ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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俺も追放ものを書くべきなのか……?


26話 天は人の胸におっぱいを作った

とは言え……、うーん。

 

ロリの教師役は役得だが、ロリ達はあんまり勉学に興味がなさげに見えるな。

 

やりたくないことをやらせてもどうしようもないんだよな。

 

どうしたもんか……。

 

いや、それなら、教師役を雇えばいいのか。

 

もちろん、俺が教えたい気持ちもあるが……、カラスとか、教師を俺が雇っている姿を見せれば、ロリ達も俺を尊敬するんじゃないか?

 

ロリの憧れのカラスとやらを顎で使う俺。

 

おおっ、それはいいな!何と言うかこう、NTRって訳じゃないが、幼い子に大人のドロっとした現実を突きつけるサディズム心を満たせそうだ。

 

カラスと言えども金には勝てない。

 

俺にヘコヘコ頭を下げるカラスを見て、カラスに憧れる少女達はどんな顔をするだろうか?

 

俺はそう言う性格が悪いことをするのが大好きだ。

 

やってしまおうか。

 

 

 

まずは、高名な学者でも雇おうか。

 

ロリ達は、イロハに剣の振り方の指導でもさせときゃいいだろ。

 

よし、学者を探そう。

 

役所で聞いてみる。

 

「はあ、学者……、ですか?」

 

「そうそう、高名な学者先生を探してるんですよ。あ、女でお願いしますね、女以外は雇いません」

 

「高名かどうかは分かりませんが……、東にある学校に、女学者のコヨミという人がいらっしゃいますよ」

 

「そうか……、専攻は?」

 

「さあ……?せんこう、とか言うのはよく分かりませんが、学校にある全ての本を読んだとか?元はキョートで研究員をしていたそうですよ」

 

ほーん。

 

「分かりました、ありがとうございます」

 

 

 

ここは……、名古屋市立……、何とか高校。

 

何とか、の部分は擦り切れていて読めなかった。

 

えーと……、これは、入っても良いんだろうか?

 

不審者扱いされない?

 

まあ、いいか。

 

駄目なら逃げればいいし。

 

よーし、入室。

 

うわー、高校の校舎とか何年ぶりだろうか。

 

異世界行ってたもんだから、なんだか、かなり遠い記憶に感じる。

 

実際、十年前の話だから遠い記憶なんだが。

 

ん?

 

「あ……、えっと、こんにちは」

 

おっと、女子生徒とすれ違ったな。

 

八歳くらいの女の子だ。

 

俺は、かがんで、目線を合わせる。

 

「こんにちは。お名前は?」

 

「アユミだよ」

 

「そっか、アユミちゃんか。いい名前だね。ねえ、アユミちゃん?」

 

「なあに?」

 

「コヨミって人を知らないかな?」

 

「コヨミせんせーなら、図書館にいると思うよ」

 

「図書館はどこにあるか分かる?」

 

「あっちだよ」

 

うーん、あっちじゃわからんな。

 

「図書館は、あっちの方なのね。何階にあるのかな?」

 

「三階だよ」

 

階数と方角が分かれば大丈夫かな?

 

「ありがとう!これ、お菓子だよ。お友達と食べてね」

 

と、飴が入った袋を渡す。

 

「お菓子?!わーい!やったあ!」

 

完全に不審者の動きだが、まあ、良いだろう。

 

 

 

さて、三階西の図書館……、お。

 

あったあった。

 

入室。

 

「失礼します」

 

「おや?」

 

お、いたいた……?!

 

「君は……、誰かな?」

 

「俺は行商人のグレンだ。君がコヨミ先生か?」

 

「ああ、僕がコヨミだが……?」

 

おお……。

 

まず、目を引くのがそのでっかいおっぱい。

 

すげーでかい。

 

身長は160cmくらいだろう。普通だ。

 

だが……、おっぱいがでかい。

 

そこに、茶髪のモサモサ頭に瓶底メガネ。

 

僕っ子も添えてバランスが良い。

 

服装は毛糸の服とタイトなスカートに白衣。

 

典型的な博士って感じだ。

 

さて、お話を聞いてみようか。

 

「ええと、その、行商人が僕に何の用事が?」

 

「俺個人は行商人ですが、神楽坂御一門衆という浪人集団の長でもありましてね。そこで、我が御一門衆に、優秀なブレーンを迎え入れたいと思いまして」

 

「おお!そ、それが僕か?!う、嬉しいよ!」

 

お?好感触?

 

話を詳しく聞いてみるか。

 

「しかし、信用できない人を雇う訳にも参りませんから、コヨミ先生の前歴を教えてもらえますか?」

 

「あ、ああ。ええと、その……、ここで教師をする前は、キョートで科学者をやっていたんだ。科学だけじゃなく、哲学についても研究していた」

 

「ふむ。では、何故このナゴヤに?」

 

「う、それは……。ど、どうしても言わなきゃダメか?」

 

んー?

 

「隠すようなことなんですか?」

 

「そ、それは、その……」

 

「もしも、人に言えないような不正をしていたのなら、雇えないですね」

 

「そ、その、だな……」

 

んーーー?

 

「何ですかね?」

 

「き、聞いても怒らないか?」

 

「怒りませんから、言ってくださいよ」

 

「ぼ、僕は、その……、テンノウ陛下が、人間だと言ったら、周りの人達から怒られて……、キョートの学会を追放されたんだ……」

 

は?

 

「ははは、いや、そりゃあんたが正しいよ。天皇陛下も人間に決まってるだろ」

 

「えっ……?!!!」

 

ネットにも、天皇陛下が人間じゃなくなったなんて記述はない。

 

「き、君も、僕と同じ考えか?!」

 

「いやまあ、昔から天皇家も人間だったって資料がありますからねえ。そもそも、核ミサイルで東京が焼き払われたんだから、その時に本物の天皇陛下が亡くなってる可能性も高いですよ」

 

「は、ははは、ははははは!!!そうか!君もそう思うか!ははははは!!!」

 

ふむ……、いいんじゃないかな?

 

「学会ではね、みんな、口を揃えてテンノウ陛下は神だと言うんだ!例え、それを否定する資料が見つかっても焼いてしまう!」

 

「なるほど」

 

「ふざけている!天は人の上に人を作らず、なんだよ!!!」

 

「福沢諭吉ですか」

 

「し、知っているのかい?!」

 

「え?ええ、学問のすすめ、ですよね?」

 

「あ、ああ……!君こそ、僕の理解者だ!」

 

おほー、抱きつかれた。

 

おっぱいでけえ。

 

 

 

「し、失礼したね。嬉しくてつい……」

 

「いやいや、良いとも!もっとくっ付いてほら!」

 

「ひゃん!も、もう……」

 

「じゃあ、うちの御一門衆に入ってくれるかな?」

 

「ああ!もちろんだとも!」

 

こうして、学者のコヨミを手に入れた。

 




もうそろそろ書き溜めがなくなる〜。

そろそろクズ社長かー。

俺はもう開き直ってガンガン新作を載せることとした。新作もガンガン載せちゃう。

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