ロウきゅーぶ!~疾風迅雷の天才~   作:園部

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日刊ランキング28位頂きました。
ありがとうございます。これからも頑張りますー
原作5巻辺りですー


第9話

「着いたので起きてください。空様」

 

俺がやんばるに起こされ目が覚める。辺りを見渡すとそこには大きな別荘と海が見えた。

 

「着いたんだ・・・・まだ眠い・・・・」

 

「相当過酷だったんですね・・・・すぐに皆様の元に行きますか?」

 

「うん・・・・・行く」

 

俺は半分寝ぼけた状態で車を降りてみんなのいる場所に案内してもらう

今みんながいるのは勉強部屋らしい。どうやら午前と午後で遊びや練習をして夜は宿題。

俺はドアをノックして返事を待つ。

 

「はーい」

 

返事をしたのは真帆か・・・

 

「空だけど、開けていいか?」

 

するとドタバタ音が鳴って勢いよくドアが開いた

 

「にーちゃん!おかえり!」

 

「おー。そら。おかえり」

 

真帆とひなが強く抱きしめてくる。

 

「2人とも・・・・・ただいま」

 

紗季と愛莉もこちらに来る。

 

「空じゃない。おかえり」

 

「空君、おかえり~」

 

「ああ、紗季と愛莉も・・・ただいま。智花は?」

 

「ああ、今は長谷川さんのところよ」

 

どうやら昴さんのところに行ってるらしい。宿題で分からないところを聞きに行ったみたいだけど・・・・口実っぽいな。

 

「それよりにーちゃんも入って!」

 

俺は部屋に入ってみんなに合宿について話した

 

「え・・・・そんなに厳しかったの?」

 

「うぅ・・・私は無理かも・・・・」

 

紗季と愛莉が驚いてる。あれは小学生にやらせるメニューじゃないからな・・・

 

「お前らはどうだったんだ?」

 

「あたしたちも大変だった!」

 

「おー。ひな疲れた・・・・」

 

ひながこてんっとこちらに寝転ぶ。ちょうど膝枕の態勢だ。

 

「あらら・・・・そっちも相当ハードだったんだな」

 

俺はひなの頭を撫でて言う。

 

「でも、ひながんばった。ほめてー」

 

俺はそのままひなの頭を撫で続ける

 

「にーちゃん!私も頑張ったんだから褒めてよ!」

 

空いてる手で俺は真帆の頭を撫でる。

どうやらリラックスしてくれたみたいだ。

 

「うぅ・・・羨ましいよ・・・・」

「愛莉はもうちょっと積極的にいかないと・・・・」

 

小声で2人は何か話しているが小さすぎて聞こえないな

 

そして俺も宿題をやる為にノートを出した。どうやらやんばるが俺の分も持ってきてくれたらしい。感謝。

 

 

「じゃあそろそろ時間も遅いし切り上げるか。俺は部屋に戻るよ」

 

「ん?じゃあ私もいくー」

 

そうして俺と真帆は一緒に出ようとするが

 

「待ちなさい。まさかアンタ達一緒に寝てるの?」

 

紗季が疑問を挟む

 

「「うん」」

 

俺と真帆は同時に頷いた

 

「ちょ・・・・あんた達は兄妹とはいえ義理なのよ?割と最近まで他人だったのよ?何とも思わないの?」

 

なんともって・・・・

 

「別に・・・・最初は多少意識したけどすぐ慣れた」

 

「思ってないに決まってんじゃん!」

 

「おー。ひなも一緒にねるー」

 

「ひ、ひなちゃん・・・」

 

紗季は不服なのだろうか?

 

「そう怒らないでくれ。真帆は俺が寂しくならないように一緒に寝てくれるだけ。他に他意はないよ・・・・」

 

「あ・・・・ごめん」

 

どうやら俺の事情を思い出したらしい。俺は真帆が嫌という日が来るまで出来れば一緒に寝たいと思ってる。誰かと一緒に寝るのがこんなに温かいものだなんて知らなかった。こういうところは幼児退行してるのかな・・・・

 

「おー。ひなもいい?」

 

「いいよ。一緒に寝ようか」

 

「わ、私も・・・・」

 

「愛莉も?もちろんいいよ」

 

さすがに愛莉も含めると幅が狭いけど大丈夫かな?

