龍の乗り心地   作:パリの民

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今回は登場人物をまとめた内容になっております。

ちなみに、おまけもありますので、ぜひ読んでください。

後、登場人物をまとめた理由は、これから書くにあたって、書きやすいようにしたかったからです。


一(はじめ)の出番が減る。

この世界には魔法があり、魔力量が戦闘力の殆どを決める。

 

人それぞれに適性があり、魔法の属性は全部で『火、水、風、土、光、闇、無』の七つである。それぞれの属性は更に細かくなっていて、例えば影は闇属性の一つだったり、雷は光属性の一つだったりする。

 

レベルアップと言ったシステムが存在しないので、戦闘したところで増えるのは経験だけである。

 

よって、魔力量と適性魔法で強さの殆どが決まる。

 

魔法とは想像力であり、魔力を利用してそれを具現化させる。だが、万能という訳でもない。まだ発見されてない魔法もあるかもしれないが、それでも魔法のできる事は限られている。

 

魔法の中で、無属性魔法のみが例外である。

 

区分として魔法と呼ばれているが、あれは魔法などでは説明できない。いわゆる、超能力、スキル、異能の類である。

 

ちなみに、魔法は維持するのに大量の魔力を必要とするが、出してすぐに消せばそこまで消費しなく、時間が経てば消費した魔力も戻る。

 

例えば、土魔法で岩を作り出し、それで壁を作ると魔力切れと同時に消滅する。だが、土魔法で元々ある土を操って、壁を作っても、魔力は動かした分だけ消費される。

 

また、魔物は魔力が溜まると産まれ、魔石が放置されるとダンジョンが出来上がる。

 

 

 

 

魔力量■

 

一般人の平均、5000

 

王国の騎士団長、約100万

 

邪神達、2億程度。

 

邪竜、20億。

 

などの事を踏まえて見てください。

 

 

名前▼クリケット・ノワール

 

身長▼174(老人の時)、157(ショタの時)

 

容姿▼老人の時は、白い髪のしわくちゃ爺さん、髭はない。子供姿の時は、赤髪のショタ。

 

魔力量▼500万

 

魔法適性▼全属性適性だが、主に火と水を使う。無属性は無い。

 

種族 ▼人間

 

通称▼「賢者」

 

所属▼冒険者ギルド(表のみ)、Sランク(最高峰)

 

年齢▼103

 

作者から一言■ 男ならば誰でも望む、ハーレムを体現した人。妻が16人で、年の割には心身とアソコが元気。妻と接する時は、若くなるが、大魔法を使う時は老人になる。ちなみに、貴族。テッドの父。

 

本人から一言■ キチ〇イ嫌いじゃ

 

 

 

 

 

名前▼テッド・ノワール

 

身長▼182

 

容姿▼赤髪のオールバックで、かなりのイケメン

 

魔力量▼100万

 

魔法適性▼火(爆炎)

 

種族▼人間とエルフのハーフ

 

通称▼不明

 

所属▼冒険者ギルド、Aランク

 

年齢▼17

 

作者から一言■ イケメン死ね。兄や姉が沢山。父親譲りか、彼女が7人。リア充死ね。クリケットの息子の1人。

 

本人から一言■ そんなに嫌いなら、なぜ俺みたいなキャラ作った…

 

 

 

 

 

名前▼クリード

 

身長▼180

 

容姿▼エメラルドグリーンの髪が肩にかかるぐらいまである。テッド以上のイケメンで、多分この作品の中で一番のイケメン。エルフ以上。

 

魔力量▼250万

 

魔法適性▼風全般

 

種族▼人間

 

通称▼「風神」

 

所属▼冒険者ギルド、Sランク。

 

年齢37

 

作者から一言■ 紳士で女性に対する気遣いなどは完璧だが、テレサには差別する。女性として見ていない。自分に相応しい顔の女性を探す重度のナルシで、独身。

 

本人から一言■ ハジメちゃんきゃわいい

 

 

 

 

 

名前▼テレサ

 

身長▼158

 

容姿▼おっぱいが大きな美少女。ピンクのツインテールだ。

 

魔力量▼150万

 

魔法適性▼光(雷)、闇(影)

 

種族▼人間

 

通称▼「雷帝」「黒猫」「チェシャ猫」

 

所属▼冒険者ギルド、Sランク。闇ギルド、Aランク。

 

