〈黒き雷神〉の継承者である黒谷頼那はサツキと絵里に介抱された。
頼那はサツキと絵里とμ'sの皆に自分の事情を説明して協力を募った。そんな時、ボルトの部下がファイトを挑んで来たが、サツキの活躍により、ボルトの部下を退くことに成功した。
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次の日
空は相変わらず灰色で黒い雷が鳴り続けていた。
頼那とサツキとμ'sは昨日のファイターの異常さを考えていた。実はサツキがファイトで倒したファイターは、サツキとファイトした事を覚えていなかったのだ。
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昨日のファイト後……
アイハラ「う……うぅ……、あれ？俺は…？」
サツキ「さあ、ボルトって奴の事を教えてくれないか？」
アイハラ「ボルト…？誰ですか？」
サツキ「あんた覚えてないのか？」
アイハラ「覚えてない？何が……、俺はどうしてこんな所で倒れてるんだ？」
サツキ「あんたは僕とバディファイトをして負けたんだ。そして倒れた。」
アイハラ「ファイトに負けて倒れた？覚えてない……」
絵里「どういう事なの？」
海未「本当に覚えてないみたいですね？」
アイハラ「あの……、もう帰っていい？」
サツキ「え、ああ、いいですよ」
アイハラはよろめきながらも、去って行った。
サツキ「いったい、どういう事なんだ……？」
ーーー
次の日
穂乃果「ねえ頼那ちゃん！」
頼那「何？穂乃果ちゃん？」
穂乃果「頼那ちゃんってファイト出来るの？」
頼那「え？出来るけど……、どうして？」
穂乃果「穂乃果、頼那ちゃんとファイトしてみたい！」
頼那「ファイト…、えぇ⁉︎」
穂乃果「あと、雷神様の力を見てみたいんだ！どうかな？」
頼那「私はいいけど……」
頼那（雷神様はどお？）
雷神（うむ、我も彼女達とはファイトしてみたい。この者達から発せられる力の正体を見てみたいのだ……。）
頼那（うん、分かった！）
頼那「うん、じゃあファイトしよ！」
穂乃果「やったー！じゃあカードショップに行こう！」
ーーー
近場のカードショップ
ファイトステージ
海未「全く穂乃果は、急いで来いと言われて来てみたら、頼那とファイトですか？」
ことり「あはは！穂乃果ちゃんらしいね」
凛「穂乃果ちゃんも頼那ちゃんも頑張るにゃ〜！」
花陽「どっちも頑張ってください。」
真姫「………」
希「さぁて、頼那ちゃんはどんなファイトをするんやろな〜？楽しみや！」
絵里「ごめんねサツキ、急に呼び出して」
サツキ「いや、暇してたし……、それに、2人のファイトが気になるからね。」
にこ「………（なんでサツキを呼ぶ必要があるの？）」
ーーー
穂乃果「いくよ！」
頼那「うん！」
穂乃果「集え、五角の称号に選ばれし竜達よ！ルミナイズ！〈五角の絆〉！」
頼那「黒き雷は、立ちはだかる者全てに……残酷なる現実を与える！ルミナイズ、〈漆黒の雷神〉!!」
オープンTHEフラッグ
穂乃果「ドラゴンワールド」
◼️手札6/ゲージ2/LP10
頼那「黒雷大国」
◼️手札7/ゲージ2/LP11
黒雷大国
フラッグ
◼️君は属性に『黒雷』を含むカードだけ使える。
◼️君の最初の手札は7枚、ゲージは2枚、ライフは11から始める。
◼️このフラッグをレストする。レストしたら君の『黒雷』のカード1枚は【貫通】を得る。
穂乃果「ライフ11で手札7枚⁉︎」
雷那「そういう能力のフラッグだよ！」
穂乃果「先攻貰い！チャージ＆ドロー！」
◼️手札6/ゲージ2→3
穂乃果「ライトに〈五角騎竜 火剣のドゥーベル〉をコール！レフトに〈五角騎竜 砂杖のアルカイド〉をコール！」
◼️手札6→5→4
ライト：
五角騎竜 火剣のドゥーベル
武装騎竜
サイズ1/攻5000/防1000/打撃2
レフト：
五角騎竜 砂杖のアルカイド
武装騎竜
サイズ1/攻2000/防2000/打撃2
穂乃果「バトル！ドゥーベルで頼那ちゃんに攻撃！打撃2！」
頼那「うぐっ」LP 11→9
穂乃果「ターンエンド！」
頼那「私のターン、ドロー！チャージ＆ドロー！」
◼️手札7→8/ゲージ2→3
頼那「ライトに〈黒雷の戦士 カイスラ〉をコール！」
◼️手札8→7
ライト：
黒雷の戦士 カイスラ
サイズ3/攻7000/防7000/打撃4→2
◼️このカードが登場した時、君の手札を2枚捨てる。捨てたら相手のモンスター1枚を相手の手札に戻す。
◼️このカードの打撃力は、相手のモンスター1枚につき1減る。
【移動】
頼那「カイスラの登場時に手札を2枚捨てて、火剣のドゥーベルを手札に戻すよ！」
◼️手札7→5
火剣のドゥーベル バウンス
穂乃果「そんな⁉︎」
◼️手札4→5
頼那「そしてカイスラの打撃力が1戻る！」
黒雷の戦士 カイスラ：打撃2→3
頼那「バトル！カイスラで穂乃果ちゃんに攻撃！」
穂乃果「うわぁ！」LP10→7
頼那「ターンエンド！」
穂乃果「頼那ちゃん……、強い！」