ウルトラマンオーブ ─Another world─ 作:シロウ【特撮愛好者】
長かったですよね、申し訳ありません。
そして、今回も長いです。
どうぞ。
場所は変わり、ナオミ達SSP一向がいる入らずの森。
何とか玉響姫の石碑を復元し終えたナオミ達は、これで玉響姫が現れるのかと期待する。
しかし周囲には何の変化も起きず、これで玉響姫が復活すると思い込んでいたジェッタ達は狼狽した。
そんな彼女らを追い詰めるように、シンのタブレット端末に、マガオロチが復活したという最新情報が入る。
実は、この数分前までオーブが戦っていたのだが、なぜかそのことは報道されなかった。
そんなこととは露知らず、シンは入って来たニュースをナオミ達に伝える。
「あっちが復活しちゃいましたよ!もう逃げましょう!こっちに向かって来ます!」
「で、でも!玉響姫が最後の希望なんじゃないの!?」
「だけど……!」
玉響姫の復活に希望を抱くナオミと、避難を優先しようとするシン。
その傍らで、未だに花の種を蒔く圭子を見たナオミは彼女に歩み寄り、ここから離れるよう申し出る。
「ママ、シン君達と一緒に逃げて!ここにいちゃ危ない!」
「やぁだ、怪獣こっちに来るの?じゃあちょっと待ってね〜、今お水だけあげちゃうから。は〜い、ど〜ぞ〜」
「もう、そんな悠長なこと……!」
こんな危機的状況にも関わらず、圭子は普段通りに振る舞い、これまで蒔いた種に水を撒き始めた。
それに呆れてしまうナオミ達だったが、次の瞬間信じられない光景を目の当たりにした。
圭子が蒔いた種の1つが突然、青白い光を放ちながら芽吹いたのだ。それを境に、ナオミ達の足元が青く輝く。圭子は勿論のこと、これまで数多くの超常現象をスクープしてきたSSPでさえ、この神秘的な現象には驚きを隠せなかった。
すると、先程芽吹いたばかりの双葉が強い光を放ち出す。その光はやがて人型を形成して、太古の姫を甦らせた。
「玉響姫……!」
待ちに待った玉響姫の復活に、ジェッタ達は歓喜した。
玉響姫は優しく微笑み、森の木々を飛び越えて、どこかへと向かった。
進撃するマガオロチに追い付いたガイは、今度こそ決着を付けようとオーブリングを構えようとするが、空から何かが近付いて来るのを感じ取る。
咄嗟に見上げると、白い衣服を纏った女性が舞い降りて来た。女性が降り立った後、ガイはその女性に語りかける。
「玉響姫……!無事だったのか!」
すると玉響姫は、ガイに1枚のカードを差し出す。光を放ち輝くそのカードは、宇宙警備隊隊長のウルトラ戦士のカードだった。
「これを渡しに来ました。この力が、マガオロチを封印してくれていたのです」
「ゾフィーさんが守ってくれていたんですか……!」
「それからもう1枚……」
続けて玉響姫は、胸元からもう1枚カードを取り出した。
ゆっくりと手を伸ばし、そのカードを受け取るガイだったが、放たれる暗い輝きも相まった徒ならぬ雰囲気に、危うく呑まれかける。
「これは……、ベリアル……!」
「光あるところ、必ず闇があります。しかし、その力はあまりにも強大。強過ぎる力は、災いをもたらすこともあります」
その言葉に頷いたガイは、躊躇わずにオーブリングを正面に突き出した!
「ゾフィーさん!」
【ゾフィー!】
「ベリアルさん……!」
ガイがベリアルの名を呼び、オーブリングにカードをスキャンしようとした時。ベリアルのカードが闇の属性だからなのか原因は不明だが、オーブリングにスキャンしようにも、カードスキャンが出来ない。
何としてでも読み込ませようと、実力行使に打って出るガイだったが、まるでベリアル本人がそれを拒んでいるのか事態は進展せず、オーブリングとベリアルのカードがせめぎ合う力によって、ガイは弾かれてしまった。
「ううっ、くっ……!ああっ!
