城戸邸に帰ったら紫龍が帰ってきてた。べっ別に存在忘れたりしてないんだから!時間掛かったのはムウがすっごい修復嫌がったかららしい。修復じゃなくて造らせる気か?って聞かれたけど土下座して頼んだらしい。
回収終わった黄金聖衣を聖域に持って帰るべきか迷っていると、沙織さんが銀河戦争の開催した経緯を説明し始めた。世界に蔓る悪を炙り出す為に爺の遺言通り開催したと。やり方他にいくらでもあるやろとは思ったけど、なんか知らない展開になりつつあるので黙っといた。とりあえず沙織さんがcv.中川翔子では無いって事だけは間違いない。
魔鈴さんとシャイナさんが城戸邸にやってきた。二人共聖域から抜け出してきたとの事。黄金聖闘士達は教皇の指示で宮に待機してると。銀河戦争に参加した青銅全員に抹殺指令が白銀に出ていると。明らかに聖域がおかしい。大体教皇が白銀を星矢に差し向けるなんて無駄な事する筈がないと二人は聖域から抜け出してきたと。サガには念話何度もしてみてるが応答なし。黄金達とは念話出来てるけど。
ふむ。
帰っていい?難しい事わかんない。
って言ったら魔鈴さんに普通に殴られた。「なんと!?星矢に一撃を!?」とか青銅達が言ってるけど、魔鈴さんの指導(物理)を避けたら、10日間飯抜きになった事あるトラウマがぁ。黄金達にも伝えられて誰も何も食べさせてくれずに修行してたあの地獄。思い出しただけで震えてくるわ。
俺、魔鈴の言う事は絶対守るって決めてるんだ!だって魔鈴さん俺の師匠だよ?って青銅達に言ったら「このお方が星矢をあそこまで育て上げたのか!」って驚愕してた。お前らも魔鈴さんを崇めろ!魔鈴さん聖域でも最近お布施とかされてるらしいよ?
外からいきなり破壊音が聞こえた。魔鈴さんに顎でクイっと行けと言われたので光速で飛び出した。
外には多分白銀聖闘士と思われる奴らが13人。...13人!?めっちゃ多い!なんやこれ。
「ここか、銀河戦争とやらに出た反逆者の青銅がいる所は!ん、お前か星矢とかいう奴は」
「愚かな、俺達白銀聖闘士の打撃速度は音速2〜5。お前ら青銅を遥かに上回り、実力差は天と地、神と虫ケラほども違うのだ。せめて苦しまないよう一瞬で殺してやる」
「お前ら星矢知らないからそんな事言えるんだよ」
「く、せめて苦しまず一瞬で死にたい」
「聖域組は何を言っている?相手はたかが青銅だ。何故白銀全員に指令が出たかわからんが、さっさと始末して帰...おい貴様!鼻をほじくって余裕のつもりか!」
モブ白銀がなんか言ってる。もう名前面倒だからモブ男とかモブ朗でいいかな?市...じゃなかったミスティは分かる。あいつ骨格変わっちゃったんだな。イケメン(笑)になっちゃって。骨が柔らかいのが悪い。俺骨硬いから平気だったけどな。あ、後はシャカの弟子二人も。
おー超でかい鼻くそ取れた。にしてもこいつらうるせぇな。
「スカーレットニードル(鼻くそ埋込ver」
「ぎゃあああ」
「な、なんだ!拳がまったく見えない!」
「しかも汚い!」
「ち、散らばれ!いくら早かろうとこの人数の白銀を相手に...なんだ!?足元が蔦で覆われているだと!?」
「咲き誇れ、美しき薔薇」
「何!?当たり一面が薔薇で覆い尽くされた!な、なんだ...か、体が」
「その薔薇の香りを嗅ぐと五感が徐々に失われていくのだ。美しく緩慢な死を与えてやろう」
「くっ、鼻くそほじくってた奴の台詞じゃねぇ!」
「やっぱ待つの面倒!さっさと死ね!ピラニアンローズ&ブラッディローズ&ロイヤルデモンローズ!」
『ぎゃあああ』
やったぜ!と思って後ろ振り向いたら、飛び出してきた青銅達も薔薇の匂いで倒れてました。ギリギリ死んでなかったので迎えに行く必要はなかったけど。まだあんまり匂い嗅いでなかったのね。あと魔鈴さんに薔薇全部捨ててこいって怒られたので積尸気開いて捨てときました。薔薇綺麗だしいい匂いするしいいよね?べっ別に冥界の入り口に罠仕掛けたんじゃないんだからね!
白銀編まさかの二話で終了!紫龍の目が無事ですんだよ!やったね!
白銀を沢山出してだらだら書きたくなかったからしょうがないね!テンポ優先。
土日は12時と0時更新です。