れているようで。なんだったら今後この会社のアジア旅行の為の情報収集ということでそれなりの自由行動も許可しよう。今回の事はその小説を書く上でも役立つと思うんだ。どうだ引き受けてくれないか。もちろんそれなりの報酬も出そう。」

「少し考えさせていただけないでしょうか。」

「まあすぐにどうこうて話じゃないんだ、まあ1週間くらいでの返答を待っているぞ。」

 

 

「で、結局どうするのかね?」

「行きます。」

「そうか、そうか。」

「それで、アジアのどこに行くんですか?」

「日本だ。」

 

to be continue




アーカムが舞台になった日本語シナリオて結構少なくて話が見つからない。

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