~~音々~
「そろそろガイさんが帰ってくる頃ですかね」
ガイさんが怪獣保護区に向かってから4日が経過しました。どうやら睦美さんも一緒にこっちに来ることとなったのでそれに合わせて1日遅れて帰ってくると久遠さんから言伝されていたのです。
「なんやぁ~音々やん。なんだか待ち合わせ場所で愛しの人を待ってるみたいな雰囲気出しとるでぇ~」
「そ、そんなんじゃないのですよっ!」
ガイさんは私達の仲間で怪獣の事を色々教えてくれている先生でもあり、そして私達のヒーロー・・・ウルトラマンオーブなのです。
「そうなん?」
「そうなのです!」
決して恋愛感情を抱いているとか・・そういうのではないのです!
「あの・・・SSPはここでいいんですよね?」
「あっ、そうなのです」
トリコリにSSPの依頼者が来店したようなので私はそちらに振り返ると・・・そこには先日出会った人がやってきていたのです。
「先日はどうも」
ウルトラマンエックスさんとユナイトして戦うXIOの隊員。大空大地さんなのです。
「これはまた・・予期せぬ再開だな・・」
「大空さん。どうしてまたこちらに?」
「・・・俺達が元の世界に帰ったあと、俺達はもう一度デザストロと戦いになって何とかそいつに勝利したんです。だけど俺達がデザストロと交戦している間に何者かにサイバーレイブラッドのデータが盗まれてしまったんです」
サイバー・・・レイブラッド?
「悪い。そのレイブラッドのカードについてまず教えてくれないか」
「あっ、そうでしたね。すみません。サイバーカードというのは俺達XIOが怪獣を分析してその力をデータとして再現したもので、このジオデバイザー・・・俺のはエックスが入っていてエクスデバイザーになってますけど、これを使って怪獣たちの力を科学的に再現が可能なんですよ。この前の戦いでもサイバーエレキングとサイバーゼットンを使ってアーマーを装備してたんですよ」
あのアーマーはそういったものだったんですね。
「それで・・・レイブラッドというのは・・・?」
「それは俺が説明しよう」
声に反応してドアの方へと視線を向けると・・・青いつなぎのような隊員服を着た男の人が店内に入ってきたのです。
「貴方は?」
「俺はレイ。メビウスに頼まれて別の宇宙からこの星へとやってきた。地球のレイオニクスだ」
レイと名乗る人も別の宇宙から来た地球人というのは分かりましたが・・・レイオニクスというのはなんなのですかね?
『レイオニクス。・・・君があの・・・』
どうやらエックスさんはレイオニクスについて何かを知っているようなのです。
「エックスは何か知ってるの?」
『風の噂程度にはな。だが本人がいるのなら、本人に聞いたほうが早いだろう』
「・・・順を追って説明する。まずはレイブラッドについてだ」
エックスさんは本人が目の前にいるならというとレイさんはまずレイブラッドから説明をしてくれることになったのです。
「レイブラッド星人。かつて何万年にも渡って宇宙を支配していた宇宙人だ。数百年前にその肉体は滅んだらしいが・・・その魂は今もなお宇宙に影響を与え続けている存在で・・・レイオニクスというのはその影響を受けた者たちのことだ」
「影響とは・・?」
「様々な宇宙にいる種族に自分の因子を埋め込まれたのが・・・俺達レイオニクスだ」
それはつまり・・・レイブラッド星人の因子をレイさんも宿しているということなのですね。
「レイブラッドは俺達レイオニクスを戦わせて一番強い者の肉体を奪うレイオニクスバトルを行ったりもした」
レイさんはそう言いながら青いデバイスのようなものを取り出したのです。
「これはバトルナイザー。・・・正確には俺のは通常のよりも強化されたものだが、俺達レイオニクスはこのバトルナイザーを使って怪獣たちを使役することができる」
怪獣を使役して・・・。
「怪獣達に俺の意思を伝えて・・・心を通わせて共に戦う。これはそういうものだと俺は介錯している」
怪獣と共に戦う人、それがレイさんなのですね。
「・・・そういう共存の在り方もあるのか」
「・・・怪獣と心を通わせる・・」
大空さんはその在り方について考えていたようですが・・・久遠さんはそれとは別の事を考えているようなのです。
「どうしたのです久遠さん?」
「い、いや・・なんでもないかな」
そういえば久遠さんの妹の睦美さんは怪獣と意思疎通ができる能力があったはずなのです。もしや久遠さんはその事を気にしているのですかね?
