犠牲者の多い幻想郷   作:海猿

46 / 62
夢観月編
5人目・・・?


最近、謎の夢を見る・・・

 

夢の中に不思議な女の人が出て来る夢・・・

 

 

 

??「あれ、今日も来てくれたんですね~」

 

 

 

観月「すいません、毎日来て、迷惑じゃないですかね?」

 

 

 

??「いやいや、私もこの仕事は暇なんで全然いいですよ」

 

 

 

観月「そうですか、よかったです」

 

 

 

??「そうそう、今日は~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観月「俺、そろそろ帰りますね」

 

 

 

??「そうですね、私も仕事してないと怒られちゃいます」

 

 

 

観月「・・・そういえば、今まで名前聞いてなかったですね」

 

 

 

??「あはは、そうでしたね~、私は紅――」グサ…グサグサグサ

 

 

 

観月「う、うわあぁああぁああ!!」

 

 

ガバッ

 

 

咲夜「ほら、美鈴起きなさい!」

 

 

 

美鈴「う~ん、私の名前は~」zzz

 

 

 

咲夜「紅美鈴でしょ知ってるわよ」

 

 

 

観月「・・・」

 

 

 

美鈴「」パチ

 

 

 

美鈴「あ、咲夜さん。おはようございます」

 

 

 

咲夜「おはようじゃないわよ!」ゴスッ

 

 

 

美鈴「痛い!」

 

 

 

観月「・・・」

 

 

 

咲夜「全く仕事しないんだから・・・クビになってもしらないわよ?」

 

 

 

美鈴「別に侵入者は入れてないんですから別にいいじゃないですか~」

 

 

 

咲夜「毎日のように来て図書館の本を盗んでいくあの魔法使いはなんだって言うのかしら?」

 

 

 

美鈴「あははは」

 

 

 

咲夜「ふふふふ」

 

 

 

美鈴「それじゃ」

 

 

 

咲夜「待ちなさい」ニコ

 

 

 

美鈴「」

 

 

 

ザクザク グルグル ザワザワ ドドンドドン カンカン

 

 

 

観月「無視!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「ところで、貴方は?」

 

 

 

観月「俺は、夢観月」

 

 

 

美鈴「最近流行りの犠牲者じゃないですか?」

 

 

 

観月「犠牲者?」

 

 

 

咲夜「犠牲者ねぇ・・・」

 

 

 

紫 「・・・」

 

 

 

美鈴「うわっ!」

 

 

 

咲夜「あ、紫さん」

 

 

 

紫 「こんにちは・・・」

 

 

 

咲夜「あなたが出てきたってことは、この人は・・・」

 

 

 

紫 「もちろん!」

 

 

 

紫 「・・・知らないわ;;;」

 

 

 

咲夜「へ?」

 

 

 

紫 「また・・・?」

 

 

 

咲夜「どういうことでしょうか」

 

 

 

紫 「結界はちゃんと管理してるわよね~(藍が)」

 

 

 

咲夜「紫さん?」

 

 

 

紫 「あら、ゴメンナサイ;」

 

 

 

紫 「まあ、結論から言うとこの子は私が連れてきたわけじゃないわ」

 

 

 

咲夜「なら、何故幻想郷に・・・」

 

 

 

紫 「多分、また能力のせいね」

 

 

 

美鈴「こんにちは」

 

 

 

観月「こんにちは」

 

 

 

美鈴「あれ、何処かで会いましたっけ?」

 

 

 

観月「・・・いや、多分会ったことは、無い、、ハズ」

 

 

 

美鈴「そうですか?私は不思議と始めて会ったとは思えないんですよね~」

 

 

 

観月「そうですね」

 

 

 

紫 「・・・『他人の夢を操る程度の能力』」

 

 

 

咲夜「え?」

 

 

 

紫 「あ、能力の名前ね」

 

 

 

咲夜「なんか、雑じゃないですか?」

 

 

 

紫 「もう、めんどくさいのよね」

 

 

 

咲夜「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観月「ここは?」

 

 

 

咲夜「紅魔館よ」

 

 

 

観月「赤いですね~」

 

 

 

咲夜「紅魔館だからね」

 

 

 

観月「広いですね~」

 

 

 

咲夜「紅魔館だからね」

 

 

 

観月「適当に返さないでくださいよ」

 

 

 

咲夜「紅魔館だからね」

 

 

 

観月「咲夜さん?」

 

 

 

咲夜「紅魔館だからね」

 

 

 

観月「PAD」

 

 

 

咲夜「」シュッ

 

 

 

観月「うわっ!!」

 

 

 

観月「いきなりナイフ投げないでくださいよ!!」

 

 

 

咲夜「さて、ここが貴方の部屋よ」

 

 

 

観月「こんな広い部屋使っていいんですか?」

 

 

 

咲夜「・・・まあ普通の広さなんだけど」

 

 

 

観月「これが普通って、最大はどれくらいに・・・」

 

 

 

咲夜「今日から貴方にはこの館のメイドとして・・・」

 

 

 

観月「メイド?メイドっすか!?」

 

 

 

咲夜「メイド・・・じゃないわね、男だと何ていうのかしら」

 

 

 

観月「さぁ」

 

 

 

咲夜「まあ、とりあえずここで働いてもらいます」

 

 

 

観月「めんどくさいでs」

 

 

 

咲夜「働かざるもの食うべからずですよ?」ナイフシャキーン

 

 

 

観月「は、はい・・・」

 

 

 

 

 

 

!!!!!夜!!!!!

 

 

 

レミリア「咲夜、新しい人間が来たんだって?」

 

 

 

咲夜「はい、お嬢様」

 

 

 

レミリア「呼んできなさい」

 

 

 

咲夜「はい」

 

 

 

観月「お呼びでしょうか、お嬢様(なにこれムズムズする)」

 

 

 

レミリア「あなたが今日から紅魔館に来たっていう人間ね」

 

 

 

観月「はい、観月と申します(俺何してんだろ)」

 

 

 

レミリア「ま、せいぜい食料にならないように頑張りなさい」

 

 

 

観月「はい(食料てww)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観月「何だったんですか?あれ」

 

 

 

咲夜「多分、そのうち分かるわよ」




観月「俺、夢観月って名前なんですよね?」



紫 「・・・そうよ」



観月「んで能力が『他人の夢を操る程度の能力』」



紫 「そ、そうよ」



観月「なんか俺の名前だけ雑につけられてません?」



紫 「そうね」



藍 「でも正直言うとほとんど安直な名前ですy」



紫 「ちょっと黙りなさい」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。