ソードアート・オンライン一紅き魔剣士と冥界の女神一   作:ソル@社畜やってます

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削りに削って約7000字、やりすぎたかもしれん…
オリ主が悪役にしか見えないですが、元々悪寄りの善なのでまったく問題ありません(?)


第9話 リク、魔王化

(そういえば…なんで俺のユニークスキルは属性《魔》剣なんだろうな?)

(どうしたんだよ急に)

(いや。ヒースクリフの神聖剣みたいに属性剣って名前でも通じるのになんで《魔》の文字が入ってるんだろうなって思って)

(言われてみればそうだな。属性魔法剣の略称…なら属性剣でいいよな)

(なんなんだろうな…この《魔》って)

(魔法とか魔術関係だと思うけどな。アインクラッドの設定で大地切断以前のエルフの魔法を剣技として使える、とか)

(それがしっくりくる…かな)

(?)

(いや、ただの勘だけど。なんか引っかかるんだよな)

(リクの勘って結構当たるしなぁ…案外とんでもない代物だったりするかもな、属性魔剣)

■■■

「…まったく、本当にとんでもない代物だったなんてな」

俺の視界上部、HPゲージの数値は通常ではありえない999999などというとんでもない値を叩きだしており。そこにダメ押しとばかりに各ステータスの上昇及び状態異常無効を表すアイコンが全種類HPゲージの下部に表示されている。

体を紫色のオーラが覆っていて、そのオーラが吹き出す勢いで髪が小さくなびいている。

「リ、ク…なの?」

俺のすぐ後ろ、強制麻痺の状態異常で床に突っ伏しているシノンの不安そうな声に笑みを浮かべながら言った。

「問題ないよ。俺は平常のままだ」

シノン以外にもキリト、アスナ、リーファと普段から共に行動している攻略組の中でたった一人だけ、皆とは少し違った視線を送るストレアを見て言う。

「あとで説明してもらうけど、これずっとこのままなのか?」

「持って、5分ってところかな…」

「5分…それだけあれば十分だ」

いつもの装備と違い、この姿になって出現した赤黒く染まった剣を鞘から抜くと、先程蹴りをぶち込み吹き飛んだアルベリヒに切っ先を向ける。

スーパーアカウントの力でペインアブソーバ-痛感遮断機能-を無くしたことが仇になったことで、蹴りを受け痛みを感じる顔面を抑えながらアルベリヒ/須郷は言った。

「…クソガキの分際で…スーパーアカウントの僕に本気で勝てるとでも思っているのか!」

「ああ、勝てるさ」

「殺してやるぞ…お前は僕が殺してやる!」

そう言ってどこからか出現させた巨大な剣を振りかぶってきたアルベリヒに対し、リクは慌てることなく剣を持ち替えて防御の構えで受け止める。

剣の衝突によって火花が散ると同時に剣を上にかち上げ、無防備になったアルベリヒの体に流れるような6連撃の蹴りをぶち込み、吹き飛ばす。

「まだまだァ!」

身動きする暇も与えないかのようにリクの剣から炎が、氷が、雷が、風の刃が、次々と襲いかかり、その度に痛みなど越えた衝撃でアルベリヒは声を荒げる。

「や…止めろ!これ以上やるなら本気で…」

「黙れ」

一閃。アルベリヒの左腕が斬り落とされる。

「ぐああぁぁぁ!!」

「あいつらの苦しみはそんなもんじゃねえぞ…!!」

「(くそ!こうなったら逃げるしか…!)」

ステータスにものを言わせた高速移動で距離を取り、辛うじて残っている右手でシステムコンソールを呼び出す。

これでログアウトすれば-。そう思ったとき

「知らなかったのか…?」

瞬間移動に見間違えるほどの圧倒的な速度で動いたリクが、勢いそのままの鋭い一閃でアルベリヒの右腕を斬り落とす。

焦げ茶色の髪からのぞく赤く変色した瞳が睨み、アルベリヒを絶望の淵に叩き落とす言葉を放つ。

「大魔王からは逃げられない…!!!」

そもそも勝負を開始した時点でこうなることは明らかだった。

いくらスーパーアカウントとはいえ、それを使うアルベリヒのVR世界での技量は平均的なプレイヤーすらも下回るレベルのものだった。

だが、突如として強大な力を得たリクはアインクラッドでも5本の指に入る屈指の実力者。アルベリヒに勝てる要素など微塵も、天文学的数値に匹敵するごく僅かな可能性すらもあるわけがなかった。

