穂乃果 vs 頼那
穂乃果
◼️手札5/ゲージ5/LP3
レフト:五角竜王ドラム
ライト:無し
センター:無し
ーーー
頼那
◼️手札5/ゲージ2/LP7
レフト:無し
ライト:無し
センター:無し
アイテム:究極の終焉雷神 ガザリアント・ダークネス
ーーー
現在……穂乃果のメインフェイズ……
ドラム「穂乃果、俺の真の力を解放するぞ!」
穂乃果「うん!ゲージ2払い、ドラムを進化!五角竜王よ『真』の領域より、今顕現する!〈五角真竜王 ブレイズ・ドラム〉」
◼️手札5→4/ゲージ5→3
五角真竜王 ブレイズ・ドラム
武装騎竜/赤竜
サイズ2/攻10000/防5000/打撃2
◼️【コールコスト】君の場のカード名に『ドラム』を含むカード1枚に重ねて、ゲージ2払う。
◼️君がダメージを受けた時、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルに入れる。
◼️このカードのソウルが3枚以上なら、このカードの攻撃力+3000して、このカードは【3回攻撃】を得る。
【ソウルガード】/ソウル2
ーーー
絵里「あのドラムは⁉︎」
凛と花陽とことりのデッキからミセリア、ドーン伯爵、アスモダイが現れる。
ミセリア「ドラムもついに「真」角王に覚醒しましたね。」
アスモダイ「みたいだな……」
ドーン「デュナミスの神殿での修行で解放しきれなかった力が今解放されたと言う事は……」
ミセリア「うん、今は『真』の力に賭けよう。」
ーーー
穂乃果「さらにドロップゾーンの〈ドラムバンカードラゴン"SD"〉の能力!ゲージ1払い、ドロップゾーンからブレイズドラムにソウルイン!」
◼️ゲージ3→2
穂乃果「角王フォースの能力で穂乃果にダメージ1!くっ……!頼那ちゃんにダメージ1!」LP3→2
頼那「うぐ……」LP7→6
穂乃果「さらに穂乃果がダメージを受けた時、デッキからドラムにソウル+1!」
ブレイズドラム ソウル2→3
穂乃果「行くよ、ドラム!バトル、ブレイズドラムでガザリアントダークネスに攻撃!ドラムは、自分のソウルが3枚以上なら、攻撃力が13000になる!」
頼那「えぇ⁉︎」
ブレイズドラム
攻13000
ガザリアントダークネス
防10000
頼那「うぁぁ!」LP 6→4
穂乃果「ブレイズドラムはさらに攻撃できる!2回攻撃!」
頼那「キャスト!〈終雷の黒凱〉」
終雷の黒凱
魔法
◼️君の場に〈黒雷〉と〈終焉〉のカードがあれば、相手の攻撃中に使える。
◼️【対抗】このカードを君の場のカード1枚のソウルに入れる。
◼️このカードがソウルにあるカード1枚の防御力+5000する。そのカードのバトル後、相手にダメージ1!
頼那「終雷の黒凱を、ガザリアントダークネスのソウルに入れ、防御力を+5000する!」
ブレイズドラム
攻13000
ガザリアントダークネス
防10000→15000
ドラム「くっ、しぶてぇな!」
頼那「さらに、バトル後にダメージ1!」
穂乃果「くっ……」LP3→2
頼那「雷神には絶対に勝てない!諦めなよ穂乃果ちゃん!」
穂乃果「私達は、諦めない!ドラムはこのターン3回攻撃できる!最後は2人で決めるよ!」
ドラム「おう‼︎」
穂乃果「角王フォースとブレイズドラムで連携攻撃‼︎」
角王フォース+ブレイズドラム
連携攻撃力19000
連携打撃4
ガザリアントダークネス
防15000
穂乃果/ドラム「うぉぉぉぉぉぉ‼︎打撃4‼︎」
頼那「そんな……!雷神であるこの私が……うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP4→0
ーーー
頼那と雷神の精神界……
頼那「私の負け……だね……」
穂乃果「頼那ちゃん……、雷神様の力が無くたって、頼那ちゃんはもう自由だよ。」
頼那「穂乃果ちゃん……どうして……?」
穂乃果「頼那ちゃん、自由になりたくて必死で修行に耐えたんでしょ?そして雷神様をバディにできた。それって、ちゃんとお勤めを果たしたって事でしょ?」
頼那「あ………」
穂乃果「今日まで、辛かったね。」
頼那「そっか………、雷神様を継承した時から、私はもう自由になれてたんだ………。じゃあ私は………」
ドラム「もしかしたら、自覚がない内に雷神の影響を受けてたのかもな。」
雷神「まだだーーーーーー‼︎」
穂乃果/頼那「⁉︎」
雷神「我が負ける筈は無い!」
ドラム「てめぇ……、性懲りも無く……!」
頼那「雷神様……、もう止めよう?負けたんだよ私達は……穂乃果ちゃんとドラムの絆に……人間とモンスターの信頼の力に……だから……!」
雷神「人間とモンスターの絆?信頼だと?頼那よ……、貴様など、もはや要らぬ!我1人の手で、この世界を我のものにする!全ての人間が屈伏し、モンスターが人間を支配する世界を我は創る!」
ドラム「てめぇ、こんだけファイトしてまだ分かんねーのか⁉︎俺たちモンスターは人間と協力してこそ力を発揮できるんだ!てめぇだってファイト中、頼那に全部を任せて戦ってたじゃねーか。」
雷神「………‼︎」
ドラム「お前も気づかねー内に、人間との信頼って奴を認めてたんじゃねーか?」
雷神「我が……人間との信頼を………そんな筈はない……」
ドラム「だったら何で……、頼那を洗脳しない?人間を支配したいんだろ?ならどうして、1番身近にいた頼那を洗脳しなかったんだ?」
雷神「………」
ドラム「お前は本当は気づいてた筈だ。モンスターと人間の信頼の力を、その可能性を……だからお前は、頼那をそのままにしておいたんだ。自分の目的のついでとは言え、お前本当は頼那の望みを叶えようとしてたんだろ?自由になりたいって頼那の望みをよ……」
頼那「雷神様、私も不思議だった……どうして私を洗脳しないんだろうって……」
雷神「頼那よ……我は………」
頼那「雷神様……、少しずつでもいいから、ゆっくりでも……人間を信じてみない?私も、雷神様のバディとして頑張るから……」
雷神「頼那………確かに我らはこの2人に負けた……何故負けたのか、信頼とはなんなのか……我には分からぬ……だが、もうしばらくお前と居れば、信頼の力と可能性と言うものが何か、分かるやも知れぬな……」
頼那「うん!」
ドラム「やったな、穂乃果」
穂乃果「うん、勝ったんだ、私達!」
ーーー
それから2日が経って、日本を騒がせていた黒い雷は鎮まり、日本は安堵に包まれた。
そして、頼那ちゃんは雷神様と信頼とは何なのかを探す為に自由気ままな旅に出た。
今回の戦いで、μ'sとサツキは改めて、バディとの信頼を意識した。そして、また一歩、高みへ前進したのだ……。
黒き雷神と終焉の大帝 編………完!
やっと終了しました。サンシャインの箸休め程度に書いてるつもりが、壮大な物語に変わってましたね。
これからも、ストーリー提案を募集してますので、どしどし提案をください。
今回も感想を是非!