穂乃果 vs 頼那
穂乃果
◼️手札6/ゲージ5/LP6
ライト:火剣のドゥーベル
レフト:五角帝王竜 ジード
センター:無し
アイテム:角王フォース"五角の闘覇"
ーーー
頼那
◼️手札6/ゲージ8/LP4
ライト:無し
レフト:無し
センター:無し
アイテム:究極の終焉雷神 ガザリアント・ダークネス
【設置】:終焉の黒雷城
ーーー
頼那「ゲージ2払い手札1枚捨て、キャスト!〈終雷の儀式"ガザリアント"〉」
◼️手札6→5/ゲージ8→6
終雷の儀式 "ガザリアント"
魔法/黒雷/終焉
■君のライフが4以下なら使える。
■【使用コスト】ゲージ2を払い、手札1枚を捨てる。
■君のデッキ、手札、ドロップゾーンから能力に【変身】を持つカード名に『雷神』を含むカード1枚を選び、【変身コスト】を払わずに【変身】できる。そのターン中、そのカードは攻撃できない。
頼那「終雷の儀式"ガザリアント"の能力で、カード名に〈雷神〉を含むカードにノーコストで【変身】できる!」
穂乃果「え⁉︎」
頼那「ふふふ…!見せてあげるよ。私と雷神様の真の力を……!デッキより【変身】!
見よ!これこそ、黒き雷を携えし終焉の神の姿!〈究極の終焉雷神 ガザリアント・ダークネス〉!」
頼那は黒い雷の柱に撃たれ、雷を模した鎧を纏い、4本の雷の翼が生える。そして黒い剣を装備する。周りに雷が走っている………。
究極の終焉雷神 ガザリアント・ダークネス
終焉雷国
黒雷/終焉/神
サイズX/攻∞/防10000/打撃4
◼️このカードはコールできない。
◼️このカードは相手の能力を全て受けない。
◼️"終焉の雷撃"このカードが攻撃した時、君のデッキの上から7枚ドロップゾーンに置く。相手の場のカードを全て破壊して、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。
◼️〈⚡︎⚡︎終雷滅⚡︎⚡︎〉(君のライフ4以下の時、君のゲージ5払う。)
君のターン終了時、君のライフ+3!さらに君の場にモンスターが居なければ、このターンの後にもう一度君のターンになる。この能力はファイト中1回だけ使える。
【貫通】【変身】(君の場にモンスターが居ない時、ゲージ4払う。)
穂乃果「これが、頼那ちゃんと雷神様の真の力……」
ーーー
にこ「何よあれ……、完全に人から外れてるわ……」
サツキ「雷神は……これだけの力を得ていたのか……!」
希「ウチらがあれを生み出したようなモンや……」
ことり「穂乃果ちゃん……勝てる…よね?」
真姫「勝ってもらわなきゃ困るわよ…!」
ーーー
頼那「あははははは!凄い……、凄いよ〜!力が身体中を巡ってる……!翼もある!この世界を縦横無尽に飛び回れる自由な翼が!そして、くだらない掟や風習で私から自由を奪った黒谷一族を滅ぼせる力がある‼︎あははははは……‼︎」
ーーー
凛「頼那ちゃん……何言ってるの……?」
花陽「さっきまでとは……全く別人……」
サツキ「ダメだ、今の頼那ちゃんは、正気じゃない……!」
ーーー
頼那「私は最初から正気だよ?」
穂乃果「頼那ちゃん……、本当は洗脳なんてされてないよね……?今までの……全部頼那ちゃんの意思、本音だったんだね。」
頼那「へぇ〜……気づいてたんだ……?」
ドラム「洗脳されてるにしては、妙に言動が軽い……、感情的だったからな……、それに、洗脳されてたら、こんなにコロコロ表情が変わるわけがねー!」
穂乃果「どうしてこんな……、頼那ちゃん!」
頼那「どうして?決まってるよ。私は自由が欲しいだけだよ……、古い掟や時代遅れの風習の為に、私から自由を取り上げたくだらない一族を潰して………私は雷神様と共に新しい世界を創るの!そして、私は永遠の自由を得る!」
ーーー
絵里「一族を潰す……って……」
サツキ「それって……自分の家族も、消そうと言うのか⁉︎」
8人「⁉︎」
ーーー
穂乃果「⁉︎ 頼那ちゃん、本当なの⁉︎」
頼那「…………そうだよ……。」
穂乃果「どうして⁉︎」
頼那「うるさいな……、何度も同じこと聞かないでよ。そして答えさせないで……、私は、私から自由を取り上げたあの一族が許せない、小さかった頃から、私は雷神様に使える為に古い掟と風習に従って辛い修行に耐えて来た……!けど、私と同い年の子達は、修行から外れ、島を離れて行った。自由になって行ったの……。でも私は、家系の事情で、古くから雷神様を継承する定めにあった。だから私は修行から抜け出せないように常に親や兄弟の監視があった。私に自由は無かったんだよ………」
穂乃果「頼那ちゃん………」
