犠牲者の多い幻想郷   作:海猿

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蓬生新編
3人目の犠牲者


新 「ここが、幻想郷・・・」

 

 

 

新 「幻想郷キタ ━━━ヽ(´ω`)ノ ━━━!!」

 

 

 

てゐ「庭に変なヤツが居るうさ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永琳「急患?」

 

 

 

てゐ「そううさ。主に頭を診てやってほしいうさ」

 

 

 

新 「ここはドコなんだ?」

 

 

 

てゐ「ここは診療所うさ。お前みたいなやつの為にある所うさ」

 

 

 

永琳「それ以外にもいろんな人が来るけどね・・・」

 

 

 

紫 「最近、仕事が多くて困っちゃうわ~」

 

 

 

新 「あ、紫さん」

 

 

 

永琳「2人は・・・知り合い?」

 

 

 

紫 「ま、そんな所ね」

 

 

 

てゐ「そんなことより、何しに来たうさ」

 

 

 

紫 「うん、そこら辺はもうお決まりのパターンと化してるから割愛させてもらうわね」

 

 

 

紫 「じゃあ。いつもの!」

 

 

 

藍 「ダラララララ、タンッ!」ドラムロール(太鼓で)

 

 

 

紫 「貴方の能力は『新種の病原体を作り出す程度の能力』よ!」

 

 

 

新 「へー」

 

 

 

紫 「もうちょっと反応してよ!」

 

 

 

新 「うん。まあなんとなくわかってたし」

 

 

 

紫 「?」

 

 

 

新 「さてと、俺はこのあと何をしたらストーリーが進むのかねぇ?」

 

 

 

紫 「・・・まあいいわ。それとストーリーは勝手に自分で創ってちょうだい・・・なんなら素材をあげるわよ?」

 

 

 

新 「お?どんなの?」

 

 

 

紫 「貴方の親友流神豊がこの世界に貴方を探しに来てるわ」

 

 

 

新 「!?」

 

 

 

紫 「あえてこれ以上何も言わないようにするけど・・・どうする?」

 

 

 

新 「勿論、探しに行くに決まってる!」

 

 

 

紫 「そう、じゃあ頑張ってね~」

 

 

 

新 「豊も幻想郷に来てんのか・・・」

 

 

 

新 「よし!豊探しに出発だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永琳「行ったわね・・・」

 

 

 

てゐ「結局、アイツは何だったうさ・・・」

 

 

 

永琳「最近流行りの『犠牲者』とかじゃないの?」

 

 

 

てゐ「絶対流行ってはないと思ううさ」

 

 

 

永琳「それより・・・鈴仙は?」

 

 

 

てゐ「確か里の方に行ってた気が・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新 「・・・しっかし幻想郷って自然が多いな~絶対迷う」

 

 

 

新 「ん?人影が・・・」

 

 

 

鈴仙「はぁ、全く師匠は人使いが荒いなあ・・・いきなり買い出しに行ってこいだなんて・・・」

 

 

 

新 「(うさぎ!?)」

 

 

 

鈴仙「(?誰だろう)」

 

 

 

新 「(目が赤い・・・カッケェ~)」ジー

 

 

 

鈴仙「!あなた、私の目・・・!!」

 

 

 

新 「・・・へ?」

 

 

 

鈴仙「ぎゃぁ~~~~~~!!」

 

 

 

新 「」

 

 

 

鈴仙「あなた、何を・・・」ドサッ

 

 

 

新 「あ、え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新 「永琳さん!急患です!!」

 

 

 

永琳「鈴仙!?貴方!鈴仙に何したの?!」

 

 

 

新 「いや、、目を見たら、、、なんか・・・」

 

 

 

永琳「目・・・?」

 

 

 

紫 「貴方の能力は『新種の病原体を作り出す程度の能力』よ」ボソツ

 

 

 

永琳「!?」

 

 

 

 

~~~治療中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴仙「死ぬかと思いました・・・」

 

 

 

新 「なんか、ゴメンナサイ」

 

 

 

永琳「・・・さて、どうしてこうなったのか説明してもらおうかしら」

 

 

 

新 「俺は目を見ただけです!」

 

 

 

鈴仙「私も、目を見られたかと思ったらいきなり・・・」

 

 

 

永琳「・・・まぁ大体察しはつくけどね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新 「俺の能力の暴発?」

 

 

 

永琳「そうよ」

 

 

 

新 「・・・?」

 

 

 

永琳「あなた自分がどんなの能力を持ってるか知ってる?」

 

 

 

新 「えっと・・・『新種の病原体を作り出す程度の能力』でしたっけ?」

 

 

 

永琳「そう。そしてあなたは、まだその能力を操りきれてないのよ」

 

 

 

新 「はー」

 

 

 

永琳「それで誰かれ構わず能力を使っちゃったのね・・・」

 

 

 

新 「へー」

 

 

 

永琳「話・・・聞いてる?」

 

 

 

新 「うー」

 

 

 

永琳「・・・」ゴスッ

 

 

 

新 「痛い!!」

 

 

 

永琳「話・・・聞いてる?」

 

 

 

新 「あー」

 

 

 

永琳「・・・」ゴスッ

 

 

 

新 「痛い!!」

 

 

 

永琳「話・・・聞いてる?」

 

 

 

新 「いー」

 

 

 

永琳「・・・」キラン

 

 

 

新 「ちょっと待って」

 

 

 

永琳「話聞いてた・・・?」

 

 

 

新 「はい・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永琳「ってワケであなたはとりあえず永遠亭にいなさい」

 

 

 

新 「ええ~~」

 

 

 

永琳「そっちのほうが治療もすぐできるし」

 

 

 

永琳「あなたは自分の能力を操れるようになるまで極力永遠亭から出ないこと」

 

 

 

新 「は~い」




藍 「紫様、一ついいですか?」



紫 「なあに、藍?」



藍 「私のドラムロールいりますか?」



紫 「いらない」



藍 「じゃあなんで毎回やらされてるんですか・・・」



紫 「別にやりたくないならやらなくてもいいけど・・・」



紫 「貴方の出番なくなるわよ?」



藍 「!!」



紫 「どうする?別に橙にでもやってもらうけど・・・」



藍 「・・・次回から橙と一緒にやります」



紫 「うん。頑張ってね」

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