バカと9人の女神と召喚獣 バカテス×ラブライブ!   作:星震

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さぁババァ長。
さっそくですがさようなら。

そして感想、お気に入り登録ありがとうございます!!


僕と復讐とババァ長

「…明久、状況を。」

 

携帯から聞こえる康太の声。

僕は建物の屋上から望遠鏡を覗いて状況を報告する。

 

「ターゲットはリムジンで走行中。

 チッ…お付きに高橋先生がいる…!」

 

「そうかそうか、なら高橋先生にも

 俺たちのおもてなしを受けて貰う

 しかないな…」

 

隣で雄二が言う。

白い八重歯を見せて笑いながら秀吉に携帯で連絡する。

 

「秀吉、生徒会の皆様を出来るだけ

 足止めしておいてくれ。

 特に絢瀬会長に見られて生徒会から

 脱会なんてゴメンだからな。」

 

『分かったのじゃ。

 もう罠の用意は整っておる。

 罠のコンディションも絶好調じゃ。』

 

「その根拠は?」

 

『そのへんにおった横溝を実験体に

 使ったのじゃ。

 しかし横溝の反応はよくなかった

。全く歯応えのないゴミじゃのう…』

 

電話越しに

『秀吉ぃぃ…もっと罵ってぇぇ…』

と聞こえたのは気のせいだね、うん。

 

「………まぁいい。

 罠が使えることも確認した。

 んじゃあ計画実行と行くか。

 合言葉は…………?」

 

「「『『鯖の味噌煮!!』』」」

 

そう、今日は音ノ木坂で初めての

試験召喚戦争。

その開会の挨拶として奴が来る。

そのためこんな大規模作戦を展開しているんだ。

おもてなしをするためにね……

 

 

 

あ、ちなみに鯖の味噌煮は今日の夕飯。

 

 

 

 

 

「着きました、学園長。」

 

「やっぱりいつ見ても廃校にするには

 惜しい学校だねぇ……」

 

「全くです。

 ですが今日はその廃校を覆すための

 第一歩です。

 行きましょう、学園長。」

 

この二人を影から見ている四人の

反逆者(リベンジャー)。

 

「用意はいいかお前ら?

 康太、しっかりカメラに収めろよ?」

 

「…最高性能のカメラを持ってきた。

 …抜かりはない。」

 

「よし明久。

 吹き矢の準備はいいか?」

 

「勿論!

 この日の為に用意した矢もあるしね。」

 

「目標が罠の目の前に来てるぞい!

 もうよかろう雄二!」

 

「おう、そんじゃ行くぞ…!

 3、2、1!!」

 

雄二は縄をぐいっと引いた。

刹那、ババァは地面の底に落下した。

 

「ハハハハハハ!!

 見ろよお前ら!!落ちたぞ!!

 ついにやったぞ!!

 康太、しっかり撮れてるか!?」

 

「…プ…ププッ……抜かりはない。」

 

「アハハ!!やったね!!

 遂に復讐のときだ!!」

 

「よし、行ってみるのじゃ!!」

 

僕らは落とし穴の方へと向かった。

 

「な…なんなんだいコレは!?」

 

「気分はどうだ?ババァ。」

 

「さ…坂本君!!

 これは貴方たちの仕業ですか!?」

 

「ごもっとも。

 今まで散々好き勝手やってくれた

 からなぁ。

 いきなり退学にしたこと忘れてねぇぜ?」

 

「とっととここから出しな。

 わたしゃこれから挨拶があるんだよ。」

 

「そうはいかねぇなぁ。

 上にご注目だ!!」

 

ババァ長たちの上にデカイ風船が

釣り下げられる。

秀吉が釣りざおで釣っている風船の中には……

 

「この中には大量の墨汁が詰まってる。

 あぁ、水性だなんてヤワな真似は

 しねぇからな。

 しっかり染み付くヤツだぜ?」

 

「ちょ…ちょっと待ちな!!

