あと最近書き貯め始めたので当分はスムーズに更新できますね。
これからも宜しくお願いします！！
あと感想下さった方ありがとうございます！！
元気が出ました！！
「なんでアンタがここにいるのよ！？」
「それはこっちのセリフですよ！！
貴方音ノ木坂の生徒だったんですか！？
っていうかあの後大変だったんですよ！？
同居人にはどやされるし説教されるし…」
あの後あの鍋ガチ勢(雄二)に鍋の真髄とやらを何時間か聞かされたんだ！
あとあの絶望を呼ぶキャラ崩壊についても…(にっこにっこにーのことである)
「知らないわよそんなの！！」
先輩(？)はドアを閉めてしまった。
「ちょっと！！
何で閉めるんですか！！
ここの部活は一体…！？」
「アンタが知らなくていいわよ！！
早くどっか行ってってば…！！」
ドアを無理矢理開けようとする僕と
閉めようとする先輩(？)がドアを引き合いドアがギギギ…と音を立てる。
『え？何？
何の騒ぎ？』
『あ、あの人確か試験生の…』
『あの部活に何かようがあるのかな？
でも確かあの部活って…』
『あぁ…
あの痛い先輩が一人でやってる奴…？』
『入部希望者まで追い出すようになったの？
あの子可哀想…』
いかん。
野次馬が集まり始めた。
ざっと見で1クラス分はいる。
「！？」
「え？ぐわぁっ！！」
突然部屋の中に引っ張られる僕。
『あ、連れてかれた…』
『まぁ流石にこれだけ集まっちゃね～…
入れるしかなかったってことでしょ。』
「痛てて…
いきなり何するんですか！」
「…何でここに来たのよ…」
「え？
だから僕は部活動見学で…」
「アンタのせいでまた変な噂
立っちゃうじゃない…！！」
「それはその…すいません…」
そういえばさっき野次馬の人が
入部希望者まで追い出すようになったって言ってたな…
ってことは部員まで追い出したってこと？
まさかね。
「それで…
ここは一体何の部活なんですか？
何度も言いますが僕は部活動見学で…」
「は！？
アンタがここに入る訳！？」
お願い…嫌な顔しないで…
これでも僕のハートはガラスなんだよ？
「そんなの御免よ！！
にこが始めた部活は一人で終わり
たいの！！」
「…………」
「何よ？」
今分かった。
この人は………
「先輩。
もしかして友達いないんですか…？」
「いっ…いるわよ！！
どんだけ失礼なのよアンタ！！」
今の間は何なんですかね？
と言ったら終わりそうなのでやめておこう。
「ん？」
僕の目に止まったのは部屋一面に張り
巡られた大きなポスター。
「スクールアイドル…？」
聞いたことないな…
見た目も学生…というより僕と同学年
くらいだよね…
「アンタ…
スクールアイドル知らないの！？」
「えっ…はい………」
いきなり話に食い付いてきたので
驚いた。
「いい！？
スクールアイドルっていうのはね…！」
一時間後
「部活としてやっているからって
言ってもその練習量は本物の
アイドルにも劣らない程練習して…」
助けて！！
あれからもう一時間！！
もう部活動終了の時間が迫ってきてる！
ビーフシチューに使う牛肉を
買えなくなっちゃう！！
「ということなのよ！！
…って何死にそうな顔してんの
アンタ…」
貴方のせいです！！
どうやったら一時間も同じような話を
延々と語れるの！？
オタクって怖い！！
「このにこちゃん筆頭の
アイドル研究部に入るってなら
このくらいの知識は付けなさいよね…」
筆頭って…
先輩一人しか居ないってさっき言ってたんだけどな…
…って
「えっ？」
あれ？
いつの間にか僕この部に入る形に
なってない？
先輩だってさっきまで嫌がってたのに！
「ん…？」
またしても目に止まったものがあった。
これは…DVDかな？
でもこの人って………
「ツバサちゃん…？」
「アンタ…
スクールアイドルは知らないのに
A-RISEは知ってるの？
一体どんな経緯で…」
まちがいない。
この表紙に写っているのは紛れもなく
綺羅 ツバサ。
僕の中学時代の同級生である。
「ツバサちゃんはスクールアイドルに
なってたのか…」
「スクールアイドルの頂点に立つ
チームよA-RISEは。」
「そうなんですか…」
あのツバサちゃんがスクールアイドルの頂点に…
昔のツバサちゃんからは想像できない…
「もういい？
っていうかそれ返してよ…
ってひゃぁっ！？」
「え…」
今の状況を説明しよう。
