~~貴以~
想い石で愛さんが紅蓮騎という怨霊に遭遇してから3週間が過ぎた土曜日、今日も僕はトリコリでバイトに勤しんでいました。
「今日明日と愛さんは友人の結婚式に出席のためにここに顔を出せないらしいのです」
「あっそうなの。せっかくBRGの年が近そうな人の写真を見せようと思ったのに」
音々さんと久遠さんが愛さんの事を話題にしている。そういえば久遠さんが半ばSSPメンバーになってから1年近くが経ってるけど実は僕・・・この人とそんなに話をしたことがないんだよな。別に苦手というわけじゃないけど話すようなこともなければ僕なんかが話題になることもない。
「なんというか・・・モブなんだよな」
このトリコリにおいて僕はモブや背景なよなポジションでしかないんだ。
「どうかしたのですか?」
「い、いえ・・・何ともないですよ音々さん」
どうやら暗い顔をしていたようで音々さんに心配されてしまった。
「そう言えば木村もここでバイトし出して1年を少し過ぎているんですね」
「言われてみればそうですね」
1年ほど前、高校の入学式の際に初めて会ったとき・・・僕は音々さんに一目ぼれしてしまった。そして彼女と少しでも一緒に話したいと思い、丁度バイト募集をしていたトリコリで働き始めたんだったな。
「1年前って事は俺や久遠がここに来る少し前からバイトをし始めたってことなのか?」
「はいなのです。久遠さんは6月ほどからここに出入りするようになりましたが、木村は4月の最後の辺りからここでバイトを始めたのです」
そう、僕は高校に入学してわりとすぐにここでバイトを始めたんだ。それにも関わらず僕は全然音々さんと進展してないんだよなぁ。それどころか気づけばここもにぎやかになって、音々さんと2人きりになるなんてもうなくなったし。そもそも音々さんもSSPとして頻繁に外に行っちゃうから話しかける機会も減っちゃってるし。
「去年は同じクラスだったんですけど、今年は別々になってしまったのです」
「そうなの?」
「僕がB組で音々さんがA組なんですよ」
ただでさえここで話す機会が減ってしまっているのにクラスも別れてしまって・・・音々さんと親しくなるどころか、どんどん遠のいてる気がするんだよなぁ。
『只今入りましたニュースです!東京都沿岸に恐竜のような怪獣が出現しました!』
「ジーラスか・・」
速報で怪獣が出現したニュースが入ると映し出された怪獣を観たガイさんはその名前を口にする。
「ジーラスとはどのような怪獣なのです?」
「エリ巻き恐竜ジーラス。身体に電撃を帯びていて口から熱線吐いたりする。肉食恐竜だが好物はマグロらしいぞ」
肉食恐竜なのに好物はマグロなんだ・・。
「とりあえず・・・SSP出動!」
徹さんの掛け声とともに久遠さんと音々さんが現地へと向かってしまった。
「ガイさんは以前何処でジーラスを・・・あれ?」
ガイさんに以前何処でジーラスを目撃したのか尋ねようとしたけど、既にそこにガイさんの姿はなかった。
「怪獣が現れるといつもいなくなっちゃうよな、あの人」
わざとSSPと別行動をするかのような遅れての移動。まるで周囲に気づかれないように怪獣と接触できるように行動しようとしているようだ。
「案外、ガイさんがウルトラマンの正体だったりして」
いやまぁ、そんなはずはないか。音々さんも前に同じような事を考えたことがあるっぽいけど確固たる証拠がないって言ってたし。
「「・・・・・」」
「お、お客さん。来ませんね」
僕の言葉にウールさんとサァラさんが頷いた。今店にいるのは僕とウールさんとサァラさんの3人だけでお客さんがいない。なので何となく2人に話しかけてみたけれど・・・これ以上話題が浮かばなかった。
「え、えと・・・SSPの中継を観てみます?」
「暇だし」
「せっかくなので」
何となく提案したことに思いの外2人は乗り気なようだったので僕はスマホでサイトを開く。
『光の剛力に敵はない!』
SSPのサイトを開いてみると生中継でジーラスと戦う筋肉の塊みたいな赤いオーブが映し出されていた。
『ムゥン!』
筋肉マシマシで筋肉の塊のようなオーブはその剛腕を振るって軽々とジーラスを張り倒している。
『ガルラシウム・・・ハンマー!!』
オーブが炎を纏った両拳をジーラスの頭部へと振り下ろすと、ジーラスは痛みのあまり海へと戻っていった。
『今回もオーブの活躍で怪獣が撃退されました!ありがとうオーブ!』
今回もオーブの活躍で危機は逃れたようだ。
「もの凄い筋肉でしたね。今回のオーブ」
「あれも光と光の組み合わせ」
「ただし変則型のようです」
組み合わせ?変則型?オーブは何かと何かを組み合わせることで様々な姿に変わっているってことかな?