 そんなことされたら挨拶に出られ

 なくなるだろう!!」

 

「嫌だね。

 せっかく運動部が帰ったあとに

 徹夜で掘った穴が無駄になる。

 明久!!吹き矢の準備はいいか?」

 

「いつでもいけるよ、雄二!!」

 

「話を聞きなバカ共!!」

 

「バカだぁ?

 誰に向かって言ってるんだ?

 いいのか?ホントにやるぜ?」

 

「坂本君!!いい加減に…!!」

 

「やれ!!明久ぁぁ!!」

 

「今までの恨みを喰らえ!!」

 

僕は吹き矢を吹いた。

次の瞬間破裂した風船から墨汁が

飛び散りババァにかかった。

 

「ババァの墨漬け完成だ!!

 よし、そろそろ出してやっか。」

 

雄二は二人にロープを投げた。

 

「あースッキリした!!

 早く戻って回復試験受けに行くぞ!!」

 

「「「おぉぉー!!」」」

 

「…高橋先生」

 

「はい。」

 

「西村先生を呼んどくれ。

 あのバカ共を補習に送ってやんな。」

 

「…はい。」

 

このあと滅茶苦茶ほしゅーした。

結局ババァはわずかな時間で汚れを落として挨拶に出た。

なんでもあのリムジンにはシャワーもあるんだとか。

…………金持ちうぜぇ。

 

 

 

 

 

 

「それでどうして明久君たちは朝から

 疲れてるの?」

 

「何でもないんだよ高坂さん……」

 

「当ててみせますか?

 吉井さんのことです。補習ですね?」

 

…やはり園田さんはエスパーである。

どうして僕のことが分かるの?

 

「くっ……

 今日の補習はいつもに増して

 酷い内容じゃった…」

 

「そうだね……

 まさかナビエ・ストークスの方程式

 を解かされるなんて……」

 

「…今さりげなく人類未解決の数学を

 言いませんでしたか?」

 

「さて…試験召喚戦争の作戦に入ろう…

 まず勝利条件からだな。

 代表生徒が討たれたら負け。

 簡単だろ?」

 

クラスメイトの前で難しいことを平然と言う雄二。

コイツは代表生徒で自分だけふんぞり反ってたから苦労が分からないんだ!!

 

『じゃあ逆に言えば代表以外は

 戦わなくてもいいってこと?』

 

クラスメイトの誰かが聞いた。

 

「あぁ。けど考えてみろ。

 向こうも代表を守るのに必死になる

 ワケだ。

 どうやって攻めるかが大事になる。」

 

「という訳で各部隊のメンバーを

 書くよ。」

 

僕は黒板に前衛と後続、そして

代表を守る最終防衛ラインの担当を書いた。

 

「え~と……

 前衛の隊長が康太だね。」

「ちなみに康太は保険体育なら

 この世のどんな生徒にも負けない。

 だが他の教科は微妙だから助けが

 必要だ。

 協力して戦ってくれ。」

 

「雄二よ。

 何故ワシが後続部隊なのじゃ?」

 

「秀吉は後ろで守ってくれた方が

 何かと都合がいい。

 俺たち四人の散らばりもよくなるしな。」

 

「ふむ、ならいいじゃろう。

 腕を奮ってみせよう。」

 

「そして俺、明久、高坂、南は

 教室に残る。

 園田を守るのは……明久、お前だ。」

 

「僕!?

 いやいやいや…僕じゃあ……」

 

「何とかなる。

 どうせお前の所に行く敵は俺が

 殲滅するからな。」

 

「なっ!?

 自分だけおいしいところ持ってこうと

 してるな!?」

 

「イヤァ、マサカ…」

 

「くぅ…!!

 あぁいいよ上等だ!!

 やってみせようじゃないか!!」

 

「あの~………」

 

「私たちは………」

 

「おっと、そうだった。

 南と俺はこいつらの前衛…

 つまり最後の壁だ。」

 

「私の召喚獣あんまり得意そうじゃ

 ないけどな……」

 

「んじゃあ一応お前の召喚獣の特性を

 聞いておこうか。」

 

「えっと……

 試験召喚実習をしたときは確か…」

 

穏やかそうな南さんのことだ。

きっと召喚獣も穏やかで……

 

「爆発する魔法を使ってたような…」

 

おっと危ないヤツだ。

 

「…ちなみにどんな魔法だ?」

 

「確か名前が…

 ○クスプロージョンとか…

 ○ルス?」

 

「おい待て技がロリが唱える爆裂魔法と

 グラサン殺しの目潰しの呪文に

 なってるぞ…」

 

「でもそれなら充分戦えるんじゃない?