うっ……。ベリアルさん……!お願いします!んんっ……!」
地を転がり、何とか立ち上がったガイは二度目の挑戦をするものの、やはり上手くいかず派手に吹き飛ばされてしまう。
ガイの痛々しい姿を見て、悲しげな表情を浮かべる玉響姫だが、これ以外に打つ手がないのが現状なのだ。だからこそ、ガイの力を信じるしかない。
「その力が、最後の望みです」
「ぐっ……、頼みます!ベリアルさん!」
そしてガイが三度目のスキャンに挑もうとした時、マガオロチが足音を踏み鳴らし、自分達の真正面まで迫っていたことに気付く。
金切り声を上げて、こちらを威嚇するマガオロチに対して玉響姫は、ガイのために少しでも足止めをしようと試みる。
「テンゲン ソワ ヤ フルべ ユラユラ!」
そう唱えた玉響姫は、両手に宿った霊力をマガオロチに向けて照射。マガオロチは、青い球体状の結界に閉じ込められてしまう。
それを鬱陶しいと思ったのか、マガオロチは結界内部でじたばたと暴れる。
このままでは不味いと察知した玉響姫は、更に呪文を詠唱する。
「テンゲン ソワ ヤ フルべ ユラユラッ!!」
「玉響姫ッ!」
「ガイ!早くカードを!その力を使いこなしなさいっ!」
自分が早くこの力を会得しなければ、玉響姫の身に──最悪の場合、ナオミ達全員に危機が及ぶことになる。その考えが余計にガイを焦らせる。
改めて三度目に挑むが、そんなガイの心境など知らないと言わんばかりに、リングとカードは互いを拒絶する。
ついにマガオロチはマガ迅雷を放射して、内部から結界を破壊しようとする。
「テンゲン ソワ ヤ フルべ ユラユラッ!!」
玉響姫は、更に呪文を重ねがけすることで、マガオロチを食い止めようとする。
しかし、マガ迅雷の威力に押され始め、結界に亀裂が入り出す。
事態はより一層悪化するばかりだと言うのに、一向にスキャン出来ないベリアルのカードを見つめるガイ。
「──くっ、離せよ!離せってば!」
そんなガイの耳に、聞き慣れた青年の声がした。ハッとしたガイは、その方角を向いた。
「シンヤッ!」
玉響姫のいる通りの反対側、つまり自分の後ろに、複数の異星人達に取り押さえられたシンヤがいたのだ。
なぜここにシンヤが……。
そう思った時に、恐れていた事態が起きる。
玉響姫の張っていた結界が更にひび割れてしまい、その音を聞いたガイは反射的にそちらに振り向く。
それはちょうど玉響姫が術を解いたと同時で、こっちを見た玉響姫は一瞬、何かを呟いた。
「────、───」
それを聞き取ろうとした時には既に遅く、マガ迅雷が彼女を直撃。目の前が爆発し、咄嗟に身構えたガイが向き直ると、そこに玉響姫の姿は跡形もなく、ただ燃え上がる炎が辺り一面を焼き焦がしていた。
「玉響姫ぇー!!」
それを見てしまったシンヤは悲痛な叫びを上げたが、一方のガイは違った。
マガオロチをじっと睨み付け、野獣のような唸り声を上げたガイは、空に向かって吠えた。
「グッ、クッ……!ウウッ……ウ゛ォォア゛ァァァァァァァァッ!!」
その叫びには、ガイ自身の明確な負の感情が籠っていた。町を蹂躙し、あまつさえ玉響姫をも消滅させた、マガオロチに対するとめどない憎しみか。力及ばず何度もマガオロチに敗北した無力な自分自身への怒りか、はたまたその両者なのか。
ガイの昂った感情と、湧き上がった殺意に呼応したベリアルのカードが、怪しく光り輝く。だがそれに目もくれずガイは、ゾフィーのカードをスキャンしたことで待機状態のままだったオーブリングに、ベリアルのカードを通す。
【ウルトラマンベリアル!】
ゼェァッ!──ンハハハハハハハッ!!