頼那「だから私は誓ったの……、雷神様のバディを継承して、いつか自由を手に入れる……。そして私は雷神様の力で、黒谷一族を……!ふふふ……、少し話し過ぎちゃったね。とにかく、私は望みどおり自由になった。これからは雷神様のバディとして、雷神様の望む世界を共に創る。黒谷一族も、そして穂乃果ちゃん達も、新たな世界の生け贄にしてあげる………」
ーーー
サツキ「く……、例えどんな理由があろうとも、君がやろうとしている事は間違ってる!」
海未「そうです!自由になれない時など、誰にでもあります!」
にこ「あんたの勝手なわがままで私達の世界を奪うんじゃないわよ‼︎」
ーーー
頼那「うるさい!私から自由を奪おうとする者は誰だろうと消し去る!例え友達だろうとも!」
穂乃果「それでも……!私は頼那ちゃんを止める……生け贄にもならないよ!」
穂乃果達が頼那の目的を否定した時、頼那は冷たい表情になる………
頼那「……あっそ………、じゃあ消えちゃえよ…………」
頼那「バトル……、ガザリアントダークネスで穂乃果ちゃんに攻撃……、そして能力発動、デッキから7枚破棄して穂乃果ちゃんの場のカードを全て破壊する。」
穂乃果「全て⁉︎」
頼那「全てを破壊する。"終焉の雷撃"‼︎」
ジード「穂乃果!」
穂乃果「うん!角王フォースの能力で穂乃果にダメージ1!うぅく……、そしてライフを3回復!そしてジードの能力!穂乃果がダメージを受けた時、ジードを場に残す!」LP 6→5→8
五角騎竜 火剣のドゥーベル 破壊!
頼那「でも攻撃ダメージ4!」
穂乃果「ジードのさらなる能力で今受けるダメージを0にして、ライフ+1!」LP8→9
頼那「チッ!けど自身の能力でスタンド、ガザリアントダークネスで再攻撃!打撃4!」
頼那は天に手をかざし黒い雷が巨大な球体になる。そして腕を振り下ろす仕草で黒雷の球体が穂乃果に落下する!
穂乃果「うわぁぁぁ‼︎」LP9→5
雷那「ふふふ!まだまだ終わらないよ?穂乃果ちゃん、私のライフが4以下の時……ゲージ5払う」
◼️手札5→4/ゲージ6→1
穂乃果「ゲージを5も払うの?」
頼那「ガザリアントダークネスの〈⚡︎⚡︎終雷滅⚡︎⚡︎〉‼︎私のターン終了時、ライフ3回復する。」LP4→7
頼那「そして……、次も私のターンになる……!」
穂乃果「ええぇ⁉︎」
ーーー
サツキ「バカな……!エクストラターンだと⁉︎」
ーーー
頼那「これこそが黒き雷神の力!神のファイトだよ!ターンエンド!そして………」
◼️手札4/ゲージ1/LP7
頼那「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札4→5/ゲージ1→2
頼那「キャスト!〈雷神の拳撃〉ライフ1払い(LP7→6)、五角帝王竜ジードを破壊する!」
◼️手札5→4
ジード「チッ! 穂乃果、ドラム、後は任せる!」
五角帝王竜ジード 雷滅!
穂乃果「ジード⁉︎」
ドラム「あいつ……!」
頼那「モンスターの心配してる暇?」
穂乃果「!」
頼那「バトル!ガザリアントダークネスで穂乃果ちゃんに攻撃!打撃4!攻撃時にデッキを7枚破棄!破壊するカードは無いけど、スタンド!」
穂乃果「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ+1!」LP5→6
◼️手札6→5
頼那「まだだよ!ガザリアントダークネスで再攻撃!打撃4!」
穂乃果「うわぁぁぁぁ‼︎」LP 6→2
頼那「ターンエンド」
◼️手札5/ゲージ2/LP7
ーーー
絵里「なんとか耐えたわね、穂乃果。」
サツキ「ああ、けど焦ったな穂乃果ちゃん……」
希「どういう事?サツキ君」
サツキ「さっきの攻撃の時、角王フォースの能力でライフを増やしていれば、まだライフに余裕がある状態で次に繋げられた筈だ……」
海未「焦りで穂乃果がミスをした……と?」
サツキ「ああ!」
真姫「焦りだけじゃないみたいよ………」
ーーー
穂乃果「はぁ……はぁ……はぁ……」
ドラム「ヤベェな、穂乃果……この状況……」
穂乃果「うん、でも…穂乃果は勝つよ!ドロー!チャージ&ドロー!」
◼️手札5→6/ゲージ5→6
穂乃果「待たせたね!レフトにバディコール(LP2→3)!〈五角竜王 ドラム〉」
◼️手札6→5/ゲージ6→5
五角竜王 ドラム
サイズ2/攻6000/防5000/打撃3/『角王』【ソウルガード】/ソウル1
ドラム「やっと俺の出番か!」
その時、穂乃果の手札が1枚だけ強い輝きを放つ……
穂乃果「この光は…!」
ドラム「なんだ?力が溢れ出るようだ……、今ならあの力を解放できるかもしれねー!」
穂乃果「うん!このファイト……絶対に勝つ!」
今回も感想を是非!