Inm/extra kiss   作:キルカ

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約1ヶ月ぶりの今年初めての初投稿です

遅くなって申し訳奈須!
ポジモンイン・ムーンやったり淫夢バースやったり
fgo攻略してたら遅くなっちゃ…たぁ!

これから更新速度が完全に不定期になるとおもう(予想)

後今回淫夢予想足りてないかも


聖杯戦争〜1回戦②〜

「ちっ…何だよ〜面倒くせえなぁ…もう…」

 

対するUDKも良い表情は浮かべてない。

これが校舎ならば突っかかってるかも知れないがーーー

生憎アリーナの、しかも消耗してる状態なら話は別。

 

「ん〜?それはカードキーなのら…?

ふーん…お前見たいな初心者マスターでも

それぐらいはゲットできるにょね。」

 

向こうは相変わらずだ

しかし口を開く度殺意が沸くのはある意味凄いと思う(小並感)

 

「(おい…マスター?どうするんだ?

べつにまるっきり戦えないわけじゃ無いけど…)」

 

横のセイバーが声をかけて来る

分かっている、このままだと勝負になるのは明白だ。

そして…まだ自分達の魔力が足りないことも

そんな風に考えを巡らせているとひでが声をかけてきた。

 

「あれ〜?そう言えば確かアリーナ内なら

サーヴァント同士で闘わせられるんだったね…

ならここで一つ…決闘するにょ!」

 

(この流れは)まずいですよ!

そう心の中で舌打ちをする。

きつい状態だが…やるしか無いようだ。

 

「セイバー!」

 

「おっ、やるかぁ!」

 

横のセイバーも剣を構える。

準備は万端だ。

 

「ならこっちも行くにょ

来い!ライダー!」

 

そう彼が彼のサーヴァントを呼ぶとーーー

1人の男が現れる

 

ーーー上半身には大量の筋肉、そして腕にはムチ、

顔は隠しているのかグラサンがかかっている。

だがーーー均整の取れた身体かと思いきや下半身が貧弱すぎた。

 

「ハハッナス…ひでさん?あいつが敵っすか?」

 

「そうだにょ、

だからさささっと片付けて、おわりっ!」

 

「かしこまり!」

 

そんな会話をしながら此方の様子を伺うライダー

一通り話終えてからサーヴァントは此方に話かけてきた。

 

「おー…調教しがいがあるぜぇ…

ほらつべこべ言わずコイホイ」

 

「言われなくてもそのつもりだから心配しなくて良いぜ?

むしろここで潰せてラッキー、ってやつだな」

 

デュフフフw

何て笑いながらセイバーも答える。

 

だがセイバーとて自分が万全の状態でない事は分かっているはずだ。

そうならばここはーーー

 

「行け!セイバー!」

 

「おう!それじゃあーーーやるかぁ!」

 

速攻を仕掛けて一気に攻める!

 

そう言うが早いかセイバーの剣(イワナ)が素早く敵のサーヴァントにヒットした

 

「いってぇ!おい!もう許せるぞオイ!」

 

「知るかよ!ホラホラホラ!もう一発…くらいやがれ!」

 

続く二撃目もヒット

良しこのまま押し切ればーーー

 

「ライダー!」

 

「おー…やってくれんじゃん…仕込みがいがあるぜぇ〜」

 

ーーーそうは簡単にはいかないのがサーヴァント

相手のサーヴァントの鞭がセイバーの剣を捕らえる

 

「!しまっーーー」

 

「もう助からねえな〜オラッ!」

 

いつの間にか接近してたライダーから激しい一撃を貰う

そのままセイバーはーーー

 

「まだまだこんなもんじゃ無いからな〜

オラッ!オラッ!オラッ!」

 

いつの間にか手に加えた鞭でセイバーを拘束する

そしてそのままセイバーの事をいたぶってーーー

 

ーーーもはやこれは「勝負」なんかじゃなくーーー

 

ただの「私刑」だ

 

「よーし!いいにょ!ライダー!

そのままさっさと決めてしまうにょ!」

 

敵のマスターが何か言っている

自分も何か声をかけなきゃーーーでも一体何を?

 

「くっ…!」

 

セイバーが必死に耐える

あんなに必死に耐えてるのに自分はーーー何もできないのか?