年齢▼15

 

作者から一言■ 電気を使いこなして戦うが、気配を消すのも得意である。神出鬼没することが頻繁なので、チェシャ猫や黒猫などと言われる。めっちゃ食べる。ステラの妹。

 

本人から一言■ なんか私ビッチ見たいだけど、処女だからね!(必死)

 

 

 

 

 

名前▼ステラ

 

身長▼156

 

容姿▼色々小さく、妹に負けてる。赤毛のショートで可愛らしい女の子である。

 

魔力量▼不明だが、恐らくハジメとか同等かそれ以下。

 

魔法適性▼火(不明)

 

種族▼人間

 

通称▼「仮面のあの人」

 

所属▼洋服屋さん

 

年齢▼永遠の16歳(21)

 

作者から一言■ 貧乳派です。

 

本人から一言■ お前の趣味聞いてないよ!ハジメありがとう、仮面めっちゃ売れた。何故か狐の方が...。それはさておき、貧乳って言うな!ちっぱいって言うな!

 

 

 

 

 

名前▼浅倉 桜(あさくらさくら)

 

身長▼153

 

容姿▼やや小さい女の子、黒髪ショートで、髪にある小さなリボンが目立つ。胸は意外とあるが、巨乳組と比べるとない。

 

魔力量▼4万

 

魔法適性▼無(等価交換「トレード」)

 

種族▼人間

 

通称▼なし

 

所属▼ハジメ家、メイド。

 

年齢▼18

 

作者から一言▼18歳ってなんだっけ。

 

本人から一言▼ちっちゃいって言われるの、慣れました。

 

 

 

 

 

名前▼エルサイル

 

身長▼142

 

容姿▼銀髪小学生。

 

魔力量▼50万だが、リミッター解除すると3兆。

 

魔法適性▼全属性適性、無属性は大量に持っていて、今まで使われた物は、制限「リミッター」、無限収納「インベントリ」、本編では出てないが、一に翻訳魔法をかけている。

 

種族▼龍神

 

通称▼エイル

 

所属▼ハジメの妻

 

年齢▼不明、少なくとも千は超えている。

 

作者から一言■ 妻って所属だろうか...書けって本人に言われたからいいか。

 

本人から一言■ 目立つからな。我がハジメの妻である。我の容姿のせいでハジメを変態のように見る奴らが多いので変わろうとしたが、ハジメが他人の事を気にする事はないと言ったのでやめた。ちなみに!ハジメの告白はこんな感じだったぞ。

 

「自分は他人を幸せにできるかは、わかりませんし、多分無理です」

 

「他人を理解するのも難しいし、それはエイルさんも同じです」

 

「でも、君を不幸にはさせないと誓うよ」

 

エイル「我の事も理解できないのか?少々落ち込むぞ」

 

「ええ、ですから、自分にあなたの事をもっと知らせてください。その手段として......"俺"と結婚するのなんて、どうだ?」

 

いやぁー、いいな!ハジメになら色々あげられる!

 

 

 

 

 

名前▼斉藤 一(さいとうはじめ)

 

身長▼177

 

容姿▼身長高いが、どこから見ても女の子で、おまけにめっちゃ可愛い。よく女の子と勘違いされるのが面倒でよく仮面をつけている。普段や仕事の時は微笑みの仮面だが、闇ギルドの仕事の時は狐に変える。ま、様々な魔物の身体能力を取り込みすぎた結果、力が強すぎるので、常に白か黒の魔法陣が書かれた手袋をしている。していないと、寝返りを打つだけで宿屋半壊させてしまう。手袋はそれぞれ10以上所持している。

 

魔力量▼1万だが、リミッター解除すると20兆。

 

適性魔法▼全属性適性だが、基本魔法は使わない。彼は気づいていないが、彼の無属性は、学習「データベース」である。この魔法は1度見た"無属性魔法"は自分も使えるようになる。

 

種族▼人間

 

通称▼「鎌鼬」「死神」「エルコン」←作者がそう呼んでるだけ

 

所属▼冒険者ギルド、Sランク。闇ギルド、Sランク。

 

年齢▼16

 

作者から一言■ どう言い訳しようが、ロリコンです、はい。あと念話と言う魔法を使うとすごいテンションがオタクになるが、本人は気にしていない模様。後々に黒歴史になることを期待する。

 

性格は、どう考えても狂人ですねありがとうございます。と言っても、人類みな彼のような考えは持っているし、むしろ彼より酷い性格の人の方が、多いですがね。それが、彼がモテている原因でしょうか。

 

自己中心的な考えは良くないと言われるが、それが常識であり、誰しもそう思っている。みな認めたくないだけである。その点、彼はエイル中心的だから、いい方でしょう。妻1人のためならば、世界をも相手に出来るほどです。

 

それと、なんとビックリ、ハジメは桜の魔法を見た時点で、彼女は用済みとなっていたのだ!