「というか2人はオーブの正体を知ってるんですか?」
「知ってはいる」
「しかし本人に秘密にするよう頼まれているので黙秘させて頂きます」
口止めされてるのか。確かに正体が知れ渡れば動きにくくなったりするかもしれないから仕方ないかな。
「ただいま・・」
音々さん達とともに戻って来たガイさんは何故か泥だらけだった。
「ちょっとガイさん!はやくお風呂に入ってきてくださいなのです!」
「あ、あぁ・・・」
ガイさんは店の奥、この家のお風呂場へと直行させられる。
「どうしたんですかガイさん?」
「ジーラスのせいで濁っている川に落ちてしまったらしいのです。そのせいで泥だらけになってしまったようなのです」
「・・・・・」
確か音々さん達は店長の運転する車で現地へ向かっていったはずなのに・・・またガイさんは車に追いついているようだ。既に何度もあったことなため既に音々さんもそんなの些細なことのように気にしてなく、泥で店が汚れないかの心配だけをしていた。
「お疲れ様でした」
午後17時20分。バイトを終えた僕は2駅先の自宅に帰るために駅へと歩き始める。途中コンビニに寄ったりして50分に駅のホームへと到着した。
「今日は・・・いつもよりは音々さんと話せたな」
この程度で喜んでいては駄目だとは分かってるけど、やっぱりうれしい。
「はぁ・・。でも実際今のトリコリに僕は必要なのかな・・」
今は瑠々さんとウールさんとサァラさんもいて人手不足なってしまうことなんてまずない。音々さんは喫茶店の娘として元から知識があって、瑠々さんも調理の専門学校だからそれなりに知識がある。ウールさんとサァラさんは住み込みで急速に知識を付けてて、僕は4人と比べると知識にも劣っている。そのせいで僕はトリコリのバイトを辞めようかと思い悩んでしまっていた。
「あ、あれ?ボ~っとしてたら乗る電車間違えちゃったかな?」
気づくと僕は見知らぬ電車の中に乗っていた。僕以外にも何人かこの車両に乗っているようだけどみんな疲れ切っているようなやるせない表情だ。
「・・・午後18時か」
あの駅のこの時間と言えば帰宅時間でどの電車も満員かそれに近い状態になっているはずだ。なのにどうしてここはこんなにガラ空きなんだろう?
