Inm/extra kiss   作:キルカ

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こんにちは
キルカという者です
この度このハーメルンで小説を投稿することになりました…

ちなみに自分は淫夢もfateも大好きです(半ギレ)
でもfateの知識に関しては危うい所さん!?が沢山あるので
コメントで是非教えてくれよな〜頼むよ〜

それでは、ご覧下さい



プロローグ

ーーーああーーー

 

ーーー意識がーーー途切れて行く

 

ーーーこれでーーー終わりなのかーーー?

 

そんなことを思いながらその少年は倒れていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

思えばこの世界は何処かおかしかった

と自分は思う。

 

その日も普通に自分は登校してきたしこの学園の事も、

学園にいる生徒達の事も知っている。

 

だがーーー何かが違う。

まるでパズルのピースが足りてないみたいにーーー

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

この光景は自分の知っている世界の物じゃない

 

そんなことを思いながら人が異様に少ない校内を歩く。

確かにこの景色、光景

何処を見ても自分が何時も見てきた学園にそっくりだ。

 

だが、違う

これは偽物だと自分の感覚が認識する

つまりこれは幻想

ーーーではどうすればいいのか?

 

自分はーーー自分はーーー

 

「あれ〜おかしいね?まだ人がいるね」

 

そんなことを思考していたらーーー

急に後ろから声が聞こえる。

しかも何か、強烈にムカつく声が、

 

「おや、貴方こそまだこんな所にいて平気なんですか?

もう“予選期間”は終わるはずなんですが?」

 

だがその言葉は自分にかけたものにあらず

代わりにその言葉を受けたのは真っ赤な服をきた少年

まだ学生だろうがーーー威厳に満ちた少年の姿だった

 

「別に自分は平気なのら、

というかこんな試験も突破できなきゃパパに怒られちゃうだろ!」

 

「そうですか。なら別にいいんですが

僕、案外この学園生活が気に入ってしまいまして

案外長く留まってしまいましたよ。

ーーーですが、もう行かなければ行きませんね。」

 

そう言うと少年はこっちを見てーーー

いや、正確には目の前の少年を見て、だろうが

 

「では、ご武運を期待していますよ。

貴方と本戦で戦えることを」

 

そう言うと彼は壁に手を触れてーーー

 

ーーーその前で此方を一瞬見た様に見えたがーーー

 

いきなり消えていった

 

「あー反応冷たい。さて僕も早く入って準備しなきゃ」

 

そう言った彼も壁に触れてーーー消えた。

今のは一体なんだ?何故彼らはこんな所に?

そしてー一体何処に消えたんだ?

 

ーーー知りたい

彼らが何処にいったのか、

そして何故をするのか、

 

それが分かればーーーこの違和感の正体も掴めるのかもしれないから

 

そう覚悟を決めて壁に手を触れる

するとただの壁だったはずの物に扉が現れた。

おそらく先程の2人はここに入ったのだろう

 

…ではイクゾー

そんな掛け声と共に扉を開けた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

扉を開けると今までの学園とは違う異世界が広がっていた

なんだ…?これは?

 

「ほう?君が最後の参加者候補かね?」

 

急に頭上からそんな声が聞こえてきた

いや頭上というよりか頭の中からか?

 

「そうか、君が最後か…では先に進みたまえ

その先に君の求めるものがある。」

 

自分の求めるものーーー

それが何かはまだ分からないが…

とにかく今は言われる通り進むとしようか

 

 

 

暫く進むと今までの空間とは違う空間に出た。

そこには人形が二体とーーーまさか

 

「さて…ここまで良くきたな。ここで君の望む物は得られるだろう

だがーーーその前に試練を受けて貰おうか」

 

そう言うと二体の人形が動き始める。

片方は自身の前に、もう一体は反対側に

それぞれ構える様に立つ

 

「その人形の内君に相対する人形は君を襲ってくる。

それを倒せば合格だ。ちなみにもう一つの人形は君の命令を忠実に聞く

有効に利用してくれたまえ。」

 

…ちなみに倒されたら?