 

本人から一言■ なんでどこかの誰かもわからない人の事を最優先しなきゃならんのです?エイルさんのためならば、なんだってします。

 

 

 

 

 

名前▼リリィ

 

身長▼149

 

容姿▼狐の獣人なので、金色のショートの髪から可愛らしい狐耳が出てるのがトレードマーク。胸はない。

 

魔力量▼18万

 

適性魔法▼火と土

 

種族▼狐の獣人

 

通称▼キチ〇イ(呼んでるのはノワールだけ)

 

所属▼冒険者ギルド、受付。

 

年齢▼14

 

作者から一言■ リリィは学園ではやや人気がある。きっとロリコンが集まったのだろう。

 

本人から一言■ ハジメさん....

 

 

 

 

 

名前▼ザック

 

.......モブ。

 

能力▼モブ故に、全て不明。リリィをナンパしてたモブよりもモブしている人物です。

 

作者から一言■ そんなことより、おうどん食べたい。

 

本人から一言■ 死のっかな…

 

 

 

 

 

名前▼スラちゃん

 

身長▼26cm

 

容姿▼コーヒーゼリー

 

魔力量▼50億

 

種族▼ナイトメアスライム

 

通称▼スラちゃん

 

所属▼ハジメ家のペット

 

年齢▼1

 

作者から一言▼スライムは弱いが、彼女のように、ナイトメアの性質を持っていればここまで成長できます。ナイトメアはまさに悪夢だ。

 

本人から一言▼プルプル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆おまけ、合法ショタ、ノワールの一人旅(一人とは言っていない)☆

 

 

 

 

一らが出発してから数週間後、彼は自分の妻全員に別れを告げて旅に出た。アルバの一員として。

 

「よし、行くぞ!」

 

彼の見た目は女性受けがいい、よって街中歩いていると女性が集まり出す。

 

「きゃー!可愛い!ノワール様だわ!」

 

そして、よく覚えられる。

 

「ノワール様!まだ妻の空きはありますか?」

 

「わしは歓迎するが、妻達が反対しそうじゃな、すまんのう」

 

20歳をすぎたぐらいの女性が群衆の前に出て、話す。

 

それを聞いた他の女性達がヒソヒソ話し始める。

 

「ねぇ、ノワールの妻になったらなんかいいことあるの?」

 

「なんで?」

 

「だって、100歳超えた老人と結婚したいって、そういう...」

 

その言葉を聞いたのか、聞いてないのか。

 

「ハハッ、君を夢の世界へ連れて行ってあげよう!」

 

「ノワール様落ち着いて下さい」

 

「僕ミッk「言わせねーよ」」

 

「お、きたのか」

 

「お前が呼んだんだろ…」

 

ここにやってきた赤毛の少年、テッド。彼は普段学校では偉そうにしているが、実は父親に憧れている可愛い一面も持っている。

 

「お主を呼んで来たのは他でもない。Sランクの戦いぶりを見せたかったのじゃ」

 

「わかったよ、父さん」

 

学校の生徒が彼を見れば、他人だと勘違いするだろう。

 

「わしは火を主に使うからお主と同じじゃし、おまけにいつでも見せられる。じゃが、その他のは滅多に見せられん。特に、あの娘、雷帝のな」

 

1,8m級の巨人と、150cm程度の奇妙な親子である。

 

「さて、旅に行く前に必要な物を取りに行くぞ」

 

「何が必要なの?」

 

いや、本当にお前誰だよ。あ、失敬、つい作者もツッコミを。

 

「わしの属性は火、となれば必要なのは、一つ」

 

「ファイヤーなフラワー取りに行くぞい」

 

「いやだから、ダメだって!」

 

「なぜじゃ」

 

「消されるぞ!」

 

「仕方ないのう、では行くかのう」

 