スキャンには成功したが、どこからともなくベリアルの嗤う声がした。
それはまるで、ガイの中で生まれた怒りと憎しみを祝福し、迎え入れるようにも受け取れた──。
震える右手を高く掲げたガイは、怒りに任せて両腕を振り回しながら叫び、オーブリングのトリガーを引いた。
「ア゛ア゛ァァァァァ──ッ、ウ゛ア゛ア゛ァァァァァァ──ッ!!」
【フュージョンアップ!ウルトラマンオーブ!
サンダーブレスター!】
ガイの荒々しい叫びの直後、オーブは真紅の閃光を纏って町に降り立つ。だが着地と同時に放たれた衝撃波で、近隣にそびえ立っていたビル群が、一気に破壊される。
その余波は、異星人達に押さえ込まれていたシンヤの元まで届き、異星人達をシンヤごと吹き飛ばす。運が良いのか悪いのか、吹き飛ばされたシンヤは付近の建物の壁に背中から激突してしまう。
何とか異星人から解放されたものの、巻き上がった砂埃やら何やらで盛大にむせて、その場に倒れるシンヤ。
オーブが現れたと思われる場所を見上げると、白煙の向こう側に大きな人影を見た。
やがて煙が晴れると、その全貌が明らかになる。
これまでのオーブとは全く違い、全身が筋骨隆々としたマッシヴな体型。全体はシンプルに赤、黒、銀で統一されたカラーリング。
よく見れば両肩に、ゾフィーのウルトラブレスターに似た意匠が見られるが、鋭く尖った指先と吊り上がった瞳を見てシンヤは戦慄した。
「ベリアル!?……違う!オーブ、なのか……?」
その見た目は、ウルトラマンベリアルにとても酷似していたためシンヤは錯覚してしまうが、胸のカラータイマーがアルファベットの「O」の形だったことで、あの巨人はオーブなのだと自覚した。
目の前に現れたオーブを、敵と断定したマガオロチは再び金切り声を上げる。
それはオーブも同じで、ボディに描かれた赤い模様が禍々しい光を放つと、オーブは野太い声を上げてマガオロチに特攻。
マガオロチを抉るような生々しい音と共に、頭部を乱暴に掴んだオーブは、手近なビルにマガオロチの頭部を叩き付けた!
当然ビルは倒壊するが、それもお構い無しにオーブは、マガオロチの頭部を執拗に殴る。
魔人態となったジャグラーは、この戦いをとあるビルの屋上から観戦していたが、このオーブの異常なまでの強さの訳を理解する。
「アイツ、闇のカードを使いやがった!」
そしてオーブは、マガオロチの額に生えているマガクリスタルを掴んでマガオロチを強引に起こし、顔面に膝蹴り、左ブロー、右ブローのラッシュを喰らわせる。
マガオロチも反撃するが、オーブはそれも意に介さずマガオロチの右足の付け根を蹴る。マガオロチがそれに怯むと、オーブはマガオロチの首を抱え込んで引き寄せ、後頭部にエルボーを連発。抱え込んだマガオロチの頭部を力任せに振り上げ、がら空きになったボディに重い蹴りを浴びせる。
蹴り飛ばされたマガオロチを睨め回すように、ゆっくりと振り向いたオーブは、身近にあった廃屋同然のビルを乱暴にもぎ取り、何とそれをマガオロチ目がけて投げた!
この戦闘を見ていたのはシンヤ達だけではなく、まだ入らずの森にいたナオミ達も、シンのタブレットに入ったニュース映像を通じて見守っていた。
圭子はオーブの戦い方を見て「乱暴な人」、ジェッタは「ちょっと怖い」と各々の印象を述べていた。
負けじとマガオロチは尻尾を振るうが、オーブにそれを掴まれて、ジャイアントスイングの要領でビルに投げ飛ばされ激突する。
マガオロチが起き上がるより先に、引き寄せたマガオロチの尻尾を左脇に抱えたオーブは、右手に紅の光輪「ゼットシウム光輪」を作り、その光輪でマガオロチの尻尾を切断。それを振り回して、マガオロチを容赦無く殴打した。
怒りに震えるマガオロチは、マガ迅雷を乱射。しかし1発目を切断された尻尾で防がれ、続く2発目は片手で、泣きの3発目は防御されることも無くノーガードで凌ぎ切られて、オーブの接近を許してしまう。
肉薄したオーブはマガオロチの首を片手で締め上げ、後方のビル街に投げ飛ばした!
