Inm/extra kiss   作:キルカ

9 / 12
おま◯こ^〜(下品な挨拶)

というわけで2回戦…はキャンセルだ(迫真)
取り敢えず幕間の物語その一ゾ

一応1回戦と2回戦の繋ぎです☆
さっさと2回戦本戦書いて、どうぞ

と言うわけで今回も遅くなり
また駄文かつ短いですが見ていただければウレシイ…ウレシイ…


聖杯戦争 幕間の物語 ①

ーーーーーーー剣 剣 剣ーーーーーーー

 

幾多の戦場を見た

幾多の戦場を駆け抜けた

幾多のーーー死骸を抱いた

 

 

「ーーーみんなで、笑いたいから」

 

「ただ、それだけだった、

 

ーーーーーだったんだ」

 

 

「ーーーーごめんな。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

目の前の少年は微笑んでいる

それも自分の欲望を満たすが為の笑みではなくーーー

為政者が民に向けた、そんな微笑みだ。

 

「ーーーレオナルド」

 

「はい、それが僕の名前です

ですが「レオ」で構いませんよ?

同じ学年なのですからーーー力を抜いて。」

 

「マスター」

 

お前この威圧感は初めてか?力抜くなよ?

そんなニュアンスが込められているようなセイバーの一言

 

確かに、これはーーー気を抜いたら駄目みたいですね。

 

「ああーーーよろしく、レオ

自分の名前は岸波白野、どう呼んで貰っても大丈夫だよ」

 

「ええ、ではHKNさんと呼ばせて貰いますね?

まずはーーー生還おめでとうございます

貴方は勝者となった。まずはそれを褒め称えなくては」

 

「…ああ、うん、ありがとう」

 

ーーー彼は、今間違えなく善意で自分に話しかけている。

 

…称賛は素直に受け止めるべきだろう。

 

「…さて…本当は「彼女」にも挨拶をして欲しかったのですが

…おかしいですね、

貴方達の前には姿を表したくないのでしょうか…?」

 

ーーーーーん?

 

いやその「彼女」っていうのはーーー

 

「ーーーふーん、私は姿を見せてんのにそっちは見せないのか

まあ、いいぜ?これは「聖杯戦争」だからな

 

そっちのマスターが見せたいならそれはそれで構わないけど

…サーヴァントなら、普通マスターの命令には従うと思うがな」

 

あっ、そっかぁ…(理解)

とはいえ普通は見れないんだからまあ強要する事もないだろうし…

 

 

「ははは…いえ、大変申し訳ありませんでしたレディー

普段は彼女もいう事を素直に聞いてくれるので…

偶のマガママです、どうぞお許しを」

 

「…別にいいぜ」

 

「HKNも申し訳ありません

無闇に引きとめてしまって…」

 

「あ…ううん、別にいいよ」

 

それより「彼女」か

つまりサーヴァントは女性のサーヴァント…

 

お前ノンケかよぉ!?

 

「それでは失礼いたします

検討を祈ってますよ、HKNさん」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「大丈夫か?セイバー?」

 

「ああマスター問題ないぜ

 

とも言えないかな…」

 

「え?」

 

「…まあ、何となく雰囲気で分かるんだよ、場数踏んでると

単純に言うなら今のレオのサーヴァント、滅茶苦茶強い

 

んでもってレオ自体も魔術師として一流だ

…それに「確固たる信念」も持ってる。」

 

ーーーそれはつまり

 

「…正直に教えてくれ

今俺と彼が戦ったらどうなる?」

 

「まず負けるだろうな、私も勝つ自信は一切ない

…悪いな、マスター

私にもっと実力があれば…」

 

 

「いや、ありがとうセイバー

その事が分かっただけで有難いよ

 

…帰ろっか、マイルームに帰って休もう

なんか欲しい物はある?」

 

分かっていた

分かっていたさ、そんなこと

自分の実力は最低レベル

そんなんじゃーーーこれから勝ち上がれない。

 

 

 

せめてーーー戦う理由が欲しかった

下らなくても、ちっぽけでも、何かがーーー

 

その何かさえあればーーー

 

 

 

「…マスター」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…レオ、申し訳ありませんでした

主君に恥をかかせるような真似をーーー」

 

「いえ、大丈夫ですよ、 ーーーーー

貴方には普段から世話になってます、

たまの我儘ぐらいは聞いてやらなくては」

 

「…有難いお言葉、感謝します

これからは一層の忠義を貴方に」

 

「はい、分かりましたーーー

 

では「友人」として

貴方から見た彼らは如何ですか?