 特に○クスプロージョンなんかは…」

 

「あ…あぁ。そのようだな……」

 

「それで私は?」

 

「高坂はバカと一緒に園田の援護。

 および守護だな。

 ちなみにお前の召喚獣の特徴は?」

 

「フライパンとおたま持ってた」

 

「おいコラ待て」

 

「何か変だった?」

 

「おかしいだろ。

 なんで召喚獣の武器が調理器具なんだ」

 

「何でだろ?」

 

「いや俺に聞かれてもだな…」

 

「ほら、高坂さん家って和菓子屋さん

 だからじゃない?」

 

「和菓子にフライパン使うか?」

 

「……ごめん。」

 

「…なら園田。

 お前の召喚獣は?」

 

「実は試験召喚実習の日は休んで

 しまっていて…

 まだ上手く召喚獣を操るどころか

 どんな姿かも知りません…」

 

「くっ…こりゃ参ったな………」

 

「何言ってるのさ雄二!!

 いざとなったらこの僕が……」

 

「命を犠牲に園田を守るそうだ。」

 

「!?!?!?」

 

「なんだよソレ!!

 僕がそれしか役に立たないみたい

 じゃないか!!」

 

「あぁ。そうだ。」

 

「この野郎…!!」

 

「まぁ冗談はこのくらいにして…

 …いや、冗談にならんかもしれない…」

 

「え?」

 

「園田は満更でもないようだが…」

 

「えっ!?」

 

僕はついに女の子にまで捨てゴマ扱いを!?

 

「吉井さん………」

 

「何?園田さ……」

 

「私のこと……守ってくれますか……?」

 

「あ……え~と……」

 

目をうるうるさせて言う園田さんがどうしようもなくかわ……じゃなくて…!

 

「う…うん。守る!守るよ!!」

 

一瞬返事を返すのが遅れた…

 

「あ…ありがとう…ございます…」

 

守りたい、この笑顔

 

「言ったな明久。

 じゃあ絶対守れよ?死んでも守れよ?

 補習室送りになっても守れよ?」

 

「脅迫されてる!?」

「え~と……一回戦はシード枠だから…

 勝ったクラスとの対決か。」

 

「そうだね。

 雄二はどっちと戦うと思う?」

 

「あぁ…そうだな………

 こいつは噂なんだが……

 2-Cの性根は腐ってるって聞いた…

 ってことはどんな手を使っても

 勝ちにくる。

 そういう意味もこめて戦うのは

 2-Cだな。」

 

「腐ってる…か………」

 

 

文月学園にも勝つために手段を選ばなかったゲスがいた。

名前は…根…根…そうそう!根っこ君!

あいつみたいなのがいるってこと?

一体どんな手を使ってくるのだろう…

 

「まぁいい。

 とりあえず自分の教室にて待機だと。」

 

「それじゃあそれまで召喚獣でも

 試運転しとこっと。」

 

「は?試運転?なんで?」

 

「これでも僕かなり点数上げたから

 いつもと操作も変わるんだよ。

 点数が高いほど召喚獣の扱いは

 難しくなるからね。」

 

「ちゃんとまんべんなく勉強したん

 だろうな?」

 

「勿論だよ!

 特に苦手だった古典と数学は重点的に勉強したからね。」

 

「そうか。期待してるぜ?」

 

「うん。任せてよ!!」

 

このときの僕はまだ知らなかった…

このやりとりを影で見てる人間がいたことを………

 

 

 

 

 

 

 

 

「やはり勝ったのは2-Cか。

 明久。手筈通りにいくぞ。」

 

「うん。分かったよ。

 じゃあ僕と高坂さんで園田さんを

 守ればいいんだね?」

 

「あぁ。その通りだ。

 さぁ…開戦といこうか!!

