まずは感想が来ましたので返信を、
如月遥さん
感想ありがとうございます。
はい、恐らくは考えている通りだと思います。型月モチーフのキャラクターが数人いますので(一人はバレバレですが)もしよろしければ見つけて名前の謎を考えてみてはどうでしょうか?(結構安易に作ってます)
さて、冬イベまで一週間を切りましたね。作者は安定の丙出撃です。今度こそEO含めて完全制覇したいところです。実は作者の艦隊の欠点は高速戦艦不足なんです。まともに運営できるのが89LVの比叡改二ぐらいです(-_-;)残る金剛型姉妹のうち誰を優先して育てるべきなんですかね・・・?感想欄などでお教えしていただけると幸いです。
では、投稿します!!
デイルの不穏な電話から数日が経過した。今日は楓と先日の事件の被害者である三人の着任予定日である。
「うおぉ・・・なんで着任がかぶるんだよ・・・」
「落ち着きがないわねぇ・・・大丈夫なの?」
流石に不安だったので秘書艦は最大級の信頼を置く叢雲に頼んだ。
「まぁ、大丈夫だとは思うんだがな・・・さっきから嫌な予感が頭の中をよぎりまくってるが。」
「それは大丈夫なのかしら・・・?」
「まあ何とかなるだろ。」
そんなことを話していると、
「提督、失礼します。」
ノックと共に三人の艦娘が入ってくる。
「航空母艦、加賀です。」
「扶桑型戦艦、扶桑です。」
「同じく、山城です。」
「・・・風林空だ。なんというかいろいろ災難だったな。そしてすまなかった。」
「いえ、今回の件は提督に責はありません。」
「もうなんというか・・・慣れてしまいました・・・」
「あぁ姉様・・・なんといたわしい・・・提督、姉様に何かしたら砲撃の餌食にしますからね。」
「お、おう。」(こりゃまたずいぶん姉にご執心なことで・・・)
三者三様の反応に少し悲しくなった空だが、気を取り直して加賀にあることを聞く。
「なあ加賀。ここには先日戻ってきた赤城がいる。」
「そうですか。」
心なしか嬉しそうである。
「お前さんも赤城ぐらい食うのかい?」
「え、ええまぁ・・・。」
「・・・予算追加か」ボソッ
「何か言いましたか・・・?」
「いや、こちらの話だ気にすることは無い。」
「そうですか・・・っ!?提督、何かが高速で近づいてきます。」
「ん?高速で?一体何d「先輩っ!!」・・・なるほど。」
ノックも無しに部屋に入ってきたのは空の後輩で元同僚の日宮楓。今日から此処の憲兵として着任予定である。
「どうした日宮憲兵中尉、いや昇格して憲兵大尉か。何か急を要する要件か?」
艦娘の手前、仕事モードで話す空。
「先輩・・・?何でそんな他人行儀なんですか?私ですよ?あなたがよく引っ張りまわしたかわいい後輩ですよ?」
どことなく虚ろな雰囲気を出しながら空に近づく楓。
「修羅場に巻き込まれるなんて・・・不幸だわ・・・」
「そうですね・・・これで何回目でしたっけ・・・不幸な目にあったのは・・・」
「三桁言ってから数えるのをやめたわ・・・」
修羅場の雰囲気に不幸オーラをにじみだしている不幸・・・コホン、扶桑姉妹。
しかし、状況は彼女たちを無視して進んでいく。
「先輩・・・なんで海軍に行っちゃったんですか・・・?」
「いや、それは海軍急進派の策に引っかかって・・・」
「なんで連絡の一つもよこさなかったんですか・・・」
「あっ・・・・・・」←完全に忘れていた。
「先輩・・・まさか・・・忘れてたなんて言いませんよね・・・?」
((((あっ・・・これ忘れてたやつだ))))
その場の艦娘は空が彼女に連絡を一つもよこしてないことを察した。
「へぇ・・・忘れてたんですねぇ・・・」
楓の歩みが早まり、足音すらも消える。
(やべぇマジ切れしてやがる!)