 

「・・・・これで私だけ1人で寝たら空気読めないじゃない」

 

「別に無理しなくていいんじゃないかな?智香も別って言うかもしれないし」

 

「別に無理してないわ。・・・・合宿中は大丈夫だったの?」

 

「ああ・・・・うるさいのが連日部屋で騒ぐからな」

 

あのトランプ大会は合宿中ずっと続いた。2日目3日目のころには無駄に人も増えてみんなで夜通しトランプ・・・・朝が死ぬほど辛かったなー

 

「何か大変そうね・・・」

 

「いいんだ。今夜はグッスリ寝れそうだし」

 

来る途中の車で寝たけど正直寝足りない。着いたのが夜でよかった。

 

寝室に移動する俺達。途中智花と合流して皆で一緒に寝る

 

「あはは、ちょっと恥ずかしいかも・・・・」

 

智花がそう言うけど・・・・

 

「俺や真帆は慣れてるけど・・・・みんな狭くない?」

 

「おー。そらのお腹。あたたかい」

 

「大丈夫だよ!」

 

愛莉のテンション高いけど本当に大丈夫か?

 

「まぁ、たまにはいいかもね」

 

「紗季はすなおじゃないなー」

 

「うっさい真帆!」

 

左から、紗季、真帆、俺(腹の上にひな)、愛莉、智花の配置で寝ている

 

「ひなは寝づらくないか?」

 

「おー。だいじょうぶ・・・・zzz」

 

どうやら疲れてひなだけでなくみんなもう眠ってしまった。俺も眠気に身を任せ意識を落とした。

 

 

翌朝になりリビングに行くとそこには葵さん、竹中、羽多野先生、そしてひなの妹のかげつがいた

 

「・・・・・なにこのメンツ?」

 

俺が不思議に思ってると昴さんが説明する。

どうやら昨日俺たちが寝入った後に到着したらしい。いや聞きたいのはそこじゃなくて何でこのメンツでいるかなんだけど・・・・まぁいいか

 

「かげつとは久しぶりか。元気にしてたか?」

 

「は、はい!空先輩!」

 

恐らくひなが心配だったから来たんだろうな。前から過保護だったし。

 

「折角来たんだ。楽しめよ」

 

「いえ、姉様のお世話をしなきゃいけないので・・・」

 

これだ・・・・今のひなをちゃんと見てやればいいのに

 

おっと、どうやら真帆と紗季が竹中をからかってるな・・・・面白いし参加しよう。

俺は竹中たちのもとに向かう

 

「どうやら竹中は特定の誰かさんが心配で来たみたいだけど・・・・誰を心配したのかな?」

 

「げ・・・空」

 

「ほらほら言うてみい」

 

そうすると葵さんが竹中に助け舟を出した。さすがに葵さんに介入されるとこれ以上は無理だな・・・

 

「葵さーん。もうちょっと楽しませてくださいよー」

 

「あれ以上は竹中君が可哀想でしょ?あんまりからかっちゃダメだよ?」

 

「しょうがないですねー・・・ところで葵さんが来たのは昴さんが気になったからですか?」

 

「こっちに飛び火した!?」

 

ついでに葵さんもからかっておこう

 

どうやら昴さんのほうはかげつと話しているな。竹中が余計なことを言って不信感を与えたらしい。本当に余計だな・・・・

 

「かげつ。昴さんはお前が思っている人じゃないぞ。俺が保証する」

 

「空先輩・・・・でも・・・・もしそうじゃなかったら・・・」

 

「・・・・・そんなに心配なら自分の目で確かめな。昴さんや・・・今のひなを・・・」

 

「・・・・分かりました。でも!もし信頼に足る方じゃなかったら姉様を連れて帰ります!」

 

