比企谷八幡は失踪することにした。(渋滞中)   作:amedama

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○は偉業、●は不祥事。





2017年12月4日
不祥事を追加しました。
2017年12月17日
不祥事を追加しました。
2018年1月18日
偉業を追加しました。


設定 四菱&比企谷家の偉業と不祥事

○成田空港の設置阻止

リアルな話成田空港の設置で住民と国の間でドンパチしてたから、成田市に本家を置いて、官僚や政治家をたくさん出している比企谷家も批判の的。

そこで、秀一郎の父、秀光が中心となって成田空港の設置を撤回するよう国に働きかけた結果、成田空港構想は撤回。これで成田市民の絶大な支持を得た。ちなみに空港予定地だったところは比企谷家の本家や四菱グループの総本部等が置かれるようになった。

○オイルショックの不況下でも低価格路線を保つ(総武屋、四菱石油)

オイルショックで物価が高騰しても総武屋は赤字覚悟で従来の低価格路線を保ち、消費者の支持を得た。これと同時に出店スピードを速めたり、経営難の同業スーパーのM&Aを進めて規模を拡大。しかし、この低価格路線が後に総武屋・松本電器戦争を起こした。

さらに、石油を売る四菱石油も、大量仕入れで大量販売の体制を整え、低価格路線で売り上げを伸ばした。

○四菱、松本の大合併(四菱電器産業)

当時売り上げを伸ばし続けていた四菱電機に対して、総武屋・松本電器戦争で消費者の不買運動の被害を受けていた松本電器産業。それを受けて松本電器は山上ヘッジファンドによる敵対的M&Aへの対抗策を考えていた。そこに敵だった総武屋の親戚企業である四菱電機がホワイトナイトとして現れ、救済TOBに乗り出す。この事は旧松本電器社員の間で「かつての敵が自分達を救ってくれた」として語り継がれている。

松本電器産業は2008年までは四菱電機の子会社として存在したが、2008年のグループ再編で四菱電機に吸収された。

○四菱系メガバンク誕生(四菱UBJFG)

ときはバブル崩壊。都銀トップの座に就いていた四菱銀行は不良債権ゼロの超健全銀行となっていた。

しかし、他の銀行が合併してメガバンクとなる事を危惧した四菱銀行上層部は関係の深い外国為替専門の丸の内銀行、関西で最も強い三栄銀行、東海地盤で不良債権の少ない中京銀行との段階的合併を画策。先ず四菱と丸の内で丸の内四菱銀行、三栄と中京でUBJ銀行、そして丸の内四菱とUBJで四菱丸の内UBJ銀行と、段階的な四菱系メガバンク形成を成し遂げた。

因みに、出身銀行ヒエラルキーは存在せず、行内融和が実現されている。

○4K、8KALISパネル実用化(四菱電器産業)

もともと松本電器はALISパネル型プラズマテレビを、四菱電機は液晶テレビを主流としていたが、統合で液晶テレビとプラズマテレビの併売状態が続いていた。

部門存続を懸けてプラズマ事業部と液晶事業部が競り合うなか、4K液晶テレビが発売される。それに対抗するためにプラズマ事業部が研究を重ねた末にALISパネルを4K画質に持っていくことに成功。

量産型製品「4KプラズマWonder(ワンダー)」は空前の大ヒットを記録、8KALISパネルも実用化に向けた研究に入り、競り合いが加速している。

●総武屋・松本電器戦争(総武屋、松本電器産業)

低価格路線を続け、定価より安く売ることを進める総武屋に対して、定価販売を第一とする松本電器産業が総武屋への出荷差し止め、自社社員への総武屋利用禁止令を出したことで勃発。総武屋も対抗措置として、松本電器不買運動を社員に命じた。この事は総武屋や松本電器だけに収まらず、それを聞いた消費者も松本電器不買運動に走り、四菱傘下の四菱電機や七海電機の製品を買うようになった。これは四菱電機による松本電器のM&Aで終結した。

●ネショナルFF式石油暖房機リコール(四菱電器産業)

2005年に起きた四菱製FF式石油暖房機による一酸化炭素中毒事故の発生を受けて行ったリコール。四菱グループの事業所、ネショナル、ジャペレクの特約店、四菱電工ショールームなど、日本全国で警告のビラの配布、四菱グループ全社のCMをリコールCMに差し替える、特定の地域を中心に探し回るローラー作戦などで大規模なリコールを行った。2014年に終結した。

●四菱自動車大規模リコール(四菱自動車工業)

2015年9月頃の四菱製ミニバン「グランドアロー」のスライドドア不具合に始まり1ヶ月で5車種3万台に欠陥があることが判明。記者会見で経営陣は陳謝すると共に国土交通省にリコールを届け出た。

また、届け出の翌日から四菱グループ全社のCMをお詫びとリコール告知に差し替え、街頭でビラを配ったり折り込みチラシやダイレクトメールでの抜け目のないリコール作戦を展開した。

さらに迅速な対応が出来るように各ディーラーに工場職員を派遣し、工場に臨時点検場を設置して点検ができる場所を激増させるなどの対応をしたため、修理はスムーズに進んだ。

このリコールは日本の自動車業界至上最短の5ヶ月で終結した。

この抜け目のなく、かつ迅速な対応にマスコミからは称賛の声があがった。

●四菱電鉄東京ドームライン(後楽園線)連続オーバーラン事故(四菱電鉄)

四菱電鉄東京ドームライン(羽田空港国内線ビル駅~東京ドームシティ駅)において、各駅停車東京ドームシティ行きを運転していた運転士A(運転士歴1年)が運転中にスマホを弄り、駅構内に侵入後に減速を始めたことから天空橋駅で10mのオーバーラン、その後にも品川駅で5mのオーバーランを起こした。その後品川事務所所属運転士と強制交代させられた。

四菱電鉄はその日の夜記者会見を開き、経営陣は陳謝。運転士Aは成田総合研修所に逆戻りして再教育、さらに5年間給料を半額へと減らす減給処分となった。

また、車掌B(車掌歴15年)は天空橋の時点で運転士に厳重注意した上、速やかに指令室に報告するなど、迅速な対応をしたため、運転士とは逆に10万円の臨時ボーナスと社長直々の表彰を受けることになるが、車掌は両方とも辞退している。元々運転士Aは何度か研修時に教官から注意を受けていた。最終的に運転士は自主退職している。

この事故を受けて四菱電鉄は社内ガバナンスの不十分を国土交通省に指摘され、四菱電鉄は社内での勤務審査など、私鉄でトップクラスとなるであろう安全管理制度を導入することとなった。


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