不幸な憲兵が提督に!?   作:A・Dson

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皆さんいかがお過ごしでしょうか。
遅れてしまい申し訳ありませんでした。バイトで体力使い切ってましたと、E4突破して力尽きた作者です。
この前戦艦4隻は反則とか言ってたな。今回のE4で戦艦6隻出てきたんだが・・・(-_-;)
やっぱ夜戦カットインは最強だって、はっきりわかんだね。最後が時雨の雷撃っていうのも何かの縁だったりするんですかねぇ・・・。
ただ、練度の頭打ちという課題がやはり残っているのでそこをまずはどうにかしないとですね。

さて、話を戻して今回は鎮守府海域のEOのお話です。当時の作者のアホなミスをお楽しみください。




第三十五話 鎮守府近海を哨戒せよ! その1

沖ノ島海域で手痛い敗戦を喫した岩川鎮守府メンバー。

各々ダメージを修復したりなど、リベンジのために体制を整えていた。

そんな中、空宛てに大本営から厭味ったらしい文面で辞令が送られてきた。

「なに・・・鎮守府近海の哨戒を行え?いや、今でもやってるじゃねぇか。」

「此処でいつもやってる哨戒じゃなくて鎮守府海域の少し離れたエリアの事ですね。」

「そんなところがあったのか・・・」

「えぇ。ですがあるのはわかっていてもどういう海域かまではわからないんですよね・・・」

「そうだな・・・文面には哨戒をしろとしか書いてないしな。でも、沖ノ島に行く前にもう少し練度を上げてもいいと思うんだが、どう思う?」

「いいと思います。大本営からの指令を無視するのもよくありませんし。ところで・・・」

「なんだ?」

「お腹が・・・空きました。」

「まだ09:30なんだが・・・朝飯食ってないのか?」

「いえ?今日もしっかりいただきました。」

「・・・さて、仕事しますか。」

「えっ、何か食べ物持ってるんじゃないんですか!?」

「あるわけねぇだろ!?此処は食堂じゃねぇ!おら、さっさと仕事しろ!」

「そんな!?このままじゃ私倒れちゃいますよ!?」

「どんだけ燃費悪いんだよ!?はぁ・・・食堂で間宮からなんかもらってこい。ただし、仕事サボるようなら没ss「わかりました!!行ってきます!!」話聞けよ!!」

その後赤城が戻ってきたのは1時間後だった。あと間宮から内線で苦情が来たため赤城はしばらく減給ならぬ減ボーキに処された。

そして時間が過ぎ、

~~~20:00 執務室~~~

空は鎮守府近海攻略のためのメンバーを執務室に呼んだ。

「司令官、メンバーを集めたわ。」

今回集まったのは叢雲、扶桑、朝潮、時雨、神通、山城である。

「さて、今回お前たちには鎮守府近海海域の哨戒をしてもらう。」

「それはいつも僕たちがやってるのとは違う場所の哨戒ということかい?」

「そうだ、いつもと違うエリアを哨戒してもらうことになる。何があるかわからないからとりあえず足の速いメンバーと高火力の扶桑型に行ってもらうことにした。」

「出撃は明日?」

「あぁ。今回俺は通信でのサポートに専念する。何かあったら逐一報告を頼む。今回の出撃は情報収集の面が強いことを念頭においてほしい。出撃は明日の09:00だ。何か質問は?」

「提督、この海域の深海棲艦についての情報はないのですか?」

「あぁ、今回の海域の情報はないが大型艦は出てきて重巡洋艦だろう。海図を見たがこの海域はあまり広くないからな。戦艦、空母が出るとは考えにくい。とはいえ推測に過ぎない。気を抜かないでほしい。」

「なるほど・・・わかりました。」

「他に質問はないか?・・・よし、じゃあ解散。」

 

簡単にブリーフィングを終えた艦隊メンバー。既に今回の出撃、対策は穴だらけなのだが、空や艦隊メンバーがそれを知るのはもう少し先のことになる。

 