「はぁ、だから来たくなかったんだ、ツッコミ面倒」

 

二人は現在馬車に乗っている。冒険者が使うには少々どころかかなり豪華だが、貴族だからだろうか。

 

「そういや、お主には彼女が7人いたそうじゃのう」

 

「まぁね、みんな従順でいい子だよ」

 

「1人くれないか?」

 

「なんでだよ!お前母さん達でまだ満足できんのか!どんだけ精力ありあまあってるんだよ!」

 

流石にその発言で、彼の喋り方も学園にいた時に戻る。

 

「そうじゃ、その喋り方の方がわしわ好きじゃ。無理せんでもいいぞ」

 

「はぁ、父さんには敵わんな」

 

「ホッホッホ、当然じゃ」

 

草原を抜けた時は、魔物の強さはそこまで強いのはいなかった。と言っても、二人の基準である。

 

馬車はテッドの仕事で、狩りはクリケットの仕事である。そして、それは交代で行われた。

 

だが、砂漠に入ってから、魔物の強さが大きく変わった。

 

だが、それでもこの二人にはさほど関係なかった…はずだった。

 

 

 

 

 

「テッド!今すぐ馬車を置いて逃げるのじゃ!足から火を噴出させて、飛ぶのじゃ、全速力で」

 

「無理に決まってるだろ!んなことできんのお前だけだわ!」

 

「仕方ないのう、わしがお前を持ってやるわい」

 

クリケット・ノワール。彼がやろうとしている事は、原理はロケットと殆ど同じである。

 

鉄腕ア〇ムになろうとしているのだ。もちろん、バランス取りずらいし、バランス崩したら死ぬ。一歩間違えれば衝突してミンチ。そして、通常の人間には彼ほどの火力は出せないのである。テッドならば行けるが、操作できないのだ。

 

「行くぞい」

 

クリケットはテッドをおんぶして、足に魔力を集中し、一気に飛び上がる。

 

「全く、鎌鼬の魔力量で使えたから、てっきり他の人にも使えるのかと思うとったのに、残念じゃ」

 

呑気に話しているが、事態はかなり危ない方向へと向かっている。

 

彼らが飛び去った直後、彼らのいたところに大きな岩が降ってくる。

 

土魔法によるものだろう。

 

「あれは...まさか!?」

 

「どうやら、一番遭遇したくなかったやつに出会ったのう」

 

魔物とナイトメアの区別は、殺すまで無理である。だが、それでもわかる程に、この魔物は強くなりすぎたのだ。大きさは、そこまででもない。約4m、人間に比べると、大きいが、数百mの亀もいるのだ。まだ小さい方である。

 

問題は、魔力量。8000万だ

 

「うそ...だろ!?」

 

1ヶ月しか経ってないのに、ここまで成長すれば誰でもわかる。

 

だが、いくら成長が早くとも、食い止めるために戦っては成長を早めるだけである。

 

なので、逃げるしかない。

 

「テッド、捕まっておれ!」

 

空中に浮いていたクリケットは、素早く方向転換し、サリエル王国に向かった。足元を爆発させて加速し、スピードは音速の3倍は出ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

だが....

 

 

 

 

 

「モォー!!」

 

牛のような鳴き方だが、かなり凶悪な声だ。

 

マッハ3で飛んでいたクリケットが振り向くと、岩が迫って来ていた。

 

テッドよりも大きな岩が、自分よりも早いスピードでぶつかってくる。

 

とても避けられるものでは無い。

 

今で全速力だ。

 

クリケット・ノワールは、最善かどうかわからないが、何人もの妻を持ちながら、その全員を愛した彼らしい、家族一人一人を大事にした彼らしい行動をした。

 

例えそれが、己の身を滅ぼし、誰かを悲しませることになろうとも、彼の判断が間違っていようとも、彼は、クリケット・ノワールは、その判断が、行動が、彼そのものだったのだろうか。

 

「テッド...は...いい...生...だっ...ぞ」

 

「あぁ!?聞こえねーよ!」

 

「........から...」

 

突風のせいで殆ど聞き取れないが、一言だけしっかり聞き取れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...ワシの息子として生まれて来てくれて、ありがとう...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリケットは持てる力を全て使い、テッドをサリエルの方向に向かって全力投与した。

 

 

 

 

「おい、じじぃぃぃ!!!」




クリケットから一言。

「おまけで殺すな!」

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