とりあえずハッピーエンドを目指すと決めたので、何か修行っぽい事せな!って訳でして。
でも修行って言っても何から手を付けていいかよくわからないので、とりあえず体力付ける為に走り込みとテンプレ的に感謝の正拳突きを毎日続けてます。あと体の中の小宇宙を感じる為の瞑想。これ大事。
星華姉さんや美穂ちゃんに「何してるの?」って聞かれ「星華姉さんや美穂ちゃんを守れるように強くなるんだ!」って答えたら、周りの大人達が暖かい目で見てました。3歳児がそんな事言ってたら確かに微笑ましいよね。「星矢ちゃん大好き!」とか言ってくれる美穂ちゃんが可愛すぎてロリコンに目覚めそうです。同い年だけどね。
そんな事続けて二年の月日が経ちました。
黒塗りのクラウンが星の子学園の前に停まってます。黒服の連中が降りてきて、学園長と話がしたいと中に入って行きました。
いや、完全にヤクザやん。と心の中で突っ込みつつ話を盗み聞き。
「星矢君をグラード財団で引き取ります」
「急にそんな事...何故星矢を?」
「うるさい。こんな孤児院、我がグラード財団の手に掛かれば直ぐにでも潰せるんだぞ?」
うわぁ。
引くわ。あのハゲ野郎完全にヤクザやん。あれが児童虐待キ○ガイハゲの辰巳か。
「そんな...」
「星矢を渡せば、星の子学園に我がグラード財団から支援が出るぞ」
「星矢を宜しくお願いします」
ノータイム返答で人身売買決定。まじかよ。いや、経営苦しいのかも知れないけど。悩むふりくらいしてくれよそこはまじでさぁぁぁ。
強制的に回収されて連れ去られました。星華姉さんと美穂ちゃん泣いてるやん。二人を泣かすとかふざけんなし。アニメの描写的に会いには行けるんだろうけどさぁ。
とか思ってたらもう城戸邸に到着。あれ?めっちゃ近くない?具体的にはフジテレビからダイバーシティ東京くらい。これなら余裕で会いに行けるわ。どうりで美穂ちゃんが城戸邸にこっそり来てた描写がある訳だわ。
「こっちだ!さっさと来るんだ!」
「うるせぇハゲ」
バキィって効果音出てそうな勢いで殴られて吹っ飛ばされた。くそ、反射的に口が動いてしまった。痛い。
「生意気な小僧め!お仕置きが必要だな!」
「いや、もう殴ったやん」
また口が勝手に。怒りでゆでダコみたいな頭になった辰巳が拳を降り下ろす。ちょ、こちとらまだ5歳児だぞ手加減しろクソハゲ野郎。
「辞めんか辰巳」
「はっ」
誰だか判らんが辰巳の暴挙を止めてくれた。もうちょい早く止めてくれませんかね、もう殴られてるんですがと思いつつ振り返ると性欲化物爺が立っていた。アジア最大規模のグラード財団総帥、城戸光政。やっぱ雰囲気あるな。
まぁなんだかんだ原作が始まってきたって感じがするのはちょっとワクワクするね。
感想貰った!感想って都市伝説じゃないんですね。ありがとうございます。