事の一部始終を目撃していたジャグラーは露骨に悔しがり、普段からは想像も出来ない声でオーブに叫んだ。
「なぁんでだよガイィィィ!!何なんだよ!?
一度ぐらい俺に勝たせろよ、コノヤロォォォォ!!」
シンヤもまた、ウルトラマンらしからぬオーブの戦い方を見て恐怖していたが、いつの間にか現れていたヨミに驚く。
しかしヨミはシンヤに目もくれず、全身の震えを押さえているのか、自分を両手で抱きしめる素振りを見せて、歓喜に酔いしれる。
「ハハッ……、ハハハッ!ッハハハハハ……!!
最ッ高だ……!そうだよこれだよ、これを見たかったんだ!!……これが!これこそがッ!!『黒き王の祝福』だァァァァァァァッ!!」
高らかに嗤うヨミが両手を広げたのと同時に、オーブもマガオロチにトドメを刺そうとする。
右手に闇、左手に光の力を集中して、引き絞った右腕を横に構えた左腕に十字を組むように交差させたオーブは、必殺の「ゼットシウム光線」を放つ。
光と闇のエネルギーが螺旋を描くように放出され、直撃したマガオロチの肉を抉り散らすような音を立てる。長時間それを喰らい続けたマガオロチはついに爆発、消滅した。
それを見たジャグラーは発狂。やがて脱力したように魔人態を解き、とぼとぼとその場を後にした。
飛び去ったオーブを見つめるシンヤの側で、興奮し切ったヨミがその場にへたりこんで荒く呼吸をしていた。その息遣いは一種の色情を彷彿させ、ヨミの中性的な外見がそれをより一層際立たせた。
呼吸が落ち着き、蕩けた表情でシンヤを見つめるヨミはゆったりと立ち上がるものの、その足取りは産まれたての小鹿のようで、不安しか無かった。
「……おかげで良いもの見せて貰ったよ。また、見れると良いなぁ……、ヒヒッ」
不気味な笑い声を残して、ヨミはどこかへ向かって歩いて行った。
壁伝いに何とか立ち上がるシンヤは、ガイを探し始めた。
変身を解除したガイが、ボロボロになった町をふらついていると、ぐったりと瓦礫に腰かけたジャグラーを見かけた。ジャグラーもガイの存在に気付いたようで、顔を上げた。
「俺を笑いに来たのか……?」
ジャグラーはそう言うと、ガイと目を合わせず遠くを見つめて話し続ける。
「カッコよかったよ、お前。全てを破壊し尽くすお前の姿……、惚れ惚れしたなぁ……」
そう言ってもガイの反応が無いため、おもむろに立ったジャグラーは潔く負けを認め、奪い取ったカードホルダーをガイに投げ返してその場を離れようとする。
しかし最後にガイに振り向くと、冷徹な視線を向けて問い質す。
「……楽しかっただろう?強大な力を手に入れて、全てを破壊するのは……」
「そんなことは……」
ガイはそれを否定しようとするが、ジャグラーがその言葉を遮る。
「いい子ぶるなッ!!所詮、お前も俺と同類だ。楽しめ……!」
意味深な台詞を吐いて、笑いながら立ち去るジャグラー。ガイはその言葉を振り払おうと、一度目を瞑って空を見上げる。その空はガイの心境を表すように、僅かに曇りがかっていた。
霧が立ち込め始めた森の中で、木々の騒めきを聞いていた圭子にナオミは歩み寄り、今度こそ帰ろうと提言する。
圭子もそれに賛成したが、こっちにガイがやって来ているのを見て、ナオミに顎で示す。
それに気付いたナオミが振り向いた後、ガイを見つめて圭子はポツリと呟いた。
「……『握った手の中、愛が生まれる』」
「何?それ」
