第二次スーパー艦隊大戦 「鉄底海峡を超えて」   作:モンターク

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第五章 鉄底海峡奪還作戦 前編

サンディエゴ軍港

 

そこにはある艦娘がいた。

だが日本のではない・・・・別の国の艦娘がいた。

 

アイオワ「ふぅ・・・やっと全員集合したわね」

 

ビスマルク「ええ・・・長旅も疲れるわ」

 

ポーラ「えへへへへ」

 

ザラ「また飲んでる・・・」

 

グラーフ・ツェッペリン「念のため艦載機を念入りに整備しろ」

 

妖精「リョウカイ」

 

リットリオ「太平洋は初めてね・・・」

 

ローマ「姉さん、頑張りましょう」

 

Z1「しかし・・・英伊独米の共同艦隊なんて天地がひっくり返ってもないと思ってたけど・・・」

 

Z3「時代は変わったのね・・・」

 

リベッチオ「~♪」

 

アクィラ「確か今回の作戦は鉄底海峡の奪還よね」

 

プリンツ・オイゲン「はい、私たちは支援艦隊として行きます」

 

ウォースパイト「日本のカンムスか・・・・どんな子達なのかしら」

 

ウィーカー『こちらアメリカ海軍艦娘護衛特別艦隊旗艦空母「ニミッツ」の司令ウィーカー』

 

ウィーカー『出港準備完了しました、どうぞ』

 

アイオワ「こちら多国籍艦娘艦隊旗艦「アイオワ」出撃準備完了しました」

 

ウィーカー『了解、全艦出港用意!』

 

アイオワ「・・・・・・」

 

アイオワは同じ軍港につくある戦艦を見つめていた

 

その戦艦の名はミズーリ

アイオワの妹である

元々はハワイで記念艦として公開されていたが

修理のためアメリカ本土に回航・・・その後深海棲艦がハワイを占領したためそのまま本土に置かれてしまった

艦娘としてはまだ存在していない

 

アイオワ「!」

 

だがアイオワはミズーリの異変に気づく・・・本来なら人がいないはずなのになぜかチラホラいるのだ

しかもかつてミズーリに乗っていた老兵やそれを手伝う若兵が

 

アイオワ「・・・・・なるほどそういうことね」

 

アイオワ(じゃあ私は先に行くから、ついてきてね?)

 

アイオワは何かを察した

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

参謀長「そのま速度を維持で?」

 

高杉「ああ」

 

各艦は鉄底海峡に向かっていた

 

海江田「そのまま進路維持、機関もだ」

 

山中「了解です」

 

無論独立国家やまとも参戦している

 

この日米英仏露の連合軍は着々と進んでいた・・・侵食海域に

 

茜「・・・・」

 

機龍や

 

秋山「・・・・」

 

スーパーX、X2や

 

佐々木「・・・・・」

 

メカゴジラや

 

結城「・・・・」

 

MOGERAや

 

黒木「・・・・」

 

スーパーX3も飛行している

なおメーサー戦車などはおおすみ型輸送艦で輸送している

 

そしてその超兵器などを護衛するのは

国連空軍第10航空団第118戦術航空隊メビウス(F-22A)

国連空軍第156戦術戦闘航空団アクィラ(Su-37)

国連空軍第10航空団第119戦術航空隊オメガ(F-16C)

国連空軍第6航空団第108戦術戦闘飛行隊ウォードッグ(F-14A)

国連空軍第6航空団第66飛行隊ガルム(F-15C)

国連空軍第6航空団第4飛行隊クロウ(F-16C)

国連空軍第8航空団第28航空隊ガルーダ(F-15E)

国連空軍第8航空団第29航空隊ボーンアロー(F-35A)

アメリカ空軍第108航空団第28航空隊ウォーウルフ(F-22A)

国連空軍第18戦闘航空団第7特殊戦術戦闘飛行隊スカーフェイス(F-22A)

国連空軍第201戦術航空団第110航空隊グリフィス(F-22A)

の(一部例外あるが)エース達

その後に続くのは各国の航空隊

 

ガルム2<<こんなに大規模になるとはな・・・・>>

 

