ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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チート!諸君らも大好きだろう?!私は大好きだ!!!


47話 軍団の強化

我々、『神秘の力』の一日は、走り込みから始まる。

 

毎朝一時間の走り込みは、休暇でも必ずやる。体力は大事だ。

 

そして、各自、朝食を摂った後は、一箇所に集まって勉強会を始める。

 

子供達に読み書きや礼儀作法、歴史、国際情勢などを教えたり、問題集を解かせたりする。

 

大人の傭兵にも、学がないやつは読み書きや計算が教えられる。

 

午後は、昼食を軽く摂って、傭兵団員は仕事か訓練、女子供は家事なんかをする。もちろん、休憩しても良い。

 

そして、夜は寝る。

 

俺も大体同じだ。

 

俺も、もしも何かあってスキルが使えなくなったりしたときのために、勉学に励み知識を身につけて、食いっぱぐれないようにしておく。

 

そして、訓練も欠かさない。

 

傭兵団員もガッツリ訓練させてるんで、結構使えるようになってきた。

 

もちろん、レンジャー式の訓練なので、何人かぶっ倒れたりもしたが、この世界にはポーションという便利なものがあってだな。

 

ぶっ倒れた奴や、訓練で怪我をした奴に、ポーションをドバッとぶっかければ治るんだよな。

 

いやあ、スパルタ教育が捗るな!

 

団員の中には、魔国出身の元騎士団所属の奴もいたが、騎士団の訓練よりも厳しいらしい。

 

そうか?

 

俺はただ、格闘、剣術、射撃を中心に、実戦的な訓練を行なっているだけだが。

 

最初期の傭兵団員は、それはそれはお粗末なもんだったんだが、俺が叩き直して、色々と叩き込んでやったら、そこそこ使えるようになった。

 

これは人種差別の話なんだが、やっぱり亜人は使えるわ。基礎的な身体能力が人間より一段上なのが本当に助かる。

 

おかげさまで、基礎的な体力作りや筋力トレーニングはあまり必要なくて、銃の使い方や格闘技なんかの技能面を教えるだけで良かったんだからな。

 

基礎的な身体能力ってのは、大人になってからは中々伸びないからな。基礎身体能力を伸ばす期間より、銃の扱いを教える方が圧倒的に短い期間で済む。

 

 

 

さて……、休暇が終わったので、本格始動するか。

 

新入りの獣人、蜥蜴人の団員に、魔具の武器と鎧、アイテムボックス、家、銃器を与える。銃はM500だ。

 

だって、この世界のモンスター、スゲー強いんだもの。

 

いや、馬鹿みたいにプレートアーマーを着込んだ普通の騎士なら、普通の9mmでも殺せると思うけど、基本的に俺達が相手にするのはどでかい猛獣であるモンスターだ。ライオンくらい殺せる銃じゃなきゃ威力不足。

 

仮にフルプレートの騎士を相手にするとしても、金持ちの騎士なら《硬化》のエンチャントがかかったフルプレート着てると思うぞ?

 

《硬化》のエンチャントを銃でぶち抜いて殺すなら、スナイパーライフルの、それも、アフリカの象とか殺すやつとかじゃねーと無理っぽい。

 

それに、拳銃はあくまで護身用だしな。

 

この世界だと、並んで銃を撃つより、魔具で全身を固めて肉弾突撃する方が良いのかもしれない。近距離ではむしろ、銃じゃなくて剣を抜けと教えている。なので、拳銃は本当に飾りみたいなもんだ。

 

まあ、うちの兵員は、全員、拳銃と格闘武器を持ち歩かせているから、目印になって良いんじゃねえかな。

 

それと、希望者には対物ライフルも持たせるようにしている。

 

特に、エルフ、ダークエルフが弓より銃の方がいいと言って銃器を欲しがる印象。お前らはファンタジーの者としての自覚が足りんぞ。

 

腕力に優れるドワーフは、手榴弾の類を欲しがる。なんか知らんが派手に爆発するものが面白いらしい。

 

そして、俺は、新入りに装備を支給したら、他の奴らに武具の類を売る事にした。

 

一人金貨二十枚くらいは持っているのだから、何か買ってもらおう。

 

もちろん、超格安価格で売る。

 

売り物は、魔具の類はもちろんのこと、スキルスクロールや召喚獣なども売る事にした。

 

レアリティはレアを基本に、余っているスーパーレアのものまでしか売らないから安心してくれ。

 

傭兵団員達も、毎日勉強やら何やらをさせているので、賢くなっていて、傭兵個人の金貨二十枚だけではなく、部隊それぞれが貯金している経費から、必要なものを買って団員に与えるということもやり始めた。

 

獣人の茜の朝焼け隊は、経費で《召喚獣:グリフォン》と《剣術D》などのスキルスクロール、武具を買い集めて、組織を強化していた。

 

ドワーフの輝く星隊は、擲弾の類を買い込み、近接攻撃系スキルスクロールを購入。その他にも《召喚獣:ランドタートル》に重機関銃などを取り付けて戦車にしていた。

 

蜥蜴人の跳ねる雷隊は、経費で《召喚獣:ワイバーン》を揃えて、竜騎兵部隊を作った。その他にも《回帰》のエンチャントがかかった投げ槍を揃えて、空中から槍を投げて攻撃するつもりらしい。

 

エルフの銀の静寂隊は、ライフルはもちろんのこと、弓矢を買い、それに爆発物を取り付けて爆弾矢を作ったりしている。そして、隊長格が《召喚獣:ルフバード》を買い、それに籠を取り付けて、巨大戦闘ヘリにしている。