「はぁ…はぁ…た、頼む!命だけは…うぐあぁぁ!」

残っていた両足も無くなり、文字通り何もすることができなくなったアルベリヒが命乞いをした瞬間、リクの剣が腹部を突き刺した。

「謝っても殺す」

グサッ

「命乞いしても殺す」

グサッ グサッ

「動いたら殺す」

グサッ グサッ グサッ

「なにしても…お前を殺す!!!!」

グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ グサッ

アルベリヒの体を滅多刺しにする光景にその場の女性プレイヤーは全員目を逸らす。

なまじリクの姿が変わっているだけに、その姿はまさしく悪の大魔王と表現するべきものだ。

「………」

リクは全身の痛みで声を発することすらできなくなったアルベリヒの髪を掴み、冷ややかな目で見下すとたった一言

「…死ね」

と言い放ちながら放り投げ、属性魔剣単発型闇属性超範囲ソードスキル《浄破滅焼闇》を肉片ともいうべきソレに放つ。

赤くそして黒い炎が飲み込み、炎が無くなった跡には何も残ってはいなかった。

体を覆っていたオーラが消えると、リクは息を吐いて剣を腰の鞘におさめる。と、同時にその場に片膝をついた。

「リクッ!」

アルベリヒが本当の意味で消え去ったことで強制麻痺から解放されたキリトとシノンはすぐさまリクに駆け寄る。

「キリト、シノン…無事か?」

「お前こそ、なんでここまで…」

「それについてはあとだ…それより」

二人に支えられながらリクはストレアに視線を向けた。

「説明しろ、全部。俺のコレはなんなのか」

「うん、わかってる」

□□□

76層に戻った一行は貸し切り状態のダイシーカフェでストレアの正体を聞いた。

彼女はプレイヤーではなく、ユイと同じプレイヤーの精神的ケアを司る人工知能、MHCP-002。ユイの妹にあたる存在だった。

「私の、妹…」

「うん。全然見た目違うけどね」

驚いている他のメンバーをよそに、リクは動揺することもなく聞いた。

「ストレア、さっきのあれは一体なんなんだ?」

「それについてだけど、少し長くなるね。属性魔剣から説明しないといけないから」

「そこからか…OK、話してくれ」

「うん。じゃあまず大事なところなんだけど、リクの属性魔剣はね………本来は存在しないスキルなの」

「………は?」

ストレアの発言にリクは間抜けな声を出した。

「とりあえず質問はあとでね。あ、リアクションは大歓迎だよ」

「お前本当に変わらないな…」

「それほどでもないかな。それで存在しないスキルってとこだけど、それはプレイヤー側って意味で、本来それはボスが使用するはずだったものを私がプレイヤー用に改造してリクに託したものなの」

「え、でもこんなスキル使うボスって…」

アスナが考え込むそばでキリトは冷静に答えた。

「いなかったよな…」

「そりゃそうだよ。だってそれを使うはずだったボスはデータに残っているだけで抹消されてるんだから」

「抹消って、アルベリヒがか?」

「違うよ?」

「じゃあ誰が抹消したのよ?」

「ヒースクリフだよ」

その発言にシノンとリーファを除く全員が凍りついた。

「…あいつが…?」

「そう、あの人が抹消したの。自分がその場に就くために本来使うはずだったボスをね」

「その場に就くって、もしかして」

「アスナの思ってる通りだよ。属性魔剣は………本当のアインクラッドのラストボス、つまり魔王が使うものだったんだよ」

「……なるほどな、魔王が使う属性の剣だから属性魔剣か」

「大正解~」

「待てストレア、なんでそんなものをリクに託したんだ?それにアルベリヒのときに見たあれはどうなるんだ?」

「まあまあ落ち着いてよキリト、そこもちゃんと説明するから」そう言って一息ついたストレアは先ほどよりも真剣な顔つきになって話し始めた。

「私がそれを託したのはね、外部からの攻撃に気づいたからだよ」

「外部からの攻撃。アルベリヒね」

「さすがシノン、その通りだよ。それに気づいた私は来たるべき戦いに備えて権限をフルに使ってできうる限りの強化をしたスキル、属性魔剣を作り上げたの。本当はもっと色々やっておきたかったんだけど残念ながらそれしか準備できそうになかったから文字通り最強のスキルに徹底させたよ、さっきのアレも含めて」

「それだよ。アレはなんなんだ?」

「…アクティブスキル《魔王化》。今回は私が強制的に発動させたけど、本来はプレイヤーのHPが10%未満のときに1度だけ発動するものだよ。効果は発動してから5分間はHP上限値限界突破、自動回復10000/10秒、状態異常無効、被ダメージ1/4、与ダメージ2倍、移動&攻撃速度常時最速、ドロップ率最大倍率…と、まあこんな具合にあらゆるステータスが普通のプレイヤーのものを越えるスキルだよ」