 頼むぞ康太、秀吉!!

 何かあったらすぐに連絡してくれ。」

 

「…御意。」

 

「では行くとするかのう。

 皆の衆!!準備はよいか?」

 

康太は前衛部隊を。

そして秀吉は後続部隊を率いて行った。

 

「それで雄二。

 結局のところ作戦はどうするの?」

 

「ある程度敵の数を減らしたらここに

 おびきよせる。

 そのときに重要なのが園田。

 お前だ。」

 

「私ですか?」

 

「あぁ。

 敵をおびき寄せるからには代表を

 餌にする必要がある。

 だがお前が撃たれれば終わり。

 俺たちに何があっても自分の身だけを

 案じろ。それが代表だ………」

 

「ですが…………」

 

「悲しいけどこれ…戦争なんだよ……」

 

「カッコいいこと言ってるようですが

 アニメネタだということは分かります…」

 

!?僕のガンダムネタがばれた!?

 

「お?早速康太からだな。

 一体どうしたんだ?」

 

雄二は通話ボタンをONにした。

 

「どうした康太?

 思ったよりも早い連絡だな。」

 

『…雄二!!噂は本当だった!!

 …こいつらは腐っている…!!』

 

「…一体何をしてきた?」

 

『…それは』

 

『駄目だよ土屋君……

 君は……秀吉君と………』

 

『……しまっ……』

 

「おいどうした!?康太!!」

 

「雄二?」

 

「チッ……

 こりゃ思ったよりも向こうの連中は

 イカれてるみたいだな…」

 

「何があったのさ?」

 

「康太との連絡が途絶えた。

 思ったよりも早いおでましかも

 しれないな。」

 

「けどやることは変わらないよね?

 私たちはこれに勝って絶対

 スクールアイドルをやるんだ!!」

 

「穂乃果ちゃん……」

 

「私だって何もしないのは嫌です…

 やっぱり私も……」

 

「駄目だ。

 そんなことしてやられでもしたら…」

 

そのときだった。

クラスの扉が開いて誰かが入ってきた。

 

「失礼します!!

 2-Cの代表、五月女 里奈よ!!

 園田 海未を討ち取りに来たっ!」

 

Cクラス代表の五月女さんが

数人のクラスメイトを引き連れて入ってきた。

 

「おうおう、ずいぶん早いご登場だな。

 オイ。」

 

「案外呆気なかったわね……

 それでも……収穫は…グフフ……」

 

「あ?」

 

「い…いえ何でもないわ!!

 自重しなきゃ………」

 

僕と雄二は直ぐに分かった。

あ、こいつら危ない人たちだ、と。

 

「討ち取るだぁ?

 それは俺たちを倒してから

 ほざきやがれってんだ!!」

 

「いいわ、行くわよ皆!!」

 

「『『試獣召喚(サモン)!!』』」

 

そっくりにデフォルメされた

召喚獣が現れた。

そしてそのうちの一体は………

 

「ほう、腕輪持ちか。」

 

「これでも代表ですから。」

 

腕輪。

召喚獣についているそれは特殊能力を持っている証。

つまり他の召喚獣とは比べ物にならないのだ。

 

「科目選択件はそっちにあげるわ。

 『今は』そのくらいのハンデはあげる…

 」

 

音ノ木坂は文月とはルールが違い、

教師の立ち会いがない代わりに勝負を挑んだ方が科目選択件を持つ。

 

「舐めてくれるじゃねぇか。

 それじゃあ……日本史で。」

 

「よし来た!!」

 

僕の得意科目だ。

僕にいきなり本気を出させるなんてね。

後悔しても知らないよ!!