「それでいいんじゃない?」

 

かげつは俺達から離れてひなのもとに戻った。

 

「助かったよ・・・」

 

「まー、頑張ってくださいな。あの子は過保護なので本当に連れ帰ることもしますよ。下手するとバスケ部を退部させるかもしれません」

 

「そこまで?」

 

「溺愛してますからねー」

 

さて、朝食にしますか。

 

 

朝食が終わり俺達はジムに移動する。最初は筋力トレーニングからだ

 

「ちゃんとアップはしとけよ。怪我だけには気をつけろ」

 

俺はみんなにそう言って自分のトレーニングを始める

にしても竹中うるせーな。言ってることは間違ってないけどここでキャプテンシー発揮しなくていいんだぞ。

 

「竹中、全体の指示や注意は昴さんがする。お前もここで練習するつもりなら自分のことに集中しろ」

 

「うぇ・・・空」

 

「俺達の事はちゃんと昴さんが見てる。それに今回は葵さんもいる。昴さんは信じられなくても葵さんは信用してるんだろ?」

 

「当然だろ!」

 

「なら自分のことをやれ!真帆たち気にしてる余裕があるならメニュー倍増すんぞ!」

 

「分かったよ!」

 

これで竹中も大丈夫だろう。昴さんがこっちを見て目で謝ってる

 

「(ごめん)」

 

「(気にせずに)」

 

ちゃんと伝わっただろうか?

 

 

昴side

 

竹中がうるさいせいで皆が集中しづらそうだな・・・・・俺が言っても反発するだけだろうしどうするか。

お、どうやら空が言ってくれたらしい。やっぱり頼りになるよ。

俺は目線で空にごめんと伝えた。

 

「(ごめん)」

 

「(コーチのつもりならちゃんと仕事してください)」

 

そういう目で返された気がする。空の言う通りだな。俺自身ちゃんとみんなに指導しないと・・・

 

 

sideout

 

 

ジム練が終わったので次に砂浜に移動した。どうやらディフェンスの為にひたすらフットワークを磨くらしい。

 

「(砂浜でフットワーク練習か・・・・砂に足を取られてすぐに疲労が溜まるぞ・・・)」

 

俺の懸念は当たった。騒いでた竹中も余裕がない。女バスのみんなも余裕がない。

そして俺は・・・・

 

「(死ぬ死ぬ死ぬ!こっちは前日まで合宿だったんだぞ!殺す気か!)」

 

疲労が回復しきれてない為に動きの質が悪い。

 

「空!いつもより動きが悪いよ!一体どうした!?」

 

「大丈夫です!(どうしたもこうしたもねーよ!絶対昴さん忘れてるな・・・・)」

 

フットワークのみの練習はその後も続いた。

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・お前らいつもこんな練習してんのか?」

 

「と・・・とーぜんじゃん・・・」

 

真帆強がり言うな・・・・こんなのが普段のメニューなわけないだろ・・・・

 

「なわけねーだろ。多分合宿だから特別メニューなんだよ・・・・」

 

「そうね・・・・私たちが頼んだのよ。もっと強くなりたいからね・・・」

 

「へー・・・・でも空は情けないな。実力はトップクラスでも体力は俺らと変わんねーじゃん」

 

「馬鹿ね、夏陽・・・・空は前日までこれ以上のハードな合宿と試合を熟してそのまま昨日の夜にこっちに来たのよ。疲労が残ってるに決まってるでしょうが」

 

「・・・・・マジで?その状態でこの練習に耐えたのか?」

 

「・・・・代表合宿ほどじゃないけど、この練習も相当キツイぞ。体力がフルでも普通に疲れる。むしろお前らがこの練習に着いてけることに驚いてる」

 

「・・・・強くなりたいからね」

 

やはりこの間の試合が相当悔しかったんだな・・・

 

俺はひなたの方を見るとどうやらまたかげつの過保護が始まったらしい

溜息をつきながらひな達のところに向かう。

 

「かげつ、いい加減にしろ。ひなは大丈夫だ。いつもより練習がハードだから余計疲れてるだけ。」

 