「そもそもこの電車はいったい?」
僕は辺りを見渡してみたけど・・・この電車の名前どころか路線図すら書かれているものはなかった。
「ん?木村じゃないか。何でお前がこれに乗ってるんだ?」
「えっ・・・ガイさん!」
声に反応して左に振り向くと、そこにはガイさんが立っていた。前から思ってたけどこの人って神出鬼没なところがあるな。何というか事件あるところ必ずいる探偵みたいな感じに。
「隣、いいか?」
「は、はい」
ガイさんは僕の隣に座ると窓から外の景色を眺める。僕も釣られて外の景色を眺めてみると、窓の外は近未来のような都市が広がっていた。
「えっ?ガイさん、そ・・・外が・・」
「あ、うん。外は今、異世界だからな」
さらっととんでもないこと言いましたね。
「ちょ、ちょっと待ってください。何ですか異世界って」
「この列車は異次元列車って言ってな。時間と空間を超越した理想郷世界へのジャンプ台の役目を果たす特殊な列車なんだ。現実に疲れ切った人々を乗せてそれぞれの理想郷に連れて行ってくれるんだ」
「えっ?つまり僕らは異世界に連れて行かれちゃってるってことですか?」
つまりこのままじゃ戻れなくなるってことですよね。
「そんな心配しなくていいぞ。帰りたいと思えば途中下車できて元の世界に帰ることも可能だからな」
あっ。割と簡単に帰ることができるんですね。
「それにこの異次元列車にも感情ってのがあってな・・・。もう何ていうか疲れてるんだよ」
「何に疲れてるんですか?」
「人のネガティブな感情にさ。今の世の中は昔以上に自分の感情を押し殺すようになったからな。夢でも幻でもいいからもう現実から解放されたいって人が多くなっちまったんだ」
確かに虐めとか遅くまでの仕事とかで精神的に疲れている人は男女年齢問わずに多くいる。僕も正直疲れていたからこの列車に乗ってしまっていたんだ。
「つまりこの異次元列車も満員電車のような状態になってしまったってことですか?」
「そういうことだ。それで異次元列車の方も気が滅入っららしくて路線コースを変えちまってな、数時間別次元を走ってから乗客を元の世界に戻してるんだよ」
数時間だけ別世界に?
「それの何の意味があるんです?」
「意味なんかない。いや、意味がないからこそそうしているんだ。さっきも言った通り異次元列車は乗客をそれぞれの理想世界に導く乗り物だ。だけど今の人々は理想すらもない人が多くて、目的地のない電車の旅になっちまう」
「ずっと人を乗せたままですか?」
ガイさんは僕の問いに頷いた。確かにずっと人を乗せたまま目的地のない電車の旅をしていると電車の方も気が滅入ると思う。
「異次元列車は理想郷に導くことで人々に希望を与える乗り物だからな。せめて人々に色んな世界の色んなものを見せて希望を抱かせようって計らいをしてくれるようになったんだ」
色んな世界のものを見せて希望を・・。
「怖い乗り物かと思ってましたけど・・・優しいんですね。この列車」
「悪意で作られた乗り物は確かにあるかもしれないが、最初から悪意を持った乗り物はないんだ。元々乗り物ってのは人々がもっと遠くの場所に行くために考えられたもんだろ。誰かを幸せにするために乗り物ってのはあるんだ」
幸せのために乗り物がある・・・か。電車やバスそういうのはあって当たり前のものって考えていたからそんな考えは抱いたことがなかったな。
「前々から思っていましたけど・・・ガイさんって本当に何者なんですか?」
怪獣や宇宙人のことに詳しかったり別の世界のことを知っていたり、まるで何度もこの異次元列車に乗った事のあるような口ぶりだったり・・・。
「俺、別の星から来たって言ったら信じる?」
「それはだいぶ前から気づいてました。生身で光線銃を弾いたって話も聞きますし・・・」
