いよいよE5ボスと対峙したもののあまりの硬さに驚き、ボーキの量がほかの資材の三割弱しかないことに気づき大慌てしている作者です。
ただいま全力で遠征部隊を出してボーキを稼いでいる状態でその空き時間を使って執筆しています。
では、投稿します。
大規模改装によって大きく資源を消費してしまったものの、何とか出撃できる程度の資源が補給された。
「さて、いろいろあったがいよいよ初出撃だ。」
「はあ、なんで出撃もしてないのにこんなに疲れてるのかしら・・・」
「まあそういうなって。これより正面海域に出撃する!旗艦叢雲!比叡、響でサポートを頼む。」
「任せてください!!」
「了解」
「じゃあ、どうなんだっけな・・・中破したら撤退な。」
「「「・・・え?」」」
「ん?なんかおかしいこと言ったか?」
「司令官、普通は大破撤退なんだよ?」
「あ?知るかよんなこと。沈んだら元も子もねえんだからよ、多少臆病なくらいがちょうどいいんだよ。それにまだ戦闘がちゃんとできるかもわかんねえしな。療養したといってもまだ本調子じゃないってこともあるかもしれねえしな。」
「・・・わかったわ。中破が出たら撤退ね。じゃあ行ってくるわ。」
「おう、大丈夫だとは思うが無事に帰って来いよ。」
~~~~~鎮守府正面海域~~~~~
「さあ、そろそろ奴らが出てくるエリアに入るわよ。警戒するように!」
「「了解!」」
その後、響が偵察に出ていた駆逐イ級を発見した。
すかさず叢雲は無線を取る。
「司令、敵艦を発見したわ。まだこっちに気づいてないみたいだけど・・・」
「OK.比叡の主砲なら遠距離からでも行けそうだが・・・行けるか?」
「任せてください!・・・主砲、斉射、始めぇーっ!!」
比叡の放った35.6cm連装砲が駆逐イ級を爆散させた。
「駆逐イ級の撃沈を確認したわ。こちらに損害は無し、先に進むわ。」
「了解だ。注意して進めよ。」
その後先に進み羅針盤を見る。
「こっちの方角ね、進むわよ。」
先に進むが・・・
「司令、どうやらはずれみたいね。主力艦隊らしき敵影は確認できないわ。」
「そうか、なら警戒しつつ帰投しt・・・」
その時だった、砲弾の飛来音が二つ聞こえた。
「待つんだ叢雲・・・!!くうっ!?」
とっさに気づいた響が叢雲を庇う。
「響!?隠れてたの・・・!?」
「撃ちます、当たって!!」
直後に比叡が放った主砲で奇襲をかけた駆逐イ級二隻を撃ち抜いた。
「おいどうした!?何かあったのか!?」
「奇襲を受けたわ・・・私を庇って響が中破したわ・・・」
「そうか・・・とりあえずそこから先は無いみたいだしここまでだな。」
「司令官、その・・・ごめんなさい。私のせいで・・・」
「気にすんな、ミスなんて人間だれしもするもんだ。いちいち気にしてたら身が持たないぜ?次にまとめて借りを返してやればいい。」
「・・・フフッ、そうね。そうさせてもらおうかしら。じゃあこれから帰投するわね。」
「おう、くれぐれも気をつけてな。」
~~~~~艦隊帰投~~~~~
「艦隊が帰投したわ。報告書は明日出すわね。」
「了解だ、響は大丈夫か?」
「ええ、今は入渠ドックで修復中よ。比叡さんは主砲の整備をしてるわ。」
「そうか。なんだかんだで比叡だよりになっちまったな。」
「そうね・・・私も負けてられないわ。」
「その意気だ。向上心は何につけても大事だからな。ほら、初出撃で疲れただろうゆっくり休みな。」
「ええ、そうさせてもらうわ・・・」
少し疲れたような表情をして叢雲は執務室を出て行った。
「さて・・・どうしますかねえ・・・」
空は物思いにふけりながら今後のことを考えていた。
~~~~~一方そのころ~~~~~
「いいか、君は岩川鎮守府にいる提督を暗殺するんだ。わかっているな・・・祥鳳。」
「・・・はい、わかっています。」
そう答える彼女の眼には光がなかった・・・
「さて、首尾はどうかね?」
「上々です。岩川鎮守府に復帰する軽空母「祥鳳」には「風林 空」という人間を暗殺するようにと催眠をかけました。」
「よろしい、では下がり給え。」
「はっ、失礼します。」
「上層部はあの男を飼い殺す気らしいが生ぬるい、後顧の憂いは断つべきだ。」
そう言ってある男は再び執務を始めた・・・
いかがだったでしょうか?
眠気が限界まで来てるので文字数が少なめです。
そしてどうやら私はカテゴリ別の最初の艦娘をいじめたいようです(-_-;)
作者にとっては祥鳳さんは初めての空母です。思い入れもひとしお・・・のはずなのに・・・なぜだ・・・。
では、次回予告を、
岩川鎮守府に新しく着任した軽空母、祥鳳。彼女には秘密があり・・・
そして、矢代提督との会談で事態は急変する。
「提督・・・私のために・・・死んでくれませんか?」
空と矢代提督はどうなるのか・・・!?
次回、「不幸な提督、暗殺の危機!?」お楽しみに!
では、次回の投稿でお会いしましょう!