なお、時系列詳細は曖昧な模様。
修正入れました(3/23)
・朧
能力:『 』
触れた物に不壊の属性を付与する。
対象は基本生きていない物に対してのみ発動されるが、例外として異能力者の持つ異能にも干渉可能。
物に付与する場合、その物への破壊に至る攻撃等を受けても損害が発生しない。
例えば、服に異能を発動させると、それは防弾・防刃・防火等の効果を得る。
効果は触れてから一日間である。
(※朧の持つ異能の説明について以下、活動報告の内容と同じ↓)
・『完結させられなかった物語』の作者が、転生を果たす(記憶無し)
⇒『未完』と『転生した後の続き』という、ある種の『終わりの否定』という要素が異能となっている。
凡ゆる物は何れ全て壊れるものであり、誰もそれを止めることは出来ないが、それを一時的であれ、人の身で以て否定するのである。
・『──道は長く果てが無く、それでいて有限だ』
⇒何度か繰り返し引用した。彼女の異能をふわっと云うなら、まあこんな感じ。
・異能と性格の連動性(原作で言及されてない筈なので、一応独自)
⇒嫌いなものに『壊れているもの』とあるのはそのせい。
又、本人の性格もあってか攻撃的なものでは無いし、大して強い訳でもない異能。
汎用性の高いサポート特化系。
年齢:11~12歳程度→およそ二年経過
誕生日:孤児院に入った日。不明
身長:136㎝→148㎝
体重:────(公開不可)
血液型:AB型
好きなもの:子供、小説、甘いもの
嫌いなもの:孤独、壊れているもの、火
○備考
孤児院出身の少女。本作主人公。
第二章において、第一章のおよそ二年後。
より成長した姿となる。侘しい食事から抜け出した為か、幾分か肉のついたまともに体形に。但し胸はない。
二年という短い時間ではあるが、養い親である男を師と仰ぎ、武術を学ぶこととなる。
武の才能はごく普通な程度であると本人自身は思っているが、その天稟は確かに存在する。
無心へと至る領域──自我を限りなく薄め意識を拡散させ、一種のトランス状態へと自己を落とし込む術は一級品であり、早々にそれを達成出来るのは才能以外の何物でもない、というのは院長の言。
異能自体はサポート特化であり戦闘に関してはほぼ自分の身体能力頼りになる。彼女の持つ天稟の特性上、肉弾戦、しかも短期決戦が最も望ましい。
二年の月日の間にそれなりの心境の変化を感じている。
家族と共に過ごせていけたらいいという(第一章最後時点)考えはもう捨て去り、自身が孤児院から離れていくことこそが最善であることを確信した。
多少不安定な心境であるが、今章で安吾という友人、或いは心の支えと成るであろう一つを得て、その心の内は何れ改善されていく予定。
機械音痴のようなところがあり、未だ携帯は持たされていないのに特務課二人組(兄弟子の方が勝手に二人分渡した)の連絡先を渡されて「これどうしよう」な心境になっているのは余談である。
・院長(本名不明)
能力:『────』
片手で持ち上げられる程度の重量の物に限り、触れることによって
年齢:広津より若干年上
誕生日:────
身長:175cm
体重:────
血液型:────
好きなもの:本
嫌いなもの:騒音、人を殺すこと、家訓
○備考
オリキャラその二。
黒髪に白装束だった……が、最近白装束があまりにも目立つ(今更)という話になり
簡単な経歴、追加(第十八話参照)。
『…………下手すれば一個軍隊の息の根を止められよう──早くから剣を棄てた故にその名を賜ることは無かったが、“五剣”と同等の力を持つような才覚に恵まれた剣客、否怪物である。
白装束を身に纏うのは、それまでに対峙し切り伏せてきた相手へ向けてか、或いはその白地に返り血一つ浴びぬという完璧なる技量に因るところか…………』
一時期、深くではないが同じ政府管轄であったが故に特務課と接触する機会はあった。そのせいか数人の弟子(但しどれも自称である)を持っている。
