【完結】星矢になりました   作:しらいし

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17.星矢の逆鱗

聖域が大騒ぎになりました。黄金聖闘士六人が日本に派遣される寸前でした。何があったか?そりゃあれですよ。

念話するの忘れただけです。朝、今日から銀河戦争始まるから、今日一回戦だからーって念話したのを最後に、聖衣のお陰でテンパり過ぎて念話するの忘れてたし、相手から念話来ても無視しちゃってたらしく「星矢の身になにかあったのでは」とミロが騒ぎ出して、俺が確認に行く!いや俺が!みたいになって、何故か教皇が、「よし、全員行け!」な展開だったらしい。

シュラとアイオリアが止めてくれてなかったら、東京消滅してたかも知れない。めんご。

 

てか他の青銅達の試合見てたんだけどさ。いや、凄いね!みんなちゃんと手の内を相手に見せないように、小宇宙も技も隠しながら、しかも観客が湧くようにわざとゆっくり闘うなんて!俺何も考えてなかったよ!あんなに遅い攻撃をわざと受けるとか。しかも痛そうに演技まで!俺だけ遅刻したから教えてもらってないわ!そういう事なら早く言ってよね!どうりで他の青銅達がドン引きしてた訳だよ!俺だけガチとか恥ずかしいやん!

 

あ、氷河が「星矢、お前のさっき使ったオーロラエクスキューションというのはまさか...」とか言ってきました。「カミュ直伝だけど?あ、氷河は水晶聖闘士の弟子だから、水晶聖闘士は俺の兄弟弟子になるから、氷河は俺の弟子みたいなもんだよね!師匠って呼んでもいいのよ?」って言ったら、地面に膝ついて「なんだと...」って悔しがってました。ワラタ。

 

 

さてさて。

 

「"天馬座"ペガサス星矢対"龍座"ドラゴン紫龍!」

 

「星矢!お前は強い!この俺も腕試しにと参加したが、お前程の男にどれだけ通じるか。しかしこの"龍座"の聖衣の盾は88の星座の中でも最硬の強度を誇る!この盾を破れるか星矢!」

「...は?...おい紫龍」

「なんだ?」

「その盾は黄金聖衣より硬いのか?」

「何?」

「神話の時代より一度も傷ついた事のない黄金聖衣より硬いのかと聞いている!紫龍、黄金聖闘士の聖衣を侮辱するつもりか!許さない!」

「な、なんだこの小宇宙は!?馬鹿な、人間がこれほどの小宇宙を放つと言うのか!老師の小宇宙さえ越えている!ま、まだ高まるだと!?」

「紫龍!盾を正面に構えろ!死にたくなければな!...まだだ!爆発しろ!俺の小宇宙よ!行くぞ紫龍!ペガサス彗星拳!」

「な、拳が見えな...盾が!ぐわあああ」

 

 

 

...やべ。やりすぎた。盾もキャストも粉々に砕いてぶっ飛ばして、リングぶっ壊して壁に激突して、更にバウンドして反対側の壁まで吹っ飛んで壁にめり込んだ。

あ、春麗が泣きながら紫龍に駆け寄って行く。担架で運ばれて行く紫龍を止める瞬。心臓が止まってるとか騒いでる。心臓くらいしょっちゅう止まるやろ大袈裟な。

え?なんか心臓を動かすには反対側から同じ聖闘士の拳を同じ威力でとか言ってるけど。あ、春麗気絶した。

 

え?もう一発?倍プッシュ?って瞬に言ったら顔を逸らされた。僕が支えるから...とか言って紫龍を支える瞬。ガタガタ震えてる。まぁそこまで言うなら...原作的に紫龍は聖衣無いほうが頑丈そうだから貫通はしないだろ。

 

 

 

その後、余波で死んだ瞬含め二人を冥界に迎えに行きました。紫龍の聖衣砕き過ぎた。直るかなぁ。清掃の人にチリトリで集めといてって頼んでおいたけど。

 

試合後、なんか射手座の黄金聖衣の箱見た瞬間、パァァァって光って怖かったです。




多分ビッグバンが起きました(白目)射手座聖衣にチョロインの可能性浮上。

流星拳「僕の出番は?」

原作見てて、星矢の流星拳は秒間90発(うろ覚え)、紫龍の昇龍波の弱点1000分の1秒!星矢の勝ち!
さすが車田先生だね!

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