楓がマジ切れしているときは歩くときの足音が消えることを知っている空は彼女の機嫌が最悪であることを察した。
「いやそのあれだ・・・最近忙しくてな・・・」
「デイル先輩に電話する時間はあったのに・・・ですか・・・?」
「お前何で知って・・・まさか・・・」
「えぇ・・・先輩。私、これでも虹霓の一員なんですよ・・・」
「・・・マジか。マジですか・・・そしてなんであの野郎そのことを俺に言わねえんだ。」
「先輩・・・私・・・寂しかったんですよ・・・?だから・・・お仕置き、しますね?」
「いや、ちょっと待て!話せば、話せばわかr・・・」
~~~ただいま諸事情により皆様にお見せすることができません~~~
「」返事が無い、ただの屍のようだ。
「ふぅ・・・あ、申し遅れました。今日から着任する日宮 楓憲兵大尉です。よろしくお願いしますね?」
「「「「あっ、はい。」」」」
お仕置きが完了し人が変わったかのように挨拶する楓。しかしあいさつされた側はお仕置きの凄惨さから乾いた声しか出なかった。
「あ、先輩なら大丈夫ですよ。大方数時間で目を覚ましますから。」
((((いや、数時間って・・・))))
この時ばかりはみんなの思考が一致していた。
~~~数時間後 医務室 17:00~~~
「ん・・・ぁぁ?此処は・・・!?」
空は目を覚まし、同時にあのお仕置きを思い出す。
(あ、あれはやばかった・・・前の5割増しだぜ・・・)
「あら、提督・・・?」
「おう、扶桑か。悪かったな、初日からこのざまで。」
「いえ、私は大丈夫ですから・・・お気になさらず。」
その後、改めて扶桑の手当てを受け、少し雑談にふける。
「ったく・・・最近はマシになったと思ったんだがな・・・」
「?、何がですか?」
「あぁ、知ってるわけないわな。俺は生まれついての不幸体質でな、よくこんな感じの不運に出会っちまうのさ。」
「・・・私もです。私や山城は不幸型とも揶揄される欠陥戦艦。運がよかった試しがありません。」
「へぇ、あんたらもか。話が合いそうだ。」
「不幸談義で話が合うなんて・・・」
「あっ、いや、その・・・気分を悪くしたならすまねえ。だが、そんな沈んだ表情はして欲しく無くてな。」
「クスッ・・・お気遣い、ありがとうございます。では、そろそろ自室に戻りますね。」
そう言って扶桑は医務室を後にした。
「・・・・・・」
~~~夕食 18:00~~~
治療も済んだので食堂に訪れた空。そして目の前に広がる多量の空き皿。そして、まだ尚食事を続ける正規空母’s。
「これ、どんだけ予算増やせばいいんだ・・・?」
だんだんと銭感覚がおかしくなりつつある空であった(空の分はキープ済み)
~~~執務室 21:00~~~
どうやら気絶している間に叢雲ができる範囲の書類をやってくれていたようで執務はスムーズに終わった。
コンコンコン…
「いいぞ。」
「先輩、失礼しますね。」
楓が入ってきた。
「お、おう・・・つーか性格が変わってねえか?」
「気のせいです。さて、虹霓、それも護衛、諜報担当隊員である私が来た意味...お分かりですね?」
「あぁ、奴さん、俺の首を狙いに来たか。」
「その通りです。念のため私も護衛につきますが、警戒はしておいてください。とりあえず伝えることは以上です。では、」
「日宮、」
「・・・なんですか?」
「その、なんだ・・・悪かったな、連絡しなくて。」
「ふふっ、わかってくれればいいんですよ。では、」
そう言って今度こそ楓は部屋を出て行った。
「・・・ふぅ、とりあえず機嫌は直ったか。しっかしまぁ・・・恐ろしかったなぁ・・・」
~~~憲兵宿舎~~~
「うふふ・・・これでいつでもあなたを監視、違う、護衛できますね・・・」
彼女が見ているディスプレイには穏やかな寝顔の空が写っていた・・・。
いかがだったでしょうか?
実は結構戦闘能力高い楓さんでした。彼女は虹霓の護衛担当を務めています。護衛メインのため武装は特殊サプレッサー付きハンドガンと短剣のみです。
つーかこれ虹6のカベイラ・・・
さて・・・節分って年の数だけ豆を食べるじゃないですか。鎮守府だとどれくらい必要になるんですかね。皆進水時期を考えると軽く70を越えtうわ何をするやめ・・・・・・
「申し訳ありません。作者は現在艦隊メンバーからフルボッコにされているのでわたくし、加賀が代役を務めさせていただきます。次回は節分の番外編を挟むそうです。恵方巻・・・さすがに気分が高揚します。ではみなさん、また次回・・・」