不幸な憲兵が提督に!?   作:A・Dson

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皆さんいかがお過ごしでしょうか?
リアルな講義に、自動車教習と、過労死するのではと少し不安な作者です。
疲れがなかなか抜けません・・・(-_-;)
これで春イベとか不安しかない・・・まぁ、どうにかしますけど。
さて、今回から東部オリョール海編です。(2~3話で終わる予定)
その後、沖ノ島海域に出るわけですが・・・今までの海域よりもかなり長くなる予定です。
まぁそれだけ時間がかかったということなんですがね。
後、今回はブリーフィング回なので文章量が少なくなると思われます。
では、投稿します!!
誤字報告について、
SERIOさん報告ありがとうございます。修正しました。


第二十四話 出撃、東部オリョール海! ブリーフィング編

ついに東部オリョール海攻略作戦「O1号作戦」の決行を翌日に控えたこの日、ブリーフィングをして艦隊メンバーは前回と変えないということが決まったのだが・・・

 

「あんた・・・ふざけてるの?」

「ふざけてるも何も本気なんだが・・・」

「なおさらたちが悪いわよ!」

空が持ち出した案件が物議をかもすことになった。

「俺は単にお前らが心配で・・・」

「提督・・・お気持ちはわかりますがさすがにそれは・・・」

もともと反対していた叢雲はもとより、扶桑も語気の差こそあれ反対のようだ。

「ま、予想はしてたけどな。」

肝心の空はケロリとしてまったく意に介していないが・・・

「つーか、お前さんたちはなんも言わないのかい?」

「提督のことですから自信がおありなのでしょう?」

「こりゃまた変な信頼感を与えちまったか・・・?」

「私はあまり勧めませんが。」

「だろうな。まぁ、大方反対だろうがこっちにもいろいろ理由があってな。」

「へぇ、なら聞かせてもらおうじゃないの?」

「まず一つはさっきも言った通りお前さんたちが心配だからだ。まぁ、これは時期に無くなる。二つ目は海戦をこの目で見ることだ。そうすれば俺も少しは作戦を立てやすくなる。そして三つ目、俺の現時点での実力を見たいからだ。」

「最初の二つはいいとして、三つ目が分からないわね。」

「まぁこればっかりは出撃してからだな。つーわけでまずは一回!どうにかできねえか?」

「まったく・・・一回だけよ。どうせあんたのことだから曲げる気はないんでしょ?」

「・・・当然!」

「・・・叢雲ちゃん、本当にいいの?」

「扶桑さん、司令官はこういう人だから仕方ないのよ。」

「・・・やっぱり叢雲ちゃん、お母さんみたいですね。」

飛龍の一言にその場の全員が笑ってしまった。

「ははっ、違いねぇ・・・ククッ、似合ってるぜ・・・」

「・・・・・・」(#^ω^)

「ハハハ・・・叢雲、連装砲は人に向けるもんじゃないぜ?」

「・・・・・・」

「・・・すんませんした。」

「・・・よろしい。」

 

最後はグダグダになってしまったがこんな感じでブリーフィングは終わった。

 

~~~工廠  22:00~~~

明日の作戦を考慮して皆を早めに休ませたあと空は一人工廠に来ていた。

「これが、俺の船ねぇ・・・」

目の前には黒木提督から贈られた船。そこまで大型ではないがスピードは速く、駆逐艦娘よりも少し遅いぐらいとのことだ。

「さてと・・・やらないよりはやったほうがいいだろうしな・・・」

ボソボソとつぶやきながら船の船体に硬化のルーンを刻んでいく。

「よし、出来た。あとはこいつの名前か・・・」

名前に悩むこと数分・・・

「よし、ちょっと他の奴らには合わんが・・・「セングレン」頼むぜ?」

 

~~~翌日 岩川鎮守府港 09:00~~~

「さて、皆、準備はいいか~?」

「提督はこれで行くんですか・・・?」

艦隊メンバーの目の前には小型の艦―セングレン

「まぁそこまで大きくないのは予想してたけど・・・小さすぎない?」

山城の質問に空は、

「これでも結構頑丈なんだぜ?佐世保鎮守府の明石夕張コンビお手製って話だがかなり頑丈だったぞ。それにルーンも刻んだしな」ボソッ

「・・・そろそろ行くわよ。準備しなさい。」

「さて、と。よし!行くぞ!!」

 

空の号令と共に艦隊は作戦遂行のために東部オリョール海への道を進んでいく・・・

 

 




いかがだったでしょうか?
今回は作者の疲労がすごいのと、導入を書きたいという都合からいつもの半分ぐらいになりました。(作者は一種の引きこもりなので体力がありません。)

次からは元の文量に戻ります。
では次回予告行きます。
空の初出撃、艦娘たちは空の異能を知ることとなる。
「何よ・・・それ・・・」
「ま、これが自信を持ってた理由ってやつだ。そらよ!」

次回、「出撃、東部オリョール海! その2」
では、次回の投稿でお会いしましょう!!

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