まぁ、今更ガイさんが地球人じゃないと言うのは僕も・・・もちろん音々さんも気づいていた。だけどウールさんやサァラさん、常連のヤクトワルトさんやシノちゃん、ついでにマロさんだったりとトリコリには宇宙人の出入りもあるのでガイさんが宇宙人ってカミングアウトしたところで、別に驚くことはない。というかそうじゃなきゃ異常な速さに説明がつけられないし。
「でもガイさんが宇宙人だと考えた上でも、気になる点が幾つかあるんです」
「たとえば・・?」
「地球人以上に地球にいる怪獣に詳しいところです。しかもその怪獣をまるで直接見たことがあるような口ぶりです」
トリコリに来る前は各地を転々としていて、その時に怪獣を見たことがあるような発言を何度もしていましたが・・・そもそも去年ごろまでほとんどの怪獣が活動的ではなかったというのに関わらずだ。
「ほ、ほら・・俺それなりに長く地球にいるからな。俺こう見えて数千歳なんだぜ」
本当にガイさんの年齢が数千歳かどうかはともかく、それなりに地球に長くいると考えれば活動している地球怪獣を観ていてもおかしくはない。
「では次です。ガイさんは何故別次元の存在まで認知しているんですか?」
「・・・お前、意外と察しがいいんだな」
僕の予想が正しければ・・・ガイさんはただの宇宙人ってだけじゃない。この世界とは別の場所から来た可能性がある。行ったことがある程度では収まらない知識量だ。たぶんこの人はこの世界に来る前に複数の世界を巡ったことがあるんだと思う。
「たぶんお前の予想通りだ」
「それじゃ最後に・・・ガイさん、貴方は何者なんですか?」
別にガイさんが侵略者と疑っているわけじゃない。たぶんこの人は・・・。
「・・・外見てみろ」
「えっ・・」
ガイさんに言われて外の景色へと視線を向ける。そこには宇宙が広がっていて正面には地球によく似た星が見えた。
「あれは俺の出身のO-50。地球と似たような生態系をしている星なんだ」
オーフィフティか。似たような生態系ということはガイさんは別に地球人に変身しているってわけじゃなく、ウールさんとサァラさんと同じく素で人間と同じ姿なんだな。
「ガイさんはどうして地球に?」
「ミッションで来たのが始まりだったな」
ミッション・・・やっぱりガイさんも仕事でここに来たんですか。
「そのミッションというのは・・・やっぱり言えないんですよね?」
「・・・悪いな」
まぁ、侵略目的じゃないのは分かってはいますけど・・・だからこそ逆に目的がまったく分からない。
「ウルトラマンギンガのヒカルさんやウルトラマン80の矢的先生ともお知り合いだったようですけど・・・それもミッションと関係あることですか?」
「昔ミッションであちこちの宇宙を旅していたときに知り合ったんだ。宇宙にはギンガさんや80さん以外にもたくさんのウルトラマンさん達がいるんだぜ」
オーブやその2人だけじゃなくたくさんのウルトラマンが・・・。
「おっ、丁度いいな。あれを見てみろ」
ガイさんに言われて僕は再び車窓から見える景色へと視線を向ける。そこにはクリスタルのように輝く星が見えていた。
「あれはM78星雲。所謂『光の国』ってやつだ」
「光の国・・あそこがウルトラマンの星ということですか?」
「あぁ、かの有名なウルトラ兄弟の皆さんやゼロさん達がって・・・すまん。言っても分からないよな」
ウルトラ兄弟とかゼロさんってのは実際分からないけれど、あの光輝く星に有名なウルトラマン達がいるというのは理解できた。
「その光の国という場所以外にもウルトラマンはいるような口ぶりですけど・・」
「ウルトラマンさん方がいるからな。獅子座系の出身も入れば超古代から蘇った人もいる。地球の大地と海が生み出したウルトラマンさんもいるんだぜ」
「地球のウルトラマンですか?」
「地球の大地が生んだ赤き戦士、ウルトラマンガイアさんに海が生んだ青い戦士のアグルさん。俺の最初のミッションで手を貸してくれた先輩方だ」
「先輩?」
ガイさんはしまったと言いたげな表情をしながら咳払いをした。というかウルトラマンが手を貸さないとクリアできないミッションっていったい何だったんだろう?
