岸波白野の暗殺教室   作:ユイ85Y

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すまない……筆の遅い作者で本当にすまない……


10.準備の時間

 

「「「「「さて、始めましょう」」」」」

 

 いや、何を?

 

 朝殺せんせーがやって来たと思ったら五人……人? まぁ、五・六匹に分裂した。殺せんせーはプラナリアだったのか……いや、よく見たら所々がぶれてるから恐らくはマッハの残像を利用した分身だろう。ホント規格外な速さだ。パラメータ表記ならA++……いや、文字通りEXランク(評価規格外)くらいかもしれない。あらゆる時代のあらゆる英雄より最も迅いという逸話を持っててかつ敏捷性に優れたランサークラスの適性があるアキレウスとどっちが速いんだろうか。

 まぁそんな超スピードで分身している殺せんせーだが、その頭にはそれぞれ鉢巻を着けている。しかもその鉢巻の文字が一人一人違うという手の凝り様だ。多分移動の際に着け直してるんだろう。その労力は必要なのだろうか。

 

「学校の中間テストが迫ってきました」

 

「そうそう」

 

「そんなわけでこの時間は」

 

「高速強化テスト勉強を行います」

 

「……あぁ、テストか」

 

 分身同士で会話をしながら分身した理由を教えてくれた。テスト。学校では小中高を問わず必ず存在するその行事は当然ながらこの暗殺教室にも存在する。私達は暗殺のために行動しているが、それ以前に椚ヶ丘の学生だ。ならこの行事は当然無視できない。しかも椚ヶ丘は進学校、テストの内容も生半可なものじゃないだろう。教師として在籍している殺せんせーの気合の入り様も頷けるというものだ。

 私自身学校のテストというものをしっかりと受けるのは何気に初めてだ。病院にいる時に理事長から学力調査のテストを出された事はあるが、あれは確認みたいなものだったし。

 ところで、その分身同士の掛け合いはどうかと思う。本当に別個体として存在している分身でやるならまだしも、それ残像でしょ? ならつまり自分一人で会話をしてる訳で……

 

「……岸波さん? その目は何でしょうか……?」

 

「い、いえ何でも」

 

 ……やめよう。考えても悲しいだけだ。

 

 高速強化テスト勉強と殺せんせーが名付けたこの時間だが、高速なのは私達ではなく殺せんせーだ。一人一人マンツーマンで苦手科目を徹底して復習するらしい。ちなみに頭に巻いている鉢巻にはご丁寧に各生徒の苦手科目が書かれていた。

 

「何で俺だけNARUTOなんだよ!?」

 

「寺坂君は特別コースです。苦手科目が複数ありますからねぇ」

 

 右の方から怒鳴り声が聞こえて来た。どうやら寺坂君は一点集中さえ許されない特別コースらしい。

 

「それと寺坂君、特別コースは何も君だけではありませんよ?」

 

「は?」

 

 そう言って寺坂君の前にいるNARUTOの額当てを着けた殺せんせーが顔の向きを変える。目が合った。

 

「……お揃いだね」

 

「うるせぇー!!」

 

 とりあえずサムズアップしておいた。

 そう、私の前にいる殺せんせーもNARUTO額当てなのだ。まぁ私に関しては仕方ない。約半年眠っていた分があって、授業の理解が遅いのだ。自習をしたり個人指導を頼んでも詰まるところが多く、未だ全体的なレベルはE組の中でも下から数えた方が早いくらいだ。

 

「岸波さんは数学の理解は速いんですが、それでも基礎が疎かになっているのは否めませんからねぇ。キツイかもしれませんが、頑張ってください」

 

「はは……お手柔らかにお願いします」

 

