分かたぬ衣と往く先は   作:白縫綾

14 / 48
  

文スト式登場人物設定。
オリキャラの誕生日とか面倒で所々決めてないです。
決めてても適当。




登場人物設定(第一章時点)

・朧

 

能力:『────』

   現時点(第一章時)において詳細不明。

年齢:11~12歳程度

誕生日:孤児院に入った日。不明

身長:136㎝

体重:────(公開不可)

血液型:AB型

好きなもの:子供、小説、甘いもの

嫌いなもの:孤独、壊れているもの、火

 

 

 

○備考

孤児院出身の少女。

現時点で一番年長であり、皆から頼られ或いは好かれている。

  

栗色の猫っ毛に黒混じりの翠の瞳。

若干色素が薄い容貌である。

 

程度の酷い折檻を受けた影響で異能力を発現する。

本人は云われる迄気付かなかったが、それはちょうど気絶した時に異能力が表れ、目覚めた後にはその扱い方が分かっていなかった為と推測される。

彼女の場合、ある程度の情動によってその発動が為されるのだと自身で認識することが重要なファクターとなる。

 

異能力のみならず、物にも干渉出来ることが判明しているが、本人曰く「便利な能力」とのこと。

 

院長曰く「自己犠牲のきらいがある」らしいが、本人はそれをあまり自覚していない。

 

第一章を殆ど彼女の一人称で通していることからも解るように、自己完結型の性格であるが同時に頭は若干固く、院長に呆れられることも。

只、ぐるぐる考える割には最終的に当初の通りになるので、端から見たら愚直であるのかもしれない。

 

転生要素は本当に僅か。

ぶっちゃけ、殆ど覚えてないに等しい。

只、その有り様が異能力に反映されている、それだけ。

 

 

 

名前の由来。

 

1 ぼんやりとかすんでいるさま。はっきりしないさま。

2 不確かなさま。

 

まあ、その意味のまま。

オリジナルなので居るか居ないかも判らないとか、織田作生存の可能性を秘めているという有り得ない筈のことに対する反駁の意味合いも込めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・白木

 

能力:なし

年齢:16歳 

誕生日:11月25日

身長:155㎝

体重:42kg

血液型:O型

好きなもの:妹、弟、温かい場所

嫌いなもの:感情の読めない人、不条理、沈黙

 

 

 

 

○備考

オリキャラ。

本作品において妹スキー(シスコン)を拗らせかけている朧の兄。

尚、シスコンのみならずブラコンでもあるため、死角はない。

 

栄養状態が悪い環境下にいたせいか(戦時中に成長期だった……?)、身長は低い(155㎝)。但し成長の余地あり。

 

上下の長袖に丈の短い上着といった、至って普通の若者の恰好をしている。

 

銃の扱いが上手く、院長の想像以上には案外と黒社会に馴染めている。

冗談好きな為に軽んじられることもあるが、部下からの信頼は厚い。

 

広津に対しての口調は敬語にしようとして失敗した成れの果てである。

正直普通の口調の方が丁寧だが、誰も指摘していないし本人も訂正する様子はないのでよし。

 

幼少期の泣き虫な朧をよく見ていたせいか、彼女を気にかける傾向にある。

勿論他の弟妹も可愛いのだが、朧は別枠にある何か。

 

異能力関連で興味を抱いた広津に対し、彼女が異能を開花させていることに気付いてはいなかったが「朧には向いていない」と断言しており、庇う様子を見せたことから出来るだけ黒社会に関わらせたくないと考えている模様。

 

只、その思いは残念なことに見事な迄に裏切られている。

隠し事をしている(但しお互いにであり、片方は一方的にばらされていることにも隠し事をされていることも識らない)のだから仕方ないのかもしれないが、そのことに未だ気付いていないのは幸せなことなのか。

 

上着の内側に銃を隠し持っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・院長(本名不明)

 

能力:『────』

   片手で持ち上げられる程度の重量の物に限り、触れることによって()()()()()()()()()()()()をもう片方の手から生み出す。

年齢:広津より若干年上

誕生日:────

身長:175cm

体重:────

血液型:────

好きなもの:本

嫌いなもの:騒音、人を殺すこと、家訓

 

 

 

 

○備考

経歴は第九話参照のこと。

↓一応抜粋

 

『名士の家の次男坊。

 

物心ついた時母は既に亡く、父と歳の離れた兄が一人。才能甚だしく、幼少より高度な教育を施される。

 

やがて戦争が始まる。家督を継ぐ立場に無いため彼も又、他の者と同じように徴兵を義務付けられる。

 

ある時を境に家族と不和を起こし、出奔。徴兵の年齢よりも早くに軍へ属すこととなる。その際、其れ迄ひた隠しにしてきた異能を活かして物資確保の面で貢献する。

 

戦争の激化と共に、補給係の一角を担う彼の暗殺を恐れ、軍部に名を変えられ、同時に一般人の側面を与えられる。その際、軍部は孤児院に勤めたいという本人の希望を受諾する。

功績を評価された故であり、その後も定期的な物質の補給を望まれる。

 

目立たぬ様万全を期して己の存在を秘すように生き、終戦迄武器を積み上げ続けた男であった…………』

 

 

オリキャラその二。

黒髪に白装束。朧曰く、「似合っていない」。

 

感情の変化に乏しく、無機質的な瞳で相手を見詰める為にあまり人(特に子供)に好かれていない。実際の性格は、見た目よりも甘いとは広津の言。

 

家訓(同じく第九話参照)に対しては未だに思うところがあり、

 

 

「――結局の処強きと清きは反し、清きと正しきは相異なるもの。正しきは強さに宿ると云うのも、所詮それは結果に過ぎぬ」

 

 

と本編外の広津さんとのお喋りではそう仰っていた模様。

(執筆時に作者によって没にされた台詞)

 

 

 

 

 

朧のことが切っ掛けにより、ポートマフィア所属の勧誘を受諾する。

 

冷徹に見せ掛けた微ツンデレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・広津 柳浪(原作準拠)

能力:『落椿』

   指先で触れたものを斥力で弾き飛ばす。

年齢:30代後半(公式では50歳と記載。原作十数年前のため)

誕生:7月15日

身長:178㎝

体重:66㎏

血液型:A型

好きなもの:煙草

嫌いなもの:社会

 

 

 

 

○備考

一章唯一の原作キャラクター。

 

原作初登場時に強敵臭を醸し出していたにも関わらず武装探偵社に成す術もなくやられていたのを不憫に思った作者により登場させられた。

 

原作前なので強敵臭は健在。

 

朧からは『広津の小父(おじ)さま』と呼ばれ若干微妙な顔を見せる。

 

恰好は原作と変更点無し、但し未だ髪は黒いし全体的に若い。

 

戦争には参加していたものの、大戦終結後には不要とばかりに弾き出されてその侭黒社会入りした――というのは作者の自己解釈、独自設定に依る。

 

一応、抜粋。

 

『溢れ者と為って放り出され、遂には黒社会へと進んだ広津とは正反対の境遇であるにも関わらずその果てが同じ『ポートマフィア』というのも些かおかしな話でもあるが。…………(第九話より)』

 

 

 

院長と割合仲が良い。

 

年齢故か、割とお茶目な一面も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




TouAさん、kimmさん高評価ありがとうございました。
励みにさせて頂きます、これからも拙作をどうぞよろしくお願いします‼


※どうでもいい話
第一章執筆時のBGM…………大体はRADWIMPSの『グラウンドゼロ』。
            
テンポと歌詞が微妙に、何となくマッチしてる気がした故のセレクト。
後単に好きな曲だから、というのもある。



▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。