ワイルド&ワンダラー   作:八堀 ユキ

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この作品の主人公の一人、レオの紹介です。


登場人物
主人公レオのデータ


[名前]フランク・J・パターソン Jr

 

[愛称]レオ

 

[備考]

 

 フランス系アメリカ人だが、血に中東系が色濃く残っており、外見は髪の色はプラチナ、浅黒い肌でほんのりあごひげのさわやか中年男性である。英語、フランス語、スペイン語が話せる設定だが作品中でそれが生かされることはない。身長は183センチ、体重は91キロのちょっと太め。

 

 原作ゲームではVault111の唯一の生存者にして主人公。

 この物語でもそれをなぞっていく。

 

 某女神転生風に言うと、LAW HERO。

 

 

 激戦区アンカレッジを解放するのに大きな貢献を果たしての帰還。英雄だったが、軍を離れ退役したばかりである。驚いたことに極限状況から帰還したというのに、この男には他の兵士のような心的外傷があらわれることはなかった。

 

 退役後、ひそかに政治家への道を模索しており。家族を連れてボストン郊外の高級住宅地サンクチュアリへ引っ越したのもそのための準備であった。

だが、そこで世界が崩壊するのを自分の目で見る中、Vaultへ逃げ込むはめになる。

 

 

 200年以上もの長い冷凍冬眠から目覚めた結果、肉体のポテンシャルは軒並み低下してしまった。しかし反面、戦闘技術は今も多く残しており、脅威はそのままである。付け加えると、低下した能力も回復の可能性が残されているため、これからの成長の余地はまだ残されている。

 

 性格は軍人によくいるようなタイプと違い、独特のスローテンポでマイペースなところがある。現役時代はこのためマッチョ思考の周囲からは変人と思われているふしがあった。

性格はきわめて穏やかで人に好かれ、さっぱりしている。そのときの状況で立場と意見をはっきりさせ、意見を押し付けるようなことは好まない。だが物事を断じてしまうと、柔軟さにかけるところがある。

 

 過去や未来に振り回されることが少なく、現在の状況を分析することに注力する。このために時に、豹変して冷酷とも思える行動をとることがあるが、それは本人なりに状況を分析して最もよいと思われるものを選んだ結果である。

 

 

 使用する武器はライフルを中心に、元兵士のせいか実弾系を好む。コミックを愛し、カラテとボクシングもたしなんでいる。左のショートフックからの多彩なフィニッシュパターンは200年以上たった今も健在だ。

ピストルと爆薬の技術は元々得意ではなかったこともあり、知識はあるが技術は失われてしまった。

 

 クラフト技能については、残念ながら期待できない。

 パワーアーマーの操縦と整備はできるが、爆薬や銃器の改良などはほとんどできない。(興味がなかった)

 

 

 新たな世界に失望し、心の底では自分の未来に対しても希望を失っている。そんな混乱と失意に満ちた連邦で自分のできることを次第に考えるようになっていく。

 

 

[所持PERK一覧]

(注意:ゲームと違い、個別のPERKにランクは存在しないと考えてください)

 

・Iron Fist=素手攻撃が得意

 

・Armorer=防具の知識と改造

 

・Black Smith=近接武器の知識と改造

 

・Pain Train(特殊)=パワーアーマーで敵に突進する技。パターソン自身は知識と経験はあるが、今は能力が落ちていて使えない。

 

・Pickpocket=スリの技術

 

・Rifleman=ライフルの技術

 

・Locksmith=鍵あけ技術

 

・Lady killer=異性へのアプローチ技術

 

・Attack Dog=犬の攻撃上昇

 

・Medic=医療の知識と技術

 

・V.A.N.S.=目的地への最短経路確認

 

・Commando=マシンガンの知識と技術

 

・Sneak=隠密技術

 

・Mister Sandman=暗殺技術

 

・Scrounger=弾丸やエネルギー弾をよく拾うし見つけることができる




次回はもう一人の主人公、アキラの紹介(予定)です。

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