~~音々~
状況を整理するためにトリコリへと戻った私達でしたが・・・いつの間にかジャグラーさんがいなくなっていたのです。
「まぁ・・。いたらいたで面倒なのでいない方がいいのですが・・」
久遠さんと杏さんは少し気を許した様子ですが・・・私はまだあの人を信じ切れないのです。他のSSPメンバーは気を許す気なんてなさそうなのです。
「・・・・」
「えと、レイさんでしたよね?何か飲みますか?」
少し怖い顔をしているレイさんに恐る恐る瑠々さんが話しかけると、レイさんはメニューに視線を向けたのです。
「じゃあ・・・コーヒーを頼む」
「は、はい」
注文を取った瑠々さんはさっそくコーヒーを入れに行くと、再び気まずい空気になってしまったのです。
「大地・・・と言ったな」
「は、はい。何ですかレイさん?」
気まずい空気の中、レイさんはエクスデバイザーを操作してサイバーレイブラッドの行方を辿っている大空さんに話しかけたのです。
「何故サイバーレイブラッドのカードが盗まれたんだ?」
「デザストロを倒して帰還しようとしている間に盗まれてしまったので俺も盗まれる瞬間までは知らないんですが・・・元々サイバーレイブラッドのカードは俺達XIO日本支部でなくネバラ支部で作られたものだったんですが、不具合があるという報告を受けてサイバーカード研究においては最も優れている日本支部で調整されることなったんです。ですが輸送の段階でテンペラー星人による襲撃を受けてしまい・・・」
『私達は襲撃犯であるテンペラー星人を追ってこの地球へとやってきたというわけだ』
なるほど。サイバーレイブラッドのカードを盗んだのはテンペラー星人というわけなのですね。
「次はレイさんの方を教えてもらえませんか?」
「俺はヒビノミライ・・・ウルトラマンメビウスにレイブラッドが復活しようとしていると聞き、ウルトラの星の科学力で次元を超えてこの地球へとやってきた」
ウルトラマンメビウス・・・ミライさんですか。その人もガイさんと知り合いなのでしょうか?
「そのヒビノミライさんはどちらへ?一緒に来たのではないのです?」
「あぁ。今は別行動中でミライとは後で合流する予定だ」
後で合流ということはもしかしたらウルトラマンメビウスにも出会えるかもしれないとおうことなのですね。
「見つけた。・・・盗まれたサイバーレイブラッドのカードは現在ここにあるようです」
大空さんは私のタブレットにカードの所在地を送ってきたのです。
「ここは・・・ここから30キロほど行った場所のようなのですね」
「とりあえず俺達でそこに向かってみるか。あんちゃんが戻ってくるかもしれないからお嬢様たちは念のため残っててくれないか?」
「分かった。ガイが来たらそこに向かったって伝えとくよ」
兄さんは杏さん達に留守をお願いし私と兄さんそして久遠さんというメンバーに大空さんとレイさんを加えた5人でサイバーレイブラッドのカードの反応がある場所へと向かったのです。
「ここだな」
サイバーレイブラッドのカードの反応がある古工場に到着した私達は気づかれないよう慎重に忍び込むとそこにはテンペラー星人らしき青い宇宙人が何か作業をしている姿がありました。
「データ収縮・・・修正。・・・最適化・・」
「何か作ってるように見えるな」
「よし、完成だ」
テンペラー星人は完成したものを持ち上げると、そこには銀色と黒のデバイスらしきものが握られていました。あれは・・・エクスデバイザーなのです?
「ジオデバイザー。・・・あれのデータも盗まれていたのか・・」
大空さんはサイバーレイブラッドのカードだけでなく、エクスデバイザーと同様のデバイスのデータを盗まれていたことに反応していました。
「XIOからあのカードを盗まれた時には分からなかったのです?」
「報告だとジオデバイザー自体は盗まれていなかったからね。博士達なら今頃とっくに気づいてる頃だろうけど、俺はすぐこっちの宇宙に来たからデバイザーのデータが奪われていたことは分からなかったんだ」
サイバーカードを盗んだ相手を追ってすぐこちらに来た大空さんはそう言いながも光線銃を手に取ってテンペラー星人へと向けたのです。
「今すぐデバイザーとサイバーレイブラッドのカードを返せ!」
「そう言われて・・・渡す馬鹿がいるのか?
