タンク道、始めます   作:いぶりがっこ

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資料編です
登場人物紹介です


①茨城県立はまぐり高校『タンク道部』

 

 大洗の港町を臨む普通の普通高校。

 十年前の第4回ガンプラバトル選手権において、当校の模型部が東日本予選優勝を果たし、タンク道の名を広く全国区に知らしめた。

 その後、長らく模型部は廃部状態となっていたが、近年、タンクをこよなく愛する1-Cの生徒が中心となって復興を果たし、新たにタンク道部として再スタートを切る運びとなった。 

 偉大な先輩たちの活躍に追い付かんと、部員たちは日夜奮闘している。

 

 

 マユヅキ・ミカ(繭月実夏)『十勝の太陽』

 撃墜 5 被撃墜 3 

 

 はまぐり高校に通う一年生、田舎っぽいおさげの女の子。

 三歳年上の兄の大学進学にひっついて、はるばる北海道から大洗にやって来た生粋の道産子。

 好奇心旺盛で行動力があり、ノリと勢いで日々を遊ぶタンク道部の中心的存在。

 北海道の農家の出身と言う経歴からクローラーの操縦が得意。

 六人兄妹の長女、兄妹は上から満太郎、半次郎、新三郎、実夏、うさぎ、月。

 憧れの男性はシルヴェスター・スタローン。

 

 

 コバヤシ・ヒロミ(小林ひろみ)『文学少女(偽)』

 撃墜 2 被撃墜 3

 

 はまぐり高校に通う一年生、前髪ぱっつん。

 子供の頃、世界大会で活躍するはま高模型部の姿に心を惹かれ、タンク道を志す。

 引っ込み思案で根暗だが、本当は情熱的な女の子。

 唯一のタンク道経験者であり、チームでは主に司令塔を務める。

 ガノタとしては富野原理主義者。

 憧れの男性はジロン・アモス。

 

 

 ムサシマル・トモエ(武蔵丸友恵)『魔砲少女』

 撃墜 6 被撃墜 2

 

 はまぐり高校に通う一年生、お団子頭のぽっちゃりさん。

 ムサシマル建設㈱の社長令嬢で、おっとりのんびりとした性格のお嬢様。

 オカルトめいた砲撃の資質を持ち、チームでは主に砲手を務める。

 趣味は邦画鑑賞で、その点は微妙にミカと気が合う。

 タンクに恋するロマンチスト。

 

 

 ヨロズヤ・ギンガ(万屋銀河)『御大将』

 

 はまぐり高校に通う一年生で、三バカのリーダー的存在、ヘタレ。

 そそり立つアホ毛と意味の無い眼帯がトレードマーク。

 一見して分かるバカだが実は高校デビューであり、本人はかなり無理をしている。

 カオリ、マイとは町立はまぐり幼稚園時代からの幼なじみ。

 

 

 イイツカ・カオリ(飯塚香織)『すげえよミカは』 

 

 はまぐり高校に通う一年生、三バカの参謀役。

 長身の黒髪ロングで一見クールに見えるバカ。

 高校から同じクラスになったミカの事が大好きで、さりげなくミカを褒めるのが趣味。

 コンピュータープログラムを得意とする、本人いわく『普通の女の子』

 

 

 オリハラ・マイ(折原舞)『二等兵』『タマちゃん』

 

 はまぐり高校に通う一年生、三バカの特攻隊長。

 愛され系の技術中尉を目指すどこにでもいるミリオタ。

 実家は板金屋を営んでおり、指先が器用で工作が得意。

 軍人調の敬語が口癖であり、クラスメイトの事を全員大尉以上の階級で呼んでいる。

 

 

②私立エコール女学院

 

 

 ひたちなか市に居を構える中高一貫教育の新設校。

 所謂上流階級層の淑女たちの育成を目指しており、生徒たちにも鼻っ柱の強い女の子が多い。

 ガンプラバトル部主将のリュウザキは、県下でも飛び抜けた操縦技術を持ったビルダーであるが、公式戦の実績不足と、部員が経験に乏しい彼女のおっかけ中心である事などから、チームとしての総合力は未知数である。 

 

 

 リュウザキ・アゲハ(竜崎鳳蝶)『マダム・バタフライ』

 

 茨城県下のガンプラバトル界に颯爽と現れた超新星。

 赤色の豊かな髪を縦ロールに結い上げた、今時珍しい一本筋の通ったお嬢様。

 優雅で可憐なマニューバとは裏腹に、本人は気位が高く曲がった事が大嫌い。

 部員たちにイマイチ締まりの無いのが悩みの種。

 かつて世界大会に出場したタンク乗り、リュウザキ・ツルギを姉に持つ。

 

 

 カシマ・エイコ(鹿島瑛子)『かしまし』

 

 エコ女に通うショートカットのバトル部員、口癖は「かしら」

 好戦的で喧嘩っ早いが、バトルの腕は並くらい。

 同級生のヒタチより、ちょっとだけ格闘戦が得意。

 

 

 マスノ・ヒタチ(鱒野常陸)『かしまし』

 

 エコ女に通うワカメ髪のバトル部員、口癖は「ますの」

 一見おっとりした口調だが、さりげなくエイコを呷って火を点けて回るのが趣味の迷惑屋。

 見た目よりは行動力があるが、それでもバトルの腕は並くらい。

 同級生のエイコより、ちょっとだけ射撃が得意。

 

 

③その他の人たち

 

 

 リュウザキ・ツルギ(竜崎劔)『サムライ・ガール』

 

 かつて第4回ガンプラバトル選手権において東日本大会を制した、チーム『タンクバタリアン』のリーダー。

 豪放で楽天的、細かいこと気にしない逞しい性格の女性。

 チームでは指揮官っぽい何かを担当し、直感とノリとその場の勢いで、幾度となく幸運の女神を引き寄せて見せた。

 現在は砲弾学園弓道部の臨時コーチとして、学生たちのタンク道の指導に当たっている。

 現役時代は真っ赤なポニーテールを髷のように結わえ、サムライ・ガールの愛称で呼ばれていたが、現在はばっさりショートカットにしている。

 エコール女学院バトル部主将、リュウザキ・アゲハは彼女の妹。

 

 

 カトリ・ランコ(花鳥嵐子)『地虫の嵐(ハリケーン・クローラー)

 

 はまぐり高校1年C組の担任教師。

 形の良いおでこがチャームポイント、愛称はデコちゃん。

 ただし本人はその名を気に入っていない。

 十年前のガンプラトル選手権において、東日本予選を制した「タンクバタリアン」の一員。

 当代群を抜いた無限軌道捌きで知られ、現役時代は『地虫の嵐』の異名で畏れられた。

 ただし本人はその名を気に入っていない。

 

 

 カワシナ・トラ(川繊虎)『虎の咆哮(タイガー・ジェット)

 

 

 かつてのチーム『タンクバタリアン』の一員。

 タンクに乗ると四字熟語しか話さない、ちょっぴり中二病な女の子。

 チームでは砲手をつとめ、その冷静沈着な射撃で数多の強豪たちを沈めて見せた。

 実は戦闘機の操縦の方が得意で、魔改造マゼラトップによるドッグ・ファイトを度々敢行した事から『ジェット』と言うタンク乗りにあるまじき異名で知られる。

 現在は他の二人と同様現役を退き、一児の母として大洗で専業主婦にいそしんでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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