メビウス1、イエロー13、ブレイズ、ガルム1、ガルーダ1、ボーンアロー1、ウォーウルフ1、スカーフェイス1、グリフィス1

これが一同に揃うとどんな航空隊でも逃げ出すとされる

 

チョッパー<<そういえばブービー、あの曲聞いたか?>>

 

ブレイズ<<・・・・・>>(はい)

 

チョッパー<<「帰還」・・・あの曲いいよな>>

 

グリム<<へえチョッパー中尉もロック以外の曲を聞くんですね>>

 

チョッパー<<別にいいだろ?たまたま行った店に流れていたんだからな>>

 

チョッパー<<日本語覚えておいてよかったぜ・・・じゃなかったらこんないい曲聞けないからな>>

 

クロウ3<<戦闘機にCD再生機能あればよかったですね>>

 

オーカ・ニエーバ<<こちら空中管制機オーカ・ニエーバ、私の歌ならいいぞ?>>

 

チョッパー<<それは遠慮しておく>>

 

サンダーヘッド<<こちら空中管制機サンダーヘッド、私語を慎めと何度言えばわかるんだ?>>

 

チョッパー<<へいへい・・・>>

 

 

 

長門「どうだ電探員は?」

 

妙高「まだ敵を確認できません、奥の方にいる模様」

 

摩耶「たく・・・深海も怖気づいたのか?」

 

高雄「確かにあまり戦力を出してこないわね・・・」

 

愛宕「罠かしら?」

 

妙高「・・・・!敵航空機を確認!」

 

長門「きたか!全艦対空戦闘用意!」

 

 

沼田「ついに来たか・・・護衛艦に次ぐ!対空戦闘用意!」

 

海上自衛隊が対空戦闘配置に入ると同時にアメリカ、ロシア、イギリス、フランスの各艦も戦闘配置に入る

 

青梅「敵機確認、計80機」

 

ガルム2<<どうやら来たようだな・・・・>>

 

スカイアイ<<全機に次ぐ敵機を撃墜せよ!>>

 

艦載機妖精<<リョーカイ>>

 

チョッパー<<チョッパー、エンゲージ!>>

 

ガルーダ2<<ガルーダ2、エンゲージ!>>

 

イエロー12<<イエロー12、エンゲージ>>

 

イエロー13<<イエロー13、エンゲージ>>

 

ガルム2<<ガルム2、エンゲージ!>>

 

ソーズマン<<ソーズマン、エンゲージ!>>

 

グリム<<アーチャー、エンゲージ>>

 

イーグルアイ<<敵はどうやら新型機の模様>>

 

ゴーストアイ<<各機注意せよ>>

 

高杉「対空戦闘、電探連動砲用意!」

 

大石「炉号弾、発射用意!」

 

坂元「対空噴進弾、用意!」

 

菊池「シースパロー、発射始め!サルボー!」

 

凄まじい弾幕を貼る艦隊

 

赤城「新生第一航空戦隊、発艦初め!」

 

電征と蒼莱が発艦する

 

深海艦載機<<敵機ダ!サンカイシロ!>>

 

ガルム2<<相棒、レーダー照射を受けているぞ!>>

 

ガルム1<<!・・・>>

 

深海棲艦艦載機より発射されたのはミサイルだった・・・無論サイファーは回避した

 

グリム<<形状からAIM-9AとAIM-7Bだと思われます!>>

 

クロウ3<<ミサイルを撃つのかよ!旧式だけど>>

 

イーグルアイ<<各機、注意して撃墜せよ>>

 

後世日本航空隊<<こちら空母赤城所属航空隊、発艦完了、攻撃を開始します>>

 

スカイアイ<<了解した>>

 

エッジ<<FOX2!FOX2!>>

 

ミサイルを撃ってもまずエース達には当たらない

 

ウォーウルフ1<<よし、敵機撃墜>>

 

ボーンアロー2<<こっちもだ>>

 

オメガ11<<オメガ11、イジェクト>>

 

スカイアイ<<またか・・・>>

 

ガルム2<<どうせ空母の上に落ちてまた来るだろう>>

 

ガルーダ2<<ありえるね、彼なら>>

 

菊池「シースパロー発射始め!サルボー!」

 

次々と撃墜する

 

チョッパー<<しかし・・・単調すぎないか?最近>>

 

グリム<<そうですか?>>

 

