バディファイトLoveLive!   作:ヤギリ

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本戦前 穂乃果 vs 惇希

前回までの『バディファイトLoveLive!』

 

全ワールドの頂点を決める大会「ワールドバディマスターズ」に参加したμ’s、盛谷サツキ率いる歌ノ森学園バディファイト部と本戦で会う事を誓い、μ’sは予選に望む。

 

そして、熾烈な戦いもありながら全ワールドのトーナメントが終了した。

 

ーーー

ーーー

 

ワールドバディマスターズ 本戦会場

 

 

全てのワールドのトーナメントが終わり、各ワールドの優勝者が、ワールドバディマスターズの本戦会場に集まった。

 

 

司会「ワールドバディマスターズ!各ワールドのトーナメントが全て終了いたしました!さっそく、各ワールドトーナメントの優勝者もとい、ワールド代表者を紹介いたしましょ〜〜う!!!」

 

 

ドラゴンワールド代表:高坂 穂乃果

 

カタナワールド代表:園田 海未

 

マジックワールド代表:南 ことり

 

レジェンドワールド代表:深山 奏

 

エンシェントワールド代表:絢瀬 絵里

 

ダンジョンワールド代表:ミヒロ

 

デンジャーワールド代表:西木野 真姫

 

ヒーローワールド代表:カツアキ

 

スタードラゴンワールド代表:盛谷 サツキ

 

ダークネスドラゴンワールド代表:咎咲

 

 

司会「本戦は、この代表者10名によって争われます!全てのワールドを降し、ワールドNo.1に輝くのはどのワールドか!本戦は今から1時間15分後………1時30から始めます!本戦出場の皆さん、充分準備を整えてください!」

 

 

司会者の言葉と共に、大会は一時休憩に入る。

 

 

穂乃果「ふ〜、やっと休憩だ〜!」

 

希「みんなごめんな〜、本戦で戦おうって約束破ってまったな。」

 

凛「面目ないにゃ〜………」

 

花陽「みんな、ごめんね………」

 

にこ「ごめん。」

 

絵里「謝らないで、みんな。希は相手がサツキだったんだもの、仕方ないわ。」

 

海未「サツキはともあれ、花陽、凛、にこの相手は、私達にとっては未知の実力者でしたから、負けても仕方ありません。」

 

真姫「みんなの分まで、私達で勝ち上がってみせるわ。」

 

ことり「うん、だからみんな、応援してね!」

 

にこ「あんた達………、頑張んなさいよ!」

 

穂乃果「うん!」

 

 

と、μ’sの指揮が上がった時、向こうから歌ノ森バディ部「ニューホープ」のみんなが合流して来た。

 

 

サツキ「おーい!」

 

絵里「サツキ!」

 

海未「惇希(あつき)、奏さん!」

 

奏「「さん」は無くていいわよ。海未ちゃん。」

 

ことり「あれ?惇希ちゃん?」

 

 

いつも通りのサツキと奏とは別に、惇希(あつき)は少し元気が無かった。無理もない、歌ノ森バディ部で唯一、本戦に進めなかったのがまだショックだったのだ。

 

 

惇希「うぅ………、私も本戦に行きたかった、みんなとファイトしたかったよ〜〜………」

 

花陽「惇希ちゃん………」

 

穂乃果「じゃあ惇希ちゃん、今からファイトしよっか。」

 

惇希「え………?」

 

穂乃果「私達とファイトしたいんでしょ?だったら、今からファイトして、悔いを消そうよ。」

 

サツキ「そうだね。ファイトしていれば、今の気分も吹っ飛ぶだろうし。良いんじゃないかな。」

 

惇希「でも、せっかくの休憩時間なのに………」

 

穂乃果「良いんだよ!」

 

奏「せっかくだから、ファイトしてもらいなさい。嫌なら〜、私がファイトしようかしら〜〜?」

 

