ssは読めるんですけど、エロゲはだるい。
ダーナも適当にボコってやった。
「よぉし!婿にしてやる!」
と懐かれた。
めんどくせーな。
俺はヤれればそれで良かったんだがな。
さて、資材の補給を済ませてから、再びダンジョンへ。
一階層にある転移門をくぐって三十階層の次のセーフエリアにワープだ。
とは言え……、特に描写するほどのことはなかった。
六十階層の転移門に登録して帰還すると、再び地上に戻り、補給と休養を済ませたってだけだな。
もちろん、帰還してからは、俺を除いて全員、血が滾っているというか、興奮状態にあるから、ダンジョン攻略後に全員に押し倒された。
因みに、不妊ポーションというアフターピルみたいなもんがあるので、ヤりまくっても問題ない。
不妊ポーションは、本来なら、ゴブリンやら、卵を産みつけてくるローパーやらに襲われたときに使うものらしいが、その性質から性風俗店でもよく使われているそうだ。
さてさて、なんだかんだで現在は八十階層。
そろそろキツくなってきた頃かな。
俺も結構身体を動かす羽目になって大変だ。
ちょくちょく苦戦するフリを見せながらも、映像映えする魅せ技をかます。
痛いからあんまりやりたくないんだけど、不自然過ぎない程度に傷を負うために、モンスターと交差した時に自分にちょっとだけ錬金をかけて、頬に切り傷なんかをつけて見せる。
いや、だって、この階層のモンスターじゃ、どんなに頑張っても、俺の薄皮一枚すら切り裂けないんだもんよ。
うへー、やだやだ。
自傷なんてメンヘラじみたことしたくないんだがなあ。
俺は自分が好きだ。最後まで俺を愛してくれるのは俺だかだからな。
愛する俺を傷つけるのは忍びない。
しかしまあ、ナルシストって程でもないし、単に自我の消失が恐ろしいだけだ。必要とあらば薄皮一枚くらいなら切ってやるさ。
服も長袖長ズボンだから、痣とかは作らなくていいか。
ま、たまにモンスターの攻撃に当たってやり、ちょっと大袈裟に痛がってやりゃいいだろ。
ほら……、ぶっちゃけた話、俺ってそんなに強くないのよね。
八卦掌には自信があるけれど、ステータスのゴリ押しが基本だし。
いつも、感知した範囲にいる敵に、光魔法で錬金紋を刻んで、錬金をかけて殺してるから、実戦経験が殆どないんだよ。
最初から最強の存在として創り出した七元徳や、勇者アイリン、八神将の方が、『ステータスに依らない戦闘能力』は上だ。
要は、プレイヤースキルってのかな?
PSがそんなに高くないんだよ、俺は。
でも、PSが高い奴らより強い。
何故か?
虚空錬金というチートを使っているからだ。
前提からして違うのだから、PSの差なんていくらでも覆せるだろ?
まあ、つまり、俺は手を抜かなくても、真っ当に戦えばそこそこにミスをするから、演技しなくても敵モンスターと拮抗しているように見えて安心って話だ。
「後ちょっとで転移門までたどり着く!それまで耐えろ!」
ダーナの号令の下、どんどん進んでいき……。
「九十階層のボス、アイアンゴーレムだ!」
九十階層を突破。
再び、転移門に登録を済ませてから、帰還して乱交。
そして、また九十一階層から攻略……。
と行きたいが、問題が一つ。
「カトリーヌさんとリリーベルさん、少し動きが……。体調でも良くないんですか?」
そう、ダークエルフのカトリーヌと、魔人のリリーベルの動きが悪いのだ。
「あ、あの、あのあの、えっと、ですね?」
「坊や、そのね……」
なんでも、生理がきたらしい。
あー、なるほど?
俺は男だからよく分からんけど、なんか大変らしいね?
ふむ……、確か、頭痛や腹痛などと体調が悪くなるんだったか。
えーと、となると、痛み止めとかくれてやりゃあいいか。
具体的にどんな成分が入っているのかは謎だが、マイブリスで販売している痛み止めの丸薬をくれてやろう。
多分ロキソニンとかでしょ。
二人に薬を飲ませると、嘘みたいに症状が消えたと喜んでいた。
ダークエルフや魔人のような長命種の女は、生理の期間が長いらしい。その代わり、生理周期もかなり長いのだが。
因みに、獣人と虫人は生理が短く、鬼人は人並みだそうだ。
その上、ダーナとガギリ、ナーゴは、全く重くないタイプらしく、生理になっても、血は出るが体調はそこまで悪くならないらしい。
カトリーヌとリリーベルの体調が戻ったら、出発するぞ。
まあやるとしたらニトロプラスゲーか、神座万象、シルヴァリオシリーズとかかなあ。あとはランス。
なんかおすすめとかありますゥ?