 そうして始まったマンツーマン授業だが、やはり殺せんせーの授業は解かりやすい。全員に向けて授業を行っている時もそう思ったが、個別に教えている今の状況だとそれが更に際立つ。生徒一人一人の躓きやすい所を理解してそれぞれに的確な指導を行っていく。それが別々ならまだしも、分身を使用しての同時進行だ。敵として見るなら厄介な超スピードだが、味方であれば頼もしいことこの上ない。

 

「歴史はこれくらいでしょうか。では次は理科に取り掛かりましょう」

 

「ん」

 

 前回の悲惨な結果に終わってしまった確認テストの雪辱を果たせそうだと思いながら、次の勉強に取り掛かった。

 

 

 

   ◆

 

 

 

 特別強化授業が始まってから早くも一週間近くが経過した。殺せんせーは毎日分身を使用してのマンツーマン授業を続けている。このスピードを一日中維持しておきながら、放課後でも平然としているのだからこの超生物の規格外な性能には苦笑いしか浮かんでこない。こんな速さで動いて疲れないのかと誰かが聞いていたが、一体外で休憩させているから大丈夫らしい。分身の手間を増やしてるだけな気もするが、本人が大丈夫だと言うのなら大丈夫なんだろう。

 その超スピードを見せつけられる度に思う事は、やはりこの先生を殺す事の難易度の高さだ。混乱すると思考能力も反射神経も人並みに落ちるとはいえ、それでも速さに優れるというのは殺す上での大きな障害だと思う。どんな状況に陥ったとしてもその速度で大きく後退すれば少なくとも安全なのだから、チートにも程がある。何か私が来る前に危機的状況を脱した後、基本性能が違うんですよバーカとか煽られた事があるらしい。

 

 しかし、そんな殺す上での障害も、テスト勉強に集中する今においては強力な助っ人だ。一人一人に適切な授業を行えるのだから、成績が伸びるのは当然だ。

 私の悲惨に過ぎた成績も大きく巻き返しに成功していて、特に得意な数学に至っては「せっかくだから」との事でテスト範囲よりも先の部分に手を付けているくらいだ。

 

「ま、だからって油断はしないけどねー」

 

 廊下を歩きながら、そんな言葉が口を吐いて出た。今日の授業は終わったが、英語で少しわからない場所があったのでイリーナ先生に聞きに行くつもりだ。苦手だった英語もそれなりに出来るようになってきたので、以前ほどの苦手意識は持ち合わせていない。まだ不得意分野ではあるが。

 言語といえば、サーヴァントは基本的にどんな言語でも理解できるし話せるし読めるらしい。ギルがそう言っていたのを思い出す。普通に日本語で意思疎通できてたから忘れがちだが、ギルガメッシュは古代ウルクの王様だ。ウルク語かメソポタミア語か知らないが、話すとしたらその言語なのだろう。その言語能力が欲しいと英語の問題を見る度に思う。英語難しいんだよ……

 

「ん?」

 

 そんな事を考えながら職員室の前まで来ると、奇妙な光景がそこにあった。職員室の外から中を覗いている男子生徒がいる。これが岡島君あたりなら中でイリーナ先生が暗殺に失敗してモザイクが必要な事態になっているのかと疑いカメラ片手に隣に並んだりもするが、外にいるのは潮田君だ。中に入れない事情でもあるのだろう。

 

「潮田君」

 

「あ、岸波さん」

 

「えっと……今中に入ったら、不味いかな?」

 

「うん、何か理事長が来てるんだ」

 

「理事長?」

 

「ほら」

 

 横にずれてくれた潮田君の隣に行けば、窓から中の光景が見える。確かに潮田君の言う通り、職員室の中にはE組担当の教師三人と、病院で私にテストを出してきた浅野理事長がその中にいた。

 

「率直に言えば、このE組はこのままでなくては困ります」

 

 E組の校舎は全面木造で所々ガタがきてる。なので壁越しでも音を拾えるのだが、教室の中から聞こえてきたのは理事長のそんな言葉だった。

 

「何の話?」

 

「えっとね」

 