ストレアの言葉に思わず全員が絶句した。

わずかな間限定という時間制限こそあれど、ありとあらゆる強化を施すその効果は文句なしにこのSAOで最強といっても過言ではない。

しかし同時に疑問を抱いていた者が数人いる。攻略、とりわけボスを相手するには必須といってもいいこのスキルが今まで発動していたところを見たことがなかったからだ。

「それが今まで使えなかった理由はなんだ?」

代表するかのようにリクが聞くと、ストレアは苦笑いを浮かべる。

「………原因はリクとキリトが一番知ってるんじゃないの?」

「…もしかして、あの時にか?」

「うん。カウンセリングで見てたから知ってたけど、あの時……………リクが死んだときにバグが発生したんだよ」

「………え」

リクが死んだ、という言葉にシノンは小さく声を上げてリクを見た。

「リクが…死……」

「どういうことよストレア!リクはこうして生きてるでしょ!?」

「そ、そうですよ!死んでたらここにいるわけないじゃないですか!」

「フィリアもシリカも落ち着いて。ごめん私の言い方が悪かった。リクは一度死んで…HPが0になってから蘇生されたの。でもアバターの消滅が始まる瞬間と蘇生アイテムの使用の2つがほぼ同時に起きたせいでバグが発生して魔王化が今まで発動できなかったってこと」

「ん?蘇生ってことは…キリト、アレ使ったのか?」

「ああ。リクに使った」

「ちょっと待て。俺はリクの強さはよく知ってるつもりだけどよ、どうしてそんなことが起きたんだ?」

エギルのこの場の全員を代表するもっともな質問にキリトが険しい表情で声を微かに震わせて言った。

「……俺のせいなんだ。俺が、油断したせいでリクは…!!」

「言うなキリト、俺が話す」

「…っ!でも!」

「いつかは話さないといけないんだ。この際隠し事は全部話しておくべきだ」

そう言ってリクは3つの武器をテーブルに並べた。毒ナイフ、エストック、友切包丁、テーブルに置かれたそれらを見たアスナはリクを見ながら言った。

「これって、ラフコフの…」

「そうだ。ジョニー•ブラック、赤眼のザザ、PoH…あいつらの使っていた武器だ」

「……リクくん、まさか…!」

アスナの言葉づかいに小さく頷くと、リクは深呼吸をしてから言った。

「ジョニー•ブラック、ザザ、PoH…あの3人は……俺がこの手で殺した…!!」

■■■

とある洞窟内、史上最大にして最悪の殺人ギルド《ラフィン•コフィン》のアジトで未だかつてない大規模なプレイヤー同士の戦い、ラフコフ討伐戦が繰り広げられていた。

攻略組によって討伐戦と名付けたられた作戦は元々ラフコフのメンバーを無力化した上で牢獄へ送るという内容だったが、情報漏れによって罠を仕掛けられ混戦になったことでプレイヤー対プレイヤーの構図が出来あがってしまった。

キリトとリクは討伐パーティの一員として参加、前線で互いにカバーしあいながら得意とするシステム外スキル《武器破壊(アームブラスト)》でラフコフのメンバーを徐々に無力化し牢獄へと送り続けていた。

しかし……

「危ないキリト!」

一瞬の油断、二人に生じた僅かな隙をついて潜んでいたラフコフのリーダーPoHがキリトに攻撃を仕掛け、それをかばったリクが声を発することなく地面に倒れこんだ。

一瞬の出来事に固まってしまったキリトはすぐさま意識を持ち直してアイテムを取り出して倒れているリクに使用する。

《還魂の聖晶石》、かつて手に入れたSAOで唯一無二の蘇生アイテムは対象となるプレイヤーが死亡してからおよそ十秒間のみ一度だけ蘇生が可能なもので、リクに使用したのはギリギリのタイミングだった。

「リク………ッ!」

使用してから数十秒、ピクリとも動かなかったリクの体が急に起き上がるのを見てキリトは安堵して声を掛けようとしたとき、その表情を見て驚愕した。今まで、このSAOはおろか現実でも見たことのない冷めきった目と誰一人として寄せつけようとしない無言の圧力。

思わず声を止めたキリトに感情を感じさせない冷たい声でリクは言った。

「あいつ…PoHはどこだ…」

「…わからない」

「…そうか」

短く言葉を発したリクは刀を手に洞窟の奥へと走って行く。

それを見たキリトが止めようとした瞬間、どこかに隠れていたラフコフの残りメンバーが襲いかかった。

「くそっ、そこをどけ!」

□□□

-こいつらを殺す…

腕を引き千切り、身動きができないように両足を斬り、ナイフを持っている残った手を踏み潰して、顔面を突き刺す。

-こいつらはキリトを殺そうとした…

エストックを叩き落として、頭を掴み顔面から地面に叩きつけて、心臓を突き刺してから上半身と下半身を真っ二つにする。

-こいつらは、死ぬべき存在だ…

奪った包丁と刀で腕を斬り落として、両足も斬り落として、体を何度も突き刺して、首を切断して、生首を踏んで、包丁で目の部分から両断する…

-コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス!!!!