チョッパー<<いつも深海の艦載機は放ってくるけど、直ぐに撃墜しちまうじゃねえか>>

 

チョッパー<<たまには別の刺激がほしいなと>>

 

グリム<<今のでも十分刺激的ですけど・・・>>

 

サンダーヘッド<<チョッパー中尉、私語を慎め>>

 

イーグルアイ<<・・・・まて熱源反応を探知!>>

 

チョッパー<<なんだぁ?>>

 

イーグルアイ<<こちらに光線のようなものが接近!>>

 

チョッパー<<なに!?>>

 

だが対策がないわけではない

 

雨沢「ファイヤーミラー展開!」

 

スーパーX2が前部に出る

 

雨沢「光線着弾、吸収、反射します!」

 

一万倍となって跳ね返る

 

クロウ3<<危なかった・・・>>

 

雨沢「ん?・・・これは・・・」

 

雨沢<<こちらスーパーX2攻撃管制、先程の光線に異常な放射線量を記録した>>

 

雨沢<<ゴジラ級ではないが注意してください>>

 

なお艦娘は艤装展開している間放射線などの有害物質の悪影響を受けない

 

特生オペレーター「なお付近では放射線は確認されていません」

 

長門「・・・・・・」

 

陸奥「長門?」

 

長門「いや、なんでもない」

 

スカイアイ<<これより侵食海域に入る、艦娘は念のため注意せよ>>

 

スカイアイ<<理論上は侵食されないが・・・どうなるか>>

 

なぜ理論上侵食されないか

それは足の艤装のみ国連G対策センターと防衛省の外局である防衛装備庁が開発を担当したからだ

元々艤装改装が決まっていたが後世艦隊の協力により主装備が飛躍した

そのためガスタービン機関を搭載できるようになった

 

理論上では足の艤装にはいった侵食成分は上に向かい、結果下より順に装備が破壊されるということになっている

そのため足の艤装を人類の開発したものにし侵食成分侵入を抑えることができるようになればいけると

黒木は判断した

 

サンダーヘッド<<異常はないか?>>

 

長門「異常なしだ」

 

赤城「問題ありません」

 

沼田「異常ない!」

 

アンダーセン「こちらも問題はない」

 

ロシア艦隊司令「異常なし」

 

イギリス艦隊司令「ああ問題ない」

 

フランス艦隊司令「異常なしです」

 

チョッパー<<問題ないぜ!>>

 

ボーンアロー2<<同じく!>>

 

ガルーダ2<<ああ>>

 

ガルム2<<OKだAWACS>>

 

メビウス2<<異常なし>>

 

ウォーウルフ1<<ウォーウルフ、異常なし>>

 

サンダーヘッド<<作戦続行可能>>

 

スカイアイ<<了解した>>

 

だがそれもつかの間

 

イーグルアイ<<レーダーにアンノウン検出!>>

 

ボーンアロー2<<やっぱりきたか>>

 

ゴーストアイ<<艦影多数!>>

 

大石「よし、対艦噴進弾発射用意!」

 

菊池「対特生トマホーク、攻撃用意!」

 

まずはアウトレンジである程度削る模様

 

瑞鶴「本当のアウトレンジね・・・」

 

大石「よし、撃て!」

 

菊池「攻撃始め!」

 

坂元「発射!」

 

高杉「撃て!」

 

ゆきなみ型、りょうかみ型、アーレイ・バーク級が対特生トマホークを発射

次に戦艦長門、日本武尊、比叡が対艦噴進弾を発射した

 

ヲ級flagship「!?」

 

スカイアイ<<よし、敵も慌てて攻撃隊を発艦させている模様>>

 

サンダーヘッド<<弾着・・・・今!>>

 

激しい爆音が響く

 

スカイアイ<<7隻撃沈!>>

 

ゴーストアイ<<機影確認!・・・・なんだと!?>>

 

ガルーダ2<<どうしたAWACS>>

 

ゴーストアイ<<捉えきれない・・・・・機影無数!>>

 

サンダーヘッド<<5千・・・6千・・・いや・・・・それよりも多い!>>

 

ガルム2<<面白いじゃねえか・・・>>

 

スカイアイ<<各機、交戦を許可する!>>

 