~~~翌朝 09:00 鎮守府港~~~

翌朝、天気も良く絶好の出撃日和となった。

「じゃ、行ってくるわ。」

「おう、行ってこい。いつも通りに中破撤退だぞ。後報告忘れるなよ。」

「わかってるわよ・・・あんたの初期艦よ?少しは信頼しなさいな。」

 

艦隊が叢雲を旗艦として出撃した。

「さて、戻るか・・・」

 

~~~09:30 鎮守府近海海域~~~

「該当海域に到達したわ。指示をお願いするわ。」

「了解した。とりあえずは索敵しながら進んでくれ。」

「わかったわ。指示は聞こえた?このまま進むわよ。」

 

艦娘索敵&進軍中

進んでいくうちに叢雲はこの進軍に違和感を感じていた。

(おかしい・・・あまりにも敵が()()()()()()。水雷戦隊や補給部隊はおろかはぐれすらいないなんてことがあるのかしら・・・?)

少しの間考え込み、そして、叢雲は核心にたどり着いた。

(海上には見当たらないけど、まさか・・・!!)

とっさに海面に目を向け、遠くから、雷撃の軌道を視認する。

「全員散開!!相手は潜水艦よっ!!雷撃が来てるわ!!」

叢雲の素早い判断により全員が雷撃を回避することができた。

駆逐、軽巡組がすかさずソナーを起動する。

「まさか潜水艦なんてね・・・まずいわね。」

今回の出撃メンバーの編成は駆逐3、軽巡1、戦艦2である。本来なら潜水艦を相手にするのに不足はないのだが、今回は奇襲を受けたため陣形が崩れていること、そして何より()()()()()()()()()()()()()()()()()。一応備え付けの爆雷があるが、情報が少ない今ではあまりに心もとない。そんな中叢雲がとった判断は、

「朝潮、敵潜水艦は何隻!?」

「1隻だけよ!」

「なら何とかなりそうね。陣形を単横陣に組むわ、扶桑さんたちは周囲の警戒を!他のメンバーで沈めるわよ!」

叢雲の指示のもと陣形を切り替える。以前よりも組むスピードが上がっているあたり演習を繰り返し行っていたのだろう。

「朝潮は位置報告をお願い。時雨、私、神通さんの順に行くわよ。」

「動きはあまり早くないわね、2時の方向、距離120!」

「見つけたよ!」

時雨がまずは爆雷を投擲する。爆発と共に水しぶきが上がる。

「命中確認!でも沈んでないわ!」

「第二射、行くわよ!」

次に叢雲が爆雷を投げる。再び爆発。

「・・・反応消失。撃沈したみたいね。」

「叢雲ちゃん、周囲は潜水艦含め異常は無かったわ。」

「ありがとうございます。司令官、聞こえるかしら。」

「あぁ、戦闘音も聞こえてた。潜水艦か・・・正直俺の知識が足りなさすぎるな。」

「ちょっと、提督なんだから流石に勉強しときなさいよ、私たちだって将来潜水艦を運用するかもしれないじゃない。」

「う・・・すまん。」

「まぁいいわ。損害はないけど私は撤退を提案するわ。情報が無い上に、今回は1隻だからどうにかなったけどこのまま潜水艦を相手にするのは厳しいと思うわ。」

「そうか。なら現場の判断を尊重すべきだな。撤退してくれ。その間に俺は対潜装備の開発を進めておく。」

「了解したわ。」

 

こうして初戦を勝利で飾ったものの新たな脅威を知った艦隊メンバー。

因みに鎮守府に戻って最初に見たのは。開発に失敗しまくり綿あめもどきに埋もれていた空だった。

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?
言わなくてもわかると思いますが、改めて書いてみると・・・馬鹿ですね。
対潜は詰まない、そもそも4隻以下じゃないとボスに行けないなどなど当時の作者のガバガバ状態が分かります。

さて、来週から大学が始まります。まさかの今年が一番忙しいという想定外の事態もあり、ただでさえ不定期でクソ遅い投稿がさらに遅くなりそうです(-_-;)

つまり何が言いたいかというと、トランキーロ、あっせんなよってことです。
・・・調子に乗りました。すいません(-_-;)
できるだけ早く投稿できるようにするので気長にお待ちください・・・

では、次回の投稿でお会いしましょう。

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