聖域に「ヒルダは洗脳されてるみたいだ。オーディンに祈りを捧げるのを辞めてるから海が荒れ始めると思う。荒れる前に止めるつもりだけど、海が荒れるって事は海界関係かな?」とこじつけながら報告しといた。「まさかポセイドンが」とか言ってたからうまく誘導出来たっぽい。よし、うまくやっとけ。
相変わらずフレアときゃっきゃうふふしながらワルハラ宮に着いた。あ、今持参してる新生コーヒーセットは日本で買い揃えました。領収書はちゃんとグラード財団で落としてます。
「よくここまで来たな!聖闘」
「腹パン!」
「がぶっ」
シド を たおした!
「っと後ろか!グレートホーン(角は心の中にあるver)!」
「ぐわぁぁぁ」
バド を たおした!
後ろから不意討ちとか万年早いわ。黄金聖闘士六人が全方向からタイミングずらしながらランダムで技打ってくるのを避ける修行した事あるのよ?全弾的中して何べん死んだ事か。俺に当てたきゃ光速超えて打って来いや。
「星矢さんほんと強いですね」
「ん?俺?普通よ普通」
ちょっと神殺したくらい黄金聖闘士なら誰でも出来るよ!
「よくここまで来たな!星矢!」
「お!来たなジークフリート。お前もフレアの話よく聞いてやらなかったんだって?」
「俺はヒルダ様の思いのままに動くだけだ!」
いやいやいやお前ずっと仕えててなんで性格急変して気付かないんだよ。恋は盲目ですか?そんなレベルちゃうやろ。神谷明ボイスのくせに。そういやこいつ北欧神話のジークフリートと同じく枯れ葉一枚のスペース以外不死身設定あったよな。遠慮せんでいいか。
「アルファ星ドゥベのジークフリートの最大の奥義!ドラゴン・ブレーヴェ」
「長いわ!腹パン!」
「ぐぇ」
よしよし、生きてる生きてる。
「じゃあちょっとオーディンサファイア貰いますよーっと」
神闘衣に手を突っ込み無理矢理引きちぎる。
あっ。
手を突っ込み過ぎて内臓出てきた。
...平気だよね?不死身だし。戻しとこ。汚ないからこいつの神闘衣で手を拭いとこ。フレアに目隠ししといて良かったぁ。こいつもヒルダとフレアの幼なじみやから一応殺すつもりないから、あとはいつものでいいか。
「がはっ、ぐぅ...貴様ぁ!」
「グレートホーン!(角なんて飾りです。エロい人にはそれが分からんのですver)!」
「ぐわぁぁぁ」
あれ?腹部ちょっと千切れた?大丈夫だよね?心臓付近以外不死身だもんね?ファミ通の攻略本に書いてあったよ?そーっと千切れた部分くっ付けとこ。ちょっとぐちゃぐちゃなってるけど大体合ってると思う。布かけときゃわかんねえな。
「よし!問題無いな」
「星矢さん目隠し取ってもいいですか?」
「いいよー」
「はい。...ジークフリートは寝ちゃったんですか?」
「そうそう。疲れてたみたいよ?」
「そうですか」
「フレアは部屋に戻って暖取っておいてよ。多分上にヒルダいるから後で連れて来るからさ?」
「はい!」
フレアを返した後ジークフリートの心臓に手を当てたらやっぱり死んでたので冥界に行ったら、冥界の入口が亡者の死体(?)の山やらゴミの燃えカスやら薔薇の燃えカスやら。汚ないね。汚ないし臭い。ダスキンでも呼べや。まったく、自分とこの掃除も出来ないとか冥闘士もたかが知れてるわ。しょうがないからジークフリートを見つけた後、入口付近をギャラクシアンエクスプロージョンで跡形も無く吹き飛ばして綺麗にして、死体(?)の山他はアナザーディメンションしといた。整地もしてやったし、たまには掃除もいいね!地形変わったけど。なんか掃除始めた時より死体増えてた気もする。気のせいだね!
これ書き終わったら次書きたい話が二つ程あるんだけど、どうしよっかなー