「ひいおばあちゃんの遺言なんだって。あなたも頑張んなさいよ〜?ん?」
「うん。あ、送ってく」
「良いの!一徹さんが送ってくれるから。じゃあねぇ〜」
最後までマイペースのままナオミと分かれた圭子は、ガイとすれ違う際、何かを話しかけるとガイは照れ臭そうに笑った。
やって来たガイと向かい合ったナオミは、ガイにそのことを尋ねた。
「ねぇ、ママに何言われたの?」
「あ……、うん。ありがとな?色々と」
「うん……。ねぇ、だからママに何言われたの?もう……!」
そう言ってナオミを誤魔化すと、ガイは懐からオーブニカを取り出して、いつものメロディを奏で出す。
そのメロディは、森の外に到着した圭子の耳まで届き、彼女の心に例えようの無い違和感を与えたのだった。
「「ガイとシンヤの、ウルトラヒーロー大研究!」」
シンヤ「さて始まりました、ウルトラヒーロー大研究のコーナーです!
今回、色んなことが立て続けに起きましたが、頑張りましょうね、ガイさん!」
ベリアル「……アァ?」
シンヤ「って、ベリアル……さん!?」
ベリアル「おいお前。今、オレを呼び捨てにしようとしたな?」
シンヤ「えぇ!?いえいえ、滅相もございません!陛下!」
ベリアル「……フンッ、調子の良いヤツめ。なら、とっとと進行するんだな」
シンヤ「はいぃっ!かしこまりましたっ!」
【ウルトラマンオーブ!サンダーブレスター!】
シンヤ「『ウルトラマンオーブ サンダーブレスター』。ゾフィーさんとベリアル陛下の力を宿した形態で、名前の由来は陛下のベリアルジェノ『サンダー』と、ゾフィーさんのウルトラ『ブレスター』かと思われます。
これまで登場しているフュージョンアップ形態の中でも、身長と体重の数値が最も高くなっています」
ベリアル陛下(以下、陛下)「ふん……。続けろ」
シンヤ「全身ムキムキのマッチョ体型で掛け声は野太く、野獣の雄叫びのようです。
陛下の力を借りているだけあって、その戦闘力は高く、苦戦を強いられたマガオロチを終始圧倒しました。ですがその力の強大さ故に、暴走するリスクが高いことも事実です」
陛下「当面の問題は、ヤツがオレの力を使いこなせるかどうかだが……まぁ到底不可能だろうな」
シンヤ「必殺技は、光と闇の力を合わせた『ゼットシウム光線』。これは、ゾフィーさんの『Z光線』と陛下の『デスシウム光線』が由来でしょうか」
陛下「ようやくオレも、満を持しての登場か。ここから、オレの覇道が始まるのさッ!!ガァーッハッハッハッハッ!!」
シンヤ「へ、陛下!落ち着いて下さ~い!では皆さん、次回も見て下さいね!!」
渋川のおっさんが、数十年振りに再会した女性。何と、その人が初恋の相手らしいんだ。おっさんも中々、隅に置けねぇな。
そんな中、正体不明の怪獣がビートル隊本部を襲う!
次回。
『ウルトラマンオーブ ─Another world─』
『赤い靴の思い出』。
紅に……燃えるぜ。
……いかがだったでしょうか。
ラストのコーナー、陛下の口調になるべく寄せて書いたのですが、どうにも違和感が……。
次回なのですが、本編の13話ではなく、別物の丸々オリジナル回にさせていただきます。
次回予告が既にネタバレ気味ですが、よろしくお願いします!
隠れたサブタイトルは、『ウルトラマン』第8話『怪獣無法地帯』でした。
既にご存じかとは思いますが、これまで投稿した全話に多少の手直しを加えさせていただきました。
では……ノシ