 

「もう理解済みだろう?」

 

つまり倒れてる彼みたいになるってことだろうな…

そう言うと人形が勢い良く突っ込んでくる

そしていきなり自分の人形が吹き飛ぶ

 

このままでは不味い

何かーーー何か人形に命じなくては

咄嗟に人形に守るよう命じたがーーー

 

「…」

 

さらに強い一撃が入り相手の一撃が入る

負けじと自分の人形も反撃するがガードされ

カウンターされた。

 

そしてそうしてるうちにーーー

自分の人形は無惨にも粉砕されていた

 

そしてーーー人形の一差しを受けてーーー

自分は倒れた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ふむ…君も駄目だった、か。

仕方あるまい

ではこれにて予選を終了してーーー」

 

声が遠くに聞こえる。

自分はーーー終わったのか?

そんな事を考え冷たい地面に倒れる

 

自分はおそらく消えていくのだろう

このまま誰にも知られず消えていく

そういうーーー運命だ。

 

だからそれに身を任せる、それが正しいだろう

 

そう、それが正しいのかもしれない

 

 

 

 

 

 

ーーーでも、でもまだ終われない。

 

まだーーー自分は、自分は何も得ていない。

何も分かっていない。

何も理解していない。

 

だからまだーーーまだ倒れられないからーーー

 

身体に力を入れて立ち上がる。

既に身体はボロボロだ。そもそも立ち上がったって人形に勝てる訳もない

 

でもーーーだからって立てないわけじゃない

まだ、諦めない。

自分の命が終わる最後の一瞬まで!

 

「ほう…立ち上がる…か。だが」

 

人形は自分が立ち上がったのを見てトドメを刺しにくる

そしてその一撃が自分にーーー

 

「あーあー聞こえますかー?

大丈夫ですかー?」

 

ーーー飛んでくる事は無かった。

その代わりに人形が大きく飛んで叩きつけられた。

 

「えーっと…あんたが自分のマスターだよな?」

 

マスター、と目の前に現れた少女が言う

大きい帽子を被って、金髪で、派手な衣装を着ている。

一言で言うならーーー魔法使いか?

ただ手にしているのはーーー魚?

 

「…えー…と言うわけで!

サーヴァントセイバー!召喚に応じ参上したぜ!」

 

サーヴァント…?聞きなれないその言葉に更に困惑する

もうこれわかんねぇな

 

そうこうしてる間に人形が起き上がってくる

このままでは不味い。早く人形をどうにかしなければーーー

 

「あー…多分だけどあの人形って敵か?もしそうならーーー

倒さなきゃな!指示を!マスター!」

 

は?え?「指示を」って…

まさか君が戦うのか?

 

「そうだよ。てかそうじゃなきゃ誰が戦うっていうんだよ!

ほら行くぜ!」

 

わ…訳分かんないけど…

ならあの人形を倒せるか?

 

「よっしゃ!任された!じゃあ行くぜ!」

 

そう言うとセイバーは人形に対して一撃を加える。

対する人形も反撃しようと試みるが、

 

「おっと!左がガラ空きだぜ!」

 

空いてる左に手に持っている魚で攻撃する

この一撃で人形は大きく体勢を崩しーーー

 

「これでラストだ!」

 

最後に頭を破壊してフィニッシュ

人形は動きを停止した。

 

「ふーっ、お疲れ様でしたー」

 

その光景に唖然としているとまた先程の声が聞こえてきた

 

「成る程成る程これは面白いな…試練は合格だ

では君に報酬を与えるとしようか」

 

そう言われた矢先に手の甲が焼けるように熱くなった

その感覚に意識が持っていかれそうになる

 

そしてその感覚が無くなるとーーー手の甲に模様が浮かび上がった。

 

「それは令呪と言うものだ。喜ぶといい。

ーーー君こそが最後のマスターだ」

 

その言葉を最後に意識が完全に途絶えた

 

 

 

聖杯戦争、開幕

 




と言うわけで開幕です。

なんか(淫夢要素)足んねえよなぁ?
って兄貴、申し訳奈須!

次回からはましましになると思う(不確定)

後筆が遅いのは許して下さい!オナシャス!

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