惇希「っ! 奏ちゃんは本戦でファイト出来るじゃん!私がやる〜〜!」

 

穂乃果「じゃあ始めようか!」

 

惇希「うん!」

 

 

 

穂乃果「五角の名のもとに、信頼は絆に変わる!ルミナイズ!〈五角の絆〉」

 

惇希「黒き炎は……目に映る全てを焼き尽くす!ルミナイズ!〈ブラック・ヴォルケーノ〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

穂乃果「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

惇希「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

穂乃果「穂乃果からいくね、ドロー!チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

穂乃果「ライトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

五角騎竜 火剣のドゥーベル

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴウィズダム 五角の意思〉ダメージ1受けて………うっ! 1チャージ、1ドロー!ドゥーベルの能力でダメージを受けたら1チャージ!」LP10→9

◼️手札6→5→6/ゲージ3→4→5

 

穂乃果「バトル!火剣のドゥーベルで惇希ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

惇希「うぁぁ!」LP10→8

 

穂乃果「ターンエンド!」

◼️手札6/ゲージ5/LP9

 

 

惇希「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

惇希「レフトに〈ブラックドラゴン コールドブレイド〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

ブラックドラゴン コールドブレイド

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

惇希「ゲージ1払って、ブラックドラゴンに重ねてバディコール(LP8→9)!〈黒炎竜 ヴォイドチェンソー・ドラゴン〉」

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

黒炎竜 ヴォイドチェンソー・ドラゴン

黒竜/炎

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️"黒炎の衝撃"相手のアタックフェイズ開始時、相手のモンスター1枚を選んで破壊し、相手にダメージ1!

【貫通】【ソウルガード】

 

 

惇希「ライトに〈黒炎の小竜 ヴォドラン〉をコール!」

◼️手札5→4

 

 

黒炎の小竜 ヴォドラン

黒竜/炎

サイズ1/攻3000/僕1000/打撃1

◼️【起動】場のこのカードを君の場の〈黒竜〉のモンスター1枚のソウルに入れてもよい。

◼️このカードがソウルにある〈黒竜〉のモンスターは【2回攻撃】を得る。

 

 

惇希「ヴォドランの能力で、ヴォイドチェンソーにソウルイン!ヴォイドチェンソーは【2回攻撃】を得る!」

 

 

ヴォイドチェンソー ソウル1→2

【2回攻撃】

 

 

惇希「バトル!ヴォイドチェンソーの能力発動!ドゥーベルを破壊して、穂乃果ちゃんにダメージ1!」

 

 

火剣のドゥーベル 破壊!

 

 

穂乃果「うぁ!」LP9→8

 

惇希「ヴォイドチェンソーで穂乃果ちゃんに攻撃!打撃2」

 

穂乃果「うぁぁ!」LP8→6

 

惇希「ソウルのヴォドランの能力でヴォドランチェンソーは【2回攻撃】できる!打撃2!」

 

穂乃果「うぅ!」LP 6→4

 

惇希「ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ2/LP9

 

 

穂乃果「穂乃果のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ5→6

 

穂乃果「レフトにバディコール(LP4→5)!〈五角竜王 ドラム〉」

◼️手札7→6/ゲージ6→4

 

 

五角竜王 ドラム

サイズ2/攻6000/防5000/打撃3/【ソウルガード】/ソウル1

 

 

穂乃果「さらに私のライフ6以下で、場にドラムが居れば………〈角王フォース"五角の闘覇"〉解放‼︎」

◼️手札6→5/ゲージ4→2

 

 

角王フォース"五角の闘覇"

武装騎竜/覚醒

攻6000/打撃2

◼️〈解放条件‼︎〉〔君のライフが6以下で場にサイズ2以上の『五角』のモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️【対抗】【起動】君にダメージ1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君が効果でダメージを受けた時、次の2つから1つ選んで使える。この能力はそれぞれ1ターンに1回だけ使える。

・君のライフ+3する。

・相手にダメージ1!