先輩が僕が手に取ったDVDを取り戻そうとしたが何かにつまづいて倒れた。
僕の方に。
その結果僕を押し倒すような姿勢に…
「なっ…！？」
「えぇっ！？」
その結果顔も直ぐ近くにあるわけで…
うん。女の子だったら嫌だよねこんなの…
え？男の僕？
トラブルは嫌だけどToLoveるなら
いつでも大歓迎だから問題ナシ。
つまりラッキースケベ限定。
「ど…どきなさいよ……」
「先輩こそ………」
というか先輩が退いてくれないと僕は
立てないんですよね…
一体どうすればいいんでしょう…？
ここにもし人が入ってきたりしたら…
ガチャッ
「アイドル研究部だな。
今月の部費の報告を……………」
「……」
「……」
フラグ回収完了。
それも今一番会ったらいけない奴。
♪『て』から始まる嫌な奴…
♪イーヤーイーヤヨーーー…
「先生！違うんですこれは！！」
「そうです！！
あたしがこんなブサイクとなんて…！」
「そこ！！
さらっと僕を罵倒しない！！」
「あぁ。
知ってるぞ矢澤。
お前がこんなブサイクとそんな関係
じゃないことは。」
「教師としてそれは駄目でしょ！！
というか鉄人先生…これは……」
「鉄人と先生を混ぜるな。
ちゃんと西村先生と呼べ。」
「は…はい！西村先生！！」
ヤバイここを直さないと絶対殺される…
「安心しろ。
貴様の罪を償わせるのは俺じゃない。」
「いやだから僕は罪なんて…」
「今この状況の説明をしろと言えば
どうする気だ？」
あ…
押し倒されてるままなんですよね…
けどこれなら僕がやったってことじゃ
ないことくらい分かりますよね？
鉄人はいきなり電話を出した。
「に…西村先生？
どうして電話を………？」
「だから言ってるだろう。
お前に罰を与えるのは…
お、出たな」
一体誰を呼ぶというんだ！？
「あぁ、須川か。俺だ。
よく聞けよ。
吉井に彼女が出来た。
それも学校で淫行まで働く程に
ゾッコンでな。
今度紹介………切れたか。」
ふざけんなよ鉄人！！
何FFF団団長の須川君を呼んでるんだよ！？
須川君といえば彼女が出来た友達に
絶対に容赦しないといわれるあの…！？
「不味い！！
先輩、僕はこれで！！
早くしないと…………」
プルルルル…
「で…電話！？
こんなときに誰から…！？」
雄二から！？
一体何だよ…………
「何雄二？
僕今生命の危機なんだけど！？」
『明久！！
今そっちにFFF団の大軍が向かったぞ！
音ノ木坂を包囲してやがる！！』
「な…なんだって……！？」
もう駄目だ…
おしまいだ…………！！
僕は携帯を落とした。
『お…おい明久！！
一体何が…！？』
「さよなら雄二。
今まで楽しかったよ…」
『ま…まて！！
死ぬなあきひ…』
プープープープー………
「………」
「吉井。」
「はい。」
「今なら補習室という勉強天国に
行けるぞ。」
「はい。
抵抗はしません。
僕を補習室に連行してください…」
「よし。いい覚悟だ。
あのバカ共も補習室に連行するか。」
自分で呼んで自分で連行するんですか…
今回ばかりは同情するよ須川君…
「矢澤。お前もだ。」
「何でアタシまで！？」
「その状況で…」
「うわぁー！！
行きます！！行きますから！！」
聞こえないフリした…
「よし、行くぞ。」
「「僕たちはどうしてこんな所に
来てしまったんだろう…？」」
僕たちの声が重なった。
あ、矢澤先輩SEEDネタ知ってるんだ…
補習室
「これがこうなるからであって…」
「……………」
何でさっきアタシこんな奴に
この部活に入るならなんて言ったんだろ…
「矢澤！！
手が止まってるぞ！！」
「は…はひぃっ！！」
でも…
こんな楽しかった部活久しぶりかも…
「何ですか先輩？
さっきから…
鉄人に起こられますよ？」
「な…なんでもないから…///
こっち見ないでよ…！」
「な…なんですかそれ！！
先輩がこっち見て……」
「手が止まってるぞッ！！！」
「「あ痛っ！！」」
二人揃ってチョークを喰らったのは
言うまでもない。
『おのれ…！！
吉井めぇぇぇぇぇぇ～！！』
『くそっ…！！
補習中までイチャイチャしやがって…！』
「貴様らもかぁぁぁぁぁぁ！！！！」
『『ぐはぁっ！？』』
あと他にもチョークを喰らってる連中がいた。
そういえばことりと海未ちゃんをロクに登場させてないので次回とその次で少しずつ書きますか。
早く三人のμ΄s結成させたい…
μ΄sファーストライブまでもう少し！
今回もありがとうございました！！