 

魔人などの遙かな轟隊は、魔法系のスクロールによって全体の戦力を底上げし、《召喚獣:ヘルハウンド》のような小回りの利く前衛や、《召喚獣:ジャイアントセンチピード》のような壁になる前衛で隙をなくしていた。

 

……ぶっちぎり世界最強の軍隊だ。

 

でも、ここまでやっても一発逆転の勇者とかいるから、絶対安心とは言い切れないんだよな。

 

俺という前例があるのだから、俺のように万能な能力を持つ勇者が現れるかもしれない。

 

そうしたら、俺も負けるかもしれない。

 

それは困るので、どんどん自軍の規模を拡大して、誰も逆らえない最強集団を作ると同時に、その最強集団も一人で潰せるくらいの強さも得なきゃならないな。

 

まあ……、ぶっちゃけPSYを使えば軍隊一つ程度なら『消滅』させることも容易いから、怖くはないのだが。

 

 




次回作の巻き込まれ転移おっさんは、試験的に、ヒロイン視点での話を増やして、ヒロインのキャラを立たせる努力をしています。

今までのssでは、基本的に、主人公にとってのヒロインとは、単なるトロフィーでありオナホであり……、みたいな扱いだったので、キャラがあんまり立ってなかったと思います。その辺はハーレム系やる夫スレの影響なのかな?

まあ、そんな訳で、思想が違う、四人のヒロインが、それぞれ違う視点から主人公という異常者を見つめて、惚れていくという過程を書いていきたいなあ、と思っています。

巻き込まれ転移おっさんでは、ヒロインという名のトロフィーオナホをぽこじゃか増やさないようにして、その代わり、四人のヒロインの描写をいっぱい書きたいなあ。できるかなあ、やったことないんだよねあんまり。って感じ。

具体的にはこう。

ヒロインその1
外見:貧乳チビロリ
頭脳:アホだけどなろうとか読んでて発想力なんかは高い。成績は低い
精神:強い
思想:主人公とは貸し借りなしの対等な関係として隣に立ちたい。友人とは、相当な事件がない限り仲良くしていきたい。とは言え、何か致命的な事件があれば、仲の良い友人とも絶交してしまうような一面もある。割とプライドが高く、理想も高い
性格:典型的なオタク。チート能力はかっこいいものだと思っている。モンスター相手なら何とか戦える。人はなるべく殺したくない
性癖:優しくしてくれれば特に文句はない
技能:ものまね士、見たことのあるノーマルスキルをコピーする

ヒロインその2
外見:褐色ボーイッシュ
頭脳:優等生。成績もかなり良いが、応用力に欠ける
精神:弱い
思想:人殺しとか、怖いことは出来るだけやりたくない。守ってもらえるなら主人公の愛人でもペットでもなっていいと思っているが、ヒロインその1が反対するだろうと思って、口に出せずにいる。とは言え、流石に娼婦とかは嫌だが。友人関係とか、人間関係が壊れるのは怖い。でも、見せかけは勇気ある男性的な人だと周りからは思われている
性格:勝気で強気。……に見えるのだが、実は結構怖がりでメンタルが弱い。でも、周りの期待を裏切れないタイプなので、頑張ってしまう。戦うのは正直言って怖いのだが、周りの人から失望されたくないがあまり、無理してしまう
性癖:ドM。恋人になったら何でも言うことを聞いてしまうようになるだろう
技能:賢者。古代魔法から時空魔法までなんでもござれ

ヒロインその3
外見:おっとり系ボインボイン美女
頭脳:めちゃくちゃな知識量。主人公より知識量がある。なまじ賢く知識があるので、そればかり重視してしまいがち
精神:少々脆いのだが、冷静
思想:非常に温厚で平和的。何をするにもまず話し合いで……、と言った感じで、末法の世である異世界では致命的にズレている。主人公とは、どうやっても対等にはなれないと思っているので、見捨てられないように努力をする。友人とは仲が良く、例え足を引っ張られても見捨てられない
性格:おっとり、優しい、慈母タイプ。相当ひどいことしても許しちゃう。優柔不断で、甘ちゃん。モンスターであっても、殺生はいけないことだと思っているのだが、命令されたら怖くて逆らえない。逆らえないとなると、一度、相手を本当に殺して良いのか考えて、相手が悪者なら泣きながら殺すが、相手が善人だと殺せないと泣き喚く
性癖:好きな人には奉仕したい
技能:風水師。とっぷう、じわれ、らくばん。それに加えてリアルタイムで更新される衛星地図が見れるマップ作成能力あり

ヒロインその4
外見:日本に移住してきたアメリカ人。ロシア系、金髪、セクシー
頭脳:普通
精神:普通だが、アメリカに住んでいた頃に危険な事件に巻き込まれたことがあり、殺人や暴力が日本人よりは身近にあったので、あまり怖がらない
思想:友人は家族と同じくらい大切にする。主人公も家族同然だと思っていて、家族は助け合うものと思っている。そして、家族を傷つけるものは殺してでも排除する
性格:陽気なアメリカン。馬鹿っぽいが勉強自体はそこそこできる。典型的な金髪アメリカンキャラだが、身内に手を出す奴は絶対に許さないという凄味がある。まあ、殺したら殺したでグロさと感触と罪悪感でメンタルがやられるんだが
性癖:意外とウブだが、ハマると淫乱
技能:何故かニンジャ

こんな感じ。

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