 疑問に思った私に、中の話を邪魔しないように小声で潮田君が説明してくれた。何でも殺せんせーの事を、世界を救う救世主だの世界を滅ぼす巨悪だのと言っていたらしい。何のことだかさっぱりだが、潮田君にも意味は分からないらしい。滅ぼすというのは三月に地球を爆破すると告げているから理解できるが、救うというのはどういう事だろう。

 

「……駄目だ、情報が少なすぎる」

 

「……だよね」

 

 殺せんせーの正体というものに興味が無い訳ではないが、これは今気にする事じゃないだろう。何より情報が不足している。下手な憶測を現時点で立てる必要はない。

 そしてその後に理事長が口にしたのは学園の事、つまり殺せんせーを私達が殺せた後の事らしい。そうして出たのが、私が先程聞いた発言だ。

 

 潮田君の説明が行われている間にも話は進んでいる。働きアリの習性を引き合いに出して、自身が目指す学園というものを説明していた。

 

「『E組のようにはなりたくない』、『E組には行きたくない』……95%の生徒が強くそう思う事で、この理想的な比率は達成できる」

 

「……なるほど、合理的です。それで、5%のE組は弱く惨めでなくては困ると」

 

 殺せんせーが口にした言葉と同じことが頭に浮かんだ。理事長がこういう考えで学校を運営しているのならば、本校舎の徹底したE組差別も頷ける。納得は出来ないが、理解する事は可能だ。

 

「今日D組の担任から苦情が来まして……何でも『うちの生徒がE組の生徒からすごい目で睨まれた』、『殺すぞと脅された』と……」

 

 D組の生徒というのが誰なのかは知らないが、それをしたのは恐らく寺坂君グループの誰かだろう。そんな暴力的な言動をとる生徒は彼ら以外に心当たりがない。

 

「……これ、岸波さんじゃないかな」

 

「え?」

 

「集会の時に絡んできた人達、D組だからさ」

 

 え、私? 確かにあの時ちょっと言った覚えはあるけど、睨んでないし脅してないよ? そんな一方的な意見が通っていいとか酷いな……

 

「暗殺をしているのだからそんな目つきも身に付くでしょう、それはそれで結構」

 

 私の濡れ衣をよそに理事長と殺せんせーの話は続いて行く。

 

「問題は、成績底辺の生徒が一般生徒に逆らう事」

 

「ッ……!」

 

「それは私の方針では許されない。以後、厳しく慎むよう伝えて下さい」

 

 一方的にそう告げて、理事長は踵を返す。話は終わったという事なのだろう。殺せんせーにも色々と言いたい事はあるだろうに、それらを一切受け付けないという姿勢はまさにあの本校舎の頂点という表現がしっくりくる。

 そんな事を考えていると、理事長が殺せんせーに向かって何か投げた……金属? 鍵か何か……あ、知恵の輪か。

 

「一秒以内に解いて下さいっ!」

 

「えっちょ、いきなり……っ」

 

 ……そして一秒後、そこには知恵の輪の一部と化した殺せんせーの姿が。

 

「こ……ッ」

 

「……何てザマだ」

 

 このザマァ、と言いそうになったのを必死で堪えた。違う、私は言峰神父みたいな人の不幸でメシが美味い人種じゃない。酷い有様だとは思ったけどそれで笑うなんて感性は持ち合わせていない。仮にそういう部分があるとすればそれはギルの影響であって私の素質じゃない。

 

「噂通りスピードは凄いですね。確かにこれならどんな暗殺だって躱せそうだ」

 

 確かに、知恵の輪には失敗したけどたった一秒であそこまで絡まるのは逆に凄い。首とかどうやって通したんだ。というか何で通そうと思ったんだ。

 

「でもね殺せんせー……この世界には、スピードで解決できない事だってあるんですよ?」

 

 その嫌らしい言葉を最後に理事長は職員室を後にする。そうすると必然的に、外から覗き見をしていた私たちと鉢合わせる事になる。

 

