このパーティの戦力は、俺抜きでも八十階層後半を狩場にでき、命がけで頑張れば百階層もクリアできるだろう。
転移門で、九十階層からスタートすれば、もっと簡単にクリアできるはずだ。
三十階層まで移動して、三十階層の次にあるセーフエリアの転移門に登録して、一旦地上に戻ることを約束して、三十階層を目指す。
まあ、もちろん、そうそう苦戦するものでもない。
鎧袖一触でモンスターを蹴散らし、すぐに三十階層まで到達した。
物資の補給という名目で、一週間後に再集合……、という話になったのだが……。
「ほら来い坊主!ダンジョンでとれたアイテムを換金したら飲むぞ!」
「え?ああ、はい」
これが飲みニケーションってやつか。
めんどくせえな。
行くメリットがないんだが……、あ!そうだ!
酔ったふりして乳揉んでやろ。
「「「「カンパーイ!!!」」」」
木製のコップになみなみ注がれたエールを呷る。
ひゃー、まっずい。
馬の小便とはまさにこのこと。
そもそも、子供の身体にアルコールは良くないな。
こっそり錬金をかけて麦茶にしよう。
麦茶を飲み干して、と。
「折角ですので、マイブリスのお酒なんていかがですか?」
と持ちかける。
ウォッカ、ウイスキー、シードル、ブランデーなどの瓶を出す。
「ほー?俺は酒にはうるさいぜえ?」
ダーナが言った。
まあ、鬼だしな。
「嘘つけにゃ!酒の味なんて分かってない癖に、どばどば飲むにゃ!」
と、ナーゴが非難するっぽく言う。
恐らくは、ダーナの酒癖の悪さに困らされたことがあるんだろう。
「では、ダーナさんには、これで早く潰れてもらいましょう」
そう言って、ウォッカを注いでやる。
「おいおい、これっぽっちで酔うわけねーだろ!まあ飲むけどよ!……あ?くあーっ?!な、何だこりゃ?!」
酔わせて乳を揉む……、いや、やっちまうか。
「さあさあ、皆さんもどうぞ」
全員にショットグラスを配る。
「んにゃああーっ!!き、効くにゃあ!」
「強い」
「す、凄く強いですね」
「強いわねえ!坊や、このお酒、瓶ごとダーナにやりなさい、早く潰してしまいましょ?」
「では、次はこちらを……」
そんなことを言いながら、ガバガバと酒を飲ませる。
すると……。
「うへへへへ……、おおぃ、坊主ぅ!お前どーせ童貞だろ?俺がもらってやるよ!ほら来い!」
「んにゃー!初物の独り占めはずるいにゃあ!君ぃ〜?おねーさんはもふもふで気持ちいいにゃ〜?」
「坊や〜?そんな怖ーい人達より、優しい魔人のお姉さんはどうかしら〜?」
釣れた釣れた。
「ひゃ?!おま、本当に童貞、いや、ちょ、あああああっ!!!」
「んにゃあああああ!!!」
「すごぉい……、若いって良いわねえ!」
「えっ?私もですか……?あ、ひゃあん!」
「ん……、あっ、凄い……」
あーーー。
最高ーーーッ!!!!
冒険者やっててよかったーーー!!!!
ぶっちゃけ、俺は、冒険で心が躍る!とかそんなんは殆どない。
ただ、男として、良い女を食えるのは嬉しいね。
冒険はついで、メインは女だな!
だが……。
うーん、どうせなら、下僕兼性奴隷を飼いたいな。
冒険者の女はどうも、奉仕って言うよりか、貪り合うみたいな感じだから、じっくり傅いてくれる奴隷女が欲しい。
全裸の女をずらーっと並べるやつやりたい。
ほら、馬鹿なお殿様みたいな……。
俺はイマドキの自称フツメン普通の高校生!みたいなのと違って、インポじゃねえからな。
女は食い散らかすし、嘘もつくし、利益があるなら人も殺す。
俺はこういう人間!と胸を張って生きていこう。
当たり前だよなあ?変なことは言ってない。
男なら、普通は女を抱きたいし、自分のためなら嘘もつくし、可能なら邪魔な人間を殺すよな?
俺がそうなんだから、みんなそう思っているはずだ。
そこを、自分の本音にいかに蓋ができるか、その蓋の分厚さを指して、人間性と言うんだよ。
そして、力さえあれば、人間性など不要である。
まあ、こう言う話をすると、性悪説がどうこうだの、心の貧しさがどうこうだの、そう言ったつまらん話を始める馬鹿が湧くのだが、そんな連中に俺は、ジーザス様のお言葉を一つ。
この中で、他人に殺意を抱いたことのないもののみが俺に石を投げなさい、ってな。
書き溜め状況
帰還勇者:5
DDSnet:4
新作、ガチャスキルを得たレンジャー徽章持ちの異世界召喚もの:40くらい?
新作、指輪物語的な洋ゲー風ファンタジー世界に聖闘士星矢的な少年漫画的ぶっ壊れ能力持ちが行く異世界転生もの:8
新作、eraとelonaとciv辺りが融合した戦略陣取り要素ありアクションものファンタジーエロゲをやり込んだ男がゲームの容姿と能力と国ごと異世界転移:5
帰還勇者、DDSnetは書き溜めるように心がけますが、次は必然的に、書き溜めが多く一章まで書けているガチャスキルレンジャーになります。