どうも、旧人名無しです
前回の補足で出雲さんのステータスは大体が(知力と魔力以外)は村人の子供程度です、なので髭親父もといガイルさんは憤ってたわけですね。
村人の大人は全ステータスが50くらいです。
あと髭親父はステ300前後でございます。
さて、連れてこいとは言われていたが、多分本が所蔵されてる所へ案内されてたしそこにいるだろうけど。
まぁ受付嬢さんに読んでもらえばいいか。
そんな事を出雲は思っていると、受付嬢の人が歩いてきた。
「お疲れ様です、さっそくなんですがこの書類にサインと血判、職業とジョブも・・・」
「いや、それは後にしよう、まずは天月・・・私の片割れのもやし男覚えてるか?」
「えっ、あ、ハイ。いま図書館にいますが。」
「連れてきてくれないか?」
「ハイ、わかりました」
受付嬢さんは一礼すると、恐らく図書室の扉を開けていった
実のところ、彼女が呼びに言っている間に書いてもよかったんだが・・・
ここで気づいた、この世界の文字が分からないです。
まぁ、当たり前の事ではあるんだけども・・・こういうところは翻訳機能が発動するものではないのかね?あの神様の訳の分からない所での手の抜き方に憤りを感じております。
まぁ、天月ならすでに文字を理解してるだろうし、教わるなり覚えるなりすればいいか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガチャリ
ん、誰かが入ってきたようだ。
天月は扉の方へ眼を向けると、受付嬢がいた。
あ~、もう時間か・・・割と早く終わったな、いや、本に夢中で実は結構時間が経ってたのかもしれないな。
今回はあまり読めなかったな。
まぁ文字が違ったから最初に戸惑ったからな、仕方ない。
そんなことを考えていると、受付嬢が横に来て
「あの、試験の・・・」
「ああ、わかってるよ、俺の番だね」
「はい、本は片づけておきます」
「出来る?」
「多分、大丈夫です」
受付嬢の人は本の量に驚いていたがすぐに立て直しそう言うが、一人ではきついだろうし
何より、女性一人で本を片付けさせるのは俺が許せない。
「手伝いますよ」
俺はそういうとささっと50冊程を片付けて出雲の元へ行く。
面白そうな魔法も見つけたし、出雲にも教えてやらないとな、あいつならすぐに応用したり、改良したり、新しく魔法を作ったりするだろう。
いやはや矛盾ではあるが、なんというか、ファンタジーが現実味を帯びてきたな。
これからが楽しみだ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「お疲れさん」
「おう、おっさんが呼んでるぞ、お前の番だ」
「いやはや、やはり試験となると緊張するな」
「安心しろ、魔力流して。おっさんと戯れるだけだ」
「おっさんと戯れるとかちょっといやらしいな」
「うん、言ってて私も思った」
「だよな、そいえばステどうだった?」
「なんでわかってんのん?本」
「せやで」
「なるほど、まぁ内容はちょっと加減し過ぎた、おっさんにカード渡したからまた見せるよ」
「りょーかい」
そんなことを話していると、図書室から受付嬢が出てくる。
出雲はそれを見つけるとその受付嬢に向かいつつ
「んじゃ、私も本読んでくる。文字も覚えないといけないしね」
「ああ、お前ならすぐ覚えるだろうよ」
「おう、お前もほどほどにな」
「わかっとるよ」
二人は一瞥を交わすと個々の扉へ入っていく。
此処まで読んでいただき有難うございます
ようやっと十話です。
此処まで続くとは思いませんでいた(白目
まぁ殆ど進んでいないんですがね(汗
これからも頑張りたいです。ハイ
閑話を作ってみたいとも思ったんですがそこまでするようなキャラがいないので保留です。ハイ