織宮結衣との創造世界   作:ALICE-A

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ど忘れ、そんな事だってあるんだ.

人間だもの.


壱 -Sweetness is more beautiful than cuteness-

昼下がりのこの時間帯、結衣と桜子は音楽スタジオに来ていた.

時間が時間なのか、割と空いていたようだ.

 

結衣「相変わらず懲りないねぇ…」

 

桜子「そりゃーそうでしょー. 平日割安プランだったし、やるにしてもこの時間帯ぐらいしかなかったからさー…」

 

結衣「それなら、しょうがないね.」

 

 

 

そして、数分後スタジオ入り.

 

桜子「今日はどうするー?」

 

早速そう言いつつ、マイクを手にとりコードに接続する桜子.

 

結衣「というより、何でわざわざスタジオ借りる必要があったの?」

 

桜子「そりゃあ…学園内のラウンジとかじゃあ、皆に迷惑かけちゃうかもしれないしー…」

 

なるほど、と溜め息をつく結衣.

結衣「どうりで…それで、今日は何を叫ぶつもりなの?」

 

桜子「とりあえず、Suspicion&Fearの「The Restoration Of Imperial Rule」からでー.」

 

―――――

 

一方俺はというと、友達と何気なくいつもの会話をしていた.

話題といっても、最近の東方メタルの傾向や洋楽の話等がメインだ.

内容はというと、Fleshgod Apocalypseの今年リリースした新譜の事だったり

SUICIDE SILENCEの新曲についてだったりと多少の流行り遅れがあったが俺はそんな事は一切気にしてない.

 

むしろ、今気になるのはある事.

 

結衣が例の事で熱を入れすぎていないかどうかだ.

 

―――――

 

学校から帰る最中で、偶々音楽スタジオを見かけた.

 

何気なく予想してスタジオに顔を覗かせてみた.

 

やはり、なんとなくだか予感が的中してたようだ.

 

 

 

「This is the coldest song」

 

「a voice could ever sing」

 

俺「おーい、結衣ー?」

 

結衣「わっ…?!キャプ…テン…!」

 

―――――

 

結衣「キャプテン…やっぱりここだって、気づいてたのね.」

 

俺「そりゃあ、結衣の事だし…また桜子とメロデスやら色々練習したい時期が来たんだろうなあって俺は思っただけだしな.」

 

結衣「うぅ…」

 

俺「そんなに恥ずかしがらなくていいんだからさぁ、結衣は結衣でいてくれればいいんだからさ.」

 

そう言うなり、結衣は微かに笑顔を見せてくれた. かわいい.

 

結衣「ありがとう、キャプテン.」

 

 

 

桜子「んでねぇ、指摘するなら一つだけだね. 声量がちょっと足りてない.」

 

結衣「了解.」

 

俺「結局2人は何の練習してたのか?」

 

結衣「桜子がフライの練習しようって言ってついてきたつもりなんだけど、私もやる羽目に…」

 

桜子「結局練習してみたけど、あまり調子は変わんなかったんだけどねぇ.」

 

なるほどな、そういう事だったか.

 

結衣「じゃあ、私は帰るけど桜子は…どうする?」

 

桜子「あー、もうちょいだけ練習していくねー.」

 

―――――

 

そして、軽くご飯を済ませた俺と結衣はひと段落ついた.

 

疲れからか、結衣は眠たそうな表情を見せた. 相当頑張ったんだな.

 

俺「寝よっかー.」

 

結衣「うん.」

 

そう言うなり、俺は結衣と一緒に布団に潜り込む.

 

どことなくだが、暖かくて…幸せだ.

 

眠たそうな表情を見せていた結衣だったが、急に俺の頬をツンとついてきた.

 

俺「んー、結衣ーどうしたん?」

 

結衣「んーとねー…」

 

そう言うと、結衣は俺に対する想いを簡単にまとめた.

 

結衣「キャプテンと一緒にいるとねー…何か気持ちが楽になるというかー…」

 

俺「ハッキリ言っちゃってもええんよーw」

 

そう言って俺は結衣の頬を突いた.