 

「行くぜ!!試獣召喚(サモン)!!」

 

坂本 雄二

日本史  245点

 

雄二にそっくりな召喚獣が現れる。

メリケンサックを持った召喚獣だ。

 

「ほら、アンタも。」

 

「えっ!?えっと………

 さ…試獣召喚(サモン)!!」

 

南 ことり  

日本史  205点

 

雄二に言われて南さんは召喚獣を出す。

南さんのデフォルメされた召喚獣が現れ点数が表示される。

トンガリ帽子に緑のローブ…

典型的な魔法少女のような姿である。

 

「へ~…

 私たち数人相手に二人でいいの?」

 

「なんとかなんだろ。

 最悪こっちには切り札がある。」

 

「あぁそう。じゃあ…行くわよ!!」

 

五月女さんの召喚獣は持っている

槍を雄二に振るう。

 

「動きが甘いな!!」

 

その槍を雄二は右手のメリケンで抑えもう片方のメリケンを五月女さんの召喚獣の懐に叩き込んだ。

 

「ちょっと甘く見すぎてたかしら…

 ごめんなさいね。」

 

「そんな余裕はあるのか?」

 

雄二は何度もメリケンの拳で五月女さんの召喚獣を殴るが全て槍で防がれてしまう。

 

「オラオラ!!

 防御ばっかに徹しててもいつか

 やられるぜ!!」

 

「攻撃は最大の防御、防御は最大の

 攻撃なのよ!!」

 

「なっ!?」

 

何度も殴っていた雄二が優勢に見えたが一瞬の隙を狙って五月女さんの召喚獣の槍が雄二に刺さった。

 

「くっ…このチート野郎が……

 一撃が効くな………」

 

「代表ですから!

 お願い皆!!」

 

五月女さんが言うと残りの敵が雄二に

攻撃を仕掛ける。

 

「チッ…!!」

 

「坂本君下がって!!

 お願い召喚獣さん…!!」

 

南さんの召喚獣が杖から炎を出して

敵を雄二から離した。

 

「悪い、手間かけた。」

 

「大丈夫だよ。

 どこも怪我してない?」

 

「いや傷つくのは召喚獣だからな?」

 

「駄目よ……!!」

 

「あぁ?」

 

何か五月女さんが話しだした…

 

「坂本君を……

 守るのは吉井君じゃないと…!!」

 

「「は?」」

 

僕と雄二の声が重なった。

 

「折角…折角文月学園の玉野さんから

 明×雄は最高だって言ってたから

 楽しみに来てみたのに…!!」

 

「「……………」」

 

「何で女子に守られとんじゃぁぁ!?」

 

「「あ~………」」

 

そうか……

腐ってるってこういうことだったんだ…

そう、つまりこの目の前で発狂している少女、五月女さんは…腐女子なのだ…

 

「何で!?折角二人揃ってるのに!

 どうして明×雄が発生しないの!?

 ん?いや待てよ…

 このまま坂本君を攻撃し続ければ

 吉井君が『雄二は僕が守る!』って

 展開に…!!

 そうと決まれば……!!皆!!」

 

「ちょっと待て!!

 俺が狙われる理由が理不尽すぎる!!」

 

ジャイ○ン並みに理不尽な理由で攻撃され続ける雄二。

協力している皆もなんだか目の色が…

駄目だ!!このクラス全員腐ってる!!

 

「ど…どうすれば……?」

 

おろおろしている南さん。

まぁそうなるよね…

 

「さぁ!次は吉井君!!あなたよ!!」

 

「ダニィ!?」

 

五月女さんは仲間に雄二を任せて

僕たちに勝負を挑んできた。

 

「く…やるしかないか!!」

 

「えぇ。

 坂本君を助けたかったら私を倒すのよ!」

 

「あ、それはいいや。」

 

「おい明久!?」

 

「冗談だよ。

 とりあえず五月女さん。

 君を倒さないことには始まらない

 みたいだね。

 行くよ!高坂さん!!」

 

「わ…分かったよ!!」

 

「それじゃあ…試獣召喚(サモン)!!」

 

「試獣召喚(サモン)!!」

 

僕たちの召喚獣が現れた。

 




私としてもこんなにたくさんの寵愛を受けられて嬉しいです!
この作品を愛して下さる皆様のご期待に添えるよう頑張りますのでよろしくお願いします!!

次回は…決着。
そして穂乃果たちはスクールアイドルになれるのか?
それとも明久は絵里の愛の奴隷となってしまうのか!?

今回もありがとうございました!!

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