 

ーーーそれと、何故彼女の前に姿を現さないのかーーー」

 

 

「…はぁ〜…

レオ、あんた…分かってるでしょ?2つ目の質問は…」

 

「はは、いえ

余りに必死でしたから…」

 

「はいはい…それで1つ目の質問だけどーーー

楽勝ね、

「今のまま」なら」

 

「…なるほど」

 

「「あれ」の爆発力は知ってるわ

剣の腕なら1度も負けた事はないのだけどーーー」

 

「…分かりました、情報感謝します

セイバー…いえ

 

 

 

「太陽の騎士」RU卿」

 

 

「…どういたしまして」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…なあ、マスターはさ」

 

セイバーと食事をとりながら雑談を交わす

ちなみに今日は岩魚の塩焼きinご飯セット

 

あの購買いっつも変な物売ってんな

 

「…何?セイバー?」

 

いつになく真面目なトーンでセイバーが問いかける

…なんだろ、セイバー改まって…

 

 

 

「マスターにはーーー

 

マスターには好きな人はいるのか?」

 

 

 

ーーーーーは?

んにゃぴそう…質問の意図がよく分かんなかったです…

 

「い、いや!別に好きじゃなくてもいいんだぜ?

大切な人とか、物とか…なんかある…ない?」

 

えーとつまりそれは…

 

「…つまり、さ

まあ、なんでもいいから「戦う理由」ってのは

必要だと私も思うぜ?

ぶっちゃけ1番悩んでるだろうしな!うん」

 

…セイバーにも気づかれてる

情けない、自分もまだまだーーー

 

「ーーー「未熟です」、か」

 

「…全く、抱え込むなって

私に偉そうに説教こいたのは誰だったかなぁ〜?」

 

…あっ、そっかぁ…

 

「…すいません!許して下さい、なんでも」

 

「ん?今なんでもするって

なら早く新作ゲーム買ってくるんだよ、オウあくしろよ」

 

「無理です…(ppt不足)」

 

「なんで?(殺意)」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「それであんた達はなんでここにいるのよ…」

 

保健室の中にいる。

まあ、例の如く保健室通いだ

まあSNNNには呆れられてるかもしんないけど…

 

「いえ、場所的にもマイルームに近い、というのがありまして…

あ、これお菓子です。」

 

「…しょうがないわねー…

適当に座ってなさい…

…お茶はいる?」

 

「特級茶葉で頼む!」

 

「やかましい、

あんたらなんてティーパックのアイスティーで十分よ…

 

はい、どーぞ」

 

「「ありがと奈須!」」

 

 

注がれて来たお茶をいただく

ちなみに無糖だ…うん、おいしい!

 

 

「ん、このお菓子美味しい…

それで〜?今日は何を聞きに来たのかしら〜?

 

…まさかお菓子届けに来ただけじゃないわよね?

所詮NPCに話しかけるなんてことは…」

 

「え?今日は特に無いけど…

いや後勝利報告とお礼か、いつもお世話になってるし…」

 

「…え、あ、そう、な、の…?

あ、ありがと…」

 

SNNNの口調がおかしくなる

いや、結構普通の事でしょ…?だよな?

 

「あー、それともいつも押しかけてて迷惑だった…?

もしそうなら…」

 

「ち、違う!違います!そういう訳でもないの!

べ、別に保健室には誰でも、いつでも来て…!

 

落ち着きなさい私…!

別にくるのが嬉しいとかそういう感情ではなくて…」

 

 

…?

 

 

「…ふーん…成る程成る程…

案外2人ともお似合いじゃないか?

 

それにマスターも、な」

 

えっーーー?

 

 

「ーーー/////!!!!!