『サイバーレイブラッド。ロードします』
テンペラー星人は大空さんの向けた光線銃にまるで動揺せずにデバイスにロードすると・・・50メートル近くある青とオレンジのメカニカルな宇宙人が出現したのです。
「あれが・・・サイバーレイブラッドか」
「さぁ我が王レイブラッド!新たな身体はご用意できました!今こそ復活を!!」
『ご苦労・・。さぁ、お前の出番だぞ』
突如空に黒い霧が出現したかと思うと・・・その霧の中からは気を失っている様子の睦美さんが現れたのです。
「えっ?睦美が何で・・・」
久遠さんはガイさんとやってくるはずだった睦美さんが捕まっていることに驚いていると・・・空に光が見えたのです。
「バックルスマッシュ!」
ホーとの戦いの時に見せた赤と青の姿で飛んできたオーブはバックルから光弾を放って黒い霧へと攻撃しましたが、その光弾はあっさりと弾かれてしまいました。
「ダァッ!・・・スぺリオン光線!!」
地面に着地したオーブは比較的高い頻度で変身している紫の姿へと変わるとすぐさま光線を放ったのです。
「何だかガイさん。・・・焦っているように見えるのです」
「確かに・・。いつもより余裕がないように見えるな」
「たぶんこっちに来る準備中に攫われたんだろうかな」
「エックス!俺達はあのボディの方を何とかするぞ!」
『あぁ!』
大空さん達は黒い霧の方をオーブに任せて自分達はサイバーレイブラッドの方を破壊することにしたようなのです。
『ウルトラマンXとユナイトします』
「エックスゥゥゥゥ!!」
『X UNITED』
「イィィィサァッ!」
エックスさんとユナイトしてウルトラマンXへと変身した大空さんはまだ中身が入っていないサイバーレイブラッドの前へと立つと銀色のボディが虹色に輝く姿へと変わりました。
「最初から全力で行くぞ大地!」
「あぁ!」
「『エクスラッガーショット!!』」
頭のクリスタルをなぞるようにエネルギーを溜めたエックスさんはそこから光線を放ってサイバーレイブラッドを破壊しようとすると、テンペラー星人はいきなり巨大化してその光線からサイバーレイブラッドを庇ったのです。
「我が王の新たな身体・・・やらせはせんぞぉぉぉっ!!・・ぐぁがぁ!?」
テンペラー星人はエックスさんの光線に耐えられず爆発しましたが・・・サイバーレイブラッドにはダメージが通っていなかったのです。
「サイバーレイブラッドの方はノーダメージかな」
「『エクシードスラッシュ!!』」
エックスさんは額のクリスタルを短剣へと変化させて斬りこもうとした途端、黒い霧に弾き飛ばされたオーブがエックスさんの足元に来たのです。
「デュァ・・・っ」
黒い霧の状態でも数万年宇宙を支配したというだけあり、あの状態でもオーブは苦戦を強いられているようなのです。
「行け!ゴモラ!!」
レイさんはバトルナイザーという青い道具を取り出したかと思うと・・バトルナイザーからは3本もの角がある恐竜のような怪獣が現れたのです。あの特徴的な角・・・古代怪獣ゴモラ?!