「今のミッションは言えなくても昔のミッションは良いですよね。せっかくですし教えてくださいよ」
「あぁ。宇宙悪魔ベゼルブを操るサイキの計画を阻止するために7万光年離れた惑星カノンと地球で戦ったり、奇械天使ミカエルの支配から宇宙を守るためにその手がかりをしるギンガさんとビクトリーさんを探す旅をしたこともあったな」
悪魔や天使って呼ばれる存在は宇宙にもいるんだ。
「他にも聖剣を完成させるために4つのエレメントの宝玉を集める旅をしたりもした」
あれ?なんか急にファンタジーっぽくなったな。
「・・・なんかいきなり方向性が変わりましたけど、それは何処までが本当のことなんですか?」
宇宙をまたにかけるエージェント的なものから聖剣引き抜いて旅にでた勇者みたいな話になったので、それが事実なのかを疑った。
「そりゃそう思っちまうよな。でもまぁ・・・色々なミッションがあったんだよ。その経緯で俺はかつて相棒だったやつと仲違いしちまった。俺は光と共に歩むことを決めて・・・あいつは闇に染まる道を選んだんだ」
かつての相棒と違う道に進んだ・・・か。ガイさんの表情的にそれは間違いなく事実なんだろうな。
「その相棒は・・・今どうしてるんですか?」
「どうしてるんだろうな。たぶんあれで死んでないとは思うが・・・」
殺し合うようなことになってるんですか・・。
「思った以上に物騒な関係になってますね。何がどうなったらそこまで関係がこじれてしまうんですか?」
「・・・ホント、何処でこうなっちまったんだか」
しまった。これは地雷だったようだ。
「と、ところでガイさん。この異次元列車から降りるにはどうすればいいんですか?」
話題を替えようと思い僕はまだ帰り方を聞いていなかったのでガイさんに帰り方を尋ねる。別に僕は疲れてはいたけど、絶望しきってるわけではなかったので数時間の旅コースではなさそうな気がしたからだ。
「そうだったな。お前は現実に疲れてるけど夢はあるんだろ?」
「え、えと・・・まぁ」
音々さんと付き合いたいというのが僕の夢というのなら、まぁそういうことなのだろう。
「そう言えば理想郷世界に送られるんでしたね」
「分岐点を超えてしまうとな。だからそろそろ降りた方がいいぞ」
「ガイさんは降りないんですか?」
「俺はもう少し乗ってる。帰りたいと思えば扉が開くから安心しろよ」
懐かしむような目で外を眺めていたガイさんに頷いた僕は帰りたいと考えてまだ動いている列車の扉を開けた。・・・本当に考えるだけで開くんだ。
「でも、帰りたいと思って出ちまうと二度とこれに乗れないから注意しろよ」
「それ・・・列車を出ようとする人に対して言います?」
そう言われてしまうと少し降りるのを躊躇っちゃうじゃないですか。
「まったく・・。とりあえず僕はもう降りますからね」
「あぁ、また月曜日な!」
「はい。また来週」
ガイさんに軽く頭を下げた僕は扉の向こうにある駅のホームへと踏み出した。
「・・・あ、あれ?」
目が覚めると駅のベンチに座っていた。どうやら僕は座ったまま眠ってしまっていたようだ。
「・・・なんだろう。さっきまで列車に乗っていた気がするんだけどなぁ」
何だか夢と現実がごちゃごちゃになってる感覚だ。座っていたのに随分と深い眠りについてたようだ。
「今は・・・18時14分か」
あれ?僕がこの駅のホームに来たのは18時を回った頃のはずだ。つまり僕は10分程度でそんなに深い眠りに付いちゃっていたってことなのか?
「疲れてるのかな?」
何か不思議な経験をしたような気がするんだけど・・・何があったかはまるで思い出せなかった。
ウルトラヒーロー大研究
ウルトラマンティガ・パワータイプ
属性 力属性
強靭な破壊力を誇る気力の戦士、それがティガさんが赤く変化した姿のパワータイプだ。超高熱の高エネルギーを光球にして放つ必殺技のデラシウム光球はかなりの威力を誇るぞ。
異次元列車
属性 光属性
時間と空間を超越した理想郷世界へのジャンプ台の役割を果たす乗り物、それが異次元列車だ。長い間人を導き続けるうちにその在り方は変化を重ね・・・今では理想を抱かない人々を送り返すように変化しちまった。
次回「ラーメンと夢と相棒と・・」