 

「おー…いい格好だぜぇ?それじゃ最後の一発くれてやるよオラ!」

 

そうライダーがいう。

そしてセイバーはそのままーーー

 

 

 

 

ーーーその直後2人の間に赤い壁が広がった

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

マイルーム

 

「…」

 

セイバーは先程から黙っている

だがあんな負け方をすれば仕方ないだろう

 

 

あの時アリーナでは時間切れで決着はつかなかった

しかしセイバーはボロボロ

あのまま続けていたら間違えなく負けていただろう

 

「こんなんじゃ勝負にならないよ〜

まあ後せいぜい6日間がんばって、どうぞ

僕に勝つには無理だろうけどにょ〜」

 

そう言って彼は去って行った。

 

その後自分達も帰ってはこれたがーーー

 

「…」

 

幸いにもセイバーの怪我はそこまでは無いらしい

少なくとも大事には至って無いようだ。

ーーーセイバー自体の耐久もあるだろうが

やはり手加減されたのが大きいらしい

 

「マスター」

 

そうセイバーが自分に声をかける

 

「どうしたの?セイバー?」

 

「…失望しただろ?私は…本当は弱いサーヴァントだって

私みたいなサーヴァントを引かなきゃ良かったって

そう思っただろ?」

 

セイバーが俯いてそう言う

 

ーーー自分は弱いサーヴァントだーーー

 

自分はサーヴァントについて良く知らないし

魔術についても何にも分からないけどーーー

 

「…そうだよな…そうに決まってるよな…

やっぱりそうだよ。自分はーーー自分はーーー」

 

きっとセイバーは「弱い」んだろう

それこそもっと強いサーヴァントも引けたかもしれない

 

「ごめんな…マスター、ごめんーーー」

 

でもそれが仮に麗しい皇帝であっても、不敗の贋作者でも、

稀代の大妖怪でも、最強の英雄王であっても、

 

今、ここにいるのはーーー

 

「セイバー」

 

「なんだよーーー!?」

 

ーーーセイバーを抱きしめる。

セイバーは驚いてる、(顔が)赤くなってんぜ?

 

「え、えとこれは」

 

「前も言ったかもしれないけど」

 

前置いて

 

「セイバーは自分を助けてくれた、自分にとって最高の

ーーー最強のサーヴァントだから

もし弱いなら一緒に強くなろう、

セイバーだけで足りないなら自分も強力しよう、

ーーーだから、終わる時まで決して諦めないで」

 

一気に言った、ってこんな事言っても説得力ないけどね

まあそんなに気にしないでーーー

 

「ふっ…あはははは!」

 

ちょっと待って!笑われたんですけど!?

 

「本当ーーー面白いマスターだな、マスターは」

 

そう言ってセイバーはまた笑う

ああ、やっぱり笑う方が似合ってる

 

「よっしゃ!じゃあ行くぜ!それにカードキーは取れたんだしな!

次会うときは必ずリベンジだ!」

 

ああ、次会うときは必ずーーーリベンジだ

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「んー…これなら多分「編集」出来るで?」

 

「それは本当か!?」

 

とか何とかで自分達は今教会に来ている。

何で教会にいるかと言うとーーー

 

 

「強くなる方法?うーん…なら教会に言ってみたら?

あそこなら多分サーヴァントなら強化できたはずよ…多分」

 

強くなる方法を聴くために保健室に言ってSNNNさんの意見を聞いて来た

 

ちなみにその後「何で私に聞くのよ」と言われたが

 

「ああ、多分これなら行けるで

ま、わいに任しとき」

 

この女性ーーー「たいさ」と言う人がしてくれるらしいが

何処と無く胡散臭そうなのは自分だけだろうか…?

 

「ファイアローファイアロー…(S126)んじゃこん中に入ってくれるか?」

 

「こ…これは大丈夫なのか…?」

 

セイバーも不安そうだ。

まあ自分の事を弄って強化するなら当たり前だよなぁ?

 

「大丈夫大丈夫、ヘーキヘーキ平気だから」

 

悪徳ビデオ業者みたいなコト言ってんなお前な

まあ兎に角セイバーを入れTISが自分に問いてくる

 

「うーん…今なら筋力と敏捷がワンランクずつ上げられるで?

にしてもオールEとか…流石にきつすぎや」

 

どうやらセイバーの能力が低い要因としては自分の魔力不足もあるらしい

まあ元々セイバー自体の能力もそこまで高くはないらしいが

 

「…よし、終わったで、これでええやろ」

 

そう言うとセイバーが出てくる

見た目的にはあんまり変わってないが…

 

「どんな感じや?」

 

「上がってる感覚があるぜ?見た目感じないけど…」

 

どうやら成功らしい

身体にも別状ないようでほっとする

 

「ほな良かったな

それじゃあまた来てくれや

いつでも受け付けるで?」

 

そう言って自分達を追い出す

それじゃあ出て行こうか、とそんな時

 

「あら?先客かしら?」

 

1人の女性が入ってきた


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