新 「うわぁぁぁぁっ!!?」
新 「はぁ……何だ夢か……」
新 「悪夢を見ちゃった……さっさと寝よ」
次の日
新 「……輝夜ー?」
新 「おーい輝夜……」
ガラガラガラガラ
新 「かぐ……また寝てるのか」
新 「全く……おーい輝夜?もう昼だぞ―――」
輝夜「(^q^)」
新 「か、輝夜?」
輝夜「(^q^)」
新 「おい!輝夜!輝夜!?」
輝夜「(^q^)」
新 「コイツ……なんかむかつく!!」
永琳「姫が病気……?」
新 「そうなんだ!輝夜が!!」
永琳「そんな馬鹿な……姫は蓬莱人。病気にかかるなんてありえ―――」
輝夜「(^q^)」
永琳「……調べてみましょう」
数分後……
永琳「うん……やっぱり」
新 「やっぱり……?」
永琳「新の能力で作られた病原体ね……」
新 「俺の能力で……」
新 「ってことは新種のヤツか…」
永琳「そうね」
新 「……それより、この病気の症状って―――」
輝夜「(^q^)」
新 「何この病気?!」
永琳「……これは、脳内に新種の細菌が入り込んだのね」
新 「細菌……」
永琳「そのせいで脳から送られる信号が一つになっちゃうみたいね」
輝夜「(^q^)」
新 「なるほど……?」
永琳「こんなイラつく顔をする菌だから……」
永琳「その名も「イラつ菌」!!」
新 「い、イラつ菌……!?」
新 「(ダセェ……)」
永琳「今ダサいとか思ったでしょ」
新 「へ!? いやいや全然……カッコイイ名前デスネー」
永琳「……」
新 「ああ!そんなことより、この病気を治す方法とかって……」
永琳「このままでよくない?」
新 「え。ええっ!?」
永琳「治すのはめんどくさいし、治したら治したでまためんどくさくなるでしょ?」
新 「……まぁ、そうかな~」
輝夜「(^q^)」
新 「そうっすねー」
(^q^)(^q^)(^q^)
新 「輝夜ー」
輝夜「(^q^)」
新 「食べたい物あるかって永琳さんが言ってたぞ」
輝夜「(^q^)」
新 「そっか。なんでも良いか……」
新 「分かった。そう伝えとくよ」
(^q^)(^q^)(^q^)
永琳「姫、どうでしょう」
輝夜「(^q^)」
永琳「そうですか……」
輝夜「(^q^)」
永琳「わかりました」
(^q^)(^q^)(^q^)
新 「永琳さん……」
永琳「何かしら」
新 「いい加減、輝夜を治してください!」
永琳「……」
新 「永琳さんも気付いてるはずです……このままじゃダメだって……」
新 「輝夜があのままじゃ……」
新 「マジでイライラするんですよ!!」
永琳「そうね……」
新 「そうね…って良いんですか!?」
新 「話しかけるたびに『(^q^)』って」
新 「もはや言葉ですらねぇよ!!」
永琳「そ……そうね」
新 「永琳さんも思ってるでしょ!」
永琳「まぁ……確かに」
永琳「イラつくわね」
新 「でしょ」
永琳「仕方ない……治しましょうか」
(^q^)(^q^)(^q^)(^q^)(^q^)(^q^)(^q^)(^q^)(^q^)(^q^)(^q^)(^q^)
輝夜「ん……んん」
新 「輝夜……!」
永琳「姫……」
輝夜「あら……どうかしたの?」
輝夜「あ、そうだ永琳」
永琳「……なにか?」
輝夜「……お腹空いたわー」チラッチラッ
永琳「……」
新 「……」
永琳「そうね、ご飯にしましょうか……」クスクス
輝夜「……?何笑ってんのよ」
永琳「いえいえ……」
こうして輝夜に罹った細菌『イラつ菌』は周りにも被害を及ぼすということで駆除されました。
あの事件の後、何故か永琳さんがため息をつき『前の方がよかったかしら』なんて言ってるが……
俺も同感です
新 「(^q^)」
輝夜「何してんの?」
新 「(^q^)」
輝夜「……新?」
新 「(^q^)」
輝夜「新!新!?」
新 「(^q^)」
輝夜「な、何してんのよ!!」
新 「輝夜のマネ」
輝夜「…え!?」