本人的には身体が鈍らないようにそこら辺にいた手頃な若者を程々に打ちのめした、それだけのことであったりする。
冷徹に見せ掛けた微ツンデレ────であったが、朧の所為か、はたまた本来の埋もれていた性格が漸く顔を出したのか、朧から見た印象が少し丸くなってきている。
・弟
能力:なし
年齢:朧より年下
誕生日:──
身長:142㎝
体重:30㎏
血液型:A型
好きなもの:姉、他兄弟
嫌いなもの:大人、理不尽
○備考
オリキャラ。
孤児院の少年。
朧を除いて現時点で一番年上となっている。
朧の代わりに普段の生活の一切を取り仕切る。
現在の生活に特に不満は無いが、ただ一つ、姉とその養い親が秘めている物について解らないながらも薄々察してきている人。聡い。
一度、院長に秘密について教えることを迫ったことはあるが、その内情を識ることは結局叶わない。
然し一方で、自身の姉について……『 実際に、現実において彼女を守るのはきっと僕では無く、別の見知らぬ誰かであるのだと、薄々乍ら感づいてはいたのだ』、と。
云うまでもなく、織田作フラグである。
捨てられていた赤子『春希』を育てる。一番懐かれている。
白木に連絡用の携帯を持たされていた。たまに連絡をとっている模様。朧には触らせていないが、その事は本人も承知している。
……なんとなく、機械に強そう。
・妹(春希)
○備考
オリキャラ。孤児院の末の妹。
孤児院に棄てられていたのを無事に拾われる。
命名は朧。時期と合わせて『
敦と同年代くらいにしたい(予定)。
他の子に比べたら、あまり朧には懐いていない。
・青年(特務課)
○備考
オリキャラ。
安吾少年が何時頃特務課に入ったかは定かではないが、少なくとも未だまともに仕事は与えられていないだろうという考えから、安吾少年の教育係兼上司としての立ち位置にいる人。
自称院長の弟子。朧からしたら兄弟子。
ポートマフィアに恨みがある。
ポートマフィアと他勢力との抗争に巻き添えを喰らった人々の中、恋人が居たという。安吾少年曰く、『世の中に溢れているだろう、極々ありふれた悲劇』。
故に、一応それなりに(強さ的に)慕っていた男が、特務課の対応の遅さが原因だとしてもポートマフィアに参入してしまったことを直ぐには許容出来なかった。
・坂口 安吾(少年)
能力:『堕落論』
詳細不明。
年齢:(『黒の時代』では22歳)
誕生日:10月20日
身長:
体重:
血液型:A型
好きなもの:
嫌いなもの:
○備考
原作キャラ。
何時から特務課に入ったのかは定かではないが、少なくとも中学生くらいの年齢の時に入っていたと思われる(史実として、中学時代に「自己に暗いから暗吾と名乗れ」と教師に云われ、本名
実際のところ、どうなのかは不明の為
今章で、朧と友人(強制)になる。振り回される未来を幻視して今から頭が痛いとかなんとか。
真性のツンではあるが、懐に入れた者に対してどうしても冷徹になりきれないところがある。
・中島 敦(幼年期)(括弧部分は原作開始時)
能力:『月下獣』
月の光を浴びたり極度に感情が高ぶると非常に大柄な白虎に変身する。
年齢:
誕生日:5月5日
身長:(170㎝)
体重:(55㎏)
血液型:AB型
好きなもの:(茶漬け・猫・カメレオン)
嫌いなもの:(自分自身・昔いた孤児院)
○備考
原作主人公その人。未だ幼い。
自分が異能者であることに気付いていない。
朧と出逢い喋ったことを原作開始時の彼が覚えていたとして、それは夢の残滓のようなうっすらとした既視感だけだろう。
・『告死』の男
能力:『
“死魔”と思われる異能生命体を操る。
それは意思を持っているが基本主には従順であるものといえる。
異能を発現させた当初にした指示「
“死魔”の見た目は全身包帯に覆われたもの。襤褸を身に纏う人型であるが、その背には歪に折れ曲がった片翼の翼がある。