それと同時に結衣が可愛げな声で驚いた.

 

結衣「ひゃっ?!」

 

そう何度もしているうちに、頬をつつくと頬を撫でられる…

こんなやりとりをしているうちに、どこどなく幸せな雰囲気に包まれている気がしてきた.

最高に可愛い表情をしている結衣が目の前にいるんだもの…

 

 

 

< Feelings of the back >

 

…俺ってこんなに幸せでいいのかな…

 

< End the thought of the back >

 

 

 

こんなやりとりを続けたあとに、結衣が囁いた.

 

結衣「ねぇ、キャプテンー.」

 

手を猫の手みたいにグルンと包む結衣.

 

俺「どないしたーんー結衣ー?」

 

結衣「あのねーぇー・・・//」

 

もじもじと照れながら、眠そうながら布団の中に潜り込んで見つめてくる結衣. かわいい.

 

結衣「明日、ちょっと行きたいところがあるんだけど…いい…かなぁ…?」

 

 

 

そういえば明日は休日だったな. 出かけるのにも良い頃合いだ.

 

俺「おぉ、そうだな. んで、どこに行きたいのかなー?」

 

 

 

結衣「ディスクユニオン.」

 

 

 

俺は、結衣が行きたい理由が何となくわかった気がした. いや、無論しなかったらどうなんだ…

 

 

 

―――――

 

翌日、俺と結衣は例の店舗に来た.

 

俺「何となく探してるモノは察したけど…そっか、アレ持ってなかったのね.」

 

結衣「シンフォニックを私の身に取り入れたかった. …なんとなく…」

 

そう言って手に取ったのはFleshgod Apocalypseの「King」であった. 個人的には「A Million Deaths」が好きだ.

 

 

 

しばらく周ってる間に、結衣がまだモノを探してるようだ.

 

俺「結衣ー、どうしたー?Agonyなら確かもう持ってたはずっしょー?」

 

結衣「あっ…そうだった…///」

 

何気なく在庫を気にするより、家にあるCDリストを完全には覚えきれてなかったようだ. かわいい.

 

―――――

 

俺「それだけで大丈夫なんか?結衣ー.」

 

結衣「問題ない. 聴いてて全然飽きないから.」

 

結衣は自信気に答えてくれた.

 

俺「んじゃあ、ちょっくらクラブパンでも買って帰りまっか~.」

 

結衣「わ~い、キャプテンだ~いすき~.」

 

言うなり抱き着いてきた結衣. ここは天国か?俺はまだ生きているか?

 

 

 

――――――――――

 

 

 

―――――

 

都内某所

 

結衣「んで…?なんでまたメイド衣装着せられる事になったのか…教えて…」

 

桜子はゆっくり頷く.

 

桜子「そりゃあ…カラオケで負けたからに決まってるじゃん?もっかい挑戦してもいいんだよ?」

 

結衣「臨むところだ…」

 

桜子「じゃあ、次から1回負けたら…」

 

 

 

結衣は何かに察しつつ、その言葉に耳を傾けた.

 

 

 

桜子「ディープキス1回…ね?///」




どうも、ついにオルガル課金を始めたあっきーです.
初課金の結果は40連でトワクロ乃々2枚でしたwww (オーイ,☆4/1.5倍キャンペーンハ何処ヘ)
最近の報告事、デレステにも課金しました. スカチケはとりあえず推し次点の加蓮ちゃん選びました(*´ω`*)
そしてそうこう言うてるうちにSSR恒常(予定)みりあちゃん来ちゃいましたよ?!くれ!!!!!
まぁ、それよりもですねぇ…オルガルやってるうちにゆいんごの可愛さが日に日に増してきますねぇ…
某ストーリーで(どのストーリーかは言えませんが)めいんごが出てきた時の破壊力といったら、どう表現したらよいものなのか…とにかく尊い…尊い…

まぁ、みなさん. この言葉だけは覚えましょうか.

Y M T ( ゆ い ん ご マ ジ 天 使 )

それでは、次回以降もよろしくお願いしますん(*´ཀ`*)

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