◼️このカードは破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

 

 

穂乃果は赤いオーラに包まれる、そしてオーラの中から現れた穂乃果は五角竜王ドラムと同じ鎧を纏い、ドラムの角を模した額当てをつけている。そして手には、ドラムと同じ刀が握られている。

 

 

惇希「凄い気迫………!」

 

穂乃果「いくよ、惇希ちゃん!角王フォースの能力で、私はダメージを受ける、うぐぅ………!ドラムの能力で、ヴォイドチェンソーを破壊!」LP5→4

 

 

ヴォイドチェンソードラゴン 破壊!

【ソウルガード】2→1

 

 

惇希「くっ!」

 

穂乃果「角王フォースの能力で、惇希ちゃんにダメージ1!」

 

惇希「うぅ!」LP9→8

 

穂乃果「バトル!角王フォースで惇希ちゃんに攻撃!打撃2」

 

惇希「うわぁ!」LP8→6

 

穂乃果「ドラムで惇希ちゃんに攻撃!打撃3!」

 

惇希「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0にして、ライフ+1!」LP 6→7

◼️手札4→3

 

穂乃果「ターンエンド」

◼️手札5/ゲージ2/LP4

 

 

惇希「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

惇希「穂乃果ちゃんに見せてあげる、私の全て!ゲージ2払い、ヴォイドチェンソーを進化!〈黒炎轟竜 ヴォイドチェンソー・ブレイクドラゴン〉」

◼️手札4→3/ゲージ3→1

 

 

黒炎轟竜 ヴォイドチェンソー・ブレイクドラゴン

黒竜/炎

サイズ3/攻8000/6000/打撃2

◼️【コールコスト】君の〈黒竜〉のモンスター1枚の上に重ね、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。

◼️"ヴォイドブレイク!"君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスター1枚を破壊して、破壊したモンスターのサイズ分、相手にダメージ!

【3回攻撃】【ソウルガード】

 

 

惇希「さらに、ゲージ1とライフ1払い装備!〈黒炎の双刃 クロホムラ〉」

◼️手札3→2/ゲージ1→0/LP7→6

 

 

黒炎の双刃 クロホムラ

武器

攻6000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払い、ライフ1払う。

◼️このカードの攻撃のダメージは減らない。

【貫通】【2回攻撃】

 

 

惇希「バトル!アタックフェイズ開始時にヴォイドチェンソーの能力!ドラムを破壊!」

 

穂乃果「【ソウルガード】!」

 

 

五角竜王 ドラム 破壊!

【ソウルガード】1→0

 

 

惇希「そして破壊したドラムのサイズ分、穂乃果ちゃんにダメージ!」

 

 

破壊された五角竜王ドラムのサイズは2だ。

 

 

惇希「穂乃果ちゃんにダメージ2!」

 

穂乃果「うぅ………!穂乃果がダメージを受けた事で、ドラムの能力!ヴォイドチェンソーブレイクを破壊!」LP4→2

 

惇希「【ソウルガード】」

 

 

ヴォイドチェンソーブレイクドラゴン

【ソウルガード】2→1

 

 

惇希「クロホムラでドラムに攻撃!」

 

 

クロホムラ

攻6000

 

ドラム

防5000

 

五角竜王ドラム 撃破‼︎

 

 

惇希「クロホムラで穂乃果ちゃんに攻撃!打撃1!」

 

穂乃果「くっ!」LP2→1

 

惇希「ヴォイドチェンソーブレイクで穂乃果ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP1→2

◼️手札5→4

 

惇希「ヴォイドチェンソーブレイクで2回目の攻撃!」

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ+1!」LP2→3

◼️手札4→3

 

惇希「ヴォイドチェンソーブレイクで3回目の攻撃!」

 

穂乃果「うぁぁぁ!」LP3→1

 