大鎌を所持している。異能が最初から所持しているもので、出現時に手にするのが見られる。それを以て刈り取ることの出来る対象は実体在るものだけには留まらない。
唯一の弱点として、月光下で弱体化する。
副次的な能力として、異能所持者は、自分が対面した者の、最も可能性のある死の場面の光景を見ることが可能である。
集中すれば見ないようにも出来るようだが、基本的には
年齢:二十代半ば
誕生日:12月25日
身長:184㎝
体重:
血液型:B型
○備考
オリキャラ。
自称『生命判断師』。誤字にあらず。
本業はフリーの殺し屋である。本名は不明であり、“モルテ(イタリア語における『死』)”と便宜上名乗っているが、定着していない。
死を告げること、死を施す悪魔を操ることから『死神』『告死の男』と呼ばれる。
フード付き黒外套、年齢に見合わない位の雪のごとき白髪が特徴的。色の抜け落ちたような、とも称される。
本人(の異能)が振り撒く死の気配に反し、至って温厚()な性格をしている。
病気の者には手に入れた薬を無償で与えるし、金銭に困る者には金を工面してやるが、その厚意について周囲からは「死神に借りを作った」「目を付けられたからには、この人生の最期魂狩りに遭うのだろう」等と勝手に云われ、意図せず通り名(『死神』『告死』の方)が勝手に云われ定着した。本人は遺憾の意を示している。
自身の異能により朧が織田作とこれから関わっていくことを識り、その未来の、本人たちにとって不本意となろう結末の改変(つまり原作改変である)を切望している。
ある意味この作品内のキーマン。
殆ど異能頼りの攻撃しか行わない。攻守ともに彼の異能生命体が兼任可能であるからである。それ故に質の悪い最強クラス。
一応自衛用に拳銃を携行しているが、射撃センスは皆無。
一応異能生命体たる“死魔”にも感情はあるらしく、時々二人で会話を行うのが見られる(但し死魔は詞を口に出来ない為、一方的な語りかけに見える)。
生命体は死の重圧を振り撒くそのものであるが、意外に取っつきやすい茶目っ気(?)を持つ。
その主たる『告死』曰く、「
酒好き、又大鎌コレクターであり、自身が元より持っている鎌の他にも、普通に店で購入した『物しか刈れない』鎌を気紛れで装備していたりもする。
+α(時系列設定、一部憶測あり、あいまい)
・原作13年前(と仮定)
小説『探偵社設立秘話』時
──織田作14歳
乱歩少年13歳
社長32歳
乱歩、福沢に出逢う(天使事件)
織田作との接触あり
│
│
織田作、夏目漱石に出逢う(殺しを止める切っ掛け)
│
│
・原作12年前
──社長、乱歩が漱石と対面
(異能業務許可証)
│
│
│
織田作、ポートマフィアに入る
│
│
│
太宰ポートマフィア入り?
頭領の交代(先代→森医師)
│
│
│
・原作6年前(龍頭抗争)
──太宰16歳:幹部昇格間際
多分この頃に芥川を部下にする
『双黒』の結成?
織田作21歳:この頃孤児4人を拾う
安吾20歳:太宰、織田作に初めて逢う
ポートマフィア入りたて
│
│
幹部昇格後、太宰による『闇と血のリスト』
│
│
・原作4年前(黒の時代)
──乱歩22歳
織田作23歳
安吾22歳
太宰18歳:織田作の死を切っ掛けにポートマフィアを抜ける
│
│
太宰潜伏期間(2年間)
│
│
・原作2年前(太宰入社試験編)
──乱歩24歳
太宰20歳:国木田と共に『青王』事件を追う
│
外伝『綾辻行人vs京極夏彦』
│
・原作開始
──乱歩26歳
太宰22歳
社長45歳
第二章、これにて終了。お疲れ様でした。
長々と書いて漸く織田作の出逢いに漕ぎ着けました。
と、いうかこの第二章、そもそもが当初のプロットに存在しない話だったんですけどね。本当、長かった…………
乱歩さんの年齢が時系列把握に使いやすい件。多分こんな感じだと思われ。
適当に逆算して下さい。
間違ってたらすいません。
※第二章BGM……ELLEGARDENより『Middle of Nowhere』でどうぞ。