「……やぁ! 中間テスト期待してるよ。頑張りなさい」

 

 何か言わなければ不自然だとでも思ったのか、それとも自分たちの会話を聞いていたと認識しての追い打ちのつもりだったのか。理事長は貼り付けた笑みで、そんな心にも無い事を平然と言ってのけた。

 そうして浮かべた表情を一瞬で真顔へと戻して、まるで何事も無かったかのように平然と歩き出す。

 

「――――――」

 

 その態度は潮田君にはかなり効いたらしく、先程まで中の様子をうかがいながら見せていた様々な表情が鳴りを潜め、どこか痛みを堪える様にも似たつらそうな表情を浮かべていた。

 

「……ハァ」

 

 自然と溜息が出る。こうまで露骨だと怒りを通り越して感心さえするというものだ。

 底辺の生徒(E組)一般生徒(本校舎の人間)に逆らう事は許されない。その考えに従うなら、確かにここで生徒の心を折るために声を掛けるのは有効な一手だろう。

 世界を救う機会を得たからといって図に乗るな思い上がるな増長するな。所詮お前達は何処まで行こうとも落ちこぼれの底辺なのだと。だから底辺は底辺らしく下を向いて生きていろと。理事長が言っているのはつまりそういう事、本校舎の生徒が言っていた事と何ら変わりない事だ。

 

 ……ふざけるな。

 

 その考えには到底従う事など出来ない。それは岸波白野()という存在の根底にも関わる事だ。

 私は底辺から始まった。記憶は無く、経験も無く、技術も無く。頼みの相棒(サーヴァント)は指示を無視する言葉の通じない狂戦士(バーサーカー)。そんな最悪最底辺の状況から、「生きたい」という願望だけで這い上がり、そして128の願いを背負って踏み越えて、月の聖杯戦争を勝ち抜いたのが岸波白野という存在だ。

 底辺が逆らう事は許されない。その考えに従うという事はその事実を、私が倒して(殺して)きた対戦相手を、私を支えてくれたラニを、そしてそんな自分に付き添ってくれたバーサーカーとギルガメッシュを否定する事に他ならない。そんな事が出来る筈が無い。

 

 だからこそ、理事長の思惑になんて従ってやらない。

 

「はい、頑張りますねっ!」

 

 出来るだけ明るい声を作って理事長の背中に声を掛けた。面白いくらいにピタリと動きを止めた理事長が半身で振り返り、自然と目が合った。

 その程度の圧力が何だというのか、この程度の脅しが何だというのか。こちとら言葉一つ態度一つ間違えただけで首が飛ぶような理不尽を振りかざす、この世全てを背負う王と付き合って生きて来たんだ。貴方が放つそれは私からすれば随分と軽く見えるよ。

 そんな思いを込めて理事長の目を見つめ、彼が普段していたように腕を組み不敵に笑って見せた。その程度では屈しないと態度で主張をする。

 

「――――――」

 

「――――――」

 

 互いに言葉は無い。私の笑みに応えるようにして口角を上げるだけの冷たい笑顔を返してきた理事長は、そのまま踵を返して今度こそE組校舎を後にした。

 

 

 

   ◆

 

 

 

 そうして決意を新たにして再び次の日からテスト勉強に励んだ訳なのだが。

 

「疲れる……」

 

 日が傾いて景色に朱色のフィルターが掛かる住宅街を歩きながらぽろりと零した。今は放課後、中間テストが二日後に迫ったその日、私はここ数日の授業を思い出していた。

 

『さらに頑張って増えてみました。さぁ授業開始です』

 

 理事長が来た次の日の朝、そう言った殺せんせーは明らかにクラス全員の27人よりも多い数に分身して授業を開始した。一人に一体ついていた分身が更に増えたのだ。一人に数体ついての授業となった。