惇希「ターンエンド。」

◼️手札2/ゲージ0/LP6

 

穂乃果「凄い………!強いね惇希ちゃん!」

 

惇希「………穂乃果ちゃん、私、凄く悔しいんだ………」

 

穂乃果「え………?」

 

惇希「勿論、負けた事もそうだけど、でも、一番悔しかったのは、自分の全力を出す間も無く、一気に決められちゃった事………」

 

穂乃果「惇希ちゃん………」

 

惇希「咎咲さんって人は本当に強かった………、全力を出しても、勝てなかったかもしれない。でも、穂乃果ちゃん、みんなも、もし本戦で咎咲さんと当たったなら、気をつけて、そして、私の分まで戦って………!」

 

穂乃果「惇希ちゃん………うん、分かったよ!私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ2→3

 

穂乃果「レフトに〈五角竜王 ドラム〉を再コール!」

◼️手札4→3/ゲージ3→2

 

穂乃果「惇希ちゃんの思いと全力に応えるよ、ドラム!」

 

ドラム『おう!』

 

穂乃果「ゲージ2払い、ドラムを"真"化!〈五角真竜王 ブレイズ・ドラム〉」

◼️手札3→2/ゲージ2→0

 

 

五角真竜王 ブレイズ・ドラム

武装騎竜/赤竜

サイズ2/攻10000/防5000/打撃2

『角王』

◼️【コールコスト】君の場のカード名に『ドラム』を含むカード1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️君がダメージを受けた時、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れる。

◼️このカードのソウルが3枚以上なら、このカードの攻撃力+3000して、このカードは【3回攻撃】を得る。

【ソウルガード】/ソウル2

 

 

穂乃果「ライトに〈五角騎竜 砂杖のアルカイド〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

五角騎竜 砂杖のアルカイド

サイズ1/攻2000/防2000/打撃2

 

 

穂乃果「キャスト!〈ドラゴプライド 五角の矜持〉1チャージ、ライフ+2!」LP1→3

 

穂乃果「角王フォースの能力で穂乃果にダメージ1………っ!角王フォースの更なる能力で惇希ちゃんにダメージ1!!ブレイズドラムの能力で自身にソウル+1!」LP3→2

 

惇希「うぅ!」LP 6→5

 

 

さらに、ブレイズドラムのソウルが3枚以上なら、攻撃力+3000/【3回攻撃】を得る。

 

 

ブレイズドラム ソウル2→3

攻10000→13000

【3回攻撃】

 

 

穂乃果「いくよ、バトル!ブレイズドラムで惇希ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

惇希「うぁぁ!」LP 5→3

 

穂乃果「ブレイズドラムの2回攻撃!打撃2」

 

惇希「ぐぅ!」LP3→1

 

穂乃果「ブレイズドラムの3回攻撃!」

 

惇希「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0に減らして、ライフ+1!」LP1→2

◼️手札2→1

 

穂乃果「これで………、角王フォースで攻撃!打撃2!」

 

惇希「うぁぁぁぁぁ!」LP2→0

 

ーーー

ーーー

 

惇希「ファイトしてくれてありがとう、穂乃果ちゃん。」

 

穂乃果「うん!」

 

奏「2人とも、いいファイトだったわよ!」

 

サツキ「うん、惇希も惜しかったね。」

 

絵里「そうね。それに、惇希ちゃんの思いも届いたわ。」

 

穂乃果「惇希ちゃん、もし咎咲さんとファイトする事になったら………勝つよ、絶対!」

 

惇希「穂乃果ちゃん、頑張ってね!」

 

 

それから………μ’sとニューホープは一緒に食事をし、本戦まで休息を得た。

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


サンシャインの方のストーリーが終わったので、こっち書いていきます。多分テンポが早くて短くなるかもしれません。

μ’s編でもAqours編でも良いので、新章リクエストがあれば活動報告に是非‼︎

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