観月「さてと、ここの掃除は終わりかな・・・」
観月「あとは・・・美鈴さんがまた寝てる・・・あ、咲夜さんが・・・」
観月「よし、掃除に戻ろう」
レミリア「1,2,3,4,5,ゲッ!借金!?」
フラン「あははは、お姉ちゃんまた借金してるじゃん」
レミリア「あーあ、所持金真っ赤だぁ・・・」
美鈴「あーあ、また咲夜さんに怒られちゃいまし・・・」zzz
咲夜「・・・」シュッ
美鈴「ぎゃああああああ!!」
パチュリー「・・・・・・・」ペラ
パチュリー「・・・・・」ペラ
パチュリー「・・・」ペラ
観月「・・・俺らの日常ってつまらないですね――――」
小悪魔「まあ、日常ってそんなもんですよ」
観月「・・・それよりなんで俺は図書館にいるんですか?」
小悪魔「図書館に来てくれないと私の出番が無いんですよ」
観月「・・・小悪魔さんってそういうメタいこと言うタイプなんですね」
小悪魔「え?」
観月「いや、なんでもないです」
観月「今日ももう終わりか・・・一日が早く感じる」
観月「何か面白いこと無いかなぁ・・・」
観月「・・・また、夢の中・・・」
観月「・・・あれ、ここって」
レミリア「フラァン・・・じゃない!!?」
観月「レミリア・・・?」
レミリア「な、な、なんでアンタがここにいるのよ!」
観月「ここは夢の中ですからね」
レミリア「どういう意味よ」
観月「夢の中なら俺の能力で出入り出来ますから」
レミリア「プライバシーの侵害でしょ!」
観月「能力だから、仕方ない」
レミリア「仕方無くないわよ!」
観月「まあそれは置いといて、一つ面白いことが分かりましたよ」
レミリア「面白いこと?」
観月「えいっ」キラーン
レミリア「うわッ・・・ってフラン!?」
フラン「あれ、ここどこ・・・?」
レミリア「フラァン!!」
フラン「お姉様!?」
観月「やっぱり・・・」
フラン「観月まで・・・どこよここ」
レミリア「ここは、私の、夢の、中よぉ」
フラン「お姉様の夢の中・・・?」
レミリア「そうそう」
観月「えいっ」キラン
フラン「え!?」
レミリア「フラァァァァァン!!?」
レミリア「おい!!フランがぁ!!」
観月「自分の夢に帰ったんですよ」
レミリア「どう考えてもお前が強制送還しただろ!」
観月「まあ、いつまでもこんな所にいても暇でしょうし」
レミリア「・・・」
レミリア「またこんなオチか」
観月「それじゃあ、俺も帰りますね」
レミリア「う、うん」
チュンチュン
観月「・・・朝か」
観月「やっとわかった気がする・・・」
観月「この能力の使い方が!!」