□□□

「はぁ…はぁ…」

十数分後、足止めしたラフコフのメンバーを牢獄に送り終えたキリトは洞窟内を走り回ってリクを探していた。

-あのときの表情、アレはヤバい!頼む、間に合ってくれ!

最悪の事態にならないように願いながら走り続けるキリトの視界に、リクの後ろ姿が飛び込んできた。

ホッとしてリクに近づいたキリトは、その周辺に落ちている3つの武器を見て戦慄する。

「リク、だいじょ…!」

「…あ…ぁ…か、ずにい………」

キリトに振り返ったリクの目からは涙がこぼれ続け、その表情は先ほどと打って変わって哀しみ、

不安、喪失、孤独、戦き、恐怖…ありとあらゆる負の感情が押し出されていた。

最悪の事態、怒りと殺意に飲み込まれて自我を失い暴走した結果、リクの心は壊れてしまった。

「リク…!ごめん、俺のせいで…!」

キリトは震えるリクを抱きしめながら涙を流した。

-情けない。兄なのに弟に守られたばかりか、挙げ句の果てにこんな事態を引き起こしてしまった。

キリトの胸の内には深い後悔の念が溢れ続けていた。

■■■

それぞれの語らい 

リク&アスナ

「リクくん、後悔はしてないの?」

「ああ。たとえ何度繰り返しても、必ず同じ道を選ぶだろうな」

「そっか…好きなんだね、キリトくんのこと」

「それ俺がホモみたいに聞こえるからヤメロ。…ま、否定はしないけどな」

「…ねえ、リクくん」

「ん?」

「もし…もしもだよ?現実でもキリトくんや、シノのんが同じようなことになったら、どうする?」

「俺が守る」

「必ず?」

「当然だろ」

「何回も、何回も続いても?」

「死ぬまで守り続けるさ」

「…じゃあ、私はリクくんが死なないように守ってあげるね。お姉ちゃんとして」

「……ありがとう、姉ちゃん(ボソッ」

「え?なにか言った?」

「なんでもない」

リク&キリト

「双子の弟が魔王だったわけだけど、感想は?」

「リクが魔王とか鬼に金棒だよな…」

「それほどでもない」

「…真面目な話するけど。アルベリヒを殺したのはどっちだ?」

「俺の意志だ」

「…リク、お前はなんでそう…」

「もう選んだんだよ。この果てに地獄が待っていようが、俺の大切な人達を傷つける奴は容赦しないってな」

「はぁ…お前ってそういうところがバカだよな」

「バカで結構。汚れ役は俺(魔王)だけで十分さ」

 

リク&ストレア

「やっほーリク、元気?」

「嫌味か貴様」

「もう、顔怖いよリラックスリラックスー」

「…で、何しに来た?」

「んー?お話に来ただけだよ」

「オレ、オマエ、キライ、カエレ」

「そんなこと言ってると、魔王化消しちゃうよ?」

「どうぞご自由に。というより、もうGM権限消えてるから無理だろ」

「あ、やっぱりバレてた?そーなんだよねーサポートしようと思ってたのに困った困った」

「ところで、お前自身に影響は無いのか?」

「今のところは大丈夫かな。リクがアルベリヒ倒してくれたおかげで私も無駄な力使わなくて済んだし。ありがとね、リク」

「…どういたしまして」

リク&シノン

「(じーーー)」

「あの、詩乃さん?なにしてるんだ?」

「魔王の妻になったんだなって…」

「厳密には1日5分しか魔王になれないけどな」

「どっかのウルトラマンよりずっとマシでしょ?」

「まあ、確かにな」

「…利久」

「ん?」

「私の過去を聞いても、みんなは拒絶しないかしら…?」

「大丈夫だよ。俺の話でも受け入れてくれたんだから」

「…うん。でもね、もしアスナたちに拒絶されたらって思うと怖くてたまらないの…」

「もしそうなっても、俺がずっとそばにいるよ」

「絶対?」

「男に二言は無い」

「…ありがとう、利久」

 




もし原作ルートだったら
•ファントム•バレット編で新川恭ニをたこ殴り
•アリシゼーション編でサトライザー(ガブリエル)をイマジネーションの力で全神経ズタズタにした上で脳を焼いて殺す
↑こうなります。利久(リク)の辞書に情けという文字はありません

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