よう、えーとなんだっけ。まずは、自己紹介からだな。

俺の名前は黒野 蟻兜(くろの ぎと)だよろしく。

今から話すのは、俺が外の世界にいて、俺が普通の人間だった時の話だ。


蟻兜side


俺は、いつものように実家から遠く離れた場所で働いていた。

いつもの時間に仕事が終わり、いつもの時間に独り暮らしのマンションに帰宅。

いつもの時間に飯を食べれば、いつもの時間に寝る。

いつもの時間に起きれば、いつもの時間に仕事が始まる。

そんな日々を過ごしていた。

本当に退屈だった。だが特に不満はなかった。

なぜなら、このように普通の生活ができるからだ。

だが、強いて不満を言うならば。俺はいつも、“独り”だった。

しかし、独りだからこそ。ずっと仕事没頭できた。


ある夏の日、俺は上司に働きすぎと指摘され、すこし長めの休暇をもらった。

だが、俺はせっかくの休暇だというのに、なにもやることがなかった。

そんなとき、なぜか急に実家が恋しくなり家に帰ることにした。

そう決まれば、すぐさま実家の近くの駅まで電車に乗って来た。

蟻兜「懐かしの町の風景ってやつだなぁ。ちょっと涙が出てきたぞ。」

この時はまだ俺は、嬉しさで胸一杯だった。

 そう...俺はこの町で命を落とすことになる。
  懐かしく、悲しい思い出のあるこの場所で...

プロローグ
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