「あいつは俺の相棒・・・ゴモラだ」
まさかバトルナイザーに怪獣をしまっておくことができるようですね。
「レイブラッド・・・やはり俺は何処までもあいつと戦わなくてはならないんだな」
過去に何度かレイブラッドやレイオニクスと戦ったことがあると言っていたレイさんは覚悟を決めた様子でバトルナイザーを構えるとゴモラはサイバーレイオニクスへと駆け出したのです。
「ゴモラ!超振動波だ!」
ゴモラは角をサイバーレイブラッドへと突き刺すと振動波を流し込みました。するとサイバーレイブラッドはその一撃で爆発しデータとなって散ったのです。
「やったのです!」
これでレイブラッドが復活することはない。この場にいる誰もがそう期待をしていると、黒い霧の中から睦美さんが降りてきたのです。きっと身体となるサイバーレイブラッドがなくなったので諦めたのです。
「睦美!」
「・・・・」
久遠さんは真っ先に睦美さんへと駆け寄ると、睦美さんはテンペラー星人が使っていたジオデバイザーを拾い上げたのです。
~~久遠~
「睦美?」
何か様子がおかしい。そう思った私は睦美の少し手前で足を止めると変身を解いたガイと大地さんが戻って来たかな。
「良かった。解放されたんだね」
「待ってくれ。何か様子がおかしい」
ガイも何か様子がおかしいことに気づいて大地さんを静止させた。すると睦美はジオデバイザーを操作して3枚のカードを出現させたかな。
「そのカードはいったい?」
大地さんも睦美が持っているサイバーカードには心当たりがない様子かな。
「下がってろ久遠」
「えっ?ガイ、何を・・・」
私に下がるように言ったガイはオーブの本当の姿の時に持っている大剣を小さくしたような短剣を手にしながら前に出るとその剣先を睦美に向けたかな。
「お前・・・レイブラッドか」
「フフ・・。流石に光の戦士はごまかせないか」
短剣の剣先を睦美に向けながらガイはそう問い詰めると・・・睦美らしくないニヤリとした笑い方でこっちに視線を向けてきたかな。
「1つ教えておいてやろう。サイバーレイブラッドのカードは私が予め潜伏させていたテンペラー星人がXIOの技術力を利用して開発させたものだ。だが最後の最後でしくじったようでな。地球人に正体がバレてしまい、あげくウルトラマンXに追われるはめになるとはな」
サイバーレイブラッドのカードを作るために・・・そんな手の込んだことをしていたのかな。
「戻れゴモラ・・。だがそのサイバーレイブラッドのボディは失われたぞ」
ゴモラをバトルナイザーに戻したレイさんは睦美の中に入っているレイブラッドにそう告げると・・・睦美はカプセルのようなものを取り出したかな。
「あれで身体となるものが完全に破壊できたと思っているのか?」
睦美の持っているカプセルにさっきゴモラに破壊されて飛び散ったサイバーレイブラッドのデータが集まり出したかと思うと、そのカプセルにはサイバーレイブラッドの絵が浮かび上がったかな。
「あれは・・・ゼットも使っていたカプセルか?」
どうやらガイはあのカプセルに見覚えがあるようかな。
「もしかしてあのカプセルを使ってまたサイバーレイブラッドを呼び出す気なのです?」
「たぶんそうなんだろうが・・・あのカプセルは俺のカードみたいに力を解放する道具がないといけないはずだ。だが少なくとも今はその道具がないはずだ」
ガイが言うにはあのカプセルを起動させるには別の道具が必要らしくて今はまだ大丈夫だろうけど・・・
「だとすると今問題なのは・・・あのサイバーカードですね」
大地さんの言う通り・・・今問題なのは睦美の手に握られている3枚のサイバーカードとジオデバイザーの方かな。
「そのカードもテンペラー星人に作らせていたのか?」
「私の身体となるサイバーカードを作る際、実験として何枚か作っていたようだな。役に立つかどうかは知らんが貴様らの足止めぐらいにはなるだろう」
『サイバーサイゴーグ・ロードします』
『サイバーキングオブモンス・ロードします』
『サイバーサイクイーン・ロードします』
レイブラッドに身体を乗っ取られている睦美は3枚のサイバーカードをリードすると、3体のサイバー怪獣のスパークドールズが出現した。
「我に従え怪獣達よ!」
『リアライズ』
その3つのスパークドールズがリードされると・・・地上を地獄へと変えてしまうといわれている閻魔怪獣サイゴーグと願いを叶える赤い球から出現したと言われる最強合体獣キングオブモンス。それとかつて俺がアスカさん達と共に対峙したクイーンベゼルブの強化態、サイクイーンが再現されたサイバー怪獣たちが出現した。
「奴らを抹殺しろ」
サイバー怪獣たちにそう命令をした睦美・・・正確には睦美の中にいるレイブラッドは再び黒い霧に包まれると空へと飛び去っていったかな。
「待て!!くっ・・・?!」
ガイはそれを追いかけようとするとサイバー怪獣たちがその行く手を阻んだかな。
『サイゴーグにキングオブモンスか。強力な怪獣達ばかりだな』
「あぁ!行くぞエックス!!」
大地さんは再びエックスとユナイトしてさっそく3体の真ん中に立つと、そのすぐ隣にゴモラのようなサイバー怪獣が現れた。
『頼むぞゴモラ!』
エックス曰く大地さんの長年のパートナーにしてXIOの頼れる味方であるサイバーゴモラらしいかな。
「大地もゴモラを・・・なら俺達も行くぞゴモラ!」
レイさんも再びゴモラを呼び出すと、エックスはゴモラとサイバーゴモラに挟まれる形で並び立ったかな。
「ガイ。ここは俺達に任せてお前はレイブラッドを追え」
「ここは私達に任せてくれ!」
どうやらレイさん達がサイバー怪獣達を引き受けてくれるようだ。
「すみません。ここはお任せします!」
ガイは短剣を空に掲げるとオーブへと変身したかな。
「嬢ちゃんはあんちゃんと一緒に行きな!」
「行って睦美さんを助けてくるのです!」
徹さん達は私に一緒に行くように告げてくると、オーブも頷きながら右手を『乗れ』と言わんばかりに降ろしてきたかな。
「それじゃ行こう!オーブ!」
「シュァっ!!」
私を右手に乗せたオーブは空へと飛び立って黒い霧を追った。
「待ってて睦美・・・必ず助けるから・・」
~~杏~
「おっそいなぁ~ガイ」
トリコリで留守番をすることになってガイが来るのを待っていた私はアイスカフェラテを飲みながら時間を潰していると他のお客さん達が何やら外へと視線を向けていたことに気づいた。
「外に強い邪気を感じます」
「マジやばめ」
ウールとサァラは外から強い邪気を感じると言ったので、私も気になって外を眺めてみると・・・黒い霧がもの凄い勢いで飛んでいるのが見えた。
「シュァ!!」
それを追いかけるようにオーブが空を飛んでいた。
「・・・あっ、久遠がオーブに乗ってる」
「えっ?見えるんですか?」
「まぁね」
一緒に外を眺めた瑠々にはオーブの右手に乗ってる久遠までは見えていないようだ。まぁ私の場合は宇宙人の遺伝子が混じっていて視力も高めだから見えてるんだよね。
「オーブウインドカリバー!」
左手に聖剣を出現させたオーブは黒い霧に向かって竜巻を飛ばしてその行く手を阻むと・・・黒い霧の中からは睦美が出てきた。
「睦美・・どうして?・・・千佳!」
「了解致しました」
何故か黒い霧から睦美が出てきたことを疑問に思った私は千佳と一緒に急いで黒い霧に包まれている睦美の真下辺りへと向かうと・・・私と千佳の少し先に睦美が降りてきた。
「睦美・・・じゃないね。アナタは誰?」
「・・・・・」
答えてはくれないみたいだね。
「だったら力ずくで・・・」
私は力づくでも聞こうと左手をあげると、千佳が前に出て武術の構えを取った。
「千佳・・・たぶん睦美は身体を乗っ取られてるんだと思う。なるべく傷つけないように気絶させて」
「承知致しました」
駆け出した千佳は睦美の真正面まで一気に距離を詰めると、即座にターンをしてその背後に回り込む。
「ハァっ!」
「ッ!!」
そして背後から手刀を首に振り下ろそうとすると、睦美はその攻撃を読んでいたように体勢を低くして避けつつ千佳にボディーブローを決めた。
「ぐっ・・」
ボディーブローをモロに受けた千佳は後ろに数歩下がってしまう。あの千佳に先に一撃をお見舞いするだなんて・・・。睦美の身体を乗っ取ってるのはいったいどんだけヤバい奴なんだろう?
「・・・あなたはだぁれ?」
「さぁ、誰だと思う?エスメラルダ王家の末裔」
こいつ・・・私のことを見抜いている。ガイ以外は知らないはずなのに・・。
「さて・・。オーブとの鬼ごっこも飽きたので、これを使うとしよう」
睦美はカードを取り出したら大地さんのエクスデバイザーそっくりのデバイスにそれをリードする。
『サイバーマガオロチ・リードします』
カードがリードされると睦美の手にはメカニカルな怪獣のスパークドールズが握られる。そして睦美はすぐさまそのスパークドールズをデバイスでリードした。
『リアライズ』
そのスパークドールズがリードされると、着地しようとしているオーブの前にマガオロチそっくりのメカニカルな怪獣が出現した。
「サイバーマガオロチって聞こえたよね?」
つまりマガオロチを再現した怪獣ってことだろうけど・・・。ヤバい怪獣が出されたけどどうしようと心配していると・・・サイバーマガオロチはオーブ目掛けて雷撃を放った。
「デュァっ!?」
その一撃が直撃したオーブは落下途中で変身が解かれてしまって、右手に乗っていた久遠も落下してくる。
「・・・ったく、何やってやがる」
私の横を黒い何かが横切ったかと思うと・・・その黒いのは空へと跳び上がって落下してくる久遠を受け止めた。
「きゃぁぁぁっ!?・・・えっ?ジャグラー?どうして・・・」
「舌を噛みたくなきゃ黙ってろ」
そう、久遠を受け止めたのはあのジャグラーだった。
「ぬぁ!?」
そんなジャグラーの近くにガイが落下すると、久遠を降ろしたジャグラーはそっちの方に歩み寄る。
「手を貸してやるからとっとと立て」
「・・・どういうつもりだジャグラー?」
ガイはジャグラーが手を貸してやると言ってきたので警戒した反応をすると、ジャグラーは倒れてるガイに手を伸ばした。
「俺のシマで勝手に暴れたうえに、俺が倒すつもりの奴を勝手にぶっ倒してくれたお礼参りをするだけだ」
またツンデレライバル理論を言ったジャグラーの手を掴んでガイは立ち上がると、2人が並び立つ。
「手を貸すのはいいが・・・足は引っ張るなよジャグラー」
「誰にものを言っている・・・行くぞ!」
2人は同時にリングを構えると似たようなデザインのカードを取り出した。
「「ウルトラマンさん!」」
『ウルトラマン!』
『ウルトラマンダーク!』
シンプルな姿をしたウルトラマンとそれを黒くしたような姿のウルトラマンがそれぞれの左側に出現すると、お互いをみるなり拳を交えた。
「「ティガさん!」」
『ウルトラマンティガ!』
『ティガダーク!』
続けて赤と紫をしたウルトラマンとそれを黒くしたウルトラマンがそれぞれの右側に出現したら、今度は互いに蹴りがぶつかり合った。
「光の力・・・」
「闇の輝きの力・・・」
「「お借りします!!」
『『フュージョンアップ!』』
それぞれ2人のウルトラマンが重なり合うと・・・2人の姿が戦士の姿へと変わっていく。
『ウルトラマンオーブ!』
『『スぺシウムゼぺリオン!』』
ガイの変身した紫のオーブとジャグラーが変身したその闇落ち版が並び立つ。まさかあの2人が似たような姿でこうして並び立つだなんて・・思ってもなかったな。
ウルトラヒーロー大研究
ジャグラー・スぺリオンダーク
属性 闇属性
ジャグラーがウルトラマンダークとティガダークの闇の力をお借りして変身した姿、それがスぺリオンダークだ。見た目は黒いスぺシウムゼぺリオンで戦闘力もスぺシウムゼぺリオンと同等の力を宿しているぞ。必殺技は闇の光線技であるダスぺリオン光線だ。
サイバーサイゴーグ
属性 闇属性
XIOの技術を利用してテンペラー星人が作り上げたサイバーカード。それがサイバーサイゴーグのカードだ。リアライズさせることでかつてXさんの世界で彼らを苦戦させた閻魔怪獣サイゴーグが再現された怪獣であるサイバーサイゴーグが呼び出されるんだ。
次回「新たな器」