「しかし空先輩!なにか悪い病気だったらどうするんですか!」

 

「だったらこの練習がこなせるわけねーだろ」

 

「でも・・・・・」

 

「でもじゃない。それに万が一何かあれば羽多野先生に診てもらえばいいだろ」

 

「・・・・わかりました」

 

不服そうだが納得はしてくれた。やれやれ・・・・

 

休憩がてら女子のみんなはシャワーを浴びにいくらしい。昴さんと葵さんは残って俺達以上の負荷をかけてフットワーク練をするらしい。

 

「竹中シャワー浴びないのか?」

 

「ん、ちょっと見てる」

 

「そ、身体は冷やすなよ」

 

俺もシャワーはまだいいや。5分あれば洗い流せるしこの疲労の状態でどの程度プレーに影響が出るか実感したいのでコートに行く。

そして30分くらい懸けてプレーのチェックをする。

 

「(思ったより動けないな・・・・自分が感じてる以上に疲労が蓄積してるのか・・・どっちにせよ情けないな)」

 

プレーのチェックが終わったのでシャワーを浴びにシャワー室に向かう途中で葵さんに遭遇する。

 

「あ、お疲れ様です。練習終わったんですか?」

 

「あ、空君。そうだよー空君は?今からシャワー?」

 

「はい、ちょうどよく疲労が溜まっていたのでプレーのチェックを」

 

「え?あの練習の後で?凄いねー。でも無理しちゃダメだよ。合宿の疲労が残ってるんでしょ?」

 

「疲労が残ってるからこそなんですけどね・・・・あれ?合宿のこと言いましたっけ?」

 

「さっき練習中に昴に聞いたの。昴本人はさっきまで忘れてて怒鳴ったの後悔してるって」

 

「ああ、別にいいんですよ。動きが悪いのは事実ですし」

 

「ちゃんと選手の状態は把握しろ!って怒っといたから」

 

「ほどほどにしてやってくださいね」

 

「昴次第かなー」

 

シャワー室の前に行って別れる俺達。

 

シャワーを浴びた後はやんばる特製のカレーを食べた。やっぱりやんばるのカレーは美味いなぁとほくほくしていたら、昴さんから午後の予定を聞かされた。

しかしそこに異を挟めるのが・・・

 

「ま、待ってください!午前中に無理したのにまたバスケットをやるんですか!?今度こそ姉様が倒れてしまいます!」

 

ハァ・・・・俺は今のひなを見ろって言ったのに・・・

 

「かげつ・・・・お前ひなと勝負してみるか?今のひながどれだけ凄いか分かればお前も納得するだろ」

 

「勝負?」

 

「分かりやすいだろ。お前とひなが勝負してひなが勝ったら運動はひなのほうが優れていることになる。お前より優れてたらお前も納得するだろって言ったんだ」

 

「そうね・・・ちょうどよく明日トライアスロンがあったわね。そこの最後のマラソンで競わせたらどうかしら?」

 

明日はトライアスロンリレーの大会があるらしい。対象は小学生のみ。3人ずつのチームで水泳・自転車・マラソンの3つの競技が行われる。

 

「私勝負するなんて言ってません!姉様と勝負なんて・・・」

 

「勝負しないなら不戦勝でひなの勝ちだ。敗者は黙ってろ」

 

ちょっと言い方が厳しいかも・・・・

 

「そんな・・・・」

 

「嫌ならひなに勝てばいい。そうすれば今まで通りだ」

 

「・・・・マラソンだって危ないですよ」

 

「本当に危ないなら羽多野先生が止めるさ。もちろん競技前に最終チェックをさせよう。いいですよね?羽田野先生」

 

「もちろんよ。かげつちゃん、ひなたちゃんの身体は私に任せて!」

 

なんだろう含みを感じるけど・・・・

 

「ひなはどうだ?かげつに勝ってみたいと思わないか?」

 

俺がひなに聞くと。案外ノリノリで

 

「おー。ひな、かげに勝ちたい」

 