 正直言うと鬱陶しい事この上ない。だって殺せんせーが何人増えようが教わる私は一人だけなんだから、結局殺せんせーがどれだけ増えた所で私の学習スピードが向上する訳が無い。分身するのが逆だよと不破さんが言ってたけど本当にそうだと思う。だから私は一人で良いと言っても「まぁまぁ、せっかくなので」と言って聞いてくれなかった。寧ろ全方位から同じ音を重ねて聞かされるのでそれだけで集中が散る。セルフステレオとか勘弁してほしい。

 

「多分理事長への対抗だと思うんだけどなぁ」

 

 先日の放課後に潮田君と話したが、殺せんせーの分身増加は理事長に言われたことが切っ掛けだと思っている。

 この世にはスピードで解決できない事もある。それに関しては本当に理事長の言う通りだと思うが、殺せんせーはどうもムキになっている気がする。まぁ自分の教育を否定されればムキになるのは教師としては普通なのかもしれないけど。それでも努力の方向が違う気がするというか……

 

「……まぁ、私が気にする事じゃないか」

 

 頭を振って考えていた事を追い出す。方向はどうあれ、殺せんせーが私達のために頑張ってくれているというのはわかるので、それをどうこう言うつもりは無い。鬱陶しいけど。

 それにテストまではあと二日、つまり明日の授業がテスト前の最後の授業だ。あのヌルステレオとの付き合いもあと一日だと思えばなんて事は無い。

 

「ん?」

 

 そうこうしている内に家が見えて来た。この肉体の岸波白野が家族と住んでいた一軒家だ。夕食は麻婆で軽く済ませて復習をしようと考えていると、見慣れないものが視界に入った。

 

「……誰だ、あの人」

 

 家の前に誰かいる。通行人かと思ったが、ただの通行人なら門の横に背中を預けて携帯をいじったりしないだろう。まず間違いなく誰かを待っている人物だ。そして駅前の銅像とかならまだしも、個人の家を待ち合わせ場所にしたりしないだろう。なら誰を待っているのか? そんなのその家の人間に決まっている。そしてこの家に住んでいるのは今は私だけだ。つまりは私に用のある人物。

 着ているのは私が通う椚ヶ丘の男子用制服。身長は私より頭一つ分高いくらいだろうか。クラスの誰かかと思ったが、あんな顔は記憶にない。という事は……

 

「……本校舎の生徒」

 

 一体何の用だというのやら。私がD組の生徒を脅した事について何か言いに来たのだろうか。いや、それとも遂に私じゃない岸波白野の知り合いが訪ねて来たという事もあり得る。

 

「ハァ」

 

 駄目だ、このままでは埒が明かない。取り敢えず、普通に話しかけてみることにした。

 

「……誰?」

 

「ん? あ、やっと帰ってきた。やっぱりE組の校舎は遠いな」

 

 その人物は携帯を仕舞ってこちらに向き直り、人の好さそうな笑みを浮かべている。

 

「……すまない、私の知り合いだろうか? 名前が出てこない」

 

「……あぁ、そういえば、事故で記憶が曖昧なんだってね。まぁ学校で何度か話した程度だから、覚えてなくても仕方ないさ」

 

 そう言って笑った彼は、じゃあ初めましてで正解かな? と言って名乗りを上げた。

 

「初めまして岸波白野さん。A組の浅野学秀です」




この辺りから軽く改変を入れていきます。大筋には影響しない程度の軽い奴ですが。大きい改変は登場人物が増えてからですね。

遅れた理由としては色々ありまして。
前回に入れ忘れた展開(渚の代わりではなく後に脅す)を入れて修正しようか悩んでたとか、バレンタインイベでサモさんの可愛さに悶えてたとか、翁ピックアップで確定演出+アサシンカードからの切嗣(二人目)が来て自害せよと呪詛吐いてたとか、新宿で邪ンヌの可愛さに悶えてたとか……すまない。

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