女性に年の話は厳禁ですと、作者です。
さて、今回は再び番外編です。つきましては、
1、艦隊メンバーが変わっている。
2、時間が経過しているため改二になっていたりキャラが変わっています。+空も強化。
3、一応ifルート(一部適応予定)
以上の点にご注意ください。
では、投稿します!!
今日は節分である。そしてこの鎮守府でも豆まきを行うことになった。
~~~当日の執務室 14:00~~~
「で、俺が鬼役ってことか。」
「ええ。お願いできますか?」
「当然。お前たちにやらせるわけにもいかんだろ。」
「・・・そういうところはしっかりしてるんですね~」
「それは普段の俺はガサツだって言いてぇのか?夕張。」
「いえいえ、そんなことは!じゃあ鬼役やるときはこれを付けてくださいね。」
「おう・・・お面だな。」
「ふっふっふっ・・・これはただのお面じゃないんですよ~?私と明石さんが共同で作った「オーメン君1号」です!」
「お、おう・・・で、その効果は?」
「これを付けると相手からは本物の鬼に見えます!」
「・・・おい。」
「なんです?」
「これ・・・大丈夫だよな?なんか嫌な予感がするぞ・・・」
「大丈夫ですって!・・・たぶん。では、私は準備があるので!」
そんなことを言い残して夕張は執務室を出て行った。
一方、鬼迎撃組は・・・
「皆さん、鬼は17:30ごろにここにやってきます。皆さんはあらかじめ渡される改造した連装砲(豆まき仕様)で迎撃してください。」
リーダーの大淀が皆に指令を伝える。
迎撃組は駆逐艦を中心としている。念のため各組に一人は戦艦OR空母組がついている。
そして・・・
~~~豆まき開始 17:30~~~
「時間ですね。総員、迎撃用意!」
大淀の言葉でみんなが連装砲を構える。皆楽しそうな表情をしており、ほのぼのした豆まきになるだろうと誰もが思っていた。
・・・そう、思っていたのだ。
その頃空は、オーメン君1号を付けて食堂に向かっていた。
(なんだ・・・嫌な予感が強くなってるんだが・・・)
そして空は食堂のドアを開ける。自分が今、鬼は鬼でも空母棲姫の姿に見えていることに気づかずに・・・
「ワルイコハ・・・イナイカ・・・?」
(あぁ・・・?なんで深海棲艦の声なんだ・・・?)
「っ!?総員!緊急事態です!!迎撃用意!!」
大淀もパニックなのか実弾なのか豆まきなのか分からない命令を出してしまう。
「ちょっと!なんで空母棲姫がいるのよ!?」
「あっ・・・」
「どうしたの夕張!!」
「・・・間違えて深海棲艦に見える奴を渡しちゃいましたっ」
「「「馬鹿ーっ!?」」」
(空母棲姫だと・・・!?ってことは・・・まさか!!)
空の目の前には連装砲を向ける艦娘たち。しかし中には実弾を持っている艦娘もいる。
つまり何が言いたいのかというと・・・
(うおおおおおおっ!?)
響く爆音と共に吹き飛ばされる。大した傷は無いあたり、彼の悪運の強さがうかがえる。
「みんな落ち着いて!!あれは提督です!!」
流石に焦った夕張が声を上げ皆をいさめる。
「「「え!?」」」
「夕張・・・明石、おめぇら・・・」
「「ヒィッ!」」
「工作部の予算三割カットな。」
「「・・・すいませんでした。」」
その後、改めて豆まきが行われた。因みにその様子だが・・・
「全員、撃てーっ!!」
「はははっ!!甘え甘え!!」
空が豆を全部槍ではじき、槍を置けと言われれば、
「なんで当たらないの!?」
「なんでだろうなぁ・・・」
ほんのわずかではあるが、矢避けの加護が働いてるためか(本人は自覚無し)豆が当たらない。そのためうやむやなまま豆まきが終わった。(最も駆逐艦娘たちは何とかして当てようとして楽しんでいたが)
その後・・・
「さぁ皆さん、出来ましたよ~」
「おぉ~・・・!!」キラキラ…!
間宮&伊良湖のちらし寿司などに舌鼓を打ち、
「今年の恵方ってどこだっけ・・・?」
「確か北北西じゃなかったかしら?」
「正確には北北西やや右だな。」
皆で恵方巻を食べた。(正規空母組はなぜか5,6本食べてたが)
~~~その夜 22:00~~~
「ふぅ・・・全然終わらねぇ・・・」
「司令、入りますよ?」
「比叡か、いいぞ。」
「失礼します、夜食をお持ちしました!」
「・・・大丈夫だよな?」
「・・・それは司令が一番わかってるんじゃないですか?」
「・・・だな。」
「司令・・・私は今まで金剛お姉さま第一でここまで来ました。」
「あぁ、そのために俺を殺そうとしたしな。」
「あ、あれは忘れてください!・・・でも最近よくわかんなくなってきちゃったんです。」
「・・・?」
「最近・・・金剛お姉さまと同じぐらい、司令のことも・・・その・・・好きになっちゃいました・・・///」
「・・・本気か?」
「わ、私がこういう時に冗談を言う人に見えますか!?」
「・・・違うよな。・・・ありがとな。」
「・・・それはどっちの意味なんですか?」
「もちろん後者だ。なんだかんだでお前さんとは料理が殺人兵器だったころを知ってる分には付き合いも長いしな。俺もお前さんのことは好きだぜ?」
「し、司令・・・///」
「比叡、まだ練度は足りてねぇが、そん時は指輪、受け取ってくれるな?」
「・・・はいっ!!」
想いを伝えあった二人は甘い雰囲気を醸し出しながらその後の書類処理を行っていた・・・
いかがだったでしょうか?
結構急いで書いたので短いうえに低クオリティになってしまいました。すみません。
今回は比叡ルートにしてみました。作者の艦隊の中でも最古参でお世話になってます。
・・・あくまでもIFルートですが。
さて、明日から少し所要があるので投稿頻度が落ちます。ご了承ください。
次回予告はまたまたお休みです。(やっぱりネタが思いつかない・・・)
では、次回の投稿でお会いしましょう!!