淵上<<こちら空母いぶき艦載航空団司令、なんとしても勝て!>>

 

沼田「対空戦闘!残らず撃ち落とせ!」

 

アンダーセン「イージス艦は防空へ、空母を守れ!」

 

次々と対空ミサイルが発射され命中する

 

チョッパー<<全兵装使用許可、了解!>>

 

ガルム2<<XMAA、発射準備よし!>>

 

ガルーダ2<<シャムロック、了解>>

 

空自飛行隊<<全機続け!>>

 

米海兵隊航空隊<<海兵隊の底力を見せてやるぞ!>>

 

米空軍飛行隊<<海兵隊に負けるな!>>

 

米海軍航空隊<<空軍にばかりいいところを取られるな!>>

 

露航空隊<<アメリカに負けるな!>>

 

仏航空隊<<うおおおおおおおおお!>>

 

英航空隊<<イギリスの底力を見せてやる!>>

 

後世日本航空隊<<いくぞ!>>

 

艦載機妖精<<イクゾ!>>

 

ヲ級改「・・・・」

 

メビウス2<<FOX2!FOX2!>>

 

青梅「目標確認!」

 

菊池「撃て!」

 

激しい海戦

 

摩耶「いけ!」(対空カットイン)

 

五十鈴「いくわよ!」(対空カットイン)

 

長門「新三式弾装填!」

 

比叡「了解!」

 

榛名「あの・・・これって燃料気化爆弾ですよね?」

 

金剛「とにかく撃つデース!」

 

長門「撃て!」

 

大石「撃て!」

 

高杉「撃て!」

 

燃料気化砲弾の雨あられである

 

吹雪「対空射撃!撃て!」

 

睦月「いくのね!」

 

如月「ええ!」

 

皐月「いっけええええ!」(対空カットイン)

 

だが敵も数が多く、損傷がではじめる

 

アルバトロス3<<クソ!被弾した!後退する!>>

 

見張員「加賀上空に急降下!」

 

高杉「なに!?」

 

深海艦載機<<サラバ・・・>>

 

特攻であった・・・

 

高杉「損傷は!?」

 

加賀通信士「第一カタパルト損傷!着艦フックには異常ありません!」

 

高杉「けが人は?」

 

加賀通信士「甲板員が軽傷!」

 

チョッパー<<クソ!ひでえことしやがる!>>

 

サンダーヘッド<<チョッパー、レーダー照射を受けているぞ!>>

 

チョッパー<<なに!?>>

 

ガルム2<<FOX2!>>

 

深海艦載機<<!?>>

 

ガルム2<<ふぅ・・・ラーズグリーズの悪魔がこの程度か?>>

 

チョッパー<<なんだと!ああ!やってやるさ!FOX3!>>

 

青梅「トラックナンバー2628、急速接近!」

 

菊池「シースパロー発射始め!サルボー!」

 

ESSM、SM-2などの大サービスである

 

タ級elite「ナニヨ!アノホウダンデヤラレテルジャナイ!」

 

新三式弾のことである

 

ヲ級改flagship「シエンヨウセイ」

 

深海基地航空隊<<リョウカイ>>

 

スカイアイ<<敵増援多数!新型機だと思われる!>>

 

チョッパー<<クソ!またか!>>

 

長門「こう無数にあるとキリがないぞ!」

 

陸奥「撃て!」

 

尊氏通信員「カタパルト付近甲板損傷!発艦一部不可能!」

 

赤城「いくらなんでも多すぎるわ!」

 

葛城「いけいけ!負けるな!」

 

加賀「いくらなんでも無理があるわね・・・」

 

流石に焦り始める

 

提督「・・・・・間に合ってくれ・・・・!」

 

オペレーター「空母蒼龍艦橋損傷!怪我人多数!」

 

黒木「・・・・・・」

 

吹雪「くっ!・・・・・・」

 

その時どこからか飛んできた砲弾が

敵を襲う

 

ヲ級flagship「グアアアアア!」

 

リ級flagship「ナンダ!?」

 

黒木「・・・・間に合ったか」

 

アイオワ「間に合ったわね」

 

サラトガ「ええ」

 

続く




深海棲艦も物量がありますからね
たとえ後世世界兵器相手でも物量で押しぬく感じで行く模様

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