 

キュン…キュン…キューン!」バァン!

 

あっーーー?

 

「…ちょっと外出てくるぜ?

あー…あの多分そのまま暫くしたら大丈夫な筈だ!

多分!」

 

「えぇ…(困惑)」

 

そういうとセイバーはさっさと出て行ってしまった

待てコラ!

 

 

「あー…SNNNさーん?聞こえますかー?

大丈夫ですかー?」

 

「…んー…ん?」

 

「大丈夫?」

 

「!!!ええ!大丈夫!問題なし!大丈夫だから!

本当よ!本当!」

 

まあ取り敢えず調子は取り戻したようだ

ほっといても大丈夫でしょ(適当)

 

「全くこんな事が続いたらセラフから警告受けちゃうわよ…

そしたらどうなるか分からないんだから…」

 

「どういう事?」

 

「ん?いや単純な事よ

余りに機能停止したりしたら信用ないでしょ?

そしたらまあ…どうなるんでしょうね

記憶でも消されて他の所に配置されるとか…」

 

「…」

 

記憶を…消される

 

「…って何よ?

ーーーどうせcpuなんてそんなもんよ。

それに記憶なんて所詮は過去の事ーーー

 

貴方が1番分かってると私は思ってたけど?」

 

…まあ、確かにな

今の自分を作ってんのは記憶ではなく「今」だ

 

…でも、それでも…

 

「ーーー記憶を無くすのは、そんなにいい事じゃないから

…なんて言えばいいかあれが分からないけどその気をつけて…?」

 

 

 

「ーーーま、そうね

忠告痛み入るわ、ありがとう」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…お茶も冷めちゃったわね、

新しいの注ぐ?

 

そ、それともーーーー」

 

「おーい?もう大丈夫か?」

 

あ、セイバーだ。

 

「…何よ、サーヴァントさん?」

 

「あのさぁ…悪かったよ、すまん

それでなんだがーーー

 

あんたにお客さんだぜ?」

 

あぁん?お客さん?

…珍しいな、自分達以外の客なんて…

 

「…それじゃそろそろ自分達は行くよ

 

また何かあったら来ていいですか?SNNNさん?」

 

「…別に、来たいなら来れば

 

…今度はサーヴァント無しでも…」ボソッ

 

「ん〜?何か言ったかぁ?」

 

「やかましいわね、さっさと行きなさい

 

ま、せいぜい頑張ってらっしゃいな。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「それでこんな所まで来た変なマスターはどこのどなたかしら?

あんまり力にはなれないかもしれないわよ?」

 

 

 

「ーーーいきなり来てしまい申し訳ありませんわ

今の殿方はーーー彼氏か何かでしたか?なら申し訳…」

 

「違うわよ!それで!要件は!」

 

 

「ああ、申し訳ありません。

脱線してしまいましたーーー

 

その前に私の名前を」

 

 

 

 

 

「ーーー私、るりまと申します。以後お見知り置きを」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あのさぁ…余計な事言うなってイワナ…言わなかった?

そう言うデリケートな話題は出すなって!」

 

「まあ多少はね〜?

 

…にしても案外お似合いだと思うんだけどな〜」

 

「向こうの事情も考えろってそれ1番言われてるから

取り敢えずーーー」

 

 

 

「ーーー失礼だが、岸波白野君かね?」

 

「…?はい?そうですが…?」

 

そう言われて振り向くと初老の男性が立っていた

握手を求めているのだろうか?

 

 

何だこのオッさん!?

 

「ははは…驚かせてしまったかい?

すまないね、私の名前は一般というんだ

 

ーーー君の2回戦の対戦相手だよ」

 

 

 

2回戦

 

岸波白野 vs 一般 通過

 

 

 

 

 

 




あ、そうだ(唐突)

キャラのデータ表とか需要ありますかね…?
他のfate小説だと書いてるからやば…やば…分かんないね…
あるなら書く…かもしれない(伏線)

ちなみに今回のサーヴァントはクッキー☆です
2回も淫夢サーヴァントだと華がないからね、しょうがないね
みんなも予想、しょう!(無茶振り)

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