どうやら問題は無さそうだな

 

「受けろかげつ。そして今度はちゃんと見ろよ。今のひなを」

 

「分かりました・・・・その代わり私が勝ったら無茶な練習は禁止にしてもらいます!」

 

「OKだ」

 

そして翌日、トライアスロンリレーが開幕する。

 

 

それぞれのチームに分かれて勝負をする慧心女バス+かげつ

水泳・自転車と一進一退の攻防が終わり、ついにマラソンに差し掛かる

 

最初は同じペースで進んでいるかげつとひなた。しかしそれに俺は怒りを感じていた。

本来かげつはもっと速い。去年のマラソン大会の4年の部で優勝しているくらいだ、この程度の訳がなかった。証拠に後ろからひなを心配してる顔が見える。

 

「(真剣勝負で相手を気遣う?・・・・ふざけんな!)」

 

俺はいてもたってもいられずかげつに怒鳴った

 

「ふざけんなかげつ!真剣勝負で相手を気遣ってんじゃねーぞ!お前はひなを侮辱してんのか!」

 

俺のセリフに反応するかげつ

 

「侮辱なんてしてません!ただ姉様が心配で・・・・」

 

「それが侮辱してんだよ!ひなは真剣にお前に勝とうとしてるんだぞ!そんな心配なんて必要ないんだよ!いい加減今のひなを見ろって何回言わせる気だ!!」

 

そして2人の姉妹が話す。ここからじゃ何を言ってるか聞こえない・・・・けど

 

「全力出せよ・・・・・それでも勝つのはひななんだからさ」

 

そうして本気を出したかげつ。さっきと比べられないスピードだが・・・・

 

「(ペース配分がなってない。これは学校のマラソン大会よりも距離があるんだぞ・・・)」

 

ひなは安定したペースで走る。ペース配分をミスったかげつは徐々に下がり、ひなと並んだ。残りは500m

勝者は・・・・・ひなただ

 

 

夜になり、みんなで花火をやる。俺はそれを見ながらかげつと話していた。

 

「今のひながよく分かったか?」

 

「はい。迷惑かけてすみませんでした」

 

頭を下げるかげつ。

 

「いいよ。ひなも大分成長しただろ?」

 

「そうですね。もう私は必要ないなって思ったとき姉様に言われたんです・・・・・これからも一緒に遊ぼうって」

 

「そっか・・・・・かげつはバスケ部に入らないのか?」

 

「みなさん真剣ですから・・・・ただ姉様が心配だからってだけじゃ失礼だと思うし・・・・でも、姉様の自主トレの相手をすることにしました」

 

「かげつは運動神経いいしひなも助かるだろう」

 

「ありがとうございます。あ、みなさん呼んでますよ?」

 

「そうだな・・・じゃあかげつも行こうぜ」

 

俺はかげつの手を取って引っ張る

 

「あ・・・・」

 

「折角来たんだ。楽しめよ」

 

俺はかげつに最初に言った言葉を再び言う

 

「・・・・・はい!」

 

心配してる顔よりその笑顔が一番だ。

 

 

俺達の合宿はこれで終了した。色々あったがみんなとの絆が深まった合宿になったと思う。まだまだ楽しい夏休みはこれからだ・・・・

 




すまんな竹中。お前の数少ない名シーン奪っちゃった


OKシーン

ちょっと言い方が厳しいかも・・・・

「そんな・・・・」

「嫌ならひなに勝てばいい。そうすれば今まで通りだ」


NGシーン

ちょっと言い方が厳しいかも・・・・

「そんな・・・・」

「これでもこっちは譲歩してんだよ。本来ならお前の言葉なんか無視してもいいんだ。けど、それじゃあ可哀想だから提案してんの。それにお前がいちいち騒ぐせいで練習にも入れない。お前・・・・自分がみんなに迷惑かけてる自覚あるか?」


さすがに厳しすぎなのでボツ
敗者は黙ってろのセリフもボツにしようかと思ってましたがなんとなくそのまま残しました

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