「久遠さん・・」
私は睦美さんの事を気にしているのかと尋ねようとした途端・・・
「えっ?!」
何か巨大なものが地底から飛び出てきたような衝撃が響いてきたのです。
~~久遠~
衝撃が響いてきたから私達は外に出て何が出たのかを確認してみると・・・そこには両腕が鞭のようになっている怪獣がいたかな。
「あれは・・・グドンか」
元いた地球の防衛隊ではラボチームだという大地さんは怪獣を見るなりすぐに怪獣の名前を特定していたかな。
「グドンってどんな怪獣なのかな?」
「地底怪獣グドン。鞭のようになっている両腕で敵を叩いたり締め上げたりする怪獣らしく、ツインテールという怪獣を好物にしてるとガイさんが教えてくれたのです」
両腕の鞭が武器・・・まぁみたまんまな怪獣っぽいかな。
「ちなみにガイさん曰くツインテールは海老のような味らしいのです」
えっ・・・ガイ。怪獣を食べたことがあるの?
「怪獣が暴れてるとあっては見過ごすわけには行かないな」
『大地!ユナイトだ!』
「あぁ!行くぞエックス!」
「まぁ、待てよお前ら・・」
大地さんがエックスとユナイトしようとしていると、いきなり背後に現れた人物が大地さんの手に持っているデバイスをスッと奪った。
「せっかく新しい力を手に入れたんだ。あれで試させろ」
デバイスを奪ったのは・・・既にこの世界から消えてしまったはずのダークリングを持っていたジャグラーだった。
~~ジャグラー~
「ジャグラー・・・どうしてダークリングを持ってるのかな?乃理達の話だと貴方が異次元に送ったって聞いてるけど・・」
やっぱりそう思っていたか。騙したかいがあるってもんだ。
「生憎だったな。ダークリングはもう俺の手の中だ」
「というより・・・試すって何を試す気なのです」
この小さい奴は他の奴らよりは頭の回転は速いのか、ダークリングから切り替えて俺が試そうとしているものが何かを尋ねてきた。
「なに・・あの魔女から拝借したこれを試すだけだ。さっそく行くぞ」
デバイスを返してダークリングを前に突き出した俺はまず1枚目の黒い戦士のカードを取り出す。黒いウルトラマンのカード。ウルトラマンダークの力が宿っているカードだ。
「ウルトラマンさん!」
『ウルトラマンダーク!』
闇に染まったウルトラマンの力を解き放つと・・・インナースペースにいる俺の左側にウルトラマンダークの力が具現化された存在が出現する。
「ティガさん!」
『ティガダーク!』
続けてダークリングで解放したのは黒いウルトラマンティガ。かつて闇の戦士として力を振るっていた頃のティガの姿・・・ティガダークの力を解放するとその力が具現化された存在が俺の右側に立つ。
「闇の輝きの力、お借りします!」
『フュージョンアップ!』
『スぺシウムゼぺリオン!』
ウルトラマンダークとティガダーク。2人の闇の力が俺へと重なり、俺はオーブ・スぺシウムゼぺリオンを黒くしたような姿へと変身する。名付けるなら・・・スぺリオンダークってところか。
「俺の名はジャグラー・スペリオンダーク。闇を輝かせ、光を討つ」
~~久遠~
「俺の名はジャグラー・スぺリオンダーク。闇を輝かせ、光を討つ」
紫のオーブを黒くしたような姿になったジャグラーはそんな口上を述べる。
「はっきり言って見た目も口上もオーブのパクリかな」
「パクリなのです」
「パクリだな」
どうやらみんな同じ評価をしていたようかな。
「お前ら・・・このッ!!」
スぺリオンダークはわざとらしく足踏みをしてこっちに砂埃を巻き上げてきた。いくらパクリって言われたからってその大きさでこんなことをするなんて大人げないかな!
「ハッ!そんじゃ行くぜ!」
さっそくと言わんばかりに駆け出したスぺリオンダークは飛び蹴りをグドンの顔に叩き込むと、両腕の鞭を掴んで振り回しました。
「そぉらよ!」
回された勢いを乗せたまま放り投げられたグドンは強めに地面に叩きつけられる。
「まだまだ行くぜ!」
スぺリオンダークは両手に黒い光を灯すと、黒い光弾を連続でグドンへと飛ばしたかな。グミ撃ちはフラグっていうけど、効くには効くんだね。
「・・・戦闘力は・・・紫のオーブ、スぺシウムゼぺリオンと同じぐらいだね」
大地さんは冷静にジャグラーのあの姿を分析していたかな。
「シュゥラッ!!」
スぺリオンダークは回し蹴りの動作で左脚から黒い光の刃を飛ばすと、その光の刃はグドンの2つの鞭を切り裂いたかな。
「トドメだ。ダスぺリオン光線!!」
腕を十字に重ねたスぺリオンダークは赤く輝く光線を放つと、その光線が直撃したグドンは爆発した。
「やったぁっ!」
私達はスぺリオンダークが勝利したことに歓声を上げてしまう。見た目がオーブっぽいからってついついオーブと同じノリで喜んじゃったかな。
「おいおい、勝ったのは俺だろォ。もっと俺を称えろよ」
調子に乗っているジャグラーは自分の勝利を称えるように告げてくる。もちろんだれもこれ以上オーブと同じノリで勝利を喜ばなかった。
「チッ・・・。せっかく手を貸してやってこれかよ」
スぺリオンダークの変身を解いたジャグラーは私達のもとへと戻ってくるとそんな愚痴をもらす。・・・ちょっと扱いが悪かったかもとは思うけど・・・これまでの事を考えたらこのぐらいでいいかな?
~~ガイ~
保護区域に来てから4日後、日本へと向かう準備を整えた睦美とともにBRGの飛行船に乗って日本へと向かおうとしていた。俺は本来BRGの隊員でもなければ関係職員でもないんだが・・・事前に睦美が話を通してくれていたおかげでここに来るときも日本に戻ろうとしている今も、客人対応をされていた。
「なんで俺こんなに待遇いいの?」
「私の友達でお父さんの知り合いって伝えただけ」
あぁ・・。久遠と睦美の父親である誠司さんはBRGの最高司令官だからな。知り合いってだけでもこれぐらいの対応はされちまうか。
「それじゃ行ってくるね。叔母さん」
「うん。気を付けてね」
睦美の叔母である宮原或(みやはらある)さんに見送られながらも飛行船へと乗り込もうとすると・・・飛行場の近くまでリドリアスとバードンがやってきた。
「見送りにきてくれたの?ありがとう」
睦美は2体が見送りにきてくれたのだと手を振るも・・・2体はそれに反応しなかった。
「あれ?どうしたの?」
様子がおかしいと思った睦美は2体へと近づこうとしていたので、俺も睦美の後を追って2体へと近づくと・・・リドリアスとバードンはいきなり暴れ出してしまった。
「どうしたのリドリアス。バードン・・」
「睦美、少し下がってろ。すぐにリドリアスとバードンを元に戻す」
「うん。お願い・・」
睦美を下がらせた俺はオーブリングを構えてカードを取り出す。
「コスモスさん!」
『ウルトラマンコスモス!』
まずは慈愛の戦士であるコスモスさんのカードをリードする。
「エックスさん!」
『ウルトラマンX!』
続けてリードしたのはこの前の戦いで新たに手に入れたエックスさんの力を宿したカードだ。
「繋がる力、頼みます!」
『フュージョンアップ!』
『ウルトラマンオーブ!フルムーンザナディウム!』
コスモスさんとエックスさん。2人の心の繋がりを守る戦士の力をお借りした俺はエックスさんのようなメカニカルな胴体にコスモスさんのような青い手足をした姿・・・フルムーンザナディウムへと変身してバードンの前へと立つ。
「繋がる力は心の光」
~~睦美~
「繋がる力は心の光」
メカニカルさと慈愛に満ちたような姿に変身したオーブは平手にした右腕を前に突き出すような構えをしながらそう口上を述べた。
「シュァ・・」
リドリアスとバードンが同時にオーブへと襲い掛かる。するとオーブは両手でバードンのクチバシを受け止めつつ右足を回してリドリアスの突進を受け流した。そしたらバードンは首を180度回転させて後ろを向いてオーブに火炎放射を飛ばしてきた。
「っ!!」
水色のバリアでその火炎放射を防いだオーブは光の輪を飛ばしてバードンの口を塞ぐと低空飛行からの体当たりをしてきたリドリアスを受け止める。
「シュァ!」
リドリアスにダメージを与えないように空へとリドリアスを投げたオーブは、光の輪を外そうとしているバードンを踏み台にしつつ空に飛び上がった。
「ピュリファイレクト」
右掌をゆっくりと空に突き出して青い光の粒を降らすようにリドリアスへと光を浴びせる。するとリドリアスの目が正常に戻った。そしてオーブは地上へと着地するとともに腰を捻らせて溜めの動作をして右掌を突き出し再び光を放つ。
「フルディウム光線」
フルディウム光線を浴びたバードンも赤く血走った眼から普段の目に戻った。
「リドリアス。いったい何でいきなり暴れ出したの?・・・えっ?覚えてないの?」
私はリドリアスに何故暴れ出したのか尋ねてみたけれど・・・リドリアスもバードンも何故暴れ出したのかどころか、暴れてしまっていたことすら覚えていなかった。
「・・・暴れた理由を覚えてないのか?」
変身を解いたガイがそう訪ねてきて、私は頷く。
「やっぱり・・・操られていたのか」
ガイは戦っている時には既に何かに操られていたことに気づいていた様子だ。
「ねぇガイ・・。もしかして操っていたのって・・・ガイが警戒しておけって言っていた奴なの?」
確かガイはレイブラッドとかいう怪獣を従えることができる相手が来そうだから、それの注意を促すためにガイがここに来たんだったよね。
「レイブラッドが復活するって聞いたからここに来たんだが・・・まさか帰ろうとするタイミングでこうなっちまうとはな」
「・・・レイブラッド。今貴方は確かにそういった・・」
アルカ叔母さんはガイが『レイブラッド』と言ったのを聞いてこちらへと近づいてくる。「叔母さん・・・レイブラッドについて何か知ってるの?」
「私はレイブラッドの事に詳しくは知らない。だけどその名前だけは知っている」
「どうして?」
「貴女の曾おばあちゃんは地球のレイオニクスだったから」
曾おばあちゃんがレイオニクス・・・!?
「えっ・・・どういうこと?そもそもレイオニクスって?」
「レイブラッド星人は様々な星の知的生命に自分の遺伝子をばら撒いて怪獣使いレイオニクスを作り出したって聞く」
怪獣使いレイオニクス。・・・もしかして私が怪獣と意思疎通ができるのはその力があるからなの?
「でもお母さんは怪獣の声が聞こえてないよ?」
昔からの疑問・・・私や叔母さんには聞こえて、お母さんやお婆ちゃんには怪獣の声が聞こえなかったこと。以前聞いた時に叔母さんは一世代に1人って言ってたけどレイオニクスなんて聞かされたらそれだけじゃないような気がした。
「・・・本当は一世代じゃない。レイオニクスの力が濃いか薄いかの問題。私はお姉ちゃんよりも濃かったし、睦美もお姉ちゃんよりも濃かっただけ」
「だがレイオニクスはバトルナイザーとかいう道具で怪獣に意思を伝えるって聞いてるが・・・何であんたや睦美はバトルナイザーを持たないのに怪獣の声が分かったりできてるんだ?」
ガイの知るかぎりでは本来のレイオニクスは怪獣の声が聞こえないらしい。
「分からない。分かる事と言えば睦美は私よりもレイオニクスの力を濃く受け継いでいるってことだけ」
私の方がレイオニクスの力を・・・?
「今まで話を聞いてるかぎり・・・私は断片的にしか怪獣の声が伝わってこないのに、睦美はほぼはっきりと聞き取れているから」
「えっ・・・」
今まで叔母さんもはっきりと聞き取れているんだと思っていた私はそのことに対して驚いてしまう。
『理由を知りたいか?』
何処かから声が響いてきたので私達は周囲を見渡して声の主を探すも・・・それらしい人物は何処にもいない。
「いったいどこから・・・?」
『ここだ。我が遺伝子を受け継ぐ者よ』
空に半透明の青い顔の宇宙人が出現した。
「レイブラッド・・・何故復活した?お前はかつてウルトラマンさん達に倒されたはずだぞ!」
ガイ曰くレイブラッド星人はオーブではないウルトラマン達によって倒されたらしいけど・・・だとすればあれは幽霊ってこと?
『まだ復活はしてない。今はまだ魂だけの存在だ。・・・今はまだ・・な』
今はまだっていうことはやっぱり復活する気はあるんだ。
『我が遺伝子を受け継ぐものの身体と・・・新たな身体を構築するサイバーカード。それさえそろえば私は完全復活できる』
「睦美っ?!」
レイブラッドはそう言うとこっちに向かって邪気を放ってきて、私はその邪気に包まれてしまった。
~~ガイ~
「睦美っ?!」
レイブラッドが放った邪気に睦美が包まれてしまうと・・・睦美を包んでいる邪気はレイブラッドの方へと飛んでいく。
「睦美を返せ!!」
『覚醒せよ!オーブオリジン!』
隠す余裕もなかった俺はアルさんの目の前でオーブオリジンへと変身してオーブカリバーをレイブラッドへと振るうも・・・肉体を持たないせいで煙を斬るようにすり抜けてしまう。
「だったら・・・ッ!」
オーブウォーターカリバーでレイブラッドの邪気を浄化しようとするも・・・レイブラッドは睦美とともにこの場から姿を消してしまった。
「くっ・・・」
一旦変身を解いた俺はレイブラッドの邪気を辿る。・・・この方角は・・・日本か。
「驚いた。貴方がウルトラマンオーブだったなんて」
誠司さんやエルさんは俺がウルトラマンオーブだということを知っていたが・・・アルさんまでは知らなかったようで、俺がオーブだと知って驚いた反応をしている。
「すみません。・・・睦美が・・」
俺睦美をみすみす攫われてしまった俺はアルさんに頭を下げる。するとアルさんは首を横に振った。
「貴方が謝らなくていい。睦美は強い娘。だから大丈夫」
アルさんは睦美は強いから大丈夫だとは言うが・・・今はまだ肉体はないとはいえ相手は宇宙を数万年にも渡って支配したレイブラッドだ。まだ身体を得るには準備が整っていないらしいが、そう長く時間は待ってくれないだろうな。
「睦美は必ず助けます!」
睦美を助けるため、俺は急いでレイブラッドの邪気が向かった日本へと急いだ。
ウルトラヒーロー大研究
ウルトラマンダーク
属性 闇属性
ダークルギエルによってウルトラマンさんのスパークドールズが闇に染まったもの。それがウルトラマンダークだ。ウルトラマンさんの得意技であるスぺシウム光線や八つ裂き光輪に加えて不意打ちや踏みつけなどのダーティーな戦い方をする恐ろしい相手だ。
グドン
属性 土属性
地底怪獣グドン。両腕が鞭のようになっている怪獣で、その鞭は高速振動させることで岩を砕くことができて、砕いた岩の中を泳ぐように地底を移動しているんだ。古代怪獣ツインテールを好物としているぞ